登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

黄金の落葉松・浅間山

2018年10月22日 19時37分05秒 | 草津・菅平・志賀高原
H30年10月21日、群馬・長野県境の浅間山を歩いてきました。

年に数回しかないと言われる絶好の好天に恵まれたこの日、ようさん&ひろさんの企画した紅葉の浅間山山行に和子さん&徹也さんと自分が一緒させてもらった。
前日の浅間山は降雪であったとのことで冠雪した浅間山と黄金の落葉松の組合せは自然のなせるワザ、素晴らしい一日になるであろうと予測できスタートした。

車坂峠6:50~表コース~槍ヶ鞘~トーミの頭8:20~草すべり~9:10湯の平9:20~10:40シェルター(昼食)11:10~賽の河原~12:30Jバンド12:40~仙人岳12:50~蛇骨岳13:10~14:05黒斑山14:20~中コース~15:30車坂峠
8時間40分の山散歩でした。

 山行記録   地域別山行記録  浅間山記録

自宅3時30分発、車坂峠6時25分着。自宅~笠間西IC~横川SAで朝食~佐久平(集合)~佐久北IC~車坂峠


駐車した林道から草津方面。
車坂峠は早朝から激混み、駐車場所を見つけながら登山口から離れるように林道へ


高峰高原ホテル前から、雲海に浮かび上る八ヶ岳


表コースから振り返ると水ノ塔山、東西の篭ノ塔山


槍ヶ鞘。ここで初めて冠雪した浅間山がド~ンと見える。


トーミの頭から槍ヶ鞘、その先に八ヶ岳


トーミの頭


凍結した激下りの草滑りを降る。


草滑りから見る浅間山は雄大である。


落葉松が陽に映え輝き素晴らしい


湯の平付近からの落葉松林


青空に映える落葉松林


落葉松林越に外輪山の尾根


前掛山へは雪が踏み固められ滑り歩きにくい。


四阿山の尾根もすっきりと


シェルター前に着いた。昼食とする。
ここから前掛山まではわずかであるが、まだ慣れてない雪道で時間が押してきていることもありここから戻ることにする。


賽の河原を突っ切り


賽の河原からの浅間山


外輪山への取り付き


外輪山への取り付き口付近は草木も紅葉し綺麗ですね~




Jバンドを登り


鋸山を背に、右奥の端正な山は浅間隠山かな、その右奥は榛名山、さらにその奥は赤城山かな


外輪山の尾根からは浅間山の裾のまで雄大である。


仙人岳の三角点をチェック


何度も浅間山を撮る


黒斑山で集合写真
浅間山の雄姿を焼き付け中コースを降り無事に戻った。


ようさん&ひろさん、和子さん&徹也さんお疲れ様でした。
好天のもと落葉松の黄葉と素晴らしい眺望を共有でき良き一日でした。


紅葉・安達太良山

2018年10月14日 15時57分20秒 | 安達太良・磐梯・吾妻
H30年10月13日(土)、安達太良山を歩いてきました。

安達太良山の紅葉も見頃とのことで、久しぶりに奥岳登山口から。
約半年ほどのブランクがあるカミさんと一緒する。
カミさんはまだ回復していないがゆっくり歩いて紅葉をみてこようと

無料駐車場6:35~奥岳登山口6:45~鳥川橋~勢至平8:15~8:45くろがね小屋9:05~峰の辻9:40~10:10安達太良山10:20~11:50薬師岳(昼食)12:20~五葉松平~13:40奥岳登山口の反時計回りの周回
約7時間の山散歩でした。

山行記録  地域別山行記録 安達太良山記録

自宅3:45発~水戸IC~安達太良SA(朝食)~二本松IC~奥岳駐車場6:25着 191Km。
安達太良SAに入ると「おっ徹也さんの車だ.安達太良山かな」、休んでいる様子なので声をかけなかった。
後で電話すると塩沢口から周回とのこと。

ロープウェイ駅付近の奥岳駐車場は紅葉時期は有料(1000円)、その数分手前に無料駐車場があり利用した。
親切にも係員が案内してくれた。


無料駐車場をスタート


幅広のバラス道を進むと左に案内板が見えた。勢至平からくろがね小屋方面へ向かう。


鳥川橋を渡る(橋手前が遊歩道との合流点)


馬車道と旧道が並行してつけられているが、馬車道を行く。
馬車道から振り返り薬師岳を見る。ロープウェイが運行している。


勢至平付近から鉄山


塩沢ルート合流地点付近から紅葉の森へ


前面に紅葉の斜面が広がる。




くろがね小屋も紅葉に包まれる。




アップしてみると紅葉がさらに綺麗だ


くろがね小屋で休憩




くろがね小屋附近を散策して戻ろうと思っていたが、まだ歩けそうと山頂へ。


峰の辻付近にくるとガスが出て視界が悪くなる。


山頂は多くのハイカー、ピークへは渋滞行列


山頂から薬師岳への山道は登る人降る人で大渋滞


やっとのことで薬師岳。遅い昼食とする。展望所であるがガスで見通しがきかない。
薬師岳から五葉松平方面に下山


五葉松平は岩場で周辺には五葉松が多い


草紅葉のスキー場を下り奥岳に戻った。
駐車場に戻ってくると車でいっぱいになっていた。


好天のもとでの紅葉を期待したが9時過ぎにはガスが出て眺望は得られなかったのは残念。
それでも久しぶりにカミさんと歩け良かった。が回復するにはまだ時間がかかりそう


深沢古道・赤倉山

2018年10月08日 19時58分21秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
H30年10月7日、足尾の赤倉山を歩いてきた。

峠道に挟まれた山日光の中宮祠と足尾の間藤を結ぶ二本の峠道、つまり久蔵沢に沿って歩く阿世潟峠道と、深沢に沿って歩く半月峠道に挟まれた山、それが赤倉山(1442m)。登山道はなく笹尾根を歩くものだが花時期にはアカヤシオも咲くとのことで、下見がてら歩いてきた。

深沢P7:05~深沢林道終点7:30~神社跡8:25~赤倉山(1442P)9:35~展望地(往復)9:50~10:30大畑山(1446P)~茨倉山(1514P)10:55~林道出合11:05~七曲がりへの分岐~12:10神社跡(昼食)12:25~深沢林道終点12:50~13:05深沢P
6時間の山散歩でした。

 山行記録  地域別記録  足尾山塊記録

ハイキングコースではありません。


足尾町深沢から廃屋の間の細い坂道を上がり駐車。
この先、深沢林道は距離は短いものの結構な悪路、普通車などは無理をせずに。


深沢林道終点広場は10台程度駐車出来そうな広さ。
広場からは深沢に降りる。


林道終点から下った箇所にある渡渉ポイント
広場から下るとすぐに深沢の流れに突き当たる。飛び石伝いに右岸に渡る。


深沢の右岸に渡ると立派な道の痕跡を辿る。半月道と呼ばれる古道で、往時は茶店もあって活況を呈したとのこと。山側は巨岩累々とした斜面。半月道は深沢の流れに沿って上手に建設された水平道だが、山側から崩れ落ちる土砂によって次第に廃道に向かいつつある荒れ方だ。


道端の岩に何やら文字が書いてあるのを見つけた。石墨で書いたらしく、雨が当たらない岩陰にあるため大部分が読み取れる。
よくよく見ると「古峯山参拝記念・・・」と。昭和12年、千葉県の方のようです。


敷石された立派な道が続く。石組みの擁壁や石畳になっている区間もあり、往時は整備された道だったことが窺える。


目の前に現れた立派な石垣は深沢神社跡。ここにも茶店があったそうです。
神社前の広場に建つのは深沢雨量観測局


既に歴史的遺構となりつつある神社


尾根への取り付き口。神社跡の位置よりゴロゴロ石の谷沿いを行く。


谷筋から尾根に取り付くが急斜面


明るい雑木の尾根道に出た。下草が無いので快適尾根。


赤倉山山頂直下の笹尾根。腰位の深さが続く。


赤倉山山頂。17年ぶりの赤倉山であった。
ぐるりと見渡しても山頂を示すものはないが標高、位置からして山頂に違いない。


赤倉山から少し西の尾根を行くとヤシオの尾根であった。


そして素晴らしい展望が広がる。
古峰高原の尾根も。電波塔の方塞山も見える。


尾根の反対側には大平山~社山の尾根。
社山の南陵尾根が眼の前に広がり尾根の様子が思いだされる。


赤倉山山頂に戻り三等三角点を探すが見つからなかった。


山頂から北方向に笹尾根を行く。赤倉山北のピーク付近より男体山と半月山


中倉尾根越に皇海山


樹林が途切れた部分からは古峰ヶ原から夕日岳への稜線


ダテカンバと笹尾根の組み合わせが素晴らしい


紅葉はまだまだ


奥は古峰ヶ原から夕日岳に続く尾根、手前の道路はこれから歩く神子内林道


大畑山手前の小ピークから東の支尾根を歩いてみると紅葉の素晴らしい斜面があった。


大畑山山頂。山名板はなし


茨倉山への尾根はいくぶん紅葉が進んでいる




茨倉山山頂。奥に男体山、手前右に半月山


半月山をアップ、駐車場も確認できる。


落葉松林を降り


作業道に出る。


舗装された林道に出て、林道を降る。林道沿いにはヤシオが多い。


七曲り分岐付近。明瞭な分岐ではなくパス、林道を降る。


中倉山の尾根の絶景地


林道から深沢への尾根を降る。


深沢に降り立つ


深沢雨量観測局に、尾根取り付き口に戻った。


かつらの樹のもとで昼食。深沢林道を戻り駐車位置へ


好天のもと気になっていた尾根を歩いてきた。
次の機会にはアカヤシオ時期に歩いてみたいものです。


学校口コース・備前楯山

2018年10月03日 19時54分00秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
H30年10月3日、足尾の備前楯山を歩いてきた。

足尾町商工会のHPに備前楯山の6コース(船石峠コース、本口沢コース、学校口コース、有越山コース、小滝の里コース、金龍山コース)が紹介されている。
ポピュラーな船石峠コース以外は登山道、標識等の設備はないとのこと。
船石峠コースしか歩いたことがなく新たな足跡を残そうとまずは学校口コースを歩いてみることにした。

間藤駅P7:00~旧本山小学校7:15~金龍山コース分岐8:50~石垣山(1106P)9:05~太田峠9:25~備後楯山10:10~10:15備前楯山(1272.5P)10:40~舟石峠11:10~舟石林道~12:20間藤駅P
5時間20分の山散歩でした。

 山行記録  地域別記録  足尾山塊記録

ハイキングコースではありません。


間藤駅P


間藤駅付近から見上げる学校口コース
足尾町商工会のHPに紹介されている案内によると手前の鉄塔の左の尾根を登り稜線に出るとのこと


旧本山小学校裏から取り付く


雑草が生い茂り道型はない


堰堤の脇を抜けると尾根に出る。


これ幸いにと尾根に取り付くと大岩に行く手を遮られる。尾根を間違えたようだ。地形図を見ると二つ目の堰堤群の左の尾根に取り付くものであったが、二つの堰堤群の間の尾根に取り付いてしまった。いち早く藪を抜けようと思ったためのミス


目的の尾根に乗った。まずはこの稜線のピークを目指す


ルートミスし取り付いた尾根を右に見る。


眼下に旧本山小学校を見る。


ヤブを過ぎるとなかなか雰囲気のいい岩尾根が続いている。


突然この岩峰が立ちふさがり、ここは左から巻いて


また岩峰が立ちふさがり、ここは右から巻いて急な尾根を登る


金龍山コースとの分岐に。金龍山コースの核心部がこのヤセ尾根。次の機会にはこのルートを歩いてみよう。


ヤブの中に石垣山(1106P)


ようやく備前楯山が見えてきた。中央付近のピークが備前楯山、その左のピークは備後楯山と名が付いている。
ここからの尾根はヤブはなく歩き易い


鞍部は太田峠とか


ガレ場を登り切った所で小休止


主稜線に出たところが有越山コースと合流。


備後楯山付近ではいくぶん紅葉が見られたがまだまだの様子


備前楯山到着。17年ぶりの備前楯山でした。
展望が素晴らしく日光の山々が一望できる。


西から南へぐるりと見渡すと
左に袈裟丸山、右奥にちょこんと皇海山


その右にはオロ山~中倉山


さらにその右には大平山~社山、男体山


さらにさらに右には薬師岳~地蔵岳


山頂から歩いてきた尾根を見ることができる。
船石峠へのルートを下山する。


下山路の落葉松尾根が美しい


舟石峠駐車場に着いた。ここからは舟石林道を、駐車位置までは約7キロ。


舟石林道は一部に崩落があり乗用車タイプは厳しいかも


足尾の街の道路沿いにも空き家が多い。住めば都と言うが辛い気持ちが伝わってきます。


岩尾根や岩峰もあり、変化のあるコースでしたが誰とも出会うことがない静かなものでした。
紅葉や花の時期も良いかも、そのうち別のコースも歩いてみようと思っています。