登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

秋色を見たさに燧ケ岳

2019年09月27日 12時49分48秒 | 尾瀬・上州武尊
R1年9月26日、尾瀬燧ケ岳を歩いてきました。

紅葉には早いと思ったが久しぶりに燧へ
草紅葉がみられるかもと期待して、燧ケ岳は8年ぶり

御池登山口7:20~広沢田代8:15~9:05熊沢田代9:15~10:15俎嵓(昼食)10:55~11:15柴安嵓11:20~11:35俎嵓12:00~熊沢田代12:40~広沢田代13:25~14:10御池登山口
6時間50分の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  尾瀬記録

今回のルートは御池から燧ケ岳の往復


御池登山口


登山道は大きな石がゴロゴロ、濡れていて滑り易い
以前に歩いたのは残雪期であったことから歩きにくさは感じなかったが


合目表示がつけられている


広沢田代
池塘が点在し草紅葉が薄っすらと良い感じ




オゼミズギク、ナナカマド


標高を上げて振り返ると広沢田代、大杉岳~会津駒の稜線


熊沢田代
燧ケ岳を前方にど~と視界が広がる。


地糖越しに平ヶ岳、越後三山が眺められ最高の場所


燧ケ岳へ


燧ケ岳の山肌に紅葉したナナカマドが点在し鮮やか


ガレ場の登山道にはアザミが群生していた


山頂直下からは駐車場、広沢田代、熊沢田代が見える


俎嵓(まないたぐら、2,346.0m)
360度の展望、早めの昼食をとる。


若い外人女性がここで撮っていたのでマネして


尾瀬沼越に日光連山


時間もあることから柴安嵓を空身で往復する。


柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)


尾瀬ヶ原を眼下に、手前に見晴らし十字路


俎嵓へ戻る


俎嵓でSnow Dropさんとバッタリ
Snow Dropさんとは山でもマラソンでも度々出会う縁がある
しばし雑談、パワーを頂きました。次は奥久慈で


Snow Dropさんはロッジで宿泊とのこと、お別れし下山する


再度、熊沢田代の景色を楽しみ


広沢田代の池塘を眺めて駐車場に戻った


好天のもと秋の始まりを感じた良い一日でした。
これからが秋本番、楽しみ多い季節となりました。


初秋の穂高岳(その2)

2019年09月23日 15時24分40秒 | 北アルプス

初秋の穂高岳(その1)の続き

9月20日:穂高岳山荘5:35~6:20奥穂高岳6:25~紀美子平7:40~8:20前穂高岳8:40~紀美子平9:10~11:10岳沢小屋(昼食)11:40~岳沢登山口13:20~13:40上高地バスターミナル
8時間の山散歩でした。

穂高岳山荘前からの日の出(5時半位)


日の出をみて足元が明るくなってからスタート
スタート直後から鎖、梯子の登りが続く、石を落とさぬよう慎重に


振り返ると涸沢岳~北穂の斜面に朝日があたり輝き素晴らしい景観だ


奥穂のピークに着いた。後ろのピークはジャンダルム


奥穂のピーク(5回目)


ピークからは360度の大絶景
この方面だけでもジャンダルム、西穂、焼岳、乗鞍、御嶽と名山が連なりみえる


ジャンダルムの右手には笠ヶ岳、その間には薄っすらと白山かな


明神岳、霞沢岳、上高地など


南アルプス、富士山、八ヶ岳


眼下には涸沢


奥穂から前穂を目指す
急坂を降る。今日はハイカーが少なく自分のペースで歩ける。休日は混雑する場所だ。


振り返り奥穂を見上げる。大きい山だな~


吊り尾根を行く


明神岳の峻険な尾根を見ながら


岩棚


紀美子平に着いた
ザックをデポしサブザックで往復する


前穂へもガレ場だ。石を落とさぬように


切り立った明神岳の尾根が素晴らしい


前穂高岳山頂(4回目)


ここからも絶景だ。奥穂から槍までの稜線


槍ヶ岳をアップで、右手奥は鷲羽、水晶かな


手前の岩尾根は前穂の北尾根、クライマーの領域だ


奥穂からジャンダルム、間ノ岳、西穂の稜線


紀美子平に戻った


岳沢へ降る


岳沢山荘がみえてきたがここからが結構長い


岳沢山荘に着いた。外人さんが多い
ここで昼食とする。


岳沢山荘から少し下った所から見上げる。
左から西穂、間ノ岳、天狗岩、天狗のコル、ジャンダルム
以前にディダラボッチさんと岳沢から天狗沢をつめ天狗のコルに出てジャンダルムを歩いたことがあり良い思い出となっている。


風穴で一休み。


無事に上高地に降り立った。


好天に河童橋は多くの人人人


好天に恵まれ大絶景、出会いもあり記憶に残るものとなった。
カミさんの足も悲鳴をあげることなく良かったな~
これから秋山、楽しみです。


初秋の穂高岳(その1)

2019年09月21日 20時31分12秒 | 北アルプス
R1年9月19日~9月20日、穂高岳を歩いてきました。

北アルプスは2年ぶり、カミさんの足の具合は一進一退であるが、ここにきて良い方向で安定している。
夏山には間に合わなかったが混雑する紅葉時期の前に歩いてみようと穂高へ
 
9月19日:上高地バスターミナル6:55~河童橋7:00~明神館7:45~徳沢園8:30~9:30横尾9:50~10:50本谷橋(昼食)11:10~12:40涸沢ヒュッテ12:55~ザイテングラード~15:30穂高岳山荘(泊)
8時間30分の山散歩でした。

9月20日:穂高岳山荘5:35~6:20奥穂高岳6:25~紀美子平7:40~8:20前穂高岳8:40~紀美子平9:10~11:10岳沢小屋(昼食)11:40~岳沢登山口13:20~13:40上高地バスターミナル
8時間の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録   北アルプス記録



自宅を2:10発~東部湯の丸SAで朝食~沢渡第二駐車場足湯公園P6:20着、約340Km
沢渡P~タクシー~上高地バスターミナル6:50着
タクシーを相乗りで、相乗り相手のご夫婦は水戸市赤塚町とのことで会話が弾んだ。


河童橋。穂高連山に雲が・・これでは絵にならないな~


明神館、今回は明神池には寄らない


天気は急速に回復、明神岳もスッキリ


徳沢園で水分補給


横尾でトイレ休憩、素晴らしい天気になった。


横尾大橋を渡り、荒々しい屏風岩を眺めて


本谷橋の河原で昼食とする。


本谷橋からはず~と登りが続く


登山道沿いには秋の実が


振り返ると遠景に大天井岳の稜線が見える


ヒュッテ直下にはチングルマの華穂も


涸沢ヒュッテに着く
3000m峰にぐるりと囲まれた涸沢ヒュッテテラスからは360度絶景で~す
北穂~涸沢岳~穂高山荘


これから歩くザイテングラードを中央に


明日歩く奥穂から前穂の吊り尾根


穂高岳山荘に向け涸沢ヒュッテを出発
疲れは出ているが明日の行程は長いので頑張らねば


ザイテングラード取り付きまではガレ場を


見上げると涸沢岳が間近に


見晴台と呼ばれる大岩から


カールに雪渓がわずかに残っている


草紅葉に囲まれすくっと立ち上がった涸沢槍


ザイテングラートは眼の前に突き出た支尾根


振り返ると草紅葉が流れるように北穂との対比が素晴らしい


ザイテングラートに取り付いた。これを登り切れば穂高岳山荘前に飛び出る。


前穂の北尾根を背に


途中で出会った女性が「撮りましょうか」と撮ってくれた


最後はヘロヘロとなりながらも・・


穂高岳山荘前に出た。
夕食は5時40分からとのことで時間があるので涸沢岳へ登ってみることに
部屋を出ると見覚えがある女性と出会う、いくべ会の仲間であったゆっこ婆であった。
久しぶりの出会いでしばしの情報交換、明日はジャンダルム越えの西穂へとのこと
相変わらずのハードな山歩きをしていて若々しい。またの出会いを楽しみにしてます。


ゆっこ婆と別れ涸沢岳へ登る。大絶景で~す
涸沢岳ピークから眼下に穂高岳山荘、その先に奥穂~ジャンダルムの稜線


反対側を見れば槍~南岳~大キレット~北穂~涸沢のコル


穂高岳山荘に戻り笠ヶ岳の尾根に沈む夕日を
夕食が終わった後、元職場の飲み仲間から電話があった。
久しぶりでビックリした。いつもの仲間が集まり宴会をしているとのこと。
今でも忘れないでいてくれた、仲間は良いものだ。次は誘って欲しいな~


好天に恵まれ大絶景、山仲間との出会いもあり元職場の仲間からの電話もあり良い事ずくめの一日であった。

初秋の穂高岳(その2)へ続く


菅沼口から奥白根山

2019年09月15日 12時22分01秒 | 日光連山
R1年9月14日、奥白根山を歩いてきました。

3連休の初日、遠出しても混雑必至なので近場でトレーニングを兼ねて山遊び
菅沼登山口からは久しぶり。
駐車場が有料となってからは取り付いてないので9年ぶり

菅沼登山口8:25~弥陀ヶ池10:05~11:25奥白根山(昼食)11:55~避難小屋12:40~12:55五色沼13:05~弥陀ヶ池13:35~14:50菅沼登山口
6時間25分の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録   日光連山記録

計画では丸沼スキー場~奥白根山~菅沼口であった。
が、取り付き口はロープで封鎖されて立入禁止の表示。菅沼口からの往復に変更する。


菅沼登山口。満車に近い状態でした。


樹林帯の中を


以前よりも登山道の土が雨水に流されて荒れているような


弥陀ヶ池。この眺めを見ながら小休止
写真では分からないがハイカーが列をなして登って行く様子が見える。


湖面には逆さ白根山


座禅山裾野には秋の花が咲いている。




登り始めて座禅山、奥白根山の展望台です


白根山への急登


雲が沸き上がり、展望はない。


さすがに名山、山頂はハイカーで溢れていて近寄れない。


山頂から少し離れた所で昼食
今回で節目の20回目となったが取りあえず写真を撮って下山とする。


ロープウェイ駅方面からハイカーが続々と登ってくる。


避難小屋方面へ下山、白根隠山の尾根も雲がとれた見えるようになった。


五色沼も、綺麗な色だな~


下山路には咲き残りのコマクサやコイワカガミも


避難小屋


五色沼の畔で小休止、のんびりと良い場所です。


五色沼からの白根山、迫力ある山容だ。


湖畔でみられた色鮮やかなミヤマシャジンかな


五色沼を後にし菅沼口に戻った。


気分転換を兼ねてのトレーニング山行であったが好天に恵まれ良い一日でした。

沼の原から相馬山、榛名富士

2019年09月07日 08時17分58秒 | 上毛三山・西上州の山
R1年9月6日、榛名山を歩いてきました。

榛名山は久しぶり、23年ぶりに相馬山へ。
その際の記憶は山頂の神社のお祭りに遭遇し氏子さんから赤飯を頂いたことぐらい(笑)

 今回は榛名湖畔沼の原・ゆうすげの道から相馬山へ。
松の沢グラウンド駐車場8:45~ゆうすげの道~磨墨峠(するす峠)9:05~10:00相馬山10:15~磨墨峠10:55~11:05スルス岩(往復)11:25~松之沢峠(昼食)12:05~ゆうすげの道~12:35松の沢グラウンド駐車場
約4時間の山散歩でした。

 下山後、時間もあったのでビジターセンターまで移動し榛名富士を往復した。
ビジターセンター駐車場12:50~ロープウェイ頂上駅13:35~13:45榛名富士13:55~14:35ビジターセンター駐車場
1時間45分の山散歩でした。

 山行記録  地域別行山録  榛名山記録

自宅4時50分発、駐車場8時35分着(前橋市内で通勤渋滞)一般道152Km


松の沢グラウンド駐車場(無料)トイレ有り


車道を挟んで駐車場の反対側がゆうすげの道入口


木道の両側は秋の花のお花畑、多くの花が咲いている。


ハギ


マツムシソウやオミナエシなどなど


ゆうすげの道から榛名富士


オミナエシ、コウリンカ


ワレモコウ、ベニイタドリ


ツリガネニンジン


ゆうすげの道から形の良い相馬山


ゆうすげの道を後にし山道へ、磨墨峠
東屋の裏からは展望が広がる。


ホタルブクロ、キンミズヒキ


ヤセオネ峠への道を左に分け鳥居をくぐる。


レンゲショウマもまだみられた。






相馬山への山道は石仏、石像が点在する修行道


梯子や鎖場も出てくる。




タマアジサイも見られる。


相馬山山頂、「そうだここで赤飯を頂いたのだ」と記憶を新たにした。
山頂を少し戻った所で一休みし往路を戻る。


磨墨峠付近からみるスルス岩、切り立った断崖だがてっぺんに立つことができる。
良い機会だ登ってみよう。


まずはスルス岩の左から巻いて行人洞
修行僧の洞窟でしょうか洞窟の中の岩壁に観音様


次にスルス岩の右から巻くように登っていくとピークへ
榛名富士と沼ノ原が一望できる展望の良さ




松之沢峠に出て、昼食
松之沢峠からもう一度ゆうすげの道を廻る。
コオニユリ、ユウスゲ


先ほど登ったスルス岩を見上げて、駐車場へ戻った。



榛名富士
ビジターセンター駐車場(無料)へ車で移動する。


登山口は正面左のトラックの後、道標がある。


ジクザクに樹林帯の中を、たっぷり汗をかいた。
ロープウェイ頂上駅で一休み


山頂には赤と白の派手な神社が建つ。
展望は樹が高くなり展望は良くない。


ロープウェイ頂上駅に戻り展望所へ
左に相馬山、右に松の沢グラウンド駐車場、その中間にスルス岩


榛名湖畔
榛名湖には思い出がある。娘達が小、中学生の頃、夏休み中の家族旅行は毎年恒例の草津温泉であった。
その行き帰りに休憩を兼ねて榛名湖で遊んだものだった。


久しぶりの榛名山、懐かしくもあり良い一日であった。


花を探しに安戸山

2019年09月01日 20時01分01秒 | 大佐飛・高原山・塩原
R1年9月1日、安戸山(やすとやま)を歩いてきました。

パッとしない天気が続き遠出もできず、午前中なら雨はなかろうと花探しに安戸山へ
安戸山は栃木県那須塩原市と福島県境に位置する那須連山最高峰(1152m)の山
植物好きの昭和天皇が皇太子時代(大正12年8月10日)に登った山でもあるとのこと。

道の駅アグリパル塩原7:25~鷹八幡宮7:30~御野立所跡碑への分岐8:30~御野立所跡碑(往復)8:40~林道~安戸山登山道入口9:35~10:05安戸山山頂10:20~林道出合10:45~11:15御野立所跡碑への分岐(昼食)11:50~12:40道の駅アグリパル塩原
5時間15分の山散歩でした。

山行記録   地域別山行記録  大佐飛山行記録



道の駅 湯の香しおばら(アグリパル塩原)に駐車
尾瀬、那須などへ行く際に利用している道の駅アグリパル塩原、北方向に安戸山がみられる。
雲が広がっているが時折晴れ間も覗き、雨の心配はなさそうと出発


安戸山を前方に見ながらのどかな田舎道を行く


鷹八幡宮、道標がある。


舗装された林道を行く。林道沿いにはポツポツと花がみられる。


ヤマブキかな?


幸先よくレンゲショウマも見られ、これはこの先期待できるぞと思ったが・・








これはミョウガ


山道に入り、イノシシのヌタ場か


山道から林道へ、要所に道標があり分かり易い


どんぐりを見つけた、可愛い~


御野立所跡碑への分岐、道標がありベンチがある。
御野立所跡碑を見に行ってみようと往復する


御野立所跡碑に着いた。
昭和天皇が安戸山に登られたのを記念して建立された碑である。当時はこの場所からは富士山、筑波山、那須野ヶ原を一望できる絶景だったとか、現在は植林が行なわれその眺望はない。


林道を行けども行けども花はみられない・・こんなはずでは


尾根分岐まで来てしまった。ここから林道から山道へ登山らしくなった。


ヤセ尾根も


山頂直下は粘土質の急登


山頂に着いた。展望はなし。
下山路は南側の尾根を降る。


下山路は笹尾根、踏み跡がある。


ヤシオの中を降る。花時期は良さそうだな~


林道終端に出た。


御野立所跡碑への分岐、ベンチで昼食とする。他に昼食に適した所がなかった。


たんたんと往路を戻り道の駅脇にある田んぼアートを覗き、アグリパル塩原に戻った。


花は期待外れであったが秋山に向け良いトレーニングとなった。