登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

高峯温泉から水ノ塔山、東篭ノ登山

2020年08月11日 13時58分17秒 | 草津・菅平・志賀高原
R2年8月10日、水ノ塔山、東篭ノ登山を歩いてきました。

上信国境の代表的ハイキング・コースとして多く登られている東篭ノ登山、一等三角点の置かれた山頂は360度の展望を誇る。
浅間連峰の西側に位置し、標高1,800~2,000mの高原地帯で、別名「花高原」と呼ばれているとか。
篭ノ登山は西、東の2峰があり、18年前にカミさんと池の平から歩いた記録があるが、記憶は全くない。
ということで、このエリアを何度も歩いているのんびりさんの花レポを参考に歩いてきた。

高峯温泉P7:25~水ノ塔山8:25~9:15東篭ノ登山9:30~池の平10:00~見晴岳10:50~11:10三方ヶ峰(昼食)11:40~12:05池の平12:25~13:10高峯温泉P 
5時間45分の山散歩でした。

 山行記録   地域別記録  篭ノ登山記録

自宅発4時00分、高峯温泉前7時30分着
自宅~笠間西IC~横川SA(朝食)~佐久北IC~高峯温泉 238Km
高峯温泉から周回です。


高峯温泉前に駐車。登山者用駐車スペースはなく道路の膨らみを利用


高峯温泉前の登山口からスタート。ノアザミが真っ盛り


取りつき早々から花が多く見られる。


ノアザミ                ツリガネニンジン


クルマユリ               


マツムシソウ              ウスユキソウ


イブキジャコウソウ           コキンレイカ


標高を上げると高峯山の隣に八ヶ岳


うっすらと富士山も見られた。


水ノ塔山への足場の悪い尾根を登り


岩場に乗って遊び


水ノ塔山に着く
のんびりさんのレポからこの付近にリネンソウが咲くとかで楽しみにしていたが、すっかり忘れてしまった。


赤ぞれ上の尾根からの東、西篭ノ登山


イブキジャコウソウの群落が続く


一等三角点の東篭ノ登山頂、360度の眺望
この景観をみても18年前の記憶は戻らない・・


四阿山方面


烏帽子岳方面


これから向かう池の平湿原
小休止していると池の平方面から続々とハイカーが着き長居はできないと下山する。


池の平インフォメーションセンターに着いた。
この付近もお花畑が広がり、トイレ、東屋があり休憩ポイント


見晴歩道を行く、花の尾根である。
シシウドが花を大きく広げ下から見上げると打ち上げ花火を見るよう


マルハダケブキ             色鮮やかなハクサンフウロ


ワレモコウ           シャジクソウ


雲上の丘広場で小休止。池の平湿原の全貌が見渡せる。


見晴岳に寄り道。八ヶ岳の展望台でした。


お花畑も広がり


クガイソウ               見晴らしコマクサ園のコマクサ


三方ヶ峰。展望が広がる。
コマクサ園は柵に囲まれ保護されている。


池の平湿原に出る。


湿原には多くの花が咲く。
仲良く寄り添うアキノキリンソウとハクサンフウロ


ノアザミも元気いっぱい


池の平付近にもノアザミが所狭しと咲きカメラマンが群がっている。


ニッコウキスゲ             ウツボクサ


池の平から未舗装の湯の丸高峯林道を行く。
林道沿いには花も多いが暑さと行きかう車の砂ぼこりに閉口したが無事に高峯温泉に戻った。


車坂峠へ向かう途中にヤナギランが咲いてました。


眺望もあり期待通りの花高原でした。
山の日のこの日、多くの花に出合え良い一日でした。


花名山・根子岳~四阿山~中四阿山

2019年08月27日 13時31分22秒 | 草津・菅平・志賀高原
R1年8月26日、長野県菅平から根子岳、四阿山を歩いてきました。

根子岳(ねこだけ)は、長野県上田市菅平高原と須坂市の境にある山。標高は2,207m。ウメバチソウが有名で、花の百名山の一つ。
四阿山(あずまやさん)は根子岳、浦倉山、奇妙山とで形成する四阿火山外輪山の最高峰で古くから神の山としてなじみの深い山だ。

菅平牧場登山口7:05~東屋7:30~8:50根子岳9:05~コル9:35~四阿山・根子岳分岐10:20~10:35四阿山10:45~11:00四阿山・根子岳分岐(昼食)11:20~中四阿山11:50~小四阿山~中四阿道登山口13:15~13:20菅平牧場 
6時間15分の山散歩でした。
四阿山の前回はH20年、実に11年ぶりに訪れるもので3回目となった。

 山行記録   地域別山行記録  四阿山記録

自宅発3時20分、菅平牧場駐車場7時00分着
自宅~笠間西IC~東部湯の丸SA(朝食)~上田菅平IC~菅平牧場 257Km

四阿山登山ルートは8本あると言われているが、今回は菅平牧場~根子岳~四阿山~中四阿~菅平牧場の周回ルートで前回と同じ


菅平牧場登山口からスタート。ここはもう1600mの高原で下界とは空気が違う。
トイレ前の案内板(直進・根子岳、右・四阿山)に従って根子岳を目指す。


牧場の柵に沿って行く。花が連続し飽きさせない。


マルバダケブキ、ヤナギラン


ワレモコウはそこかしこにわんさか


ヤマハハコが一面に咲きだしている


お花畑


イブキジャコウソウ


ツリガネニンジン


東屋からの北ア展望
北アは雲に隠され途切れ途切れ


東屋周りはお花畑


東屋から先はダテカンバの森の中を行く花も多い


タムラソウ、リンドウ


ウメバチソウ、コウゾリナ?


途中の展望所から北アをアップで。双耳峰は鹿島槍、その左は剣、右の大きいピークは五竜


樹林帯を抜けるとマツムシソウの園


標高2207mの根子岳山頂に到着
根子岳は花の百名山に数えられ、途中の登山道脇にも多くの高山植物が見られた。
山頂からは正面に後立山連峰から槍・穂高の山々が連なる壮大な眺望を期待していたが残念ながら雲に隠されてしまった。


山頂で小休止後、四阿山を目指す
根子岳山頂からはしばらくは狭い登山道を行き、そこからは標高差約200mを一気に下る。


途中の岩頭から四阿山を眺める


岩頭からの雄大な眺め
鞍部のクマザサの茂るコルから登り返して四阿山へ


コルからシラビソとクマザサの茂る急な斜面を登ると中四阿経由で菅平牧場方面に下る分岐地点へ出る。
ここにザックをデポし四阿山を往復する。


四阿山頂
山頂からの眺望は360度の視界であるがガスで視界なし
小休止し分岐に戻る。


オミナエシかな


これはなに?


ハンゴンソウ


菅平牧場方面に下る分岐地点に戻り昼食
中四阿経由で菅平牧場に下る。正面に見えるピークが中四阿


この尾根にもマツムシソウが多い


視界が開け気持ち良い尾根


マツムシソウの群れ


四阿山登山口へ出た


駐車場への車道沿いの草地にも多くの花が


久しぶりに訪れたものであったがまずまずの天気で期待通り多くの花に出合え良い一日であった。
次の機会があれば季節を、ルートを変え歩いてみたいものです。



黄金の落葉松・浅間山

2018年10月22日 19時37分05秒 | 草津・菅平・志賀高原
H30年10月21日、群馬・長野県境の浅間山を歩いてきました。

年に数回しかないと言われる絶好の好天に恵まれたこの日、ようさん&ひろさんの企画した紅葉の浅間山山行に和子さん&徹也さんと自分が一緒させてもらった。
前日の浅間山は降雪であったとのことで冠雪した浅間山と黄金の落葉松の組合せは自然のなせるワザ、素晴らしい一日になるであろうと予測できスタートした。

車坂峠6:50~表コース~槍ヶ鞘~トーミの頭8:20~草すべり~9:10湯の平9:20~10:40シェルター(昼食)11:10~賽の河原~12:30Jバンド12:40~仙人岳12:50~蛇骨岳13:10~14:05黒斑山14:20~中コース~15:30車坂峠
8時間40分の山散歩でした。

 山行記録   地域別山行記録  浅間山記録

自宅3時30分発、車坂峠6時25分着。自宅~笠間西IC~横川SAで朝食~佐久平(集合)~佐久北IC~車坂峠


駐車した林道から草津方面。
車坂峠は早朝から激混み、駐車場所を見つけながら登山口から離れるように林道へ


高峰高原ホテル前から、雲海に浮かび上る八ヶ岳


表コースから振り返ると水ノ塔山、東西の篭ノ塔山


槍ヶ鞘。ここで初めて冠雪した浅間山がド~ンと見える。


トーミの頭から槍ヶ鞘、その先に八ヶ岳


トーミの頭


凍結した激下りの草滑りを降る。


草滑りから見る浅間山は雄大である。


落葉松が陽に映え輝き素晴らしい


湯の平付近からの落葉松林


青空に映える落葉松林


落葉松林越に外輪山の尾根


前掛山へは雪が踏み固められ滑り歩きにくい。


四阿山の尾根もすっきりと


シェルター前に着いた。昼食とする。
ここから前掛山まではわずかであるが、まだ慣れてない雪道で時間が押してきていることもありここから戻ることにする。


賽の河原を突っ切り


賽の河原からの浅間山


外輪山への取り付き


外輪山への取り付き口付近は草木も紅葉し綺麗ですね~




Jバンドを登り


鋸山を背に、右奥の端正な山は浅間隠山かな、その右奥は榛名山、さらにその奥は赤城山かな


外輪山の尾根からは浅間山の裾のまで雄大である。


仙人岳の三角点をチェック


何度も浅間山を撮る


黒斑山で集合写真
浅間山の雄姿を焼き付け中コースを降り無事に戻った。


ようさん&ひろさん、和子さん&徹也さんお疲れ様でした。
好天のもと落葉松の黄葉と素晴らしい眺望を共有でき良き一日でした。


レンゲショウマ・鼻曲山

2018年08月12日 08時03分41秒 | 草津・菅平・志賀高原
H30年8月11日、鼻曲山のレンゲショウマをみてきました。

千葉茨城県沖合を進んだ台風13号が過ぎ去ったが、天気が不安定な日が続く。
午前中は天気はもちそうと和子&徹也さん、ひろ&ようさんを誘ってレンゲショウマをみてきた。
前回の鼻曲山のレンゲショウマレポは⇒こちらから

二度上峠登山口8:20~氷妻山~レンゲショウマ群生地~10:30鼻曲山(昼食)11:05~氷妻山~12:50二度上峠登山口
4時間半の花散歩でした。
    
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福原駅から徹也さんの車に同乗せて頂いた。
のんびりさんとはまゆう山荘の駐車場で待ち合わせ、徹也さんの車で二度上峠へ。
二度上峠からの浅間山をみる。山頂は厚い雲に隠されている。


二度上峠登山口(下山時に撮影)。朝方の登山口前の駐車場は満車


ルート上の笹原の一部は枯れ、クモの巣がびっしりと


氷妻山(ひずまやま)。二等三角点「氷妻」1467.5m


レンゲショウマ群生地へ着く
斜面に広く分布している。蕾も多くまだみられそう






しばし撮影タイム






微風が吹く急斜面。明暗が変化し揺れる花の撮影に一苦労。帰宅後見てみるとピンボケが多くほとんどがボツ。










鼻曲山山頂。
集合写真を撮って下山する。


不安定な天気でしたが雨にも降られず幸いでした。
仲間との花散策は楽しいもの、また一緒して下さい。
和子さん徹也さん、同乗させて頂きありがとうございました。


お花畑の浅間隠山

2016年07月31日 13時25分32秒 | 草津・菅平・志賀高原
H28年7月30日、二度上峠から浅間隠山(あさまかくしやま 1757m)を歩いてきました。

鼻曲山から下山し浅間隠山へ。最短距離で山頂に達することができる二度上峠から高崎よりにある登山口から登るコースを選ぶ。登山口付近に駐車スペースが確保されていることもあり、最も人気のあるコースである。目的はレンゲショウマ、この山でも見られるとのことで。
浅間隠山の前回は鼻曲山と同様に17年前(H11年)で自分もカミさんも山の様子の記憶はほとんどなし。

二度上峠口11:10~12:20浅間隠山(昼食)13:00~13:55二度上峠口
2時間45分の花散歩でした。
    
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二度上峠口から往復


登山口


人気の山、多くのハイカーと交差する。鼻曲山は閑散としていたがこの山はハイカーが多い


歩き始めて早々に蕾のレンゲショウマを見る。さらに途中で蕾の一株を見るが開花したものはとうとう見られなかった。簡単に登れて多くの人が入っては年々少なくなってしまいますね。


山道は巻道が何回かあるが直ぐに合流する。山頂直下の急坂を登り切れば山頂へ。


山頂付近は一面のお花畑。
シモツケソウ、クガイソウ 、シロヨメナ、ソバナ、ノアザミ、コオニユリ、ヤマホトトギスなどなど数えきれない




お花畑は山道の左右斜面に広がっている


山頂着、方位盤も設置されていて360度の展望。


秋の花のマツムシソウやワレモコウも


山頂一帯のお花畑を見て回る。グッドタイミングのお花畑でした。






鼻曲山方面


浅間山方面


角落山方面


目的のレンゲショウマは蕾のものであったが、山頂一帯のお花畑はピーク、写真ではその鮮やかさがイマイチですが素晴らしいものであった。
天気も持ち直し展望もあり良い山遊びでした。


レンゲショウマ・鼻曲山

2016年07月31日 09時31分46秒 | 草津・菅平・志賀高原
H28年7月30日、二度上峠から鼻曲山(はなまがりやま、1655m)と浅間隠山を歩いてきました。

梅雨も開けたが天気は不安定なので低山へ。レンゲショウマにはちょっと早いかもと思ったが鼻曲山と浅間隠山へGO。
まずは鼻曲山へ。
鼻曲山は、北佐久郡軽井沢町と群馬県高崎市倉渕町の境にあり、信州側は緩傾斜帯で裾野を長く引き、上州側は岩壁をそそりたてる急崖である。非対称山稜の典型で、信州百名山のひとつになっていてレンゲショウマが咲く山としても知られている。
鼻曲山の前回は17年前(H11年)で自分もカミさんも山の様子の記憶はほとんどなし、新鮮な山行となった。

二度上峠登山口8:00~氷妻山8:35~レンゲショウマ鑑賞~9:35鼻曲山9:45~レンゲショウマ鑑賞~氷妻山10:35~11:00二度上峠登山口
3時間の花散歩でした。
    
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自宅4:00発~二度上峠7:50着 178.6㌔(一般道高崎廻り、高崎市街は小渋滞)
ルートは二度上峠から鼻曲山の往復。レンゲショウマ群生地は鼻曲山山頂直下。


広くはない二度上峠駐車場。他に車道の膨らみに駐車場有り。奥に雲を被った浅間山が望める。


駐車場から浅間隠山も見える。


登山口


枯れた笹の中を登り。行程が短いのでカミさんは空身で


獅子岩。葉が茂り形が良く分かりずらい岩


笹があるが踏み跡がしっかりしているので分かり易い。


小さなアップダウンを繰り返して 氷妻山到着。展望はないのでちょっと休んだら先へ進みます。


氷妻山から大きく降り、登り返すとレンゲショウマの群生地へ


レンゲショウマ群生地。群生地は広く花数も素晴らしい。蕾が多く開花しているのはわずかであったのが残念だな~


点々と丸く見えるのはレンゲショウマの蕾、凄い数ですね~。このような群生地が広がっている。
一斉に開花したら素晴らしい花園でしょうね。


以下に開花早々のものを撮ってきた。このような状態の花も良いものです。




















レンゲショウマ群生地を離れザレ地の急坂を登りきると


鼻曲山(小天狗)。少し離れた大天狗へ。


鼻曲山(大天狗)。展望も花もなく一休みして往路を戻る。


天気も崩れずレンゲショウマも見られラッキーでした。
レンゲショウマは蕾が多く見られ一週間後は見事な花園となることでしょう。

5~600m離れた浅間隠山登山口へ移動する。


野反湖から堂岩山~白砂山

2016年05月21日 13時24分43秒 | 草津・菅平・志賀高原
H28年5月20日、野反湖から堂岩山~白砂山を歩いてきました。

白砂山(しらすなやま)は、長野県・新潟県・群馬県の3県の境に位置する山、標高は2,139.7m。
白砂山へは群馬県六合村側の野反湖展望台兼案内所を登山口とするコースと、同じく中之条町の野反峠休憩舎を登山口とし八間山を経由するコースがある。登山道は比較的なだらか山道は良く整備されているがいずれもロングルートである。三角点と山名標識だけの飾り気のない頂上からは、苗場、佐武流、鳥甲、岩菅など上信越の山並みから横手、白根、浅間、榛名、赤城、武尊、谷川連峰、そして快晴に恵まれれば富士山も望めるとのこと。今回は出発時間が遅くなったこともあり野反湖展望台兼案内所からの往復とした。
白砂山は今回で2回目、前回は14年前で記憶はほとんどなし、新鮮な山行でした。

野反湖畔登山口8:20~ハンノキ沢8:35~地蔵峠(秋山郷分岐)~シラビソ尾根9:25~10:05水場10:10~10:35堂岩山(2,051m)・昼食11:00 ~猟師の頭11:20~金沢レリーフ11:30~12:00白砂山(2,139.7m)12:10 ~堂岩山13:00 ~水場13:20 ~ハンノキ沢 ~14:30登山口帰着 6時間10分の山散歩でした。
    
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自宅3:20発~野反湖7:20着 207㌔(一般道渋川廻り)。
シラネアオイ群生地散策約1時間~野反湖展望台兼案内所8:20着


野反湖展望台兼案内所駐車場(下山時に撮ったもの) 


駐車場脇の登山口


登山口からは一旦ゆるく登り、さっそく、すぐにハンノキ沢へ向けて、もったいないほどの下降となる。


沢を渡ってからは本格的な樹林内の中の登りとなる。そしてしばらく行くと、秋山郷への分岐点となる「地蔵峠」に出る。


早速、見頃のシャクナゲに出合う


ミヤマカタバミやミツバオウレンなども多く見られた。


水場。ここで小休止。野反湖方面の展望が開けていた。水場の確認はしていない。


水場から先は少し残雪があり冷えた空気が吹きおろし火照った身体に気持ち良い。


標高2,051mの「堂岩山」。ここで早めの昼食、ザックをデポしサブザックで往復する。


堂岩山まで来て、初めて目指す白砂山が姿を見せた。すっくと頭をもたげたピラミダルな山だ。この稜線を歩くのだワクワクするね。


尾根には見頃のシャクナゲが点々と続く






ミネザクラも見頃、綺麗ですね~。那須岳のミネザクラは肩透かしだったのでこれで良し




スッキリしない天気であるが展望尾根、遠望はきかないが素晴らしい眺めである。


ミネザクラも素晴らしい




幾つものピークを息を切らしながら越えて、最後の白砂山本峰の長い登りを踏ん張り、標高2,139.7mの白砂山頂上にたどり着いた。。先客はなし貸切。


山頂は360度の展望で、上信越国境の山々を望む。山また山の連続で、この山の奥深さが実感できる。


白砂山から先は、ササ原のヤブ道が佐武流山から、さらに苗場山へと続く。ここからは踏み後程度の熟練者向きなのでの足を踏み入れてはいけない。


山頂に咲くミネザクラは格段に綺麗だ


往路を野反湖へと戻ろう。


下山路から猟師の頭のピーク、その先に堂岩山


もう一度シャクナゲを楽しみながら




予定通り14時半に野反湖畔登山口へ戻った。


出発点は、既に標高が約1,600mもある。だから2,140mの白砂山までは、せいぜい標高差500m強だから楽だろうと思ったらとんでもない。登ったり下ったりできついものでした。が、見頃のシャクナゲやミネザクラなどに癒され満足感いっぱいの山行でした。


野反湖畔のシラネアオイを訪ねて 

2016年05月21日 12時09分35秒 | 草津・菅平・志賀高原
H28年5月20日、白砂山を歩いてきました。その前に野反湖畔のシラネアオイ群生地散策です。

野反湖は群馬と新潟との県境にある。野反峠休憩所 湖畔の駐車場に車を駐め、八間山登山口から登るとすぐ左手にガレ場があり、そこはコマクサの群生地になっている。そこを通り過ぎると、ダケカンバの明るい林に入り、そこがシラネアオイの大群生地です。

この群生地は、シラネアオイの大群落を復活させようと、地元の人が約10年くらい前から移植を進めてきたもので、現在6万株ほどになるそうとのこと。
その花は山野草とも思えない程の美しさです。















花の様子が心配であったがラッキーにも良い状態のものに出合えた。
植栽されたものとはいえその花の美しさは絶品でした。