登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

167・筑波山

2018年08月30日 19時55分46秒 | 筑波山・加波山・吾国山
H30年8月30日、筑波山を歩いてきました。

8月後半になってもうだるような暑さが続き、連日のように雷鳴が響き渡り大気は不安定。

遠出する気も消え失せトレーニングを兼ね筑波山へ。

駐車スペース7:20~弁慶茶屋跡~女体山~坊主山~薬王院ルート~御幸ヶ原~女体山~12:35駐車スペース
5時間20分の山散歩でした。

山行記録   地域別山行記録  筑波山塊記録



ガスで真っ白だがときおり陽が射す


つつじが丘のトイレを借りる。今日はここから歩いてみようとトイレ脇から取り付く


林道が分岐、今日は左手の林道を歩いてみようと進むと作業小屋、林道はこの先で終端


その先からは微かな踏み跡があるがヤブ


ヤブを過ぎると猪の蒐場のような


露を含んだヤブにたまらずハイキングコースに逃げる


弁慶茶屋跡で小休止


女体山もガス、ガス。


御幸ヶ原のベンチでさてどうしよう・・坊主山を周回しよう


坊主山ピーク


坊主山ピークからの下山路は踏み跡明瞭


鬼ヶ作林道に出る


鬼ヶ作林道を数分歩き薬王院ルートへ取り付く。久しぶりに歩くものとなった。


薬王院ルートは悪評高い丸太の階段道、親切に手すりまで付いている


御幸ヶ原に戻ると晴れ間が出てきた。


蒸し暑かったが時折涼しい風が吹き抜け秋を感じさせるものであった。


奥利根水源の森から武尊山

2018年08月23日 07時59分09秒 | 尾瀬・上州武尊
H30年8月22日、奥利根水源の森から武尊山を歩いてきました。

上州武尊は、古くから信仰の山として登山コースも多く、武尊牧場コース、川場コース、藤原口コースと、それぞれ山麓のキャンプ場等を起点としたコースのほか、いくつかの登山ルートがある。
今回は照葉峡にある奥利根水源の森から田代コースを登ることにした。
武尊山は今回で4回目、前回の川場野営場からのレポ⇒こちらから

ヒメカイウ園駐車場7:15~田代湿原7:35~武尊牧場分岐8:30~中の岳南の分岐9:50~水場~日本武尊の銅像~10:15武尊山(昼食)1040~中の岳南の分岐11:00~武尊牧場分岐11:50~田代湿原12:25~12:40ヒメカイウ園駐車場
5時間25分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬・上州武尊山行記録

自宅3時30分発、戸倉経由で奥利根水源の森ヒメカイウ園駐車場7時05分着、一般道176.4キロ
県道63号線(奥利根ゆけむり街道)から奥利根水源の森を取り囲むように管理道路(未舗装、一方通行)が走り、約2キロ位置にヒメカイウ園駐車場がある。
ルートはヒメカイウ園駐車場(地図:左下P)~田代湿原~武尊山の往復


ヒメカイウ園駐車場。数台分のスペースがある。


駐車場の一角から取り付く


自然林の中の山道で落ち葉でフカフカ、歩き易い。


広く開けた所に着いた。田代湿原の入口でベンチも設置されている。

田代湿原は草紅葉のはしりであった。


広場の一角には大きな「武尊山登山口」の案内板がある。


武尊牧場分岐までは自然林の中の緩やかな登りが続く。


奥久慈の山にも見られる赤く染められた筒の「火の用心」が点々とある。


武尊牧場分岐に着いた。武尊牧場コースとの分岐点 左に行くと草倉沢登山口、東俣駐車場。
山頂3.5km 武尊牧場2.6kmとあった。
20年前に東俣コースから取り付き、この分岐を経由し武尊山を歩いたことがあるが全く記憶がない。


上へ行くに従って、オオシラビソの林に、所々湿地がある、ゆるい登り坂が続く。
山道沿いには色鮮やかなリンドウが咲き始めている。


中の岳が大きくなった付近で小休止


休憩位置からは左から尾瀬の笠が岳、至仏山、燧ケ岳の眺望が良い


さあ一頑張りと腰をあげ鎖の岩場を越え、尾根に出ると秋の花園。派手さはないがしっとりと良いものです。


中の岳南の分岐に着く。
武尊牧場コースとの分岐点 右に行くと武尊頂上、左は前武尊へ
ここまで来ると森林限界を越え、ハイマツと笹の中


中の岳の南を巻いて武尊を目指す。
ここから先の山道からは手前に剣ヶ峰の稜線


「菩薩界の水」
流れが細いが冷たくて美味しい水です。


三ツ池周辺から。三ツ池周りには花時期にはサンカヨウやキヌガサソウなどが咲くが・・


日本武尊の像


武尊頂上。山頂独り占めである。
駐車場から3時間であった。山頂からの眺望は360度、すこぶる良い。


剣ヶ峰の稜線。遠方に富士山まで確認できたが撮影に失敗、八ヶ岳は雲に遮られはっきりと確認できなかった。


中の岳、前武尊方面。遠方の中央付近のピークは皇海山かな


谷川岳、巻機山方面


中の岳、丹後山、平ヶ岳、笠ヶ岳、至仏山など


往路を戻り下山とする。
山頂付近は色付き始めトンボも飛び秋めいて来ている。


先日歩いた奈良俣ダム、笠ヶ岳も


前武尊の尾根が素晴らしい


武尊牧場を見ながらグングン降り


尾瀬の山々を何度も見て


予定よりも早くヒメカイウ園駐車場に戻れた。
尾根での暑さはさほどでもなかったが、平地での暑さは半端ないものでした。


今回の奧利根水源の森からのコースは登山者もなく、のんびりマイペースで歩けるコースでした。
好天に恵まれ眺望も素晴らしいものだった。


丸沼高原スキー場から奥白根山

2018年08月18日 09時19分34秒 | 日光連山
H30年8月17日、奥白根山(2577.6m)を歩いてきました。

お盆が過ぎたが相変わらずの暑さ続きで涼しげな山へと奥白根山へ
奥白根山はいくつもの登山口があり、その中でも丸沼高原スキー場からロープウェイを利用してが人気ルート

カミさんと丸沼高原スキー場付近の車道から急斜面のゲレンデを登り六地蔵へ出て奥白根を往復したことがある。
それは17年前のことで写真もなく記憶もおぼろげである。
そうだこのルートを確認して来ようと、先日歩いた丸沼高原スキー場からのアプローチする。

金精道路脇駐車6:40~丸沼高原スキー場口~ゲレンデ~7:40山頂駅7:50~9:45奥白根山10:35~座禅山11:15~地の池地獄11:55~六地蔵12:15~12:35山頂駅12:50~作業道~丸沼高原スキー場口~13:25駐車位置
6時間45分の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録   日光連山記録

取り付き口は先日の錫ヶ岳と同じ丸沼高原スキー場から


前回と同じ林道入口付近に駐車


作業道から山麓駅


作業道は山頂駅付近まで続いているが、往路はゲレンデ伝いに歩いてみようと作業道から左のゲレンデへ。


ゲレンデ伝いは当然であるがアップダウンがある。このゲレンデを登りきると


次のゲレンデは腰までの草が生い茂っている。これはたまらんと作業道に逃げる。


山頂駅がみえてきた。


山頂駅エリアに入るにはこのゲートから。ゲートは鍵がなく開閉できる。
駐車位置から1時間であった。


今にも雨が降りそうな天気で白根山は見られない。
山頂駅は初めてなので付近をウロウロしていると・・人違いかな~と思いつつ声をかけると


やまとそばさんであった。ブログ上では度々お会いしているもののここで会えるとは


このゲートからイン。初めてのルートなのでキョロキョロしながら


登山道は道標完備


大日如来


地獄ナギ・・おどおどしい名がついてます。


森林限界を過ぎるともろに強風をうける。
帽子を飛ばされたり。前を歩く若い女性は頬かむり「みっともないけどこれしかない」と


振り向くと先日歩いた錫ヶ岳が大きい


山頂はガス、強風、寒さでジッとしてられない


山頂の岩場に隠れるように一休み。自分が持っている簡易温度計をみると10度を切っていた。
時折、ガスが吹き飛ばされると素晴らしい眺望です。


久しぶりの山頂でした。


山頂からの眺望も素晴らしい~




下山は弥陀ヶ池方面へ、ここの下りも久しぶり。人気の展望岩からの眺望、北風が強く身体が降られるほど。


弥陀ヶ池の展望地から。左のピークが座禅山


座禅山への尾根にはハクサンフウロが多く咲いていた。


今まで山頂を踏む機会がなかったが折角なので登山道を離れて座禅山山頂。山頂を示すものは何もなし。


座禅山からの白根山


座禅山からわずかで座禅山火口の道標。樹木の間から火口を覗いたが見るべきものはなさそうとパス


「地の池地獄」の道標、強烈な名で怖いもの見たさで寄り道。


カニコウモリの群生地の先には


「六地蔵」。現在のお地蔵さんのお住まいは集合住宅ですが


<参考までに>17年前に私達がみたのはこのような一戸建てでした


六地蔵の先には展望地があり、その先はゲレンデでした。
このゲレンデを眺めて「以前はここからだった」。ここから六地蔵をみて白根山を往復した以前の山行を思い出した。
ここから降りようとも思ったが、予定通り山頂駅に戻ることとした。


山頂駅に戻ったが相変わらず白根山はガスで包まれていた。


山頂駅からの復路は作業道を使ったのでらくらく下山でした。


ヤッケを着てても汗もかかないほどの強風の中の寒さでした。
白根山は多くの思い出がある山、以前の記憶を呼びおこすことができた山行でした。


レンゲショウマ・鼻曲山

2018年08月12日 08時03分41秒 | 草津・菅平・志賀高原
H30年8月11日、鼻曲山のレンゲショウマをみてきました。

千葉茨城県沖合を進んだ台風13号が過ぎ去ったが、天気が不安定な日が続く。
午前中は天気はもちそうと和子&徹也さん、ひろ&ようさんを誘ってレンゲショウマをみてきた。
前回の鼻曲山のレンゲショウマレポは⇒こちらから

二度上峠登山口8:20~氷妻山~レンゲショウマ群生地~10:30鼻曲山(昼食)11:05~氷妻山~12:50二度上峠登山口
4時間半の花散歩でした。
    
山行記録   地域別山行記録  草津・菅平・志賀高原山行記録

福原駅から徹也さんの車に同乗せて頂いた。
のんびりさんとはまゆう山荘の駐車場で待ち合わせ、徹也さんの車で二度上峠へ。
二度上峠からの浅間山をみる。山頂は厚い雲に隠されている。


二度上峠登山口(下山時に撮影)。朝方の登山口前の駐車場は満車


ルート上の笹原の一部は枯れ、クモの巣がびっしりと


氷妻山(ひずまやま)。二等三角点「氷妻」1467.5m


レンゲショウマ群生地へ着く
斜面に広く分布している。蕾も多くまだみられそう






しばし撮影タイム






微風が吹く急斜面。明暗が変化し揺れる花の撮影に一苦労。帰宅後見てみるとピンボケが多くほとんどがボツ。










鼻曲山山頂。
集合写真を撮って下山する。


不安定な天気でしたが雨にも降られず幸いでした。
仲間との花散策は楽しいもの、また一緒して下さい。
和子さん徹也さん、同乗させて頂きありがとうございました。


水戸黄門まつり

2018年08月05日 19時20分39秒 | 未分類
H30年8月4日、水戸黄門まつりをみてきた。

水戸黄門まつりは4日、水戸市中心街でメインイベントのパレードが行われ、山車や吹奏楽団、観光大使らが目抜き通りを練り歩いた。
黄門まつりは久しぶりにみる。何年ぶりだろうか、思い出せないほど前になる。
酷暑をものともしない活気あるお祭りでした。



県内出身の人気お笑いコンビ「カミナリ」が山車に乗って登場、声援に応えていた。












足をのばして姪のakemiさんの職場見学


先日、akemiさんから山シャツを頂いた。
自分のものとカミさんのものと。ありがとうね~。早くこのシャツを着てカミさんと一緒に歩けるといいなぁ


たまには地元のお祭りをみるのも良いものでした。

尾瀬・七入から沼田街道

2018年08月01日 20時18分42秒 | 尾瀬・上州武尊
H30年8月1日、七入から沼田街道・尾瀬沼を歩いてきました。

尾瀬は我家からは日帰りできることから何回か訪れている。
取り付き口はいくつかあるが駐車場、バス代などお金がかかる山でもある。
そんな中で先日の湯の小屋、今回の七入などからは無料駐車場が利用できるが、長いアプローチが難点である。

七入からのルートは会津と上州を結ぶ交易路として古くから歩かれた道。
福島側では「沼田街道」、群馬側では「会津街道」と呼ばれている。

七入キャンプ場脇駐車場7:00~七入山荘~8:20抱返ノ滝8:25~8:55沼山峠休憩所9:10~大江湿原入口9:35~小渕沢田代分岐9:40~10:05長蔵小屋10:45~11:40沼山峠休憩所(昼食)12:05~抱返ノ滝12:20~13:20七入キャンプ場脇駐車場
6時間20分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬山行記録

自宅3時40分発、七入6時50分着、一般道181キロ
今回のルートは七入~沼山峠~大江湿原~ビジターセンターの往復
この街道はブナの自然林が続くルート、シャトルバスで繋げば御池古道と日帰り周回も可能


七入キャンプ場脇の広大な無料駐車場を利用する。
七入から沼山峠まで標高差は700mほどできつさはない


直ぐに七入り山荘。


七入山荘脇を通り林道へ


林道終点から硫黄沢橋へ


良く刈払され、手入が良く快適に歩ける。


赤法華沢橋を渡る。


ルートはこのような道標がたち分かり易い。


道行沢橋一番橋


沢沿いの木道を


ブナ林が綺麗だ。紅葉時期も良さそう~


道行沢には五番橋(四番は欠番)まであり穏やかな登りが続く。枯れ葉が積もった足に優しい山道。
五番橋からは道行沢を離れ尾根歩きとなる。


カニコウモリ


抱返ノ滝分岐。分岐からわずか1~2分で滝下へ着く


落差は20m~30mぐらいだろうか、幅が末広がりになっていて、下側は10m以上ありそうだ。
凹凸のある岩盤を飛沫を上げながら落ちるその姿は優雅でなかなかの美滝である。


沼山峠休憩所裏に出た。駐車場から1時間55分であった。


沼山峠休憩所のベンチで休憩。ハイカーもなく閑散としている。
沼山峠は20年ほど前にカミさんとバスを利用し訪れたことがあるが、記憶は薄れている。


尾瀬沼へ向けスタート、歩きにくい木道が大江湿原入口まで続く。


木道脇に秋の花リンドウが咲く


大江湿原入口ゲート


大江湿原は色鮮やかな花は過ぎすっかり秋景色、ワレモコウがゆらゆらと


湿原にミズギクが群生している。


そのミズギクをアップで


ミヤマシシウド、マルバダケブキも今が盛り


ヤナギランの丘に寄り道


今の大江湿原の主役はサワギキョウ、湿原全体に今が盛りと咲いている。品がある花ですねぇ


旧長蔵小屋裏のベンチで小休止
好天であり小中学生の課外授業なのか活気ある声が聞こえる。


長蔵小屋前のヤナギラン


今日はここまでとビジターセンターでまったりし、往路を戻る。
ワレモコウが心地よい風にゆらゆらと、平地での酷暑を忘れさせる一時でした。


沼山峠休憩所に戻った。ベンチで昼食。


沼山峠休憩所裏の七入への道標を確認し戻った。


好天のこの日、暑さを忘れ静かな尾瀬沼を楽しんできた。
沼田街道は自然林の中で歩き易い、けれど誰一人とも出会わない、ここは人気の尾瀬から忘れられているのであろうか。