登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

日光金谷ホテル裏から鳴虫山

2017年05月31日 09時24分00秒 | 前日光・鹿沼・宇都宮の山
H29年5月30日、鳴虫山を歩いてきました。

以前にぶなじろうさんの山レポから金谷ホテルから鳴虫山の記事をみて、これは良いルートとアカヤシオ開花に合わせて歩いてみようと思っていた。アカヤシオ時期はあっちの山こっちの山と忙しく今年も時期を逸してしまった。だが花はなくとも新緑は綺麗なものと歩いてみようとなった。今回はソロで。
  
日光庁舎P7:25~日光金谷ホテル7:30~790m鉄塔8:10~869m松立山8:25~897m峰8:50~銭沢不動尊分岐8:50~化星の宿9:05~合峰9:40~滝が原峠分岐9:50~10:00鳴虫山10:15~合峰10:35~11:05独標(昼食)11:35~並び地蔵12:10~12:45日光庁舎P
5時間20分の山散歩でした。

登山・花日記  山行記録  地域別山行記録  前日光の山行記録



日光庁舎。


星の宮磐裂神社。小さな赤い社殿が日光金谷ホテルへの坂道の途中にちょこんと建っている。


日光金谷ホテル。創業は明治6年(1873)で日本最古のクラシックリゾートホテル。
正面から入るが利用するわけでもないのに変な緊張がはしる。


ホテルの脇を抜けると女峰山が眺望できる庭園。右の建物は登録有形文化財、


ホテルの裏の駐車スペースから尾根に取り付く。


急な尾根を上がると霧降高原から赤薙山の尾根が見渡せる。今日は温度が高いせいかスッキリとは見えない。


尾根には踏み跡はないがはっきりした尾根形であり迷うことはない。


この尾根のランドマークの鉄塔に出た。


鉄塔基部は日光連山の展望台。写真では写ってないが霧降高原からの尾根が見渡せる。


このような標識も見られた。この尾根から派生したルートもあるようです。


869m松立山。ピークを示すものはなにもないがたぶんここ。


尾根のヤマツツジはすでに終わっている。


897m峰。このピークもなにもないがたぶんここ。


897m峰直下の銭沢不動尊分岐。下山はこのルートからとも思ったが地形図を持ち合わせていなかった。


「化星の宿」と言われる祠


「化星の宿」の先の尾根にも祠が見られる


合峰直下は急登。トラロープが張ってあった。


苔むした尾根を登りきると合峰


合峰(1089m)。ハイキングルートに出た。


滝が原峠分岐。トラロープが張ってあり分かり易い。


山頂直下に立派な階段が設置されている。


鳴虫山山頂。緑一色で花はない。静かな山頂でした。


鳴虫山から独標へ。ここで昼食。


登山道の土は流され滑り易く荒れている。ロープが張り巡らされているが役に立たない。


並び地蔵(化け地蔵)


憾満ケ淵


街中から見上げる登りに使った尾根、鉄塔も見える。


花時期が過ぎた鳴虫山は魅力はないのか、歩くハイカーもなく静かなものでした。
機会をみて他の尾根を歩いてみよう。


殺生石から日の出平~黒尾谷岳

2017年05月29日 06時39分56秒 | 那須岳
H29年5月28日、殺生石から南月山~日の出平~黒尾谷岳を歩いてきました。

先週末に和徹さん(和子さん徹也さんの短縮形)が那須岳を歩き下見してきた。
そのミネザクラ情報から今が見頃かと、和徹さん、ようさんひろさんを誘い歩いてきた。
目的はミネザクラだが、もしかするとシャクナゲも、期待薄だがシロヤシオも・・見られるかもと
ルートは那須五峰と呼ばれる山で、主稜線から外れた黒尾谷岳(くろおやだけ)を繋ぎ、シロヤシオとミネザクラ咲く尾根を歩こうと殺生石から黒尾谷岳への周回とした。

県営無料駐車場7:50~殺生石~湯本/弁天温泉分岐9:00~水場~噴気帯(膳棚)10:25~飯森温泉跡10:30~11:20牛ヶ首(昼食)12:00~12:15日の出平12:25~12:50南月山12:55~14:00黒尾谷14:10~15:05もみの木台登山口
約7時間の花散歩でした。
   
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もみの木台登山口に車をデポ、殺生石からスタート


殺生石手前の県営無料駐車場へ。今日は日曜日で多くの車はこの先の峠の茶屋方面へ向かっている。


和徹さんが用意してくれたグローブを着用し、気持ちを一つにスタート


殺生石の遊歩道を抜け、牛ヶ首へ約5.4キロのルート。殺生石から牛ヶ首までの標高差は900m程あり手強いものがある。


このルート沿いは熊のテリトリー、万が一を考え笛を吹きながら。


大丸(弁天温泉)からの道と合流。ここまではいわば助走路、ここからが山道らしくなる。


ヒメイワカガミとコイワカガミがポツポツと咲いてました。


硫黄臭が漂う崖地の脇を抜け


登山道のはるか下方に硫黄の堆積物が見られる噴気帯(膳棚)


飯盛温泉跡。野趣溢れる温泉であったことが伺われる。


背丈ほどの灌木帯を抜け、ザレた尾根を登ると牛ヶ首。冷たい風をもろに受け歩いていても寒いほど。


牛ヶ首付近のミネザクラは満開。ジャストタイミングでした。








冷たい風を避けて満開のミネザクラのもとで昼食、いつもながら美味しいものをご馳走さまでした。


日の出平へ向かいます。尾根斜面にもミネザクラが咲きそろい、眼下のひょうたん池周辺には残雪も見られる。


日の出平のミネザクラ。蕾も見られるがほぼベスト。多くのハイカーが楽しまれていた。








シャクナゲを期待して南月山へ。期待通りピッチピチのシャクナゲが咲いてました。


私達が着くと同時に白笹山へ降るグループがいた。セとナさんの山の会の御一行でした。
南月山への到着があと1~2分遅れたらすれ違いのもの、際どいタイミングでのセとナさんとの出会いでした。


白笹山への登山道にもシャクナゲが綺麗に咲いてました。


南月山から黒尾谷岳はシャクナゲロード。尾根沿いにず~~と咲いている。ジャストタイミングでした。


















シロヤシオはまだ蕾のものが多いものの花芽は少なく不作のようです。ハルリンドウは随所に見られた。
ハルリンドウとフデリンドウとの違いを和子さんが熱く語ってくれました。


黒尾谷岳。「凄いシャクナゲだね~」と最後の休憩をとり下山する。


別荘地最上部のもみの木登山口に無事下山する。


好天に恵まれミネザクラもシャクナゲもベストなもの、良き仲間と共有できたことはラッキーでした。
和徹さん、ようさんひろさんお疲れ様でした。またの花山行楽しみにしてます。


沢入トンネルから二子山、台石山

2017年05月23日 07時16分18秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
H29年5月22日、桐生の沢入トンネルから二子山、台石山を歩いてきました。

袈裟丸山のメインルートから外れて一般登山道はないが、ネット上にはぶなじろうさんなどその筋の熟練者の山行記録がある。
熟練者のルートは様々で参考とするには初めて立ち入る自分には荷が重すぎる。まずはベーシックな県境尾根を拾いながら往復とする。
例年ですと今頃はツツジの花が咲き、新緑が奇麗なものとのことであるが、今年は多くは期待できないだろうと下見気分で。

沢入トンネル南側入口7:15~鉄塔7:35~峠7:45~三等三角点「二子山」(1160m)9:10~10:05二子平(わらび採り)10:25~二子山・三等三角点(1556m)10:55~11:10台石山(昼食)11:45~二子平12:05~三等三角点「二子山」(1160m)~峠~鉄塔13:50~14:00沢入トンネル南側入口
6時間45分の山散歩でした。

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沢入トンネル群馬県側入口付近の膨らみに駐車


トンネル脇の林道口は林道が崩落しているので金網フエンスで塞がれている。
スリムなカミさんはガードレールとの隙間を難なく通過。心配するには及ばなかった(笑)


林道をわずかに進んだ先に尾根が突き出ている。林道から尾根を見上げると途中に大きな石碑がありここからだと取り付く


大日如来・馬頭観世音の石碑、他にも二基の小さな石碑がある。石碑の裏手の小尾根を登る。道はないが藪もなく歩き易い。


切り通しのような場所から渡良瀬渓谷鉄道の線路が見えた。


さらに登ると鉄塔へ


さらに尾根を登り詰めると小さなケルンが置かれた「峠」らしき場所へ。南北どちら側にも道らしきものがある。
これで目的の県境尾根に乗った。


ここからは県境を示す石柱を拾っていく。先を行くカミさんが石柱を探し、自分が場所を確認しながら。
県界尾根は幅広い防火帯道のような登りとなる。藪がなくて歩き易い。


歩き易く新緑が素晴らしい県境尾根


921Pあたりで、これは何だろう・・石面に「山一二五五」と読めるが標高でもなし??


新緑の雑木林の中にぽつりぽつりとヤマツツジの赤い花が咲き、いいアクセントになっている。


この尾根には巨木も多い


三等三角点「二子山」(1160m)を確認


尾根の高度を上げるにつれ花が点々と見られる。良さそうなものをピックアップし撮ったもの






尾根には風化し裂けたものなど巨石がゴロゴロとある。「〇〇に似てるね」と名つけながら


背丈の低い草地に覆われた開けた平地に出る。二子山を間近に仰ぐ別天地だ。二子平と呼ばれているそうな。
ここにはワラビがもさもさと今が旬、「ワラビ平」と呼ぶのが言い当てているかも。
1組の夫婦がワラビ採りをしていた。写真左が二子山、右が台石山 たぶん


休憩を兼ねて少々頂いてきた。


二子平から地形図上の破線に沿って急な山腹を登り尾根上に出る。ここが今日のコースで一番の急登だ。
二子山へはもう一段、背丈の低い笹原の急坂を上がる。三等三角点「二子山」。花はすでに終わっている。
疎らな樹林の間から袈裟丸連峰や皇海山が眺められる。小丸山に向かう稜線には道型があるが今日の予定は台石山へ。


二子山の東峰(通称、台石山)に向かう。雑木林とカラマツ林の境界を下り、笹が下生えのカラマツ林の急斜面を適当に登る。


台石山山頂。地形図上では無名峰。疎らな樹林の間に露岩が点在し、休憩に持ってこいの頂だ。
樹林の切れ間から、袈裟丸山、皇海山、庚申山、男体山にかけての眺めが良い。これでヤシオが咲いていれば最高んなんだが・・


テーブル状の大岩。「あ~疲れた」と寝転がる。
平地では真夏日とのことだが山頂では爽やかな風が吹き心地よい。二子山よりも居心地が良い山である。


鋸山、皇海山、庚申山、男体山。手前の林はシロヤシオ、花芽も少ない


腹を満たしコーヒーを飲み、さあ~戻ろうと下山する。台石山の直下にも平坦な石がある。


県境尾根へショートカット


下山は往路を戻るが三等三角点(1160m)の先で南に緩く下る枝尾根に引き込まれ易い。下山は注意しないと・・


尾根にはあちこちに露岩があり、ロックガーデンのよう




ヤブもなく気持ち良い尾根で期待以上のものでした。花があればさらによかったものでしたが。
次の機会の楽しみにしましょう。


寂しい咲き具合の羽黒尾根のツツジ

2017年05月20日 07時15分20秒 | 日光連山
H29年5月19日、女峰山山麓の羽黒尾根・黒岩尾根を歩いてきました。

昨年の素晴らしいヤシオが忘れられず今年も行こうとなった。
今年のシロヤシオは不作と言われていて、期待はできないが・・・

昨年と同じルートで寂光の滝~羽黒尾根~黒岩(往復)~黒岩尾根~滝尾神社
一緒するのは和子さん&徹也さん、ようさん&ひろさん

今年は昨年よりも5日遅い(昨年は5月14日)もの。参考までに昨年のレポは⇒こちらから

寂光の滝駐車場7:25~935P祠8:05~1122P~1314P~雨量計10:05~羽黒尾根分岐10:45~11:00露岩尾根(昼食)11:30~12:05黒岩遥拝石12:15~黒岩12:20~羽黒岩分岐~15:05滝尾神社駐車場
約7時間半の花散歩でした。

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寂光の滝駐車場。東照宮裏手の瀧尾神社に車1台をデポし寂光の滝駐車場に移動。


薄暗い尾根を登り935P附近へ。ヤマツツジの森は寂しい限りの咲き具合






先へ行くも同じようなもの。時折、このようなヤマツツジも見られるが・・


この附近からはシロ、アカ、ムラサキと咲き乱れる所だが・・・ミツバツツジは終わっているものが多い


シロヤシオはわずかに見られるが、時折このような樹もある。






シロヤシオの森のお休み所、昨年もこの倒木に腰を掛けお花見だが、今年は花はサッパリ・・


日光男体山も眺望できるが、この後次第に雲に隠されてしまう。


時折、素晴らしい咲きっぷりのミツバツツジも見られる




この尾根のランドマークとなる雨量計


さらに標高を上げるとまだアカヤシオが見られる。例年ですとアカヤシオは既に終わっているが・・






黒岩尾根ルートと合流、黒岩を往復しようとなった。
黒岩遥拝石。ガスっていて展望はなし。
ミネザクラは固い蕾、ユキワリソウは花芽をつけているが開花はまだ先。昨年はわずかであるが花が見られたが・・


花芽を伸ばしたユキワリソウも


黒岩尾根を下山です。水場付近のヤマツツジは蕾状態


標高1050m付近のヤマツツジの園
登山道を離れてヤマツツジの園をウロウロする。ほとんどが蕾だが開花しているものは鮮やかです。










標高1000m附近のズミ。この辺りでやっと開花している。


最後の休憩、滑り易い下山道を慎重に、無事に瀧尾神社に戻った。


和子さん&徹也さん、ようさん&ひろさんお疲れ様でした。
目的のツツジは肩透かしでしたが、こんなこともあるでしょう。次の機会に期待しましょう。

シモンさんと山探検・三鈷室山

2017年05月14日 18時59分45秒 | 日立、北茨城の山
H29年5月14日、シモンさんの「茨城の山探検」(第60回)に参加した。

今月の「茨城の山探検」は福島県側から塙ふれあい遊歩道と三鈷室山をつないで自然林の中を周回するもの。
今回のルートでは遊歩道として整備されているのはナラの木~源流清水まで、その他のルートは未整備で高低差もなく顕著なピークもない。
同じような景色が続くところなので、地形図でしっかりと現在地を確認して歩くことが必要な山域です。
素晴らしい自然林の中を、散策できることを楽しみにしていた。

木材集積地8:30~9:15ナラの木9:20~9:40源流清水9:55~11:20三鈷室山・昼食12:00~12:55木材集積地
約4時間半の山探検でした。

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山探検のルート図(シモンさんの計画図)


今日の天気は晴れ間も期待できる予報であったが、雨具をどうしようかと迷うほどの細かい霧雨。迷ったが着用するか~
20人ほどの山探検仲間が集まった。木材集積地の一角に駐車。平日は作業をしているので駐車は??


早速、グリーンシャワーの森の中へ。雨に洗われた森は綺麗ですね~


足もとにはヤブレガサの群生も見らえる


バイケイソウの群生も


ナラの大木。休憩です。


ふれあい遊歩道に出て源流清水へ。新緑の森へ吸い込まれて行きます。


源流清水(仙女の泉):ブナの大木に根元の岩の間から清流が流れ出ています。




三鈷室山へ向かう尾根道の自然林、紅葉時季にこの附近を歩いてみたいもの、今秋にでも・・


県境尾根沿いに登り三鈷室山へ。ここで昼食。山頂の無線通信施設は解体撤去され更地状態です。




新緑の森の中を下山です。


途中、綺麗なヤマザクラが咲いてました。


山菜を頂きながら下山です。、
それぞれにお気に入りの山菜を引っ提げて。料理のノウハウを聞きながら


木材集積地に戻ってきました。


最後まで陽ざしは得られませんでしたが、自然林の新緑を楽しめました。
シモンさん参加者の皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。


蕗平から夕日岳~地蔵岳

2017年05月12日 21時08分36秒 | 前日光・鹿沼・宇都宮の山
H29年5月12日、蕗平(ふきたいら)から夕日岳~地蔵岳を周回した。

かねてより歩きたいと思っていた夕日岳新道・地蔵岳南尾根を歩いてきました。
夕日岳から地蔵岳までは明瞭な登山道であるが、その前後のルートは踏み跡も期待できず尾根を拾いながらのものと念入りに準備した。
夕日岳新道は、登山口標高が463m、夕日岳1526.2m 標高差1063.2mとハードなルート。
夕日岳新道は歩かれるハイカーも少ないと見え踏み跡は消え、随所にみられる朽ちかけた名板のみが辛うじて登山道の面影を残している。
目的のアカヤシオは夕日岳山頂付近で何とか間に合った。

蕗平P6:55~林道7:05~尾根取り付き7:20~7:55△905.6P(8:00)~1071P(8:30)~ヒラッ平1140m(8:45)~(9:05)1294P(オオボッチ)9:10~胸突9:30~10:20夕日岳(1526.2m)10:30~三ツ目10:50~11:00地蔵岳1483P・昼食11:30~1245P(12:00)~△1221.9P(12:20)~(12:50)1037P(12:55)~821P(13:25)~林道13:50~(ワラビ採り)~14:30蕗平P   
約7時間の山遊び+ワラビ採りでした。

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自宅4:50発~蕗平P6:50分着。一般道89km。
数台分の駐車スペースがある。駐車位置の真向かいが登山口。熊出没注意の表示がある。


お地蔵様の裏手から登る


歩き始め早々、登山モードになりきってない身体には初っ端からの急登は辛い


地形図には載ってない林道に出た。尾根は林道により切り裂かれている。この林道はピークを巻いていると読んで林道を行く


読み通り林道はピークを巻きさらに先に進み尾根へ取り付く。林道の取付からは植林地内の厳しい登りを進む。


三等三角点「草久」905.6m。急登が続き休ませない尾根、小休止


本モミ?


1071P。テープの間に1071Pと書かれていた。


ミツバツツジがわずかに見られる程度で花つきは良くない


ヒラッ平1140m。急峻な尾根が続く中で一時の平らな尾根であった。


1294P(オオボッチ)。ここまでの尾根でのアカヤシオはすでに終わっていた。小休止


オオボッチから先はヤセ尾根が続く


胸突。なるほどこの先の尾根は岩場の急登、胸突き八丁の意味か


平坦な尾根に出るとアカヤシオが綺麗に咲いている。


正面に見えるピークは夕日岳の肩の部分か


アカヤシオと見間違うほどの鮮やかなヤマザクラです


花つきは良くはないが綺麗ですね~


夕日岳山頂に近づくにつれ鮮やかが増してくる。




夕日岳山頂(二等三角点 河原小屋1526.2m)。2組のハイカーが休憩していた。「どこから登ってきたの」とびっくりされた。
朝のうち晴れていたものの次第に雲が広がり日光連山もスッキリしない。
夕日岳には予定より早く着き余力もあることから計画通り地蔵岳廻りとする。


昼食は地蔵岳でと出立する。三つ目までの尾根もアカヤシオが良い




三つ目から地蔵岳までは全く花は見られない。
地蔵岳山頂1483P。ここで昼食とするが雲行きが怪しくなり寒くなってきた。こんな予報ではなかったが・・


地蔵岳からは南尾根を1000m強を降る。尾根にはテープはないがストックのポールのようなものが石柱の脇に立ち良い目印となった。


1245P。祠が祭られていた。この先の尾根の要所にもあり修験道の尾根なんですね。


ここにも


尾根途中の岩場から振り返ると遠くに夕日岳


三等三角点 古峰原1221.9P。ここから先の尾根には目印となったポールはないが小さなテープが目立たぬようポツポツとある。




1037P。ここまで下りれば後わずか小休止とする。






なんの表示もないが821Pかも?


どのあたりから尾根から外れて降りようかとウロウロ。よしここから降りようと急な斜面をジクザクに


植林地上部に出て林道へ


林道に出てホット一息。林道沿いのワラビに眼が止まり疲れを忘れてしばしワラビ採り。雨にも降られず無事に駐車地に戻った。


アカヤシオも見られたし、自然の恵みのワラビも採れたし良い山遊びでした。
このエリアの山は楽しみ多いもので次の機会も楽しみです。



県民の森からミツモチ山

2017年05月07日 20時43分10秒 | 大佐飛・高原山・塩原
H29年5月7日、県民の森からミツモチ山~大丸のアカヤシオを見てきた。

GWも最終日、道路渋滞もなかろうと高原山へ。目的はアカヤシオ。
県民の森から取り付くのは初めて、広大な県民の森は道路が交錯し分かりにくいが以前に管理事務所から頂いた案内図と地形図を頼りに周回した。
目的のアカヤシオは、ミツモチ山は標高の低い所はほぼ終わりでしたが山頂に近づくにつれ良い状態で見られた。
大丸のアカヤシオはグッドタイミング、花付きも良く素晴らしい花園でした。

育樹祭記念緑地駐車場7:50~登山口8:05~ミツモチ山9:30~9:50大丸10:20~10:50ミツモチ山・昼食11:30~第2展望台12:00~12:35育樹祭記念緑地駐車場
約4時間半の花散歩でした。

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全国育樹祭記念緑地駐車場。ミツモチ山斜面に点々と赤くアカヤシオが見える。
見頃を過ぎたかと思っていたが、まだ見られそうと一安心


車道沿いは新緑に混じってヤマザクラが見られる。


駐車場から1キロほどで登山口。道標あり


最初は植林の暗い尾根、これを過ぎるとブナの巨樹が点在する明るい尾根となり気持ち良い。


アカヤシオは標高1000m附近までは花が散り終わっているが、標高を上げるにつれまだ見られる。












ミツモチ山までは出会うハイカーもなかったが、ミツモチ山に出ると急にハイカーが多くなった。
ミツモチ山の三等三角点「大間々」を確認し、次の目的の大丸に向かう。


大丸。お~咲いてる咲いてると花園に踏み入ると、リンゴさんとchikoやんに出会った。
chikoやんとは朝方に道の駅やいたで出会い情報交換、リンゴさんと大丸に来るのは分かっていたのでもしかしてと思っていた。


リンゴさんとchikoやんとお別れし大丸のアカヤシオ斜面を周回する。
大丸のアカヤシオは花の色が濃く花つきも良い。最高の状態で見られラッキーでした。






















大丸のアカヤシオに満足しミツモチ山に戻る途中で、カタクリを撮影中の守谷からというご夫婦に出会った。
カミさんが話しかけたところ自分のブログをみて頂いているとのこと。
穏やかで仲が良く、お手本となるご夫婦でした。またどこかでお会いできることでしょう。


仲良く寄り添ったカタクリ


ミツモチ山でブロ友と休憩中のリンゴさんとchikoやんにまた出会った。


下山路は林道沿いに展望台へのルートとする。
第二展望台は立ち入り禁止となっていた。


展望台付近はヤマツツジの園ですがまだ固い蕾でした。


展望台からは育樹祭記念緑地へのルートとするが花もなく変化も乏しいので山菜取りに変更
登山道を離れ尾根をショートカット、サンショウやタラの芽を頂きながら下山。


素晴らしいアカヤシオに癒され、そして出会いもあり良い一日でした。


雨巻山テンプラパーティ

2017年05月03日 21時03分12秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
H29年5月3日、いくべ会のお・も・て・な・し テンプラパーティが開催された。

大川戸駐車場に集合し食糧等を分担し荷揚げ。
準備を終えた所で集合写真


売り切り御免の11時オープン、オープン早々から12時過ぎまでテンプラコーナーは途切れることがない長蛇の列
その他の食物もテーブルに載せきれないものでしたがすべて売り切れ


オープン準備中。お茶の接待コーナーのしーちゃん余裕の表情です。


テンプラシスターズ。食材を準備する人、揚げる人、手際よくオープン前から大忙し


テンプラ以外の多くのものが持ち込まれ並べられた


以前にも増して盛況に終わった。テンプラパーティは雨巻山を愛するハイカーに広く知れ渡りつつあるものですね。
いくべ会の皆さん、関係する皆さんご苦労様でした。


笠間ツツジ園
雨巻山テンプラパーティに参加する前に笠間ツツジ園に立ち寄った。
ツツジは8分咲きとのこと。











アカヤシオ・枡形山

2017年05月02日 20時49分13秒 | 大佐飛・高原山・塩原
H29年5月2日、アカヤシオスポットと知られている桝形山を散策してきました。

アカヤシオの開花は遅れているとのこと。昨年の枡形山アカヤシオレポは⇒こちらから
花の様子が分からずダメもとで出かけたが、アカヤシオは活き活きと花付きも良く素晴らしい花園でした。

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冷たい風が吹き一枚多く羽織っての出発
蕾もあり花を見るには良いタイミング。今日は枡形山の花探検、支尾根を行ったり来たり




昨年と同じような所でスリムになったなためさんと出会った。
カミさんが「今日はなためさんと出会うかも」と言っていたが・・こんな偶然もあるんですね。


志尾根の標高を下げるとまさに花園でした












































尾根に戻り、目玉おやじにご挨拶


元気なカタクリも見られる。キクザキイチゲは開花準備中でした。


静かな枡形山山頂


なためさんとの出会いもあり、アカヤシオの花園も見られ満足な一日でした。
これからはシロヤシオに期待です。


アカヤシオ咲く田沢奥山

2017年05月01日 07時43分22秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
H29年4月30日、桐生市の奥山林道起点から田沢奥山を歩いてきました。

山仲間のでんさんの一押しの花園、アカヤシオを見に行こうとの誘いに一緒させて頂いた。
今年のツツジは昨年と比べて遅れ気味とのことで気をもむことであったが、偶然にも昨年の山行と同日となった。
アカヤシオは1000m付近まではドンピシャリ、鮮やかな活き活きとした花を存分に楽しめた。

田沢林道起点付近P7:15~ピーク(843m)8:00~11:10ピーク(1215.7m・昼食)11:50~ピーク(1119m)12:55~ピーク(979m)14:35~16:05奥山林道起点付近P。 時計回りの周回ルート。約9時間の花散歩でした。

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林道の膨らみに駐車。でんさんご夫婦の案内でようさん&ひろさん、私達の6名が参加


林道から植林された尾根を登ると843mピークへ。図根点がある。ヤマツツジが多い所であるがまだ固い蕾


843mピークを越えるとアカヤシオが見られる。


向かい側の尾根の斜面にはアカヤシオが点在している


早速、尾根の両側にアカヤシオが見られる。花つき申し分なし


展望の良い露岩に出ると赤城山方面の眺望が素晴らしい。山頂付近は少し雪が残っているようだ。


この先の尾根にもアカヤシオは途切れることなく楽しめる。ジャストタイミングです。








1215.7ピーク手前の尾根の露岩から下方の尾根を覗きこむとコブらしきピークはヤシオに包まれている。


休憩していると1215.7ピークから下山してくるグループがいた。そのリーダーはでんさんのブログ仲間とのこと。


1215.7ピーク。三等三角点「小中」。1100m附近を越えるとアカヤシオはまだ蕾。ここで昼食、でんさんの花豆、絶品でした。
ピークの樹林の間から袈裟丸山が見える。群界尾根には白い一筋、雪が残っているようだ。


1215.7ピークから下山路ルートに入り標高を下げるとアカヤシオ尾根


アカヤシオは淡い紅色が主であるが、この花は濃い紅色ですね~


春の陽ざしが射す気持ち良い尾根、良い感じです。


1119mピーク。この附近のアカヤシオは圧巻です。












アカヤシオの花は枝先に5弁輪生状につけるものですが、この花は8弁もある。珍しいですね~


もうアカヤシオはないのかな・・・まだまだ続きます。陽に映えてキラキラと輝き見事なものです。


















大木の朽ちた幹の中に入り込み遊ぶ二人










遊び疲れた3人


アカヤシオの尾根から伐採された尾根を降り無事に駐車位置へ戻った。


好天のもと存分にアカヤシオを楽しめました。
でんさん夫婦、ようさんひろさんありがとうございました。ご馳走様でした。
またの機会を楽しみにしてます。