登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

アカヤシオ・井戸湿原

2018年04月27日 06時45分22秒 | 前日光・鹿沼・宇都宮の山
H30年4月26日、井戸湿原のアカヤシオ群落を観てきました。

方塞山の界隈は以前に何回か歩いたが19年ぶりの再訪、記憶はほとんど残ってない。
数年前に山で出会った方に井戸湿原のツツジは素晴らしいと教えて貰ったことがあったが、
アカヤシオ咲く時期はあっちこっちの山と、後回しとなっていた。
今年は例年にない暑さが続き花が一斉に咲き始め足早に過ぎて行く。
これまでの花情報は役にたたずそれでは観たことがない井戸湿原のアカヤシオをとなった。

古峰神社P7:20~三枚石新道取り付き7:25~9:05三枚石9:20~方塞山9:35~横根山10:20~井戸湿原10:30~五段の滝10:40~11:20象の鼻展望台・昼食11:55~前日光ハイランドロッジ12:15~方塞山12:50~三枚石13:10~古峰ヶ原湿原(高原)峠13:40~(車道:5Kmチャリ)~13:55古峰神社P
6時間半の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  前日光・鹿沼の山行記録

4時45発、古峰神社6時45着 一般道91Km。古峰ヶ原湿原(高原)峠にチャリをデポ


広~い古峰神社駐車場。朝方閉じられていたが7時から利用できるようである。


いざ三枚石新道へ。健脚向けとの道標あり。


小さな沢を越える。


尾根に取り付くとミツバツツジが満開


ミツバツツジが点々と咲く尾根だが急登が続く


1000mを過ぎるとミツバツツジは蕾、シロヤシオも蕾、アカヤシオは終了


これは5枚石か・・


苔むした森の中、北八っぽい雰囲気


三枚石。この石は記憶が残っているが周囲には多くの仏像がある。以前にはなかったような・・


ここから先は方塞山までなだらかな道、花はない。
だが、登り始めに良かった天気も、さえない空模様になってしまった。まぁ仕方がない。


方塞山。電波塔がたつ山頂、ベンチがあり休憩ポイント
このピークから横根山にかけて牧場の柵ぞいに登山道が続いていて眺望は良いが花はない。


振り返り見ると右に方塞山。遠方に左から赤城山、袈裟丸連峰が連なる。
牧場の牛たちは一頭もみられない里帰りしているのかも


横根山山頂。展望はない。


井戸湿原の入口に東屋がある。
井戸湿原は横長の楕円形をしていて周回でき、アカヤシオ群落をぐるりと観ることができる。


湿原北側の通路からはアカヤシオ群落は遠いが群落の全体が見渡せる。




北側通路の終端から外れて五段の滝があるとのことで寄り道


通路に戻り湿原南側通路に入る。
アカヤシオ群落には鹿よけのフェンスが張られ中に入ることはできないが通路からでも十分
アカヤシオはピーク、花つき色合い申し分ない咲きっぷり
















井戸湿原を離れて象の鼻展望台へ。ここで日光の山並みを見ながら昼食
男体山は雄大に、白根山は神々しく雪をまとい、皇海山は見事な鋭角で屹立している。




車両通行止めの林道を歩き前日光ハイランドロッジ付近から日光連山


方塞山を過ぎ三枚石へ戻り、マイチャリが待つ古峰ヶ原湿原(高原)峠へのルートへ
このルートは関東ふれあいの道となっていて丸太の階段道が歩きにくい。


天狗の庭。


二の鳥居、一の鳥居を過ぎ古峰ヶ原湿原(高原)峠古峰ヶ原峠へ降り立つ。
ここからチャリで約5キロの車道を一気に下り古峰神社Pへ。


さえない空模様であったがアカヤシオの咲きっぷりは見事なもの。この出合いはラッキーでした。
今まで多くの山でアカヤシオをみてきたがベスト3に入るほどの咲きっぷり
あと2~3日は良い状態で見られそうお奨めです。


シモンさんと山探検・大文字山と太郎山

2018年04月22日 19時14分50秒 | シモンさんと山探検
H30年4月22日、シモンさんの「茨城の山探検」(第68回)に参加した。

今月の山探検は太郎山の大文字山の尾根と三角点「槐沢」のある尾根を繋いで歩くもの。
例年であれば太郎山周辺はヤマザクラが咲く時期であるが、この所の暖かさで花や山菜の時期が一週間から10日間位前倒しとのこと。
ヤマザクラは終わりコシアブラは大きくなっていたがヤマツツジが咲き鮮やか、そして各所の伐採地からの眺望は素晴らしいものでした。

大子町役場P8:25~三角点「小久慈」への尾根取り付き8:40~三角点「小久慈」9:00~三角点「槐沢」10:00~11:20伐採地(展望台)・昼食12:00~道坂峠12:30~太郎山12:50~13:50伐採地(展望台)13:55~大文字山・祠14:10~線路沿い林道14:45~15:00大子町役場P
6時間半の山探検でした。

山行記録   地域別山行記録  シモンさんと山探検記録

山探検ルート図(シモンさんの計画図)。槐(さいがち)沢の尾根から太郎山の周回


道の駅大子から見る「大文字」。山の斜面に「大」という大きな文字型が桜色で染められている。


大子町役場の駐車場からスタート


道路と尾根の間の小さな沢を越え三角点「小久慈」への尾根に取り付く。


尾根の斜面は急峻、樹に掴まりながら


尾根末端ピークに四等三角点「小久慈」を確認


尾根上になると雑木が残されていて植林と入り混じっている。


イワウチワの群落も見られた。


木漏れ日あるピークで小休止。


このピークからちょっと外れて「槐沢」四等三角点を確認


このピークからは以前に伐採された尾根だが植林された樹が成長しイバラも所々にありヤブで歩きにくい場所が続く。




作業道に出てホット一息だが、この先でヤブが行く手を遮り再び尾根に出る。


ここから先は上り調子の鬱蒼とした植林帯が続き、やがて東西に延びる尾根上のピークに到着する。
広く全面伐採されていて、展望台となっている。ここで昼食。
太郎山から奥久慈男体山方面の眺望は素晴らしく鋸21峰までもよく見える。


奥久慈男体山、太郎山方面をアップで


集合写真


植林された尾根を降り道玄坂(車道)へ出る。


太郎山山頂の航空管制塔


箕輪地区への道を右に分け大文字山尾根へ。


この尾根にはヤマツツジが咲き鮮やかでした。


ヤマツツジに囲まれた展望の良い伐採地


伐採地沿いにはヤマツツジが続く




さらに降ると大文字山。大子町を見下ろすことができる好位置に祠がありました。


大文字はボタンザクラ等で形とられている。桜は終盤でした。
「大」の基部で休憩。ここからも好展望


鋸21峰が良く見えました。


幅広の山道を下り下山


ルイヨウボタン


ヤマブキソウ


水郡線沿いの林道に出て、大子町役場Pに戻った。


役場の温度掲示板は30度を示していました。


季節外れの陽気のなか、新鮮なルートで新緑と眺望を楽しめました。
シモンさん参加者の皆さんありがとうございました。


やしおの湯から三ノ宿山

2018年04月20日 07時31分26秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
H30年4月19日、日光の三ノ宿山を歩いてきました。

前回の鳴虫山のアカヤシオに気を良くして隣の尾根の三ノ宿山へ。
ミツバツツジもアカヤシオも良さそうではと、ついでに歩いたことがない滝ヶ原峠への尾根のアカヤシオはどんなものか確認して来ようとなった。

滝ヶ原峠にチャリをデポし、「やしおの湯」まで戻って出発。
やしおの湯8:00~(1047.8mP)9:05~9:40(1158mP)9:50~(1188mP)10:20~10:40三ノ宿山(昼食)11:20~(1188mP)~(1158mP)11:55~12:45滝ヶ原峠12:50~(チャリ:約2.6Km)~13:00やしおの湯
5時間の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  三ノ宿山記録



やしおの湯に駐車。今日は休館日で閑散としていた。


ここから取り付く


尾根に上がり細尾峠方面を。ミツバツツジもヤマツツジも蕾のものが多い。


咲き始めているミツバツツジもあるが咲いているのはわずかなもの


尾根から外れてミツバツツジの花園に入ったもののほとんどが蕾、少し早かったフライングでした。
1000m付近までのアカヤシオは終わってました。




尾根に戻り急斜面を登る。




1047.8mPに着く。尾根道からちょっと外れて三角点を確認


1047.8mPからはアカヤシオも観られるものもある。




1158mPに着く。下山はここから滝ヶ原峠への尾根を降るが、その前に三ノ宿山を往復する。


三ノ宿山への尾根沿いのアカヤシオは良いですね~






足もとにはぽつぽつとカタクリも咲いている。小さくて可愛いな~


1188mPを過ぎ左に見えるピークの三ノ宿山へ


この尾根沿いにもアカヤシオ、良い咲き具合だ。










三の宿山ピーク手前の絶景ポイントから。
前日の雨で空気が澄んでいて日光連山はクッキリハッキリと最高の眺望です。


三ノ宿山。ここで樹の間から見える日光連山を眺めながら昼食、その後往路を戻る。


三ノ宿山ピークにも鮮やかです。


往路で撮りそこなったアカヤシオを観ながら






1158mPに戻り滝ヶ原峠への尾根を降る。この尾根にもアカヤシオが観られるがほぼ終盤


この尾根は藪はなく分かり易いが急斜面もある。




下山口にほど近い所に石祠があった。


チャリをデポした場所が見えて、枯れ葉の急斜面を降りフィニッシュ


滝ヶ原峠。写真右の斜面を降ってきた。
ここからチャリでやしおの湯まで約2.6キロ、下り10分の距離。
キーキーとブレーキをならしながら、風をきって爽快でした。


ミツバツツジの花園は見頃と思ってましたが、フライング早すぎました。
それでもアカヤシオは良い咲き具合で良かったです。


アカヤシオ・鳴虫山

2018年04月17日 07時10分04秒 | 前日光・鹿沼・宇都宮の山
H30年4月16日、鳴虫山を歩いてきました。

鳴虫山のアカヤシオが見頃とのことで予定変更。
アカヤシオ鑑賞ついでに前回歩いた際に気になった銭澤不動尊からのルートに加えて、中曽根を繋いで歩いてみようとなった。
鳴虫山は4回目だがアカヤシオ時季は初めて。

日光庁舎P7:40~銭沢不動尊取り付き口8:05~銭沢不動尊8:25~(879mP)9:00~化星宿跡9:10~9:50合峰・休憩10:05~10:30鳴虫山・昼食11:10~(1058mP)~中曽根~岩屋観音12:05~車道出合12:35~12:45日光庁舎P
5時間の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  鳴虫山山行記録

銭沢不動コース⇒合峰⇒鳴虫山⇒中曽根の周回


旧日光庁舎に車を置かせて頂く。街中では弥生祭りが行われていて山車が準備されていた。
日光市内は車でスルーすることが多く、歩く機会は少ないのでブラブラと遊びながら


銭沢不動尊取り付き口。道標がある。


発電所脇を通り、導水路上には高架の通路があり横切る。


銭沢不動尊までは案内があり分かり易い


木の根元にくわえ込まれるように建っている銭沢不動尊に着く。
銭沢不動尊コースは地図には表記なく、勾配が強いため降りのコースとして使われることが多いとか。
山王二宮のピークに石祠があるとか聞くが、欲張りせず尾根伝いに879mPを目指すものとした。
だが、いくつかの支尾根が突き上げ地形図をみても判然としない。


踏み跡もなく歩かれる人も少ないようだ。
879mPを目指してたぶんこの尾根と登るが急斜面でした。


この尾根はミツバツツジもアカヤシオもぽつぽつとある程度で多くない。




879mP付近の尾根に出た。予定して場所よりわずかに逸れた。
ここから合峰へは前回に歩いたことがあり記憶が残っている。


化星の宿跡。初めてみるカミさんは興味深々「何と刻まれているのかな~」字がつぶれていて読めない。


この尾根は急坂であるが明るい尾根、登りつめるとアカヤシオが待っている。


尾根の左右にアカヤシオが咲き、満開です。この尾根はアカヤシオが多いな~








合峰に着いた。ここで小休止。
ここまでは誰とも会うことがないものだったが、ここからは多くのハイカーとすれ違う。


合峰から鳴虫山までの尾根にもアカヤシオが続く。
尾根からは鳴虫山ピーク直下、1058mP斜面はアカヤシオが咲きピンクに染まっている。




鳴虫山
ここで昼食。山頂のアカヤシオは日光連山をバックに絵になるが、残念ながらピークを過ぎている。
好天に見頃のアカヤシオであり多くのハイカーが行き来する人気の山です。




鳴虫山から1058mP(梅ノ木峰とも言うらしい)、1058mPから中曽根(岩屋観音コース)を降る。


この尾根にもアカヤシオが多く咲くが曇ってきてしまい花が冴えない。












尾根道を外れて岩屋観音へ寄り道する。
尾根の右側の急な斜面を少し下る。先を行くカミさんの「ここだよ~」と声がする。


背丈ほどの洞窟を覗くと観音像が置かれている。




さらに尾根道を下り、樹の間から日光有料道路を見下ろすとわずかで下山口へ出る。


志渡淵川を渡渉。どの程度の川なのか情報がなく心配したが水量が少なく一安心
ここからは車道を歩き旧日光支所へ戻る。


車道を歩き直ぐに「鳴虫山」の道標がある。
中曽根登山口と思ったが一般ルートのサブルートとのこと(ぶなじろうさんからの情報)



日光に春を告げる弥生祭が行われていたので車を降りてみてきた。
日光二荒山神社例祭である弥生祭は4月16日が前夜祭と17日が付祭(つけまつり)とのこと。




帰路、笠間のツツジ園に寄り道。現在3分咲きとのこと。




期待した通りの咲きっぷりに満足です。
これからがヤシオ本番、幸先良い出足でした。


花園・御前山自然公園

2018年04月12日 20時36分56秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
H30年4月12日、御前山自然公園をぶらぶらと歩いてきました。

今年の春は足速に通り過ぎて行く。アンテナを高く張っていないと季節の移ろいに乗り遅れてしまいそう。
以前、石川@さんから「御前山にトウゴクミツバツツジが多く咲く」と教えて貰ったことがあり気にとめていた。
シモンさんは今年も御前山のミツバツツジのレポを発信、これはタイミング良い情報と飛びついた。
御前山は何回か歩いているがいずれも冬、花時季はどんなものだろう花園はどこなのかと判然としないものだが、花を追いかけ予定なしで歩いてみようとなった。
5時間20分の花散歩でした。

山行記録   地域別山行記録   御前山記録

林道沿いには春の花が咲く。ニリンソウやヤマブキ、名残りのヤマザクラなど春真っ盛り
花を観ながら歩いていると地元の人と思われる方達と出会う。「こごみ、美味しいから」と一掴み頂いた。
この後、山中でタラの芽、コシアブラ、サンショウなどを山の恵みと少々頂き、今夜の夕食の一品として美味しく頂きました。春の山歩きは楽しみ多いものです。




目指す尾根に這い上がるとヤマツツジ。ぽつぽつと開花、鮮やかですね~


山は萌え萌え、癒し色。良い感じですね~


そして目的のミツバツツジ、山はピンク色に染まりジャストタイミング




同じ撮影モードだが花の色がこんなに違う


尾根を外れて踏み入れると花つきの良いツツジに囲まれる。


ここからは圧巻の花園。尾根の斜面沿いにず~と奥まで続く。密集度が凄いですね~
誰とも出会うこともなく静かな花園を貸切、贅沢な一時でした。






















ミツバツツジの花園に満足し尾根を降りる。
次の目的のヤマザクラスポットへ移動。林道から眺めるヤマザクラは素晴らしいものでした。
ピークは過ぎているが赤みを帯びた葉と優しい花弁の色と新緑の取り合い、今しか観ることができない景観に満足でした。
















トウゴクミツバもヤマザクラも期待以上のもの、素晴らしい花をみせて頂いた。
見事な花園、来季も楽しみです。


花の古賀志山

2018年04月08日 20時06分58秒 | 前日光・鹿沼・宇都宮の山
H30年4月8日、古賀志山を歩いてきました。

このところの初夏のような天気が続き、春の花が一斉に咲き始めうかうかすると今年は季節の移ろいに乗り遅れてしまいそうです。
古賀志山のアカヤシオもヒカゲツツジも例年に比べ早めの開花との情報、昨日の強風もありもう遅いかもと思ったが天気も良さそうなので行ってみようとなった。
  
森林公園P7:30~中尾根ルート登山口7:50~9:10二枚岩9:30~10:15(559ピーク)10:30~富士見峠10:50~北コース~11:50赤川ダム湖畔(昼食)~12:25森林公園P
5時間の花散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  古賀志山記録

赤川ダム湖畔から
この青空が日中続くものと疑わなかったが・・


湖畔の桜は水面にも道路にも花びらを散らしている。


取り付きは細野ダム先の中尾根登山口より入山、カタクリは諦めていたもののやはり終わっていた。
入れ替わるようにヒトリシズカが花芽をだしている。


ヤマブキが咲き始めている。元気が出るヤマブキ色、カミさんの好きな花です。


中尾根の岩場から眼下に赤川ダム周辺が広がる。


ヤマザクラも健在、葉と花弁の色合いが青空に映えます。


中尾根コースのアカヤシオは最終コーナーへ。二枚岩に寄り道。
二枚岩のベンチで休憩していると地元からという夫婦が登り着いた。
眼の前に展望する「おにぎり山?」や山菜のシロキ(コシアブラのことらしい)などを教えて貰った。


二枚岩から望む萌黄色の鞍掛山。新緑とヤマザクラが萌え萌えの里山を演出


二枚岩の主役、ヒカゲツツジは満開






ヤマツツジもミツバツツジも咲き始めてます。


次の花スポットの559mピークの尾根に取り付く


この尾根のアカヤシオは満開、何とか間に合った。








アカヤシオとヒカゲツツジの饗宴。アカヤシオもヒカゲツツジもこれだけ観られれば御の字
出会ったハイカーによるとこの場所のヒカゲツツジは3日前までは蕾であったとか、ラッキーでした。








559mピークに着くや否や雨雲が広がり雪がぱらついてきた。こんな天気予報ではなかったはずだが・・
直ぐに回復するであろうとベンチで待つが雪は激しくなるばかり、
これは無理かもと尾根筋が薄っすらと白くなったところで下山を決める。
今日は熊尾根を歩く予定、行程の道半ばであるがこれでは岩場は危なっかしいので富士見峠を経由し北コースを下山することにした。


雪は小やみになった。尾根からはヤマザクラ、アカヤシオが綺麗であった


予定していた熊尾根、次の機会にしよう


富士見峠に着き北コースを降る。行き交うハイカーから北コースから分岐するルートの情報を得ながら、山道沿いの伸び始めたコシアブラを少々頂く。今夜の夕食はテンプラとなった。
559mピークで教えて貰った新道とか言われている取り付き口を確認しフィニッシュ。


お昼をとる所がなかったので赤川ダム湖畔で春の陽ざしを浴びながら昼食、天気は回復していた。
駐車場付近の野菜直売所でリンゴを購入し駐車場へ。あれ~のんびりさんの車・・
天気に翻弄されたものであったが、目的のアカヤシオもヒカゲツツジも観られ満足でした。


「桜源郷」高峯のヤマザクラ

2018年04月04日 19時01分35秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
H30年4月4日、高峯のヤマザクラを観てきました。

高峯のヤマザクラの見頃は例年だと4月中旬、今年はこのところの急な暑さ続きにどうなんだろうと桜川市観光協会に問い合わせすると「今週いっぱいが見頃」とのこと。
観光協会の情報はあてにはならないがダメもとで歩いてみようとなった。

桜川市観光協会のHPによると
「高峯(たかみね)をはじめとして、桜川市の山々にはヤマザクラが多数自生しています。山桜はソメイヨシノと比べ開花時期が若干遅く(例年4月中旬~下旬)、桜花の淡紅色と赤芽が木々のもえぎ色の芽吹きの時期と重なり、パッチワークのような眺望を楽しむことができます」とのこと。

平沢公民館7:40~五大力堂8:10~高峯9:20~高峯雨巻山縦走路分岐9:45~平沢高峯展望台10:10~大澤三角点10:20~平沢高峯展望台(昼食)11:05~第一展望台11:30~だいだら坊背負石11:50~12:30平沢公民館
約5時間の山散歩でした。

 山行記録   地域別山行記録  鶏足山塊記録

 

平沢公民館に駐車。公民館脇のヤマザクラも満開。「桜まつり」ののぼりが立っていた。
地元の方が「公民館脇のヤマザクラは3日前までは蕾であったがこの暑さで満開になった」と。
「高峯のヤマザクラは世界一だ」と豪語し、「公民館内に写真展をしているので観ていって」と。


平沢公民館から5分位歩いた所からが高峯全体を見渡せることができる絶景ポイント。
山全体にヤマザクラの桜色と新緑の緑が入り交じりほんわかとした色合いに見とれる。
この附近には多くのカメラマンが行き来し撮影スポットを教えて貰ったが、歩く方向が違うので今回はパス


五大力堂に着いた。この桜も立派なもの。ここから高峯への前回は⇒こちらから


踏み跡明瞭な枯れ葉が積もった山道を行く。


この山道沿いにも多くのヤマザクラが咲くが樹に遮られチラチラとしか観られない。




藪椿のトンネルへ。
シャツ1枚でも暑いがここは半日影、涼しい風が吹き抜け、花をみながらここで小休止。




高峯。二等三角点「池亀」549.6m。誰もいない静かな山頂でした。


高峯・雨巻山縦走路にも多くのヤマザクラがあるが5分咲きかな~
途中からショートカット、MTBのダウンロードに入り平沢高峯展望台に着く。


平沢高峯展望台からの眺めは素晴らしい。ヤマザクラは見頃で花つきも申し分ない。
加波山、筑波山の展望が良いが今日は春霞ではっきりしない。








林道沿いの案内坂。桜源郷の表示がされている。
写真の右上にベンチがありここにザックをデポし大澤三角点峰を往復し、昼食とする。


林道沿いには駐車場、簡易トイレも設置されている。


新緑の葉が出始め柔らかな緑が良い感じ。こちらには花見客は来ないので静かなもの


斜面にはヤマザクラが広がる




ヤブの中に四等三角点「大澤」337.8mを確認。
この先の尾根沿いの下刈を行っていた。次の機会にはこの尾根を歩いてみよう。


さあ~戻りお昼にしよう


平沢高峯展望台からの下山路は七曲りとするか林道とするかの選択肢があるが、桜が綺麗に見えそうな林道を降ることにする。


この花つき、隙間なくギッシリと素晴らしい~




ヤマザクラは遠くから観るも良し、近くから見上げるも良し。まさに桜源郷です。


一本一本色が違う山桜、新緑の淡いグラデーションが美しいですね。


この尾根にもヤマザクラ、凄い密集度です。


林道途中の「だいだら坊背負石」に寄り道。だいだら坊が背負うだけあり巨石です。


林道沿いの伸び始めたタラの芽、ワラビを少々頂きながらぶらぶらと
超高価なカメラをセットしたカメラマンの人達がいた。
通りかかると「赤飯食べませんか」と。この里の方からの差し入れとかで食べきれないとのこと。
里の人達のおもてなしなんですね。美味しかったです。


棚田が広がるのどかな里をゆるゆると観ながら


エイドステーションのような休憩所、トイレをお借りし麦茶を頂き平沢公民館へ戻った。


初夏のような天気のもと満開のヤマザクラに出合えラッキーでした。
地元の方が世界一と豪語するだけあり素晴らしいもの、お奨めのスポットです。


シモンさんと山探検・愛宕山~栃原山

2018年04月01日 20時55分45秒 | シモンさんと山探検
H30年4月1日、シモンさんの「茨城の山探検」(第67回)に参加した。

今月の山探検は愛宕山、栃原山周辺、自分は初めてのもの。
イワウチワの群生地もあるとのことで楽しみとしていた。

山方養殖施設P8:15~「本蔵久保」四等三角点8:45~馬頭観音(峠)9:15~10:00展望ピークで小休止10:10~愛宕山「清水窪」三等三角点10:20~10:45伐採地で昼食11:15~林道に出る11:40~「上堂平」四等三角点12:25~12:30栃原山12:50~久隆上地区13:50~(車道)~14:05山方養殖施設P
5時間50分の山探検でした。

山行記録   地域別山行記録  シモンさんと山探検記録

山探検ルート図(シモンさんの計画図)。久隆側からの周回ルート


山方養殖施設Pにシモンさんを含め20名が参加した。


スタートです。


地形図にある破線の道は踏み跡明瞭、尾根の鞍部まで道なりに進む。
「本蔵久保」四等三角点を目指してヤブの尾根に取り付く。


ヤブを抜けると小ピーク、TVアンテナとその先に三角点があった。


「本蔵久保」四等三角点を確認


このピークからは展望が良く、向かい側の栃原山へ続く稜線、東側の奥久慈男体山方面が見渡せる。


赤松の巨木。尾根沿いにもイワウチワが点在するが終盤であった。


峠には馬頭観音があった。
旧集落の道筋には石仏がよく見られるがこの尾根にも、往来は厳しかったものでしょう。


伐採された尾根で小休止。展望が良い。


広大なイワウチワの群生地がある。日影では観られるかと期待したが終盤でした。


ツツジも多く早咲きのものは開花してましたがわずかです。


愛宕山手前の展望の良いピークへ、小休止。ここにザックをデポし愛宕山を往復する。


このピークからは奥久慈男体山方面も


形の良い「下檜沢」2等三角点峰が見える。


愛宕山を往復する。茨城の中の愛宕山の中で標高の一番高い山とのこと。


愛宕山。「清水窪」三等三角点を確認。展望はない


愛宕山から戻り、西側に派生する尾根を降る。取り付きはヤブであるがわずかなもの伐採地に出る。


伐採地に出た所の尾根で昼食。


集合写真(シモンさん撮影)


尾根を挟んで伐採地の反対側はショウジョウバカマが群生していた。


伐採された尾根を行く。


尾根からの展望は素晴らしい


林道が見えわずかで林道に降り立つ


尾根の末端には二十三夜尊があった。


林道から栃原山への尾根へ取り付く。見上げると尾根沿いはイワウチワの群生地が広がっていた。
残念ながらここも見頃は過ぎ終盤であった。






「上堂平」四等三角点峰への尾根は急斜面。


尾根に出て「上堂平」四等三角点を確認


尾根を北方面にわずかで栃原山へ。山名板はなし。伐採され展望が良かった。


栃原山から戻り南方面の尾根を降る。
支尾根にもイワウチワがあるが伐採され葉が焼けていた。この尾根のイワウチワはもうダメかも


斜面の尾根を滑るように降り


久隆上の里に降り立った。ここから車道を歩き駐車位置に戻った。


シモンさん参加者の皆さん、お疲れ様でした。
展望とイワウチワを観ながらのの山歩き、良かったです。次回の山探検も楽しみにしてます。