登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

シモンさんと山探検・筑波山神社巡り

2020年06月28日 07時40分30秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R2年6月27日、シモンさんの「茨城の山探検」(第87回)に参加した。

筑波山の広大な境内山中にひっそりと鎮座している神社が17あるとのこと。
自分はこれまでの山歩きで偶然に見つけたものもあり、その過半数は出合っているはず
記憶を繋ぎながら探し歩いたことがあるが、お手本があるわけではなく頼りは薄れた自分の記憶のみで途中で計画は頓挫した。

そんな折、シモンさんの山探検で計画されていることを知り楽しみにしていた。
一般ルート、道なき藪尾根を混じえシモンさんならではのルートでした。

第三駐車場7:20 ~三島神社7:35 ~ 稲荷神社7:45~八坂神社8:15~猿田彦神社8:30~住吉神社9:05~天満宮9:20~秋葉神社9:40~天太玉(あめふとたま)神社10:25~香取神社11:00~(昼食)~雷(いかづち)神社12:00~稲荷神社12:30~聖天神社13:15~稲田姫神社14:05~大洗神社14:40~日本武尊神社14:50~稲荷神社15:05~八幡神社15:30~16:05第三駐車場 (稲荷神社は3ヶ所にある)
8時間45分の山探検でした。

 山行記録  「シモンさんと山探検」記録  筑波山記録

天気はすっきりせず蒸し暑い中の第三駐車場をスタート


夏草が伸びた山道を行く


最初の三島神社は木立の中の巨岩の上に鎮座


筑波山水源の森の案内板を見て


わずかで稲荷神社へ


猿田彦神社コースへ出て


猿田彦神社コースから外れて八坂神社へ


再び猿田彦神社コースの大岩を縫うように登り


岩陰に鎮座する猿田彦神社へ


住吉・秋葉神社コースへ入り、V字谷を横切り


住吉神社


わずか先に天満宮


蒸し暑い森の中をさらに標高をあげて


秋葉神社へ、小休止


秋葉神社から急な斜面を下り沢を横切り登り返すとケーブルカーの動く音が聞こえる


ケーブルカー沿いに天太玉(あめふとたま)神社
ケーブルカーレールの反対側はハイキングコース、人影は見えないが多く歩かれている。


尾根を登り御幸ヶ原コースに出て男女川源流の湧き水(水場)で小休止
行者の岩屋に寄り道。注連縄(しめなわ)があり、岩屋の奥に石像が置かれている。


御幸ヶ原コース沿いの香取神社


御幸ヶ原コースを下り、中茶屋跡地で昼食
御幸ヶ原コースから離れて雷(いかづち)神社へ


雷(いかづち)神社。御幸ヶ原コースを登る登山者の声が聞こえる近距離


白雲橋コースへのトラバース、藪斜面を行く


白雲橋コースに出て大岩の上に稲荷神社。多くのハイカーはその存在に気付くこともなく通過


弁慶茶屋跡地の聖天神社


聖天神社前で集合写真(シモンさん写真)


おたつ石コースから離れて藪尾根を降る。ここが急な斜面で滑ること樹に掴まりながらのもの


大岩の上に稲田姫神社


下山中に見られたムヨウランはピンボケ、トンボソウもボケ気味


向場コースに出て大洗神社


向場コースを少し戻り日本武尊神社


向場コースから分岐する山道を下り稲荷神社


車道をわずかに歩き背丈ほどの夏草が生い茂る所を掻き分け府中道に降り立つ


そして最後の八幡神社。これで17末社は無事に巡り終えた。


府中道沿いの「稲荷宮」の真っ赤な鳥居を除き


筑波山神社でお参りし山探検を終了した。


シモンさん探検仲間の皆さん、お疲れ様でした。
気になっていた末社巡りを終え胸のつかえがとれた感がある。
また秋から再開される山探検、一緒できることを楽しみにしてます。


バンダイクワガタ・磐梯山

2020年06月22日 12時40分22秒 | 安達太良・磐梯・吾妻
R2年6月21日、八方台口から磐梯山を歩いてきました。

外出自粛が解除された最初の晴れの日曜日
予定したのは南蔵王であったが道路も山も混雑必至、予定を変更する。
磐梯山にのみ自生する固有種バンダイクワガタが咲く磐梯山へ。八方台からとした。

八方台登山口7:15~中の湯分岐7:40~お花畑9:00~バンダイクワガタ散策~弘法清水小屋10:05~10:35磐梯山頂(昼食)11:00~弘法清水小屋11:30~13:10八方台登山口
約6時間の山散歩でした。

 山行記録  地域別記録 磐梯山記録

自宅4:00発~水戸IC~安達太良SA(朝食)~磐梯河東IC~八方台駐車場7:00着
高速道もゴールドラインも車が多いのではと思われたがガラガラこれはラッキー・・
だが八方台登山口前駐車場(無料)は満車、花時期でもありハイカーが押し寄せていた。
何とかスペースをみつけ駐車する。(ゴールドラインは東日本大震災以降無料開放)


八方台口ルートは、2時間ほどで山頂に立てるというお手軽ルート
陽が射すブナ林の中の気持ち良い山道を行く


ブナ林の中を25分ほど登ると展望が開け、硫黄の匂いがする磐梯温泉中ノ湯跡地に着く。
ダケカンバやナナカマドに囲まれた中ノ湯は朽ち果て廃屋となっている。


裏磐梯登山口からのルートを合わせ、ダケカンバの林を登る。
ルート沿いにはタニウツギ、マイズルソウ、ツマトリソウ、イハカガミ、ミツガシワなど
コケイランも何本か見られる。


ズダヤクシュもそこら中に群生している。


登山道の左側は時折展望が開け、火口壁沿いに付けられた登山道からは櫛ヶ峰・桧原湖・吾妻山などの眺望を楽しめる。
分岐、天狗岩広場のお花畑を巡るルートに進む。


ルートに入り直ぐにグンナイフーロ


ベニイチヤクソウも


火口壁沿いにブーケ状のバンダイクワガタ


ミヤマキンバイも花盛り


火口壁の右手にお花畑が広がる


レンゲツツジも満開


お花畑にはミヤマキンバイや


イワカガミ


グンナイフーロなどなど


裏磐梯、川上口などのルートとの合流点
ここから櫛ヶ峰分岐付近まで下り花散策とする。


色鮮やかなハクサンチドリも点々と


目的のバンダイクワガタの花園へ
地元の方らしき人が「今年は素晴らしい花付きだ」と


なるほど納得の花園です。
見つけるのは難しいかと思っていたが、これほど密集して咲いているとは・・・










三合目の石標付近からの櫛ヶ峰
以前に櫛ヶ峰を登ったことがあるが今は尾根が崩落している。これでは無理でしょうねぇ


このレンゲツツジを見て戻るとした。


三合目付近から天狗岩(右端のピーク)。タニウツギが鮮やかです。


遠目からはシラネアオイかと・・近づいてみるとオダマキでした。


弘法清水小屋


5年ぶりの磐梯山山頂


猫魔ヶ岳、雄国沼方面。ニッコウキスゲもぽつぽつと咲き始めた様子


好天にも花にも恵まれ良い一日でした。
八方台口から初めて歩くものでしたが良いルートでした。


コウシンソウ咲く庚申山

2020年06月19日 06時35分29秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
R2年6月17日、庚申山を歩いてきました。

花期には出遅れ感があったが3年ぶりに庚申山へ
多くの情報から花の様子は分かっていたがついでに下山路の尾根の下見べを兼ねて

銀山平P7:25~一の鳥居8:25~9:45庚申山荘10:05~お山巡り10:50~(昼食)~ヤシオ尾根12:40~林道14:25~15:00銀山平
約7時間半の山散歩でした。

山行記録   地域別記録  庚申山記録

お山巡りからの下山路はハイキングコースではありません。


林道の車止め前に駐車


緑が濃くなった林道を歩き一の鳥居へ


庚申山荘までは花はみられないことから花時期のピークは過ぎたかと


庚申山荘裏手に広がるクリンソウは広く咲いているがピークを過ぎている。


大絶壁の基部に咲くコウシンコザクラは終盤であった。


とってかわってウツギや


カラマツソウが多く咲いている。


これはミヤマハンショウツルか?
他の場所でも点々とみられるがほぼ終わっている。


クワガタソウ


コウシンコザクラ


大胎内分岐
庚申山へ行っても花は期待できないのでパス。お山巡りへ


コースから外れて絶壁に近寄り見上げても花は少ない


眼鏡岩


急斜面にかけられた梯子を上り


コウシンソウが咲く岩場へ
この場所のコウシンコザクラはまだ見られる。






だがコウシンソウはピークを過ぎている。が何とか間に合った。






お山巡りコースを右に分け尾根の下見へ


ヤシオが群生する尾根がず~と続く


根が張り出したところも


シャクナゲが群生する一角もある。


だが尾根終盤は急斜面続き、この急斜面を避けられれば良い尾根だが


予定したこの場所の林道に無事に降り立った。
この尾根は距離的には近道だが急斜面もあり時間がかかってしまった。


花のピークを過ぎてしまったが何とか間に合った。
これからは夏の花、期待したいものです。

花満開の初夏の奥日光

2020年06月10日 20時20分21秒 | 日光連山
R2年6月9日、千手ヶ原のクリンソウ、戦場ヶ原のワタスゲとズミの花散策です。

クリンソウとするかコウシンソウとするかどうしようか?
「華やかな花にしよう」ということで奥日光へ
ただ、千手が浜へは遊歩道は通行止めバスも観光船も運休だ。
選択肢は歩くか自転車しかない。
久しぶりに赤沼茶屋から自転車でスタート

赤沼茶屋無料駐車場7:25~8:25クリンソウ園9:50~11:00赤沼茶屋駐車場11:00~戦場ヶ原(昼食)~12:00赤沼茶屋駐車場
約4時間半の花散歩でした。

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朝方は閑散としている赤沼茶屋


駐車場付近で日立からという方に声をかけられた。温厚な人柄のご夫婦です。
自分のブログを見ているとのこと。ありがとうございます。またお会いできると良いですね。


自転車に乗りスタート
小田代原付近もズミが満開です。


千手が浜からの男体山
モーターボートでの選択肢がありました。往復で1人2500円とのこと。


クリンソウ園
広範囲に見事な咲きっぷり、稀にみる群落です。


初めてみる種類






黄色の花も


水辺に咲く花、絵になります。












千手堂手前のクリンソウの群れ
花数は少ないものの近くまで寄れるので好きなアングルで撮れる。




千手が浜から赤沼茶屋へ戻る。
往路は下りが多くらくちんだが、復路は上りが辛い




駐車場に自転車を置き、戦場ヶ原へ
ズミのトンネル
風に花が散り始めていたが、それでも真っ白に花付きが素晴らしい






ワタスゲの群れ
監視員の方が近年まれにみる花付きの良さとのこと。






昨年、田代山でお会いしたYさんに出逢った。
爽やかな笑顔に直ぐに分かりました。まさかな出会いにビックリです。
お約束した奥久慈の花散策も都合が合わず失礼したまま、申し訳ありません。
またの出会いを楽しみにしてます。


好天に恵まれクリンソウもワタスゲもズミも十分楽しめました。
出逢いもあり良い一日でした。


シモンさんと山探検・高田山~国見山~鶏足山

2020年06月08日 13時12分17秒 | サイクル登山
R2年6月7日、シモンさんの「茨城の山探検」(第86回)に参加した。

今回はサイクル登山、一等から四等三角点を繋ぎ歩くもの。
三等、四等三角点は数多くあるが一等、二等三角点は数少ない。
一等、二等三角点をつなぎ歩くことができるかがサイクル登山のポイント
山を知りつくしているシモンさんならではの山遊びですね。
今回は高田山~国見山~鶏足山を歩き7点の三角点を確認しながらのものとなった。

駐車位置7:05~高田山7;30~金峯神社8:35~12:20国見山(昼食)12:45~鶏足山15:10~15:45下赤沢登山口
8時間40分の山探検でした。

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シモンさんの山探検計画図


スタート


高田山への尾根に取りつく


尾根に出るとそれなりに踏み後がある。尾根にはコアジサイが咲いていた。


わずかで高田山。高田山一等三角点(255.6m)確認


三角点の脇にはNTT七会中継所が建っている。


高田山からの下山は保守点検用道路を降る。


一旦、里に出て藪尾根に取りつく
草原上の尾根からは高田山のNTT中継所のアンテナが見える。


集合写真(シモンさん撮影)


イチヤクソウが咲いてました。


祠が並ぶ金峯神社に出た。


拝殿は質素な造りだが歴史を感じさせる佇まいです。
鳥居が建つ城里町県道113号線に降り立ち小休止


城里町県道113号線沿いから民家の庭先をお借りし尾根に取りつく
以前にここから尾根に取りつき歩いてみようと思ったことがあったので下見できると


登りわずかで山下四等三角点(185.1m)を確認


三角点の近くに瓦の祠、自分は瓦で造られたものは見たことがない。


尾根で仲間の一人が蜂に刺され気分が悪くなりリタイアするアクシデント
心配しましたが大事に至らなく良かったです。
一旦、車道に出て向かい側の尾根に取りつく


度丸三等三角点(261.4m)を確認


ヤマツツジが多い伐採地で休憩。ヤマツツジ咲く時期は綺麗だそうです。


さくらトンネル上の旧道から尾根に取りつく。
ここから国見山へは歩いたことがある。ヤマツツジが咲く尾根です。


真端四等三角点(308.4m)確認


国見山。国見三等三角点(391.8m)確認
ちょっと先の展望地で昼食


国見山から下山。コアジサイが咲く藪尾根を降る。


藪尾根を下り林道に降り立つ。林道沿いにはキイチゴが熟れて甘い


里に降り立った。ここから鶏足山へ向かう。


鶏足山尾根の南端に我々箱四等三角点(274.0m)確認


鶏足山。下赤沢二等三角点(430.5m)確認
これでサイクル登山完です。


目的を達成し悠々と登山口に下山


シモンさん探検仲間の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
また一緒できることを楽しみにしてます。

山口コースから宝篋山

2020年06月05日 12時44分59秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R2年6月4日、宝篋山を歩いてきました。

今日はコウシンソウを見に行こうと計画していたがまだ早そうと計画変更、宝篋山へ
宝篋山は多くのコースが整備されているが今回はまだ歩いたことがない山口コースから

山口集落P9:20~山口コース(2)分岐9:40~宝篋水10:00~10;30万博の森10:40~11:00宝篋山(昼食)11:30~新寺コース分岐12:00~山口コース(2)登山口12:15~12:30山口集落P
約3時間の山散歩でした。
     
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臨時駐車場
標識もなく個人のものかと躊躇したが他県ナンバーの車も止まっているのでここかと。


道標を確認し


最奥の民家の脇を抜け登山口へ


道なりに進むと山口コース(2)との分岐、山口コース(1)へ


小さな沢を越える。宝篋山への中間位置付近


宝篋水とある。


コアジサイが咲いてました。

草刈り機の音が大きく聞こえてきた。
いくべ会で一緒したことがある太田さんであった。蒸し暑い中の作業ご苦労様です。
久しぶりの再会、近況などしばし雑談。またお会いできることでしょう。


少し登ると「万博の森」が建っていた。ここで小休止


アマドコロかな?


宝篋山。ハイカーは多くはない。


残念ながら筑波山はガスの中


下山は山口コース(2)を降る。
榊の森の中を抜け


新寺コースを左に分け山口コース(2)へ


この花は?


山口コース(2)の分岐、道標には「通行止」とある方向へ


踏み後はしっかりしているので行けるのではと


山口コース(2)の登山口に出た。


登山口の前は舗装された広場になっていてここまで車で来られるようだ。


筑波山を見ながら里へ降り立つ


「鬼子母神」とあったが寂れた神社


今回で紹介されている宝篋山ルートを一通り歩いた。
次の機会にはサブルートを歩いてみよう。