登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

第2回水戸黄門漫遊マラソン

2017年10月29日 18時46分44秒 | マラソン・100キロウォーク・トレラン
H29年10月29日、「第2回 水戸黄門漫遊マラソン」に参加した。

昨年の反省を踏まえて夏から練習を積み重ねてきた。たが当日は台風22号の予報。

台風が逸れることを期待したが、29日最接近となり雨は避けられない様子。

中止か開催か気をもんでいたが開催と決まり、やるしかないと気合を入れ直した。

雨中でのマラソンは初めてでありどんなものか分からないが、とりあえず簡易雨具を用意した。

当日は朝から雨、雨、雨・・・ 強く降ったり弱まったりするが止む気配はなし。こんな中スタート

これまでのマラソン結果は⇒こちらから



水戸駅。小雨になる気配はなく駅構内で着替えるランナーが多い


市内はマラソン一色の歓迎モードだがこの天気では活気がない


荷物を預けるテントの前は水浸し。この時点で靴の中に水が入ってしまった。


今年もハーフの位置付近にカミさんと節ちゃん(カミさんの姉)が待ち受けサポートしてくれた。
身体も靴の中も雨水が入り、簡易雨具は役にたたない。身体が冷え冷え・・とりあえず手袋を交換






このコンデションの中、結果をだせ納得のいく大会であった。
今後のマラソンに向け弾みとなった。

今後の参加が決まっているマラソン大会
・H30年1月28日(日) 第66回勝田全国マラソン
・H30年2月25日(日) 東京マラソン2018


中央ア・宝剣岳~木曽駒ヶ岳

2017年10月11日 20時02分07秒 | 中央アルプス
H29年10月9日、千畳敷から宝剣岳~木曽駒ヶ岳を歩いてきました。

前日に菅の台バスセンターに入り車中泊。広大な駐車場も空きスペースはわずか、でも朝方には満車。
朝3時に起きバス停に行くと順番取りのザックがズラリと並んでいるのにはビックリ。
始発のバスには乗れず次のバスに。
前回の紅葉時期の宝剣岳~木曽駒ヶ岳は8年前、レポは⇒こちらから

菅の台バスセンター5:20=しらび平=千畳敷6:45~極楽平7:25~8:00宝剣岳8:10~中岳8:35~8:55木曽駒ヶ岳9:15~浄土乗越9:50~伊那前岳10:20~一丁が池11:50~うどんや峠12:20~清水平(水場)12:45~蛇腹沢登山口13:20~林道~北御所登山口(バス停)14:05=14:30菅の台バスセンター 
7時間45分の山散歩でした。

 山行記録   地域別山行記録    中央アルプス山行記録

時計回りの周回


ロープウェイのしらび駅からは中御所谷を見下ろしながら標高差950mを一気に千畳敷へと登って行く。
運よくロープウェイの前列に陣取ることができ絶景を欲しいままに。
眼下に広がるダケカンバの森は素晴らしい紅葉です。


月に千畳敷、絵になりますね~


ロープウェイ山頂駅からの天空の大パノラマ、南アルプスの名山がズラリと並び壮観です。


中央アルプス宝剣岳(標高2,931m)直下に広がる通称「千畳敷カール」
ほとんど歩かずして天空の絶景に出合える。


多くのハイカーは千畳敷カールへ向かうが、私達は極楽平へ向かう。
途中から振り返るとこのように絶景です。


主稜線に出た。極楽平です。右手に三ノ沢岳


空木岳(左端)への主稜線が綺麗に見えますね~素晴らしい~


宝剣岳へ向かいます。前方のごつごつした岩山が宝剣岳、左端に木曽駒のピーク


木曽前岳(中央)の左右には御嶽山、乗鞍岳


宝剣岳の岩場に取り付くカミさん


そして自分も


南アルプスと富士山の山並みの上に、撮影スポットの岩場に立つ。


宝剣岳山頂。この時間帯にはハイカーが少なく待たずに撮ることができた。


山頂から。下山路に使う浄土乗越から伊那前岳の稜線。その奥には八ヶ岳かな


山頂から。宝剣山荘、天狗荘の山小屋。その先にはたおやかな尾根続きに中岳、木曽駒


ハイカーが続々と登ってくるので下山。宝剣山荘でザックをデポし、木曽駒を往復する。
中岳から木曽駒へは多くのハイカーの列。中岳山頂へ立つ。


中岳を降り木曽駒へのなだらかな尾根は見た目よりキツイ。
木曽駒山頂。1等三角点が置かれた広い山頂には木曽駒ヶ岳神社の祠が2つ祀られていた。


乗鞍岳、北アルプスを背に


乗鞍岳、北アルプスをアップで


山頂の岩場で絶景を楽しんだ後、下山する。


木曽駒と中岳の鞍部から空木岳への稜線と三ノ沢岳


中岳の巻き道から見所は多い。宝剣岳の頭がちょこっと見える。


宝剣山荘に戻りザックを回収し、乗越浄土へ向かう。


乗越浄土を過ぎ、伊那前岳への尾根から。
眼下には千畳敷カールが広がり、その中央に赤い屋根の駒ヶ岳ロープウエイ山頂駅。
千畳敷カールは下から見ても上から見ても絵になりますね~


絶景を欲しいままに伊那前岳の尾根を行く。


伊那前岳山頂。
ここから北御所登山口へ降るハイカーはわずかであるが、ここまでを往復するハイカーが結構多い。


伊那前岳山頂から北側を望と西駒山荘の赤い屋根が小さく見え、その左手に将棊頭山、そしてその左奥に茶臼山、将棊頭山から左手に稜線を辿ると馬ノ背が木曽駒ヶ岳山頂に向けて伸びているのが見える。また、木曽駒ヶ岳の中の景勝地・濃ヶ池も見えている。


伊那前岳からの下山路がず~と見える。


八合目。尾根上に小祠や石碑が祀られている。何だろうと覗いてみると石碑には般若心経の一節が刻まれている。かつて、このルートは伊那谷側からの登拝路の一つで、山岳信仰・修験道の歴史を感じさせる場所でした。


広い場所に出た。絶景を前に昼食にしようとしたが風が冷たくスルー、この下とする。


振り返って伊那前岳、綺麗ですね~


ゴツゴツした岩道を降る。濃ヶ池もちょうど目線に


樹林帯に入り、一丁ヶ池の大きな看板が目に入る。休憩するにはちょうど良い場所、登山道の右手に小さな水たまり程度の一丁ヶ池が現れる。


5合目・うどんや峠。
伊勢滝方面との分岐となっているが登山道入口にはロープが張られ、進入禁止の様な状態になっていて踏み跡は薄く、登山者はあまり入っていない様子。


清水平に水量豊富な湧水が出ている。


蛇腹沢登山口に出る。蛇腹沢登山口から北御所登山口までの林道は、中部電力によって整備されており歩きやすい状態になっている。


北御所登山口。バス停があり好都合。
1時間に2本あり30分待つつもりでいたが、着くと同時に予定時刻から遅れてバスが来た。超ラッキー


連休、好天、紅葉と重なり激混みとなったが、絶景を欲しいままに楽しめた。
ただ、紅葉には遅かったのは残念でした。


北八ツ・麦草峠から茶臼岳~縞枯山

2017年10月10日 12時53分06秒 | 八ヶ岳・美ヶ原・霧ヶ峰
H29年10月8日、麦草峠から茶臼岳~縞枯山を歩いてきました。

この3連休は天気が良さそうと中ア木曽駒へ。前日の今日は移動日、久しぶりに北八ツを歩いてみようとなった。
麦草峠からの北八ヶ岳は15年ぶり、記憶はおぼろげで新鮮であった。

メルヘン街道路側帯7:25~休養林入口7:30~麦草峠8:05~中小場8:35~9:05茶臼岳展望台9:25~9:45縞枯山展望台9:50~縞枯山10:00~雨池峠10:20~縞枯山荘10:25~10:30坪庭10:45~10:50ロープウェイ駅・昼食11:10~森林浴展望台11:25~五辻~出逢の辻11:40~メルヘン街道11:50~11:50駐車位置
約4時間半の山散歩でした。

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反時計廻りの周回


自宅発3:20 麦草峠7:10着。自宅~北関東道~信越道~横川SA(朝食)~佐久南~麦草峠 256Km
白駒の池付近は大渋滞、その先の麦草峠の無料駐車場は満車、駐車できそうな路側帯も車の列。
こんなこともあるだろうと予定より早く家を出てきたが・・こんなに多いのにビックリ
と言うことでこんな所へ駐車。下山した際にはもっともっと下まで駐車されていた。


車道歩きを避け、北八ヶ岳自然休養林の遊歩道に入る。


「斧断ちの森」。なんか妖精が住んでいそうな森というか・・


苔の森の中。もののけ姫の世界 苔ワールドですね。


赤い屋根の麦草ヒュッテの裏手に出た。


麦草峠は、北八ヶ岳の丸山と茶臼山の間に位置し標高は2,127m。
以前に歩いた際にはこんな立派な案内板あったかな~


茶水の池(ちゃみずのいけ)は、メルヘン街道沿い麦草園地の向かい側にある茶水の池。 
登山道は泥濘、岩は滑る。聞くところによると昨日は大雨だったとか。


中小場(2232m) 岩ゴロの展望台その先は茶臼山


中小場からは好展望。南アルプス~中央アルプスが一望できる。


茶臼山。茶臼山頂は展望なく単なる通過点、左に折れ茶臼山展望台を往復する。


茶臼山展望台。ここからの眺望は素晴らしい~。
南八ヶ岳~南ア~中央ア~穂高連峰までの大パノラマ


茶臼山展望台の四等三角点・標高2384m


穂高連峰をアップで


中央アルプスもアップで。写真中央右に明日歩く宝剣岳、木曽駒も確認できる。


展望台から登山道に戻り、縞枯山に向かう。
縞枯れ現象が見られる。世代交代ですね。


縞枯山展望台に寄り道。巨岩が積み重なった展望台。


ここからも大パノラマ


縞枯山山頂2403m。木に囲まれ展望なし


雨池峠に近づいた頃、RWで登って来た人たちとすれ違うようになった。
雨池峠(分岐)を過ぎ青い屋根の縞枯山荘へ。
薪ストーブとランプの心温まる小さな山小屋。多くのハイカーが休憩していた。


縞枯山荘を過ぎ「坪庭」との分岐。折角なので散策する。
ハイマツやコメツガなど溶岩台地を覆う低木や高山植物が群生する自然園、浅間の鬼押出し園に似てる感じ




北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅。


大きなキツツキが目立つ道標の傍には北八ヶ岳周辺の案内板が建っている。


山頂駅展望デッキで大パノラマを見ながら昼食とする。
山頂駅展望デッキから見る「坪庭」。左手には北横岳


ロープウエイ山頂駅展望デッキで昼食後、捲き道(苔の道)を辿って、麦草峠に戻る。
歩きやすい木道が整備されている。メルヘン街道までほとんどが緩やかな下りになる。


木道を緩やかに下って、森林浴展望台。ガスが上がってきて展望は良くない。


出逢の辻付近からの天狗岳。ここからは道型はあるものの歩かれることが少ないとみえ荒れている。


メルヘン街道に出た。


朝の渋滞では今日は無理かと思ったが、何とか駐車でき歩くことができ良かった。
天気に恵まれ大パノラマ、秋の北八ヶ岳を満喫した。

これから80キロ先の管の台バスセンターへ移動、車中泊。
明日は宝剣岳~木曽駒~北御所コースへ


絶景・谷川岳

2017年10月02日 10時07分46秒 | 谷川連峰
H29年10月1日、谷川岳を歩いてきました。

紅葉時期の谷川岳は、馬蹄形縦走いらい3年ぶり。西黒尾根、天神尾根、田尻尾根と繋ぎ楽しんできた。
天神尾根、田尻尾根は初めて歩くもので興味があった。

白毛門登山口駐車場6:15~西黒尾根登山口6:35~ラクダのコル(厳剛新道分岐)8:20~谷川岳(オキの耳)9:50~トマの耳~奥の院~10:30ノゾキ(休憩)10:40~トマの耳~オキの耳~11:30肩の小屋(昼食)12:00~(天神尾根)~天狗のトマリ場12:35~熊穴沢避難小屋12:55~(田尻尾根)~田尻尾根登山口14:05~林道~土合橋14:30~14:40白毛門登山口駐車場
約8時間半の山散歩でした。

山行記録   地域別山行記録  谷川連峰記録

概略ルート図。西黒尾根⇒谷川岳⇒ノゾキ往復⇒天神尾根⇒田尻尾根の周回


自宅発3時20分、北関東道、関越道、赤城高原SAで朝食~水上ICで下車し土合へ。6時00分着。201Km。
白毛門登山口無料駐車場。すでに満車状態で隅っこのスペースに駐車。


西黒尾根登山口。標高差約1200mの急登コース、日本三大急登の一つに数えられているとか。
ロープウェイ駅を過ぎた付近で「登山口はこちらからですか」と聞かれた。
地図も持ってない様子。危なっかしいハイカーもいるもんだ。


登山口からブナの原生林の中の単調の急坂が続く。
途中にあったベンチ木、倒木の先から新しい芽が出て上に伸びたとか 生命力って素晴らしい。


樹林帯を抜けた辺りから西黒尾根は次第に稜線が狭くなり、同時に素晴らしい展望が開けてくる。
湯檜曽川の対岸には白毛門、笠ヶ岳、朝日岳と続く峰々が聳え立っています。
更にその遠景に上州武尊山や至仏山なども見えている。


稜線が狭くなると同時に、岩場の傾斜が増し、「ラクダの背」と呼ばれる小ピークの下に三か所の鎖場がある。
難易度は高くはないが岩がツルツルして滑るため要注意。


「ラクダの背」はザックをおろして休めるほどの広さがある。トマノ耳とオキノ耳の絶景を楽しんでから出発する。


西黒尾根と東尾根との間に作られた絶壁に、東方向に刻まれたマチガ沢の絶景は、このコースの醍醐味ですね。


「ラクダの背」から少し下った所を「ガレ沢のコル」と呼び、ここで右方向に巌剛新道を分ける。


「ガレ沢のコル」から稜線を進み、少し登った所から尾根を外れごつごつした岩場に登り小休止


この辺りから望む谷川岳は見応えがあり、撮影の絶好ポイントと言える。
オキの耳から連なる東尾根のシンセン岩峰や双耳峰の谷川岳から垂直落ちる岩壁など素晴らしい景観です。


広い尾根の稜線の左側を登って行く。


ザンゲ岩下部にあるツルツルと滑る岩を慎重に登ると、山頂はあと少しです。


氷河の跡付近には氷河の浸食作用によって削られたとされる一枚岩がある。ここに来ると寝転がりたくなり。


ザンゲ岩を見下ろす。紅葉が綺麗ですね~


左の丸いピークがトマノ耳、右ピークがオキノ耳。すでに多くのハイカーがいる。


尾根の左手の天神尾根からも多くのハイカーが列をなし登っている。


草紅葉の谷川岳も良いものです。


トマノ耳付近からから望む万太郎山への稜線。稜線を辿るとオジカ沢ノ頭があり、そこから左手奥に俎嵒山稜(一般登山ルート無し)が川棚ノ頭へ向けて伸びている。主脈はオジカ沢ノ頭から後方に向かって伸びていて万太郎山~仙ノ倉山~平標山へと続いている。


トマノ耳もオキノ耳もハイカーで混雑。帰りに寄ろうとノゾキまでを往復する。


トマノ耳附近からオキノ耳、一の倉沢岳、茂倉岳


紅葉はすでに終盤、茶色がかっている。


トマノ耳から一の倉沢岳へは展望稜線。稜線西側の苗場山方面


稜線東側の巻機山方面


ノゾキ。一ノ倉沢を覗くことですね。


文字通り下をのぞいての撮影。10月だというのに雪渓がある。中央部やや左の岩は烏帽子岩、衝立岩かな。


ノゾキから見る一ノ倉沢岳の紅葉が一番綺麗だったかな~。


オキノ耳付近からから万太郎山方面の稜線。笹原のなだらかなスロープを見せる新潟県側です


奥の院付近の岩場にて。帰りに寄ろうとしたトマノ耳もオキノ耳もハイカーの列は解消されずパス


肩の小屋。上高地並みのハイカーの多さ。運よくベンチが空きここで昼食。


「これだけ多くのハイカーなのに知り合いはいないね~」と話していたら、いくべ会のメンバーとバッタリ。
この人混みの中で出会うとは奇遇です。
つなちゃんが上着のチャックを開け始めたので何をするのかと思ったら、このTシャツを見せたかったようです。


昼食後、天神尾根を降り途中の岩場から振り返り見る。
降りる人、登る人が交差し渋滞も度々。ガレ石が多く歩いにくいものだった。


この附近は紅葉が素晴らしい


田尻尾根へ入る。ここからはハイカーは激減、歩かれる人は少ない。
ロープウェイを使えば、標高1,320mの天神平駅から標高750mの土合口駅へ一気に降れるが、年金生活者にとっては辛い出費、歩いて降る。


時々、視界が開けて往路に登った西黒尾根と谷川岳が見える。


田尻尾根登山口。ここからは林道を降る。


ゴンドラを見上げながら


河原のような林道をゆるりと降り


土合橋。ロープウェイ土合口駅下の車道に出る。


紅葉を期待してものだったが、稜線ではすでにピークは過ぎてしまった。
それでも快晴のこの日、絶景が得られ良かったです。