都内某所で左折しようとタイミングを狙っていると、警察官がドアの窓をノックしてきた
“君ねぇあそこの一時停止、あれじゃぁまずいよ~”
(し、しまった~! 見逃した!!)
“次やったら(点数)引くからね~”
こんな素敵なお巡りさんがいるのですね~。これからは“ポリ公”と呼ぶ回数を少し減らそうかと思います




昨日の“アフター5”(こんな言葉はZUYAとは無縁であろうと思っていたが...)は、珍しく築地エリアへ。もちろん魚を買いに行ったわけではなく、かれこれ5、6年の付き合いになる姐さんがマネージャーをしているミュージシャンのライブを観に行ったのだ。現在はハワイ在住で今秋日本でツアーを敢行中の Mr.TOMI ISOBE(トミー磯部)。
ブルースと言うよりはジャズの匂いを感じさせるスポット 『 BLUE MOOD 』 。湾岸エリアだけに寒いのでさっさと店内に入るとやはり築地らしく漁業関係者が...って思ったら、この人がミスター・磯部ではないかっ~!!

さて、そのステージは20時を過ぎた頃に始まり、オープニング・ナンバーから凄まじいテンションだ。ZUYAが愛する本物のブルーズの音だ

駿河湾の磯の香り、そして大いなる富士のパワーを感じながら育ったミスター・磯部は、その後ジョージア州に渡りアメリカン・スピリッツを吸収(その体型までをも...マネージャー談)。現在はハワイに居を構え骨太なブルースを奏でる


音も声も貫禄たっぷりのブルース

この夜はKが急病のため4人編成でのプレイ
そのモノ本のブルーズマンを支えるのは百戦錬磨のバックアップ・ミュージシャンたち。高橋まこと氏のプレイはもう“あっぱれ!”の一言である。リード良し、バッキング良し、そして味のある歌声。ダメ押しは弾きながら魅せる誰にも真似できない笑み。今夜の相棒は64年製のテレキャス(どうやらボディのみがオリジナル)で、ギラギラしたサウンドを惜しみなく爆発させる


この人ほんと凄いよ~!

まことさんに愛されているテレキャス
ベースは我らが栃原優二。ブルースと言う一歩間違えれば実に単調なステージになってしまうのを存在感たっぷりの低音を響かせながら音を紡いで、バンドサウンドをより良質なものにしている。流石だ


このハコではチョッパーは控えめ
驚愕すべきは現役高校生ドラマーの平陸。フュージョン系の著名なミュージシャンとの競演も多い彼は年齢も倍以上の弦プレイヤーの猛者達に物怖じも感じさせないテクニックでプレイ。類いまれな才能を存分に魅せつける


まだ16歳で、すでにこの才能が~!
昨夜は実に心弾むブルースナイトでした

でも...やはり一番印象に残ったのは“お客”で行ったZUYAさんが、姐さんにカメラマンに任命されたことではないかと帰り道をトボトボと歩きながら思ったZUYAであります
