登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

お花畑・田代山~帝釈山

2022年06月26日 18時41分03秒 | 会津の山
R4年6月25日、福島・栃木県境にある田代山・帝釈山を歩いてきました。

このところの暑さは半端ない。
花があり涼しい所へ、ということで田代山・帝釈山へ
3年前の田代山・帝釈山レポ⇒こちらから

駐車場8:15~猿倉登山口~小田代9:25~田代山9:50~10:05弘法大師堂(避難小屋)10:15~11:15帝釈山11:20~弘法大師堂(避難小屋)12:20~田代山~猿倉登山口~13:50駐車場
約5時間半の山散歩でした。

 山行記録  地域別記録  会津の山記録

8時ちょっと過ぎに着いたが駐車場はほぼ満車
好天の花期は混雑しますね。


丸太の階段道を行く


山道沿いにはラショウモンカズラが点々と咲く
その他ゴゼンタチバナなどなど花盛り


田代山への中ほどの位置でイチヨウランを数株
廻りの雑草に同化し良く見ないと見逃しそうだ。尾瀬で見て今回で2回目でした。




小田代、お花畑でした。


タテヤマリンドウ


イワカガミ、チングルマ、タテヤマリンドウなどなど


ヒメシャクナゲは元気、群生している


つくばのFさんと出会った。
自分のブログをみて頂いているとのこと。ありがとうございます。
3時半から登り始めたとのこと、早出ですねぇ そのころ私達はまだ布団の中であった。
またどこかの山でお会いできることでしょう。


田代湿原の端っこからの日光連山


湿原に入るとドーンとこの光景、雪を被った稜線が陽を浴び光り輝く様は絶景だ




その先にはワタスゲの群生、真っ白だ。
良いタイミングであった。






弘法大師堂(避難小屋)前でコーヒータイム
ザックをデポし帝釈山を往復する。


オサバクサは点々と咲いているが終盤、花が散り始めている。




シャクナゲも終盤であった。


帝釈山


狭い山頂からは360度の展望


弘法大師堂(避難小屋)まで戻り昼食
下山は湿原を周回、ワタスゲが一面に咲く




チングルマは終盤だが見事な群生地だ




ワタスゲも素晴らしい


手前はチングルマ、その先にワタスゲの群れ


この女性に帝釈山への途中で声をかけて頂いた。自分のブログを見て頂いているようだ。
女性はグループ登山でもありお話はできなかったが、次の機会いにはお話しできればと思ってます。


好天のもと花を満喫できよかったです。
そして出会いもあり良き一日でした。


紅葉終盤の会津駒ヶ岳

2020年10月21日 19時11分55秒 | 会津の山
R2年10月20日、会津駒ヶ岳を歩いてきました。

那須、安達太良などの紅葉情報が飛び交う時節になった。
が、不安定な天気続きに躊躇している間に季節が過ぎてしまった。
今日は天気が良さそう、まだ間に合いそうな会津駒へ
 昨年の会津駒の紅葉レポ⇒こちらから

滝沢口7:05~登山口7:30~水場8:55~駒の小屋10:20~11:35大津岐峠(昼食)12:05~13:40キリンテ登山口~(自転車約4キロ10分)~滝沢登山口
6時間35分の山散歩でした。

  山行記録   地域別記録  会津駒ヶ岳記録

今回は滝沢口からキリンテ口廻り、キリンテ口に自転車をデポ
キリンテ口でQ造さんに出逢った。Q造さんは尾瀬かな?わずかな時間の立ち話でした。

滝沢口のトイレ脇に駐車。林道終点の駐車スペースは平日だが満車
登山口付近はまだ青々としている。例年だと今頃は紅葉しているが・・


休憩ポイント付近もま紅葉はまだまだ


中間位置付近から紅葉がみられる


鮮やかなものも




だが、くすみがち・・鮮やかさが足りない




















紅葉は水場分岐付近まで


水場分岐からは葉落し裸木状態


駒の小屋付近は草紅葉


駒の小屋前で小休止、富士見林道へ
富士見林道の稜線も紅葉は終わっている


池塘周りの草紅葉が綺麗でした




大津岐峠
昼食とするが雲がかかり肌寒い、燧ケ岳も雲の中


キリンテ口に下山する
中間位置付近まで裸木状態、標高を下げるにつれ紅葉がみられる










無事にキリンテ口に着いた


天気も紅葉も期待したものではなかったが、歩けたことで気分転換となった。
11月に入ると奥久慈も紅葉シーズン、楽しみです。


ハクサンコザクラ群生する会津駒

2020年08月06日 11時07分18秒 | 会津の山
R2年8月5日、会津駒ヶ岳を歩いてきました。

長い梅雨があけると暑さ続き、涼し気な山へと、ハクサンコザクラ咲く会津駒へ
平日であるが花季の会津駒は多くのハイカーでした。

滝沢登山口7:20~8:40水場8:50~9:50展望所9:55~10:15駒の小屋10:20~会津駒ケ岳10:40~11:10中門岳11:20~12:00駒の小屋・昼食12:35~14:25滝沢登山口
7時間の山散歩でした。
昨年の会津駒のレポ⇒こちらから

  山行記録   地域別記録  会津駒ヶ岳記録

滝沢登山口駐車スペースには7時過ぎに着いたがほぼ満車、空いているスペースへ
緑が濃くなったブナ林、涼し気だが風が通らず蒸し暑く汗だくに


登山道沿いにはハナニガナ、ノアザミが点在する。


暑くて・・水場で冷たい水を一息入れる。
山頂直下の展望所で小休止。ベンチ回りはキンコウカ、ワタスゲ、ミヤマリンドウなど


その上の湿原にはサワランなど


ミヤマリンドウも色違いで


山頂直下草原にも多くの花が咲く


駒の池、ここにザックをデポし中門岳を往復する。


駒の池の先にハクサンコザクラの群生地、凄い密集度です。


すこしアップ、花が重なり合うほどの密集度です。


群生地の中にシロ花も見られた。


そしてチングルマもまだ見られた。


山頂で


天空の散歩道沿いにわずかだがニッコウキスゲも


ホソバノキソチドリ ?


ミヤマキンポウゲ、カラマツソウの群落


その隣にはさらに大きな群生地


その先の登山道沿いにハクサンコザクラの大群生地
ここまで広大に群生するハクサンコザクラは初めて見る。






青空が映りこむ池塘の周りにはワタスゲ


モウセンゴケも


中門岳に着いた。


ワタスゲ越に三岩岳


池の周りにもワタスゲ


往路で見落としたお花畑を見ながら戻る。
ハクサンフウロ、カラマツソウ、ミヤマキンポウゲの乱れ咲き


その先にコバイケイソウに混じってコオニユリも


期待以上の素晴らしいお花畑に出合えラッキーでした。
これからの夏山、楽しみ多いものとなりました。


紅葉終盤の会津駒が岳

2019年11月01日 19時31分56秒 | 会津の山
R1年10月31日、会津駒ヶ岳を歩いてきました。

今年の秋は晴れの日が少なく、美しい紅葉を眺めるチャンスが少ないうちに11月に入ってしまう。
遅いかも知れないが綺麗な紅葉をみたいものと会津駒へ
会津駒の紅葉散策は3年ぶり⇒こちらから

滝沢登山口7:10~登山口入口7:40~9:00水場9:05~駒の小屋10:30~11:45大津岐峠12:15~14:00キリンテ登山口~(自転車約4キロ10分)~滝沢登山口
約7時間の山散歩でした。
     
山行記録  地域別記録  会津駒ヶ岳山記録

滝沢登山口~会津駒ヶ岳~富士見林道~大津岐峠~キリンテ登山口の周回


キリンテ登山口に自転車をデポし滝沢登山口から取り付く。
村道沿いも紅葉が綺麗だ


登山道入口付近も良い感じ


早速、紅葉の森へ


陽が射しキラキラと、やはり紅葉散策は陽射しが一番だ。


黄葉が凄い、赤みは少ないがこれで十分だ






立ち止まっては振り返り・・


次第に赤みが増してくる








紅葉は標高1300m付近まで、それから先は葉を落としている。


だが、部分的に真っ赤に紅葉しているのが見られる。






真っ青な空に草紅葉の尾根が突き上げその上に小屋が・・絵になるね


駒の池から会津駒


燧ヶ岳ぬ向かって延びる富士見林道


富士見林道の北側には越後の名峰がズラリ見られる。


池塘も良いね~


大津岐峠付近からの会津駒~中門岳


大津岐峠。ここで燧ヶ岳を眺めながら昼食とする。
富士見林道(会津駒ヶ岳~大津岐まで)、大杉林道(大津岐~御池まで)、キリンテ登山口への3本が交わる場所




キリンテ登山口へ降るが台風の影響でしょうか倒木がある。
「キリンテからの路は開墾路だったので、勾配もさほどきつくなく荷揚げするのに疲れないように開かれている」とか


標高を下げると素晴らしい紅葉の森が広がり、陽があたる尾根が電気が点いたように光り輝き綺麗ですね~












このルートは紅葉が登山路、下山路とみられお奨めのルート
ちょっと時季は外したものの好天に恵まれ会津駒の素晴らしい紅葉を満喫できた。


ハクサンコザクラ・会津駒

2019年08月02日 20時28分57秒 | 会津の山
R1年8月1日、会津駒ヶ岳を歩いてきました。

このところ猛烈な暑さ続き、涼し気な山、ハクサンコザクラ咲く会津駒へ
平日であるが花季の会津駒は多くのハイカーでした。

滝沢登山口7:10~8:35水場8:40~9:35展望所9:40~10:00駒の小屋10:05~会津駒ケ岳10:20~10:55中門岳11:05~11:45駒の小屋・昼食12:10~14:10滝沢登山口
7時間の山散歩でした。

  山行記録   地域別山行記録  会津駒ヶ岳山記録

滝沢登山口駐車スペースには7時頃に着いたがほぼ満車、ラッキーにも車止め前に駐車


登山口からしばし樹林帯の中の登り、蒸し暑さが半端ない、汗がとまらない。
展望所で小休止。ここまで登ると涼しい風が吹き抜けホット一息


池塘廻りにワタスゲが涼し気です。


木道沿いの湿原には小さな花がいっぱい


鮮やかなサワラン


ネバリノギランかな?


イワイチョウはそこかしこに咲いている。


展望が開け気持ち良い。木道沿いはコバイケイソウの花道


燧ケ岳は雲を被っている。


小屋前のベンチにザックをデポし中門岳を往復する。
駒の池の周りのハクサンコザクラ群生をはじめ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウなど






コバイケイソウの群落、咲き始めだが見事だ。今年は当たり年のようだ。


振り返って燧ケ岳、大杉岳への稜線が素晴らしい


会津駒山頂


シャクナゲもみられる


中門岳へのたおやかな尾根が良いですね~
涼しいな~花を愛でながら稜線漫歩


タテヤマリンドウの群れ


尾根には断続的にハクサンコザクラの群落がみられる。


いつみても可愛いな~


チングルマも


尾根を席巻しているのはコバイケイソウ。これは見事だ


コバイケイソウの群落が連続する。


中門岳。新たにベンチが設置されている。


標柱は相変わらず傾斜したまま


ワタスゲ越に


往路で見逃したお花畑を
コバイケイソウの群落に混じってシナノキンバイかな?


会津駒~中門岳尾根の途中付近に新たにベンチが設置されている。
三岩岳方面の絶景が望める展望台ですね。


涼しい風が吹きぬけ花に癒され蒸し暑さを忘れる一日
会津駒は花の山、楽しめた山散歩でした。

キリンテから大杉岳、御池古道

2018年07月02日 08時38分46秒 | 会津の山
H30年7月1日、キリンテから大杉岳、御池古道を歩いてきました。

以前から御池古道を歩いてみたいと思っていたが、御池古道のみでは今一つ
そこで大杉林道の花ロードと繋いで歩いてみようとなった。
御池古道とは御池~七入の山道を言う。今回はソロで

キリンテ登山口6:55~8:55大津岐峠9:00~10:05送電線巡視員小屋10:10~10:50大杉岳(昼食)11:15~御池登山口11:35~11:40御池ロッジ11:55~(御池古道)~13:10七入駐車場~(自転車約2.5キロ)~キリンテ駐車場
6時間15分の山散歩でした。

山行記録  地域別山行記録  南会津の山記録  

七入駐車場に自転車をデポし、キリンテ登山口から大津岐峠~大杉岳~御池~七入りと周回


キリンテ登山口近くの林道の膨らみに駐車(4台程度のスペース)


キリンテ登山口


ブナ林の緑が眩しい。直射日光が届かず涼しく歩けるのも良い。


みるべき花も少なく大津岐峠へ、巨大な標柱が立っていた。


会津駒方面も


燧ヶ岳方面も展望良し


大津岐峠のハクサンコザクラの花園は終盤。この暑さ続きでは仕方なしかな


良さそうな花をアップで


大津岐峠を離れてもう一つのハクサンコザクラの花園へ
以前に仲間と歩いた際にひろさんが思わず駆け寄った所ですね


密集度が半端なしです


ハクサンンチドリもイキイキと


この尾根にこんなにシラネアオイが多かったかと思うほどであったが、ほとんどは花が散っていたかグッタリでした。




登山道の両脇にユキザサが延々と続く


一株しかみられなかったがキヌガサソウも


そこら中にあったイワカガミ


ベニバナイチゴも


鉄塔に着いた。小休止、裏手に回るとワタスゲなどが群生していた。


鉄塔付近から越後の山々が広がる


イワイチョウは元気です


この附近のシャクナゲは咲き始め、蕾のものも多くあった。


燧ケ岳と大杉岳


大杉岳直下でみた花、ユリのような??


大杉岳山頂。展望はなし。木陰で昼食とする。


大杉岳からはブナ林の中を降り、時折樹の間から燧ケ岳がみられる。


大杉林道の始発点の御池登山口に出た


暑いなか車道を、御池ロッジ


左が御池ロッジ、右が売店。売店前のベンチで小休止
御池古道への取り付き口を探すもみつからない。売店の中で聞いて分かった
御池ロッジと売店の間の階段を降りて御池ロッジの裏手に出た。


御池ロッジの裏手からが御池古道の始点、木道が敷かれ湿原の中へ、スモウトリ田代と言うらしい


レンゲツツジやワタスゲやコバイケイソウなどが観られた。


ぶな好きにはたまりませんね~


次の湿原はウサギ田代と言うらしい。


トキソウが鮮やか、ハクサンンチドリは多くあったが終わってた。


またブナ林へ。古道の半分くらいまでは車道と平行した山道、一旦、車道に出て直ぐに山道へ。


モーカケの滝。展望台から見られるがちょっと遠いのが残念


ブナやオオカメノキが茂る森の中を降る。この沢で汗にまみれた顔を洗うが水が冷たい。


七入キャンプ場を右にみて七入駐車場着。マイチャリだけが待っていた。
ここから約2.5キロ、キリンテまでの下り坂を突っ走る。


大杉林道は歩く人もなく静かなもの、花ロードとしてはちょっと寂しいものであったが、まずまずだったかな~
御池古道は始点にも終点にも「御池古道」の道標がない。
御池からはほぼ降りでヤブもなく歩き易い、紅葉が良さそうです。


花名山・窓明山

2018年06月27日 07時06分59秒 | 会津の山
H30年6月26日、南会津の窓明山を歩いてきました。

窓明山の山開き(24日)が終わり多くの情報が公開されている。
花もそれなりにみられそうと晴れ間を狙って歩いてきた。今回はソロ

国体コース三ッ岩岳登山口7:05~8:25黒桧沢ルート出合(旧道分岐)8:30~9:50避難小屋10:05~11:05窓明山・昼食11:30~家向山の西峰ピーク12:20~巽沢山12:50~13:15窓明山登山口 時計廻りの周回
6時間10分の山散歩でした。

山行記録   地域別山行記録  窓明山記録  


国体コース三ッ岩岳登山口~避難小屋~窓明山~巽沢山の周回


三ッ岩岳登山口と窓明山登山口の中間付近の路側帯に駐車。4時発、7時ちょっと前に着く。166キロ一般道


国体コース三ッ岩岳登山口


気持ち良いブナ林の尾根道だが急登が続く


きつい斜面を登り切り黒桧沢ルート出合(旧道分岐)へ。避難小屋までの約半分の位置、ここで小休止


リスタート。まだブナ林が続く


標高を上げるにつれ花が多くなる。
ツバメオモトや


サンカヨウも


オオバキスミレも


嬉しいことにハクサンコザクラも




そしてカミさん一押しのキヌガサソウ群生地へ寄り道。サンカヨウやベニバナイチゴなども咲く花園だがまだ多くは雪の下
残雪廻りに花芽を出しているキヌガサソウを撮ってきた。






避難小屋。小屋を覗いたが今日の利用者はいないようだ。


避難小屋から窓明山へのフラワーロードへ
避難小屋付近に咲くシラネアオイはまだ蕾、これからのようです。
コミヤマカタバミが元気です。


そして一番期待していたシナノキンバイは咲き始め、蕾も多くこれからのようです。






鮮やかなエンレイソウ


たおやかな尾根の先に窓明山、尾根の斜面にはシラネアオイなどの花が切れ目なく咲く


現在の尾根の主役はシラネアオイ、見事な咲きっぷりです。










タニウツギも鮮やか


コバイケイソウも良い感じ


尾根の花の締めはワタスゲ


ワタスゲ越に三ッ岩岳


窓明山。昼食とする。窓明山頂付近にもシラネアオイが咲くが今はない、これからなのかな。


家向山のピークを目指し下山とする。


山頂直下に、イワイチョウかな


ミツバオウレンも群生している


下山路の主役はシャクナゲ、今や盛りと咲いている。




下山路もブナの巨木の中をゆうゆうと、窓明山登山口に下山した。


花名山の看板に偽りなし、多くの花に出合えた。
まずまずの天気に恵まれ、花の最盛期にはちょっと早かったが良い一日だった。


オトメユリ・塩喰から竜ヶ岳

2018年06月03日 11時58分55秒 | 会津の山
H30年6月2日、塩喰(しおばみ)登山口から竜ヶ岳を歩いてきました。

石川@さんのオトメユリ情報から、これは良さそうと竜ヶ岳へとなった。
調べてみると竜ヶ岳は安座コースと塩喰コースがあり周回できるが、比較的穏やかな尾根歩きの塩喰からとする。

西会津町や只見川流域の会越国境は、雪崩によりスラブの発達が顕著な山々が連なり特異な景観を有している。
竜ヶ岳もそんな山の一つである。
この山は穴沢川を馬蹄形に取り巻くヤセた稜線に特徴があり、今回はその稜線を周回した。

塩喰登山口付近に駐車7:10~竜ヶ岳8:10~8:35ナイフリッジ(蟻の戸渡風のヤセ尾根)の岩場・休憩8:55~・449mP9:30~大岩10:05~民家の裏庭10:15~車道に出る10:20~(車道)~10:45塩喰登山口に戻る
3時間半の山散歩でした。その後、安座オトメユリ群生地散策

 山行記録   地域別山行記録  会津の山記録

自宅4:00発~水戸IC~阿武隈高原SA(朝食)~西会津IC~安座地区7:00着 235.5Km


塩喰登山口付近に駐車(駐車場はない)。地元の方に了解を得て駐車する。
朝霧でどんよりとしている。露っぽいのではとあまり使用したことがないスパッツを着用しスタート。


登山口の案内は見られないが石川@さんの情報からここからだと取り付く


露を含んだ雑草が生い茂りスパッツ着用が正解であった。


登り始めてわずかで踏み跡も明瞭になり、早くもオトメユリが出迎えてくれた。
別名ヒメサユリとも呼ばれているが、西会津町 ではオトメユリと呼んでいるそうな


登るにつれオトメユリも多くなり、この附近の密集度が凄い






その清楚可憐な姿に癒されながら・・




竜ヶ岳山頂(532m)。この付近までガスで眺望はない。


竜ヶ岳山頂から先はこのようなヤブ尾根。踏み跡はないに等しく尾根を外さないよう注意深く


ヤブの中にもオトメユリが点々とみられる。




ウラジロヨウラクかな・・


ナイフリッジ手前の岩場で休憩。急速にガスがとれ絶景を見ることができた。
西側に目指岳の姿が見える。均整の取れたスマートな山容が目立つ。


馬蹄形に広がったスラブ状岩壁の連なり。この連なりを歩くことになる。
まるで爆裂火口を思わせる地形が、このような低山に存在するとはビックリです。


ナイフリッジを歩く。ミニ蟻の戸渡、わずかな距離であるが左右は切れ落ちている。




ナイフリッジを渡りきり振り向くと大絶壁。この絶壁の岩場で休憩した。


尾根はほとんどがヤブ尾根だが所々にザレた所もあり一息つく


歩いてきた尾根を振り返り見る。右端に竜ヶ岳、尾根の奥に真っ白な飯豊山かな?


稜線上のザレ場でトキソウを見つける。
高層湿原や雪田草原で生える花のイメージからすると、この場所に咲いているのは意外な感じがした。




尾根の右手に水沢地区がみられる。
写真中央部の青い屋根の所がオトメユリ群生地へのシャトルバス発着場


まだヤブ尾根が続く。踏み跡はなく尾根を外さないよう注意深く


大岩に突き当たる。左から巻きながら急斜面を通過するが見上げるほどの大岩だった。


さらに降ると民家の屋根が見え裏庭に降り立つ。一声かけてと思ったが不在のようでした。


橋を渡り車道に出る(振り返って撮影)
自分はここから塩喰登山口付近に駐車した車を回収に向かう(約2キロ)
この橋の下の川には魚が多くみられ、カミさんは釣り人と談笑しながらここで待つ。
車を回収し戻ると、釣り人がイワナを「持ってきな」と。この場でさばいて頂き4尾頂いた。
この後、オトメユリ群生地へ向かう。



6月2日、3日「安座おとめゆり祭り」開催。群生地附近までの林道は通行止め。シャトルバスが出ていた。
群生地への入園料もシャトルバスも無料、スタッフの方達も親切で町あげてのおもてなし。
水戸からと言うと「登山好きな石川さん」の話をされてました。

群生地への150段の階段沿いにもオトメユリがぎっしりと


階段を登りきると衝立のように立ちはだかる絶壁が群生地を抱くように・・ロケーションが良い場所だ。
先ほどまでこの絶壁の上を歩いてきた尾根道です。
この群生地、自然のままの状態を限りなく保っているものであった。
保護用のロープ柵はあるが、人の手で植えられたり、作られたりした公園臭さが全くない。


群生地は8分咲とかでジャストタイミング、素晴らしい~花園でした。











家に戻り早速、頂いたイワナを塩焼きで頂きました。
鮮度の良い川魚を食べる機会は少なく凄く美味しかった~ありがとうございました。


オトメユリ、期待通りで存分に楽しめました。
石川@さん情報ありがとうございました。


花散策・会津駒ヶ岳

2017年07月11日 06時45分30秒 | 会津の山
H29年7月10日、会津駒ヶ岳を歩いてきました。

7月に入り天気は不安定、晴れた日には地元行事などと重なり山散歩は間が空いてしまった。
天気予報を睨みながら10日は安定した晴れ間が期待できそうと花時期に入った会津駒へとなった。
ルートは、滝沢~会津駒ヶ岳~大津岐峠~キリンテ~(自転車)~滝沢

滝沢7:10~滝沢登山口7:35~8:35水場8:50~駒の小屋10:10~会津駒ケ岳10:30~10:45駒の小屋・昼食11:15~12:25大津岐峠12:30~14:15キリンテ登山口~(自転車約4キロ10分)~滝沢
約7時間の山散歩でした。このルートの以前の花レポは⇒こちらから
     
登山・花日記   山行記録一覧   地域別山行記録一覧  会津駒ヶ岳山記録一覧

キリンテ登山口に自転車をデポ。滝沢のトイレ付近に駐車し出発。
蒸し暑い~~。登山口に着くころには汗びっしょり


水場を過ぎてムラサキヤシオが多く見られる。


展望デッキ周辺にハクサンコザクラが咲いていたが撮るには遠すぎ・・


小屋直下はまだ雪たっぷり


雪解け直後の湿原にはショウジョウバカマが生き生きと


7月にこんなに雪が残っているとはね~




小屋前から。ベンチも池も雪に埋もれている。


空身になり会津駒を往復する。池の周りのハクサンコザクラを期待していたが・・残念


山頂付近から見る燧ヶ岳、大杉岳への尾根が確認できる。尾根には雪は少なそうと予定通りキリンテに降ることにした。


会津駒山頂


中門岳の尾根も雪が多そうです。
小屋に戻り早めの昼食、小屋のお姉さんに富士見林道の様子を聞く。「お花が多く見られますよ~」と教えてくれた。


シラネアオイが多く見られました。シャクナゲは蕾のものが多く開花はこれからです。


スッキリとした燧ヶ岳を前方に見ながらのもの


シナノキンバイもハクサンチドリも


雪の上は涼しく別天地


振り返ると会津駒が遥か遠くに


この附近は残雪が多いような


雪解けが進んだ湿原にはまだ花はない。花時期はこれからですね。


ハクサンコザクラに出合えた。「ようきらしたな~」と微笑んでるような、可愛い~


歩いて来た尾根を振り返る


チングルマもわずかに


大津岐峠(おおつまたとうげ)。巨大な木製の標柱は倒れていました。前回歩いた際には工事中だったが・・




キリンテへの下山道にはツバメオモトを期待していたが花は終わっていた。
この花は? マイズルソウは群生している。


無事、キリンテ登山口に着いた。


富士見林道は残雪があるせいか歩かれるハイカーもなく貸切、静かなものでした。
好天に恵まれ眺望もあり、花は少なかったもののそこそこ見られ良かったです。


錦秋の会津駒ヶ岳

2016年10月22日 11時48分57秒 | 会津の山
H28年10月21日、会津駒ヶ岳を歩いてきました。

例年であると中禅寺湖畔の紅葉が見頃となるが今年は遅れ気味とのことで恒例の中禅寺湖畔紅葉散策は延期。それではと新潟県へと思ったが天気がイマイチ、晴れ間が期待でき、まだ紅葉に間に合うかも知れないと会津駒とする。会津駒の紅葉散策は4年ぶりとなった。

滝沢口8:00~滝沢登山口8:25~9:35水場9:40~10:45駒の小屋10:50~会津駒ケ岳11:05~中門岳11:35~12:10駒の小屋・昼食12:30~13:30大津岐峠13:40~15:20キリンテ登山口~(自転車約4キロ10分)~滝沢口
約7時間20分の山散歩でした。
     
登山・花日記   山行記録一覧   地域別山行記録一覧  会津駒ヶ岳山記録一覧

滝沢~会津駒ヶ岳~中門岳(往復)~富士見林道大津岐峠~キリンテの周回。


キリンテ登山口に自転車をデポし滝沢登山口から取り付く。駐車場は満車。見上げる尾根は紅葉している。


登山道に入ると良い感じ


高度を上げるにつれ鮮やかさが増してくる。


















紅葉が見られるにのは水場分岐直下まで。水場分岐付近は葉が落ち冬支度


小屋直下は草紅葉が過ぎ冬の装い


振り返ると遠方に日光連山を、写真から外れるがさらに左には高原山、那須連山まで確認できる。


駒の小屋前から。久しぶりに会津駒~中門岳を往復する。


会津駒山頂


中門岳への展望尾根。歩くハイカーも少なく実に気持ち良い






中門岳


小屋に戻り昼食


富士見林道大津岐峠へ向かう。燧ヶ岳もスッキリと


登山道の右手の岩場に登り見下ろすと会津駒からの支尾根は真っ赤っか。後方には越後の名峰がズラリと


左手には奥日光の山並みを従え燧ヶ岳がどっしりと。陽に照らされた笹尾根が綺麗です


振り返り見る会津駒へと続く富士見林道


大津岐峠。ここ数年、倒れたままになっていた標柱の修復工事が行われていた。近日中に建てられるとのこと。


キリンテへ下山。笹が苅払われ歩き易くなっていた。


キリンテへの紅葉は標高を下げるにつれ色付きが素晴らしい。残念なことに午後になるとこの尾根に陽は差し込まない。
滝沢登山口からの紅葉も良いがキリンテ登山口からの紅葉も素晴らしくお奨めです。














隣の尾根の紅葉も良さそう~


キリンテ登山口着。ここから自転車で滝沢までひとっ走り。


今年の紅葉は鮮やかさに乏しいと言われているが、好天に恵まれた会津駒の紅葉は期待通り素晴らしいものであった。
さて来週は水戸マラソン、頑張らねば。


色付き始めた窓明山

2016年10月03日 09時53分00秒 | 会津の山
H28年10月2日、色付き始めた窓明山を歩いてきました。

10月になってしまった。このところず~と雨続き、今週も晴れ間は期待できない。しびれをきらして山へ行こうとなった。紅葉には早いなんて時期を選んではいられない、雨でなければ良しと窓明山とする。

国体コース(旧道)登山口7:00~黒桧沢ルート出合8:30~避難小屋10:00~11:05窓明山・昼食11:35~家向山の西峰ピーク12:30~巽沢山13:10~窓明山登山口13:45~13:50駐車口の時計廻りの周回です。
約7時間の山散歩でした。

登山・花日記   山行記録一覧   地域別山行記録一覧  窓明山記録一覧  

登山口付近に駐車、国体コース(旧道)登山口から避難小屋~窓明山~巽沢山と周回する。


道路脇に駐車。今にも雨が降ってきそうな天気。雨になったら戻ろうと思いながら出発する。


黒桧沢コースは通行止めということで今回はここから取り付くが急登が続く


古木の切り口から紅葉した樹、盆栽風で良い感じ


黒桧沢コース(新道)との合流点


ガスがとれはじめ陽が射してきた。黄木も陽に映え綺麗です


避難小屋直下の湿原は草紅葉


避難小屋。綺麗な小屋です。


三ッ岩岳はガスで行ってもしょうがない窓明山への尾根を行く。このところの雨続きで泥濘多く滑り易い


樹々の間から窓明山が見えてきた


この附近は花園、今は紅葉した草木に囲まれている


晴れ間も出て窓明山への気持ち良い展望尾根。


窓明山の左には坪入山も確認できる。会津の高難度の山として知られている。


湿原は草紅葉真っ盛り


池塘越に窓明山


振り返ると三ッ岩岳、すっぽりと雲を被っている。終始この雲は取れなかった。


窓明山山頂,三等三角点1842.5m。真新しい山名阪が立っている。ここで昼食


これから歩く家向山への尾根。手前の尾根は紅葉している。


ここをアップして撮る。寒暖差が少ないのか赤みが薄いように感じる


さあ、下山。陽が射した開放感ある尾根を降る。


目の前の小ピークを目指して、ずんずんと降る


時折このような紅葉が見られる。




家向山の西峰ピークを鞍部から見上げる


家向山の西峰へは急坂


家向山尾根分岐の道標。積雪時は容易に行けるが今は藪山


ブナの巨木の中の尾根を降る。紅葉時は黄金色になりますね


巽沢山山頂、三等三角点1162.2m。以前はピークの位置が分かりにくかったが今は分かり易い。ここから急坂を降り登山口へ。


さすがに紅葉には早かったものの、天気が良い方へ転がり気持ち良い山歩きができ良かった。


会津駒から御池縦走

2016年06月27日 09時07分42秒 | 会津の山
H28年6月26日、会津駒から御池縦走してきました。

今年は雪解けが早そう、ハクサンコザクラなども早いのではと会津駒から御池までを縦走しようと欲張った計画をした。一緒したのは和子さん&徹也さん、ようさん&ひろさん。梅雨の合間の晴れを狙ったものであったが期待通りとはならない。生憎の曇りだったものの良き仲間との山行は和気あいあいと楽しいものとなった。

滝沢登山口7:15~8:20水場8:30~展望所(ベンチ)9:25~9:45駒の小屋10:05~11:30大津岐峠(昼食)11:55~送電線巡視員小屋13:05~大杉岳14:15~15:10御池ロッジ(バスターミナル) 7時間55分の山散歩でした。

登山・花日記   山行記録一覧   地域別山行記録一覧  南会津の山記録一覧  

尾瀬御池と滝沢会津駒登山口に車を配置し、会津駒登山口から駒の小屋~大杉岳~御池と周回する。


登山口。花時期でもあり多くのハイカーであった。ちなみに今年の山開きは7月2日(土)


陽が差し良い天気になるのではと思っていたが・・


高度を上げるにつれガスに覆われ展望はなし


駒の小屋直下の木道附近もこの通り真っ白


湿原に咲くチングルマは終盤でした


駒の小屋。このガスでは・・全員一致で会津駒山頂はパス


駒の池周辺のハクサンコザクラは咲き始めているがツボミも多い。ピークはこれからですね。


ハクサンチドリとハクサンコザクラ


駒の小屋前で集合写真


駒の小屋から南西方向に延びる稜線、富士見林道へ入る。足元にはイワカガミやミツバオウレン、ゴゼンタチバナやマイヅルソウなど、この時期のお馴染みのお花が咲いている。鮮やかなハクサンチドリも見られる。


シナノキンバイが群生しているが急斜面で近づけない


シャクナゲは咲き始め


時折、陽が射し期待を持たせるが・・


稜線の先には雲を被った燧ヶ岳


木道脇にはワタスゲ


イワカガミも鮮やかです


花が咲いてないなあ~花時期はもう少し先のようでした。


大津岐峠。ここで昼食とする。晴れていれば絶景場所であるが寒くてゆっくりできない。飲み物を凍らせて持ってきたのにな~
遠方に燧ヶ岳、その右に至仏山。その手前に大杉岳。


大杉林道に入る。ハクサンコザクラが群生している場所へ。ひろさんの素早い寄り付きにに皆びっくり
大杉林道は歩かれる人も少ないと見え少々荒れ気味。出会うハイカーもなく貸切でした。


シラネアオイもハクサンフウロも何とか間に合った。和子さんは今年初見のシラネアオイとのこと良かったね~


ユキザさサロード


稜線の先にランドマークとなる鉄塔も近づいた


シラネアオイも活き活きと


急斜面もなんのその


キヌガサソウも。古木に着生したゴゼンタチバナの盆栽風作り


鉄塔、送電線巡視員小屋着。七入方面との分岐で要注意。この附近からポツポツと雨が


樹林帯の中をアップダウンを越え大杉岳。展望なし。御池までは樹林の中の下り、歩きやすい道を行く。


会津駒・御池登山口に出る。お疲れ様~とハイタッチ。計画した所要時間は8時間、計画通りのものとなった。


御池ロッジ(バスターミナル)着


和子さん&徹也さん、ようさん&ひろさんロングルートをお疲れ様でした。
あいにくの天気でしたが皆さんと一緒だったのでそれなりに楽しめ良かったです。