登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

秋色を見たさに燧ケ岳

2019年09月27日 12時49分48秒 | 尾瀬・上州武尊
R1年9月26日、尾瀬燧ケ岳を歩いてきました。

紅葉には早いと思ったが久しぶりに燧へ
草紅葉がみられるかもと期待して、燧ケ岳は8年ぶり

御池登山口7:20~広沢田代8:15~9:05熊沢田代9:15~10:15俎嵓(昼食)10:55~11:15柴安嵓11:20~11:35俎嵓12:00~熊沢田代12:40~広沢田代13:25~14:10御池登山口
6時間50分の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  尾瀬記録

今回のルートは御池から燧ケ岳の往復


御池登山口


登山道は大きな石がゴロゴロ、濡れていて滑り易い
以前に歩いたのは残雪期であったことから歩きにくさは感じなかったが


合目表示がつけられている


広沢田代
池塘が点在し草紅葉が薄っすらと良い感じ




オゼミズギク、ナナカマド


標高を上げて振り返ると広沢田代、大杉岳~会津駒の稜線


熊沢田代
燧ケ岳を前方にど~と視界が広がる。


地糖越しに平ヶ岳、越後三山が眺められ最高の場所


燧ケ岳へ


燧ケ岳の山肌に紅葉したナナカマドが点在し鮮やか


ガレ場の登山道にはアザミが群生していた


山頂直下からは駐車場、広沢田代、熊沢田代が見える


俎嵓(まないたぐら、2,346.0m)
360度の展望、早めの昼食をとる。


若い外人女性がここで撮っていたのでマネして


尾瀬沼越に日光連山


時間もあることから柴安嵓を空身で往復する。


柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)


尾瀬ヶ原を眼下に、手前に見晴らし十字路


俎嵓へ戻る


俎嵓でSnow Dropさんとバッタリ
Snow Dropさんとは山でもマラソンでも度々出会う縁がある
しばし雑談、パワーを頂きました。次は奥久慈で


Snow Dropさんはロッジで宿泊とのこと、お別れし下山する


再度、熊沢田代の景色を楽しみ


広沢田代の池塘を眺めて駐車場に戻った


好天のもと秋の始まりを感じた良い一日でした。
これからが秋本番、楽しみ多い季節となりました。


キンコウカ咲く尾瀬アヤメ平

2019年08月09日 09時41分34秒 | 尾瀬・上州武尊
R1年8月8日、涼しさを求めてアヤメ平を散策してきました。

酷暑続きの日々、夜も熱帯夜と暑さにヘロヘロである。
涼し気な所へ行こうと尾瀬アヤメ平へ。
花時季は過ぎたであろうが夏の花のキンコウカはみられるかもと期待して

富士見下登山口7:05~林道~富士見峠(冨士見小屋)9:05~富士見田代(尾瀬原分岐)9:15~セン沢田代~9:45アヤメ平9:50~中原山10:00~10:20横田代10:25~中原山10:40~10:55アヤメ平・昼食11:15~富士見田代~富士見峠(冨士見小屋)11:35~13:20富士見下登山口
6時間15分の山散歩でした。

 山行記録  地域別山行記録  尾瀬記録

富士見下から富士見峠~横田代(往復)


登山口前の駐車スペースには先客はない


登山口から富士見小屋までは約7キロの単調な林道歩き。林道は樹高があり涼しい。


今時期に林道沿いに咲く花は少ない。
カニコウモリとアザミ


単調な林道歩きに飽きた頃に富士見小屋に着いた。
富士見小屋は廃屋化し崩れかけている。ただしトイレは今まで通り使用できる。


小屋前に咲くヤナギラン


富士見田代で小休止


富士見田代の湿原にはタテヤマリンドウやモウセンゴケ


遮るものなし、涼しい風を受け稜線漫歩


湿原にはキンコウカの群れが待っていた。


見渡す限りのキンコウカ


凄~~い密集度


アヤメ平のベンチで小休止


ベンチから至仏山方面


ベンチにザックをデポし空身で横田代を往復する。


どこまでもキンコウカの湿原が広がる


中原山のピーク


横田代に着いた。
至仏山へ続く木道の廻りにもキンコウカ


湿原にはチングルマの華穂


カミさんの好きなワレモコウも


アヤメ平のベンチに戻り昼食
ベンチからの燧ケ岳


そして至仏山


鞍掛山~白尾山方面


雲行きがおかしくなってきたので下山とする。
林道を歩いている際に雷鳴がし雨がパラパラとしたが濡れるほどでもなく無事に下山


キンコウカはピークを過ぎた感があったが期待以上
涼しさを味わった一日でした。


ミズバショウ・尾瀬

2019年06月14日 13時42分30秒 | 尾瀬・上州武尊
R1年6月13日、御池から燧裏林道~尾瀬ヶ原を歩いてきました。

6月に入りカミさんと共に風邪でダウン、自分は3年ぶりのものだった。
ここ数日ようやくかったるさが抜け、身体慣らしにアップダウンの少ない山を歩いて来ようとなった。
さてどこへ・・ミズバショウなら見られるかもと尾瀬へ。尾瀬のミズバショウは4年ぶり

御池駐車場7:10~横田代~渋沢温泉分岐8:35~裏燧橋8:50~三条の滝分岐9:35~段吉新道~10:25温泉小屋無料休憩所10:35~東電小屋/見晴分岐10:50~11:05見晴(昼食)11:35~東電小屋/見晴分岐~温泉小屋無料休憩所12:00~段吉新道~15:00御池駐車場
7時間50分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬山行記録

御池~裏燧林道~見晴の往復


御池駐車場。好天にもかかわらずガラガラであった。


歩き始めて直ぐにサンカヨウ
透き通った花弁が綺麗でした。


御池田代。湿原の水路沿いに広がるミズバショウ、見事な景観です。


木道沿いにもそこかしこに群生している。
出発地の御池と目的地の尾瀬ヶ原とでは標高差がさほどなくミズバショウがず~と楽しめる。




水際に咲くミズバショウは絵になる。見頃ですねぇ






上田代付近からは燧ケ岳を前方に見て、良い眺めです。
湿原にはショウジョウバカマがチラホラと見られる程度でまだ花は少ない。


右横には平ヶ岳が大きい


足もとには色鮮やかなイワナシが


雪解け直後でもありショウジョウバカマもポツポツと


木道沿いでミズバショウを撮っていた方と言葉を交わすと「撮りましょう」と


ラクダの背のように大きくうねった巨木に乗ってみた。


ルート上にはムラサキヤシオが点在し緑一色の森の中で際立つ色である。


ツバメオモトも多くみられたな~


ツバメオモト、ズダヤクシュを撮っていると数人のグループと交差
「この先、段吉新道に入り大きな沢を越えた斜面にトガクシショウマが咲いているよ」と教えてくれた。


教え通り、トガクシショウマ咲いてました。
小さな花、淡いピンク色で注意深くみないと見過ごしてしまいそう
足場が悪い急斜面に点在し見上げるように撮る。
この先の大きな沢越にも、これまた急斜面に。斜面の上から覗いてみたが上からでは全くダメでした。
見られたことはラッキーでしたが残念なことに花に艶がなくピークを過ぎてました。










温泉小屋無料休憩所で小休止していると多くの若い外国人ハイカーと合流。見た目多国籍集団か
彼らの後を追うように私達も出発。尾瀬ヶ原の入口付近から至仏山


東電小屋/見晴分岐。ポッカさんと至仏山


尾瀬ヶ原にはわんさかとタテヤマリンドウ


見晴らしへの木道沿いにも多くのミズバショウ
この先でまさかなバッタリ


Q造さんでした。ここで出会うとは縁があります。


湿原にはリュウキンカの群れ


パンチのきいた色ですね~元気がでます。


見晴らしのベンチで昼食。今日はここまで。
多くの高校生らしき集団が行き来し活気あるものでした。


スッキリとした燧ケ岳を見ながら往路を戻る。


好天に恵まれた。暑くもなく寒くもなく爽やかな風、尾瀬を楽しめた一日でした。
心地よい天気に気分もすっきり。風邪は吹き飛んだ。


尾瀬・裏燧散策

2018年09月20日 08時13分27秒 | 尾瀬・上州武尊
H30年9月19日、御池から燧裏林道~尾瀬ヶ原を歩いてきました。

草紅葉の情報が聞こえ始めてきた。
尾瀬の草紅葉をそろそろではと尾瀬ヶ原へ
当初の計画では小沢平(こぞうだいら)から取り付くものであったが、このところの雨続きで沢筋の鉄砲水を恐れて無難な御池からに変更する。
尾瀬は広い。今回で尾瀬を訪れるのは節目の20回となった。

御池駐車場7:10~上田代7:35~渋沢温泉分岐8:15~裏燧橋8:25~三条ノ滝9:25~平滑ノ滝10:05~温泉小屋無料休憩所10:20~東電小屋/見晴分岐10:35~東電小屋10:50~ヨッピ吊橋11:00~竜宮十字路11:20~見晴十字路11:45~11:50東電小屋/見晴分岐(昼食)12:10~段吉新道~14:25御池駐車場
7時間15分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬山行記録

自宅3時40分発、御池7時00分着、一般道190キロ


御池登山口は駐車場の西の端


燧裏林道を行く。
御池田代、姫田代、上田代、横田代、天神田代という田代と名のついた湿原帯を数カ所通り、草紅葉が始まりつつある。


紅葉しているものも見られる。


上田代から平ヶ岳。右奥のギザギザの尾根は八海山かな


上田代から振り返りみる大杉岳


渋沢(しぼさわ)温泉への分岐(御池から3.3km)
渋沢温泉小屋へ続く道の通行禁止を告げる標示板があるが廃道に近い荒れ方。


森の中から忽然と現れた裏燧橋


段吉新道(見晴方面)と三条ノ滝への分岐(兎田代上分岐、御池から5.5km)
ここから三条ノ滝まで約250mの高低差(距離1.2km)がある。


三条ノ滝
鎖付の階段を降りると、轟音と共に滝壺が見えてくる。
尾瀬ケ原を水源とする只見川の上流、尾瀬ケ原の北側に位置し、豪快な絶景が楽しめる名瀑
高さ約100メートル、幅30メートルとか


平滑ノ滝
三条の滝展望台から急坂を上り、約40分で平滑ノ滝展望台に到着する。
全長約300メートル、幅20~80メートル、傾斜約25度。
三条の滝は豪快に流れ落ちる男性的な滝なのに対し、巨大な岩の上を滑り落ちるような女性的な滝。


段吉新道との合流点(分岐)を過ぎ、尾瀬ヶ原温泉休憩所へ。
公衆トイレ、ドリンク類や軽食を購入可能で、また大きな荷物を無料で預けることができる。
無料休憩所の隣に山小屋、温泉小屋と元湯山荘の2件の山小屋がある。


赤田代に入ると前方に至仏山が登場


赤田代は言わば尾瀬ヶ原の北の入口


尾瀬ヶ原に咲く花、小車?






東電小屋への分岐(赤田代分岐)。ベンチがあり尾瀬ヶ原を一望でき休憩ポイント
ここを基点に竜宮~見晴と周回する。


東電小屋方面へ。それにしても尾瀬ヶ原って広いな~


東電小屋。ロケーションの良い場所に建っている


歩荷さんが休んでいた。若いお兄さんであったが今日の荷物は80㎏とか・・
背景は燧ケ岳、木道の先端付近に東電小屋が小さく見える。


ゴツゴツした山頂の景鶴山が大きくなった。


木道の脇には熊よけの鐘があるが、この静寂さの中で鐘を鳴らすのは気が引ける。


真新しい木道には焼き印が押されている。
ちなみに尾瀬の複線木道1m辺りの建設費用は輸送費も含め約12万円だそうな


ヨッピ吊橋


ヨッピ吊橋を渡った先が牛首/竜宮の分岐
分岐地点から竜宮方面へ延びる木道。その先にはアヤメ平~富士見峠の尾根が広がる。


秋を感じさせる湿原です


草紅葉に囲まれた池塘


振り返って景鶴山を正面に、草紅葉真っ盛りで~す


竜宮十字路。尾瀬ヶ原のほぼ中央に位置し絶景ポイント
至仏山方面


歩いて来たヨッピ吊橋方面


これから歩く見晴方面


燧ケ岳を眺めながら、木道の先には龍宮小屋


龍宮小屋


沼尻川を渡り見晴へ


紅葉してますね~


見晴には燧ケ岳に抱かれるように山小屋が立ち並ぶ。宿泊できる山小屋が6軒とテントサイトがある。


その一つ弥四郎小屋。水場がありベンチがあり絶景あり


一周し東電小屋/見晴分岐に戻った。ここで昼食。
ここから段吉新道を歩き往路を戻る。


好天に恵まれ尾瀬ヶ原の草紅葉を楽しめた。
次の機会があれば花時期に訪れたいものです。


奥利根水源の森から武尊山

2018年08月23日 07時59分09秒 | 尾瀬・上州武尊
H30年8月22日、奥利根水源の森から武尊山を歩いてきました。

上州武尊は、古くから信仰の山として登山コースも多く、武尊牧場コース、川場コース、藤原口コースと、それぞれ山麓のキャンプ場等を起点としたコースのほか、いくつかの登山ルートがある。
今回は照葉峡にある奥利根水源の森から田代コースを登ることにした。
武尊山は今回で4回目、前回の川場野営場からのレポ⇒こちらから

ヒメカイウ園駐車場7:15~田代湿原7:35~武尊牧場分岐8:30~中の岳南の分岐9:50~水場~日本武尊の銅像~10:15武尊山(昼食)1040~中の岳南の分岐11:00~武尊牧場分岐11:50~田代湿原12:25~12:40ヒメカイウ園駐車場
5時間25分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬・上州武尊山行記録

自宅3時30分発、戸倉経由で奥利根水源の森ヒメカイウ園駐車場7時05分着、一般道176.4キロ
県道63号線(奥利根ゆけむり街道)から奥利根水源の森を取り囲むように管理道路(未舗装、一方通行)が走り、約2キロ位置にヒメカイウ園駐車場がある。
ルートはヒメカイウ園駐車場(地図:左下P)~田代湿原~武尊山の往復


ヒメカイウ園駐車場。数台分のスペースがある。


駐車場の一角から取り付く


自然林の中の山道で落ち葉でフカフカ、歩き易い。


広く開けた所に着いた。田代湿原の入口でベンチも設置されている。

田代湿原は草紅葉のはしりであった。


広場の一角には大きな「武尊山登山口」の案内板がある。


武尊牧場分岐までは自然林の中の緩やかな登りが続く。


奥久慈の山にも見られる赤く染められた筒の「火の用心」が点々とある。


武尊牧場分岐に着いた。武尊牧場コースとの分岐点 左に行くと草倉沢登山口、東俣駐車場。
山頂3.5km 武尊牧場2.6kmとあった。
20年前に東俣コースから取り付き、この分岐を経由し武尊山を歩いたことがあるが全く記憶がない。


上へ行くに従って、オオシラビソの林に、所々湿地がある、ゆるい登り坂が続く。
山道沿いには色鮮やかなリンドウが咲き始めている。


中の岳が大きくなった付近で小休止


休憩位置からは左から尾瀬の笠が岳、至仏山、燧ケ岳の眺望が良い


さあ一頑張りと腰をあげ鎖の岩場を越え、尾根に出ると秋の花園。派手さはないがしっとりと良いものです。


中の岳南の分岐に着く。
武尊牧場コースとの分岐点 右に行くと武尊頂上、左は前武尊へ
ここまで来ると森林限界を越え、ハイマツと笹の中


中の岳の南を巻いて武尊を目指す。
ここから先の山道からは手前に剣ヶ峰の稜線


「菩薩界の水」
流れが細いが冷たくて美味しい水です。


三ツ池周辺から。三ツ池周りには花時期にはサンカヨウやキヌガサソウなどが咲くが・・


日本武尊の像


武尊頂上。山頂独り占めである。
駐車場から3時間であった。山頂からの眺望は360度、すこぶる良い。


剣ヶ峰の稜線。遠方に富士山まで確認できたが撮影に失敗、八ヶ岳は雲に遮られはっきりと確認できなかった。


中の岳、前武尊方面。遠方の中央付近のピークは皇海山かな


谷川岳、巻機山方面


中の岳、丹後山、平ヶ岳、笠ヶ岳、至仏山など


往路を戻り下山とする。
山頂付近は色付き始めトンボも飛び秋めいて来ている。


先日歩いた奈良俣ダム、笠ヶ岳も


前武尊の尾根が素晴らしい


武尊牧場を見ながらグングン降り


尾瀬の山々を何度も見て


予定よりも早くヒメカイウ園駐車場に戻れた。
尾根での暑さはさほどでもなかったが、平地での暑さは半端ないものでした。


今回の奧利根水源の森からのコースは登山者もなく、のんびりマイペースで歩けるコースでした。
好天に恵まれ眺望も素晴らしいものだった。


尾瀬・七入から沼田街道

2018年08月01日 20時18分42秒 | 尾瀬・上州武尊
H30年8月1日、七入から沼田街道・尾瀬沼を歩いてきました。

尾瀬は我家からは日帰りできることから何回か訪れている。
取り付き口はいくつかあるが駐車場、バス代などお金がかかる山でもある。
そんな中で先日の湯の小屋、今回の七入などからは無料駐車場が利用できるが、長いアプローチが難点である。

七入からのルートは会津と上州を結ぶ交易路として古くから歩かれた道。
福島側では「沼田街道」、群馬側では「会津街道」と呼ばれている。

七入キャンプ場脇駐車場7:00~七入山荘~8:20抱返ノ滝8:25~8:55沼山峠休憩所9:10~大江湿原入口9:35~小渕沢田代分岐9:40~10:05長蔵小屋10:45~11:40沼山峠休憩所(昼食)12:05~抱返ノ滝12:20~13:20七入キャンプ場脇駐車場
6時間20分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬山行記録

自宅3時40分発、七入6時50分着、一般道181キロ
今回のルートは七入~沼山峠~大江湿原~ビジターセンターの往復
この街道はブナの自然林が続くルート、シャトルバスで繋げば御池古道と日帰り周回も可能


七入キャンプ場脇の広大な無料駐車場を利用する。
七入から沼山峠まで標高差は700mほどできつさはない


直ぐに七入り山荘。


七入山荘脇を通り林道へ


林道終点から硫黄沢橋へ


良く刈払され、手入が良く快適に歩ける。


赤法華沢橋を渡る。


ルートはこのような道標がたち分かり易い。


道行沢橋一番橋


沢沿いの木道を


ブナ林が綺麗だ。紅葉時期も良さそう~


道行沢には五番橋(四番は欠番)まであり穏やかな登りが続く。枯れ葉が積もった足に優しい山道。
五番橋からは道行沢を離れ尾根歩きとなる。


カニコウモリ


抱返ノ滝分岐。分岐からわずか1~2分で滝下へ着く


落差は20m~30mぐらいだろうか、幅が末広がりになっていて、下側は10m以上ありそうだ。
凹凸のある岩盤を飛沫を上げながら落ちるその姿は優雅でなかなかの美滝である。


沼山峠休憩所裏に出た。駐車場から1時間55分であった。


沼山峠休憩所のベンチで休憩。ハイカーもなく閑散としている。
沼山峠は20年ほど前にカミさんとバスを利用し訪れたことがあるが、記憶は薄れている。


尾瀬沼へ向けスタート、歩きにくい木道が大江湿原入口まで続く。


木道脇に秋の花リンドウが咲く


大江湿原入口ゲート


大江湿原は色鮮やかな花は過ぎすっかり秋景色、ワレモコウがゆらゆらと


湿原にミズギクが群生している。


そのミズギクをアップで


ミヤマシシウド、マルバダケブキも今が盛り


ヤナギランの丘に寄り道


今の大江湿原の主役はサワギキョウ、湿原全体に今が盛りと咲いている。品がある花ですねぇ


旧長蔵小屋裏のベンチで小休止
好天であり小中学生の課外授業なのか活気ある声が聞こえる。


長蔵小屋前のヤナギラン


今日はここまでとビジターセンターでまったりし、往路を戻る。
ワレモコウが心地よい風にゆらゆらと、平地での酷暑を忘れさせる一時でした。


沼山峠休憩所に戻った。ベンチで昼食。


沼山峠休憩所裏の七入への道標を確認し戻った。


好天のこの日、暑さを忘れ静かな尾瀬沼を楽しんできた。
沼田街道は自然林の中で歩き易い、けれど誰一人とも出会わない、ここは人気の尾瀬から忘れられているのであろうか。


尾瀬・湯の小屋から笠ヶ岳

2018年07月16日 19時17分17秒 | 尾瀬・上州武尊
H30年7月15日、湯の小屋から笠ヶ岳(2058m)を歩いてきました。

笠ヶ岳は尾瀬の山域の最西端に位置しスゲ笠のような端正な円錐形の山姿をしていることから、この名が付いたとか。
高山植物の宝庫として知られ、夏の開花期には東斜面一帯が彩られる。
登山口は鳩待峠口(片品村)と湯ノ小屋温泉口(みなかみ町)があるが、今回は湯ノ小屋温泉口からとした。

湯の小屋登山口5:00~林道出合(車止め)~7:50咲倉尾根避難小屋8:00~片藤沼9:00~9:20笠ヶ岳(昼食)10:10~片藤沼~咲倉尾根避難小屋~林道出合(車止め)~13:15湯の小屋登山口
8時間15分の山散歩でした。

山行記録    地域別山行記録   尾瀬山行記録

日光、奥利根ゆけむり街道廻りで自宅から182キロ(一般道)


照葉荘前の道路の膨らみに駐車(車中泊)。右の赤い看板の先の分岐が登山口


駐車位置から20mほどの位置に登山口、道標がある。


登山口から直ぐに教会の前に出る。前日に神父さんに登山道を教えて頂いたのですんなりと


教会の前から林道のような道を登り行くと車道に出た。車道を行き湯ノ小屋トンネルの手前から登山道に入る。
トンネル手前の階段に取り付く。小さく道標がある。


山道に入ると倒木が道を塞ぎ難儀するが、乗り越えると快適登山道


また車道に出る。この出合いは道標もなくわかりにくい復路は要注意。
車止めを跨いで越える。この先に見えるT字路から山道に取り付く。


T字路の斜面に鉄製の階段があり取り付く。道標もある。


山道は明瞭、ブナやカエデ、トチノキなどが多く見られる。
自然林の中の登山道で直射日光は遮られ暑さが和らぐが蒸し暑い


小さなアップダウンを繰り返し、急斜面を登り一気に標高を上げると


このルートのランドマーク、咲倉尾根避難小屋に出る。
このルートの約2/3の位置、先がみえてきた。


避難小屋の広さは3畳ほど、扉は壊れコンクリート打ちっぱなしの床


避難小屋の裏からは上州武尊山が大きく見える。


避難小屋先の尾根からチラッと笠ヶ岳の頭が見えるがはるか先


避難小屋からの山道はこれまでの山道とは大違い、倒木、笹薮、泥濘が行く手を遮り難儀する。
この倒木は乗り越えるのは難しい、迂回する。このような倒木は2ヶ所だったかな


時折、背の高い笹薮に覆われて難儀な歩きになる。笹には露がたっぷりとズボンはビショビショ


笹藪を過ぎると綺麗で小振りの蛍池


蛍池付近からは前方に笠ヶ岳が見え隠れするが湿地帯の中を歩くので靴も泥まみれ


湿地帯の中にはタテヤマリンドウが多くみられる。


片品村とみなかみの藤原の境に位置するので名付けられたといわれる「片藤沼」に着く
沼越に至仏山、燧ヶ岳が見られる絶景位置にある。


片藤沼からわずかで森林限界に出るとゴツゴツした笠ヶ岳がスッキリと


笠ヶ岳と至仏山への分岐


お花畑の中を登りつめると笠ヶ岳山頂。好天に恵まれ360度の絶景です。笠ヶ岳は20年ぶり。
ここまではハイカーと出会うこともなかったが、笠ヶ岳では多くのハイカーが訪れる人気の山でした。


平ヶ岳と燧ケ岳を左右に従え、小笠-悪沢岳-小至仏山-至仏山へと続く稜線


上州武尊山方面。眼下には片藤沼が確認できる。


谷川岳、巻機山方面。眼下にはスタート地点近くの奈良俣ダム


山頂で昼食をとり絶景を楽しみ下山とする。
笠ヶ岳の山肌はお花畑、花を見ながらゆっくり下山。タカネナデシコは多くみられました。






イブキジャコウソウ


ミネウスユキソウ


クルマユリ


ニッコウキスゲ


湯の小屋方面の案内を確認し往路を戻る。


好天にも恵まれたこの日、絶景と花を楽しめた。
平地では猛暑続きであったが、ルートの9割程度は木陰の尾根歩きで涼しく歩け良かったです。


大清水から大江湿原~小淵沢田代

2016年07月12日 10時02分44秒 | 尾瀬・上州武尊
H28年7月11日、大清水から大江湿原~小淵沢田代を歩いてきました。

数年前の尾瀬大江湿原のニッコウキスゲは鹿の食害で激減しがっかりさせられたものであったが、復活しつつあるとのことで期待して出かけた。好天のこの日、見頃となったニッコウキスゲを楽しんできた。

大清水登山口7:25~一ノ瀬休憩所8:30~水場8:55~三平峠9:20~9:35三平下9:40~10:05長蔵小屋10:10~大江湿原・分岐10:40~11:20小渕沢田代(昼食)11:50~長蔵小屋12:35~三平下12:55~三平峠13:10~一ノ瀬休憩所13:55~14:40大清水登山口の周回。
7時間15分の山散歩でした。

登山・花日記   山行記録一覧    地域別山行記録一覧   尾瀬山行記録一覧

今回のルートは大清水~三平下~ビジターセンター~大江湿原~小淵沢田代~ビジターセンター~三平下~大清水


大清水P。大清水~一ノ瀬(3.2㌔)を走るシャトルバスがスタンバイしている。
片道700円/大人、この距離で・・高いな~。年金暮らしの自分には利用できないので歩くこととする。


入口に立つ旧道の案内をジッと読んでいるカミさん。旧道は前回歩いた際に気付いていた。


旧道の案内。ほぼ林道と平行に走っている。よし今日は旧道を歩いてみようとなった。


旧道には熊よけの鐘が4ヶ所設置されている。鳴らしてみると「キ~~ン」と澄んだ音が響き渡る。


旧道は落ち葉が積り足に優しく樹林帯の中の山道、道標も設置されバスが走る林道よりは遥かに良い。お奨めです。


一ノ瀬休憩所の手前で林道に出る。休憩所前では下りのシャトルバスが待機している。丁度の時刻に30分ごとに出ている。


川沿いの山道を行く。涼しいな~


水場。冷たい水で美味しい


三平峠。ここからは降り道で楽ちんだ。


三平下。休憩ポイントであるが閑散としている、


三平下の湖畔からスッキリと燧ヶ岳


マルバダケブキ                      オタカラコウ


サワラン                         シシウド


長蔵小屋。小屋前にはヒメサユリが咲いていたがへたりぎみ


長蔵小屋の無料休憩所裏手から見る燧ヶ岳。絵になるスポットでした。


ビジターセンターで小淵沢田代の情報を得て大江湿原から時計回り


ニッコウキスゲは見頃。復活しつつあるようだ。






大江湿原の中ほどから小淵沢田代への分岐。ここから小渕沢田代へ向かうハイカーはいない。


小淵沢田代へは山道、しっかりした道であるが樹林帯の中で見所はない。


小淵沢田代から尾瀬沼への分岐。ここからわずかに進んで小淵沢田代へ


小淵沢田代の全景。ハイカーも少なく静か、今時期はタテヤマリンドウやワタスゲなどのみで花は少ない。


木道の先端に名板が草むらに


木道から日光白根山方面の展望が良い


ニッコウキスゲ最盛期で大江湿原付近はハイカーが多いが、ここを訪れるハイカーは少ないようだ。


分岐から尾瀬沼へのルートを行く


キャンプサイトの中を降り尾瀬沼へ出る。三平峠を経て往路を戻る。


好天に恵まれ見頃のニッコウキスゲを愛でながら、気になっていた小淵沢田代も歩き良い山遊びであった。