万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

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2016年07月30日 | 万葉短歌

2010-1101-man0000
万葉短歌0000 開肇献詠
 
訪ぬれば いづれか見ゆる ことなれば
さまよひ入らむ よろづ葉の森  悠山人
 
0000     万葉短歌0000 ShuA000 2010-1101-man0000
 
たづぬれば いづれかみゆる ことなれば
 さまよひいらむ よろづはのもり
悠山人(ゆうさんじん)。
 
    =万葉短歌 開肇献詠=
 
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万葉短歌2179 朝露に2010

2016年07月30日 | 万葉短歌

2016-0730-man2179
万葉短歌2179 朝露に2010

朝露に にほひそめたる 秋山に
しぐれな降りそ ありわたるがね  

2010     万葉短歌2179 ShuE586 2016-0730-man2179

あさつゆに にほひそめたる あきやまに
 しぐれなふりそ ありわたるがね
=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「詠黄葉」(10-2178~2218、四十一首)の第2首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第184首。左注に、「右二首柿本朝臣人麻呂之歌集出」。
【訓注】にほひそめたる(染始)。しぐれなふりそ(鍾礼莫零)。ありわたるがね(在渡金)[03-0364語継金(かたりつぐがね)、04-0529立隠金(たちかくるがね)、など]。

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万葉短歌2178 妻隠る2009

2016年07月29日 | 万葉短歌

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万葉短歌2178 妻隠る2009

妻隠る 矢野の神山 露霜に
にほひそめたり 散らまく惜しも  

2009     万葉短歌2178 ShuE586 2016-0729-man2178

つまごもる やののかみやま つゆしもに
 にほひそめたり ちらまくをしも
=柿本人麻呂歌集。
【編者注】題詞は「詠黄葉(もみち)」(10-2178~2218、四十一首)、その第1首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第183首。次歌左注参照。
【訓注】妻隠る(つまごもる=妻隠)。矢野(やの)[所在未詳、播磨・備後・伊予・出雲のいずれか?].にほひそめたり(尓宝比始)。


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万葉短歌2177 春は萌え2008

2016年07月28日 | 万葉短歌

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万葉短歌2177 春は萌え2008

春は萌え 夏は緑に 紅の
まだらに見ゆる 秋の山かも  

2008     万葉短歌2177 ShuE585 2016-0728-man2177

はるはもえ なつはみどりに くれなゐの
 まだらにみゆる あきのやまかも
=未詳。
【編者注】題詞は「詠山」。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第182首。
【原文】10-2177  春者毛要 夏者緑丹 紅之 綵色尓所見 秋山可聞  作者未詳


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万葉短歌2176 秋田刈る2007

2016年07月27日 | 万葉短歌

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万葉短歌2176 秋田刈る2007

秋田刈る 苫手動くなり 白露し
置く穂田なしと 告げに来ぬらし  

2007     万葉短歌2176 ShuE582 2016-0727-man2176

あきたかる とまでうごくなり しらつゆし
 おくほだなしと つげにきぬらし
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第9首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第181首。脚注に、「一云 告尓来良思母(つげにくらしも)」。
【訓注】苫手(とまで=手[=草冠に店])。動く(うごく=揺)。


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万葉短歌2175 このころの2006

2016年07月26日 | 万葉短歌

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万葉短歌2175 このころの2006

このころの 秋風寒し 萩の花
散らす白露 置きにけらしも  

2006     万葉短歌2175 ShuE581 2016-0726-man2175

このころの あきかぜさむし はぎのはな
 ちらすしらつゆ おきにけらしも
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第8首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第180首。
【訓注】このころ(日来)。萩(はぎ=芽子)。


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万葉短歌2174 秋田刈る2005

2016年07月25日 | 万葉短歌

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万葉短歌2174 秋田刈る2005

秋田刈る 仮廬を作り 我が居れば
衣手寒く 露ぞ置きにける  

2005     万葉短歌2174 ShuE581 2016-0725-man2174

あきたかる かりいほをつくり わがをれば
 ころもでさむく つゆぞおきにける
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第7首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第179首。
【訓注】仮廬(かりいほ=借廬)。我が(わが=吾)。


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万葉短歌2173 白露を2004

2016年07月24日 | 万葉短歌

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万葉短歌2173 白露を2004

白露を 取らば消ぬべし いざ子ども
露に競ひて 萩の遊びせむ  

2004     万葉短歌2173 ShuE581 2016-0724-man2173

しらつゆを とらばけぬべし いざこども
 つゆにきそひて はぎのあそびせむ
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第6首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第178首。
【訓注】いざ(去来)。競ひて(きそひて=争而)。萩(はぎ=芽子)。


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万葉短歌2172 我がやどの2003

2016年07月23日 | 万葉短歌

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万葉短歌2172 我がやどの2003

我がやどの 尾花押しなべ 置く露に
手触れ我妹子 落ちまくも見む  

2003     万葉短歌2172 ShuE578 2016-0723-man2172

わがやどの をばなおしなべ おくつゆに 
 てふれわぎもこ おちまくもみむ
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第5首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第177首。
【訓注】我がやど(わがやど=我屋戸)。尾花(をばな=麻花)。我妹子(わぎもこ=吾妹児)。


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万葉短歌2171 白露と2002

2016年07月22日 | 万葉短歌

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万葉短歌2171 白露と2002

白露と 秋の萩とは 恋ひ乱れ
別くことかたき 我が心かも  

2002     万葉短歌2171 ShuE578 2016-0722-man2171

しらつゆと あきのはぎとは こひみだれ
 わくことかたき あがこころかも
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第4首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第176首。
【原文】10-2171  白露与 秋芽子者 恋乱 別事難 吾情可聞  作者未詳


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万葉短歌2170 秋萩の2001

2016年07月21日 | 万葉短歌

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万葉短歌2170 秋萩の2001

秋萩の 枝もとををに 露霜置き
寒くも時は なりにけるかも  

2001     万葉短歌2170 ShuE578 2016-0721-man2170

あきはぎの えだもとををに つゆしもおき
 さむくもときは なりにけるかも
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第3首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第175首。
【訓注】秋萩(あきはぎ=秋芽子)。とををに(十尾丹)[下記注]。
【編者注-とをを】対応原文の出現は、08-1595十尾二(とををに)、10-1896十緒(とををにも)、-2170十尾丹(とををに)、-2258十尾尓(とををに)、-2315等乎々尓(とををに)、13-3223(長歌)十遠仁(とををに)]。


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万葉短歌2169 夕立の2000

2016年07月20日 | 万葉短歌

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万葉短歌2169 夕立の2000

夕立の 雨降るごとに 春日野の
尾花が上の 白露思ほゆ  

2000     万葉短歌2169 ShuE578 2016-0720-man2169

ゆふだちの あめふるごとに かすがのの
 をばながうへの しらつゆおもほゆ
=未詳。
【編者注】「詠露」(2168~2176、九首)の第2首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第174首。第2句割注に、「一云 打零者(うちふれば)」。
【訓注】夕立(ゆふだち=暮立)。雨降る(あめふる=雨落)。春日野(かすがの)[奈良市春日大社辺]。思ほゆ(おもほゆ=所念)。


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万葉短歌2168 秋萩に1999

2016年07月19日 | 万葉短歌

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万葉短歌2168 秋萩に1999

秋萩に 置ける白露 朝な朝な
玉としぞ見る 置ける白露  

1999     万葉短歌2168 ShuE577 2016-0719-man2168

あきはぎに おけるしらつゆ あさなさな
 たまとしぞみる おけるしらつゆ
=未詳。
【編者注】題詞は「詠露」(2168~2176、九首)、その第1首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第173首。
【訓注】秋萩(あきはぎ=冷芽子)。朝な朝な(あさなさな=朝々)[03-0408朝旦(あさなさな)、05-0904(長歌)朝々(あさなさな)、10-1850朝旦(あさなさな)、など]。玉(たま=珠)[下記注]。
【依拠本注-たま】「玉」は「魂」の表象と見られ、単に美の対象とは当時見られなかったことも、記憶しておいてよいであろう。玉に魂の呪力を見るからこそ、当時の人びとは、玉によって身を装ったのである。


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万葉短歌2167 秋の野の1998

2016年07月18日 | 万葉短歌

2016-0718-man2167
万葉短歌2167 秋の野の1998

秋の野の 尾花が末に 鳴くもずの
声聞きけむか 片聞け我妹  

1998     万葉短歌2167 ShuE574 2016-0718-man2167

あきののの をばながうれに なくもずの
 こゑききけむか かたきけわぎも
=未詳。
【編者注】「詠鳥」(2166~2167、二首)の第2首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第172首。
【訓注】尾花が末に(をばながうれに=草花我末)。もず(百舌鳥)[下記注]。
【編者注-もず】集中の出現は、10-1897伯労鳥(もず)、-2167百舌鳥(もず)、の2か所。


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万葉短歌2166 妹が手を1997

2016年07月17日 | 万葉短歌

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万葉短歌2166 妹が手を1997

妹が手を 取石の池の 波の間ゆ
鳥が音異に鳴く 秋過ぎぬらし  

1997     万葉短歌2166 ShuE574 2016-0717-man2166

いもがてを とろしのいけの なみのまゆ
 とりがねけになく あきすぎぬらし
=未詳。
【編者注】題詞は「詠鳥」(2166~2167、二首)、その第1首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第171首。
【訓注】取石の池(とろしのいけ=取石池)[大阪府高石市東部の池?]。異に鳴く(けになく=異鳴)。秋過ぎぬ(あきすぎぬ=秋過)。


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