鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

経験値を積み上げてきた

2008年11月29日 | Weblog
本山5度目Vでビスマルク&柳沢に並ぶ!
 鹿島のMF本山雅志(29)がJリーグの歴史に自らの名前を刻む。チームは28日、29日の磐田戦に向け約1時間の最終調整を行った。チームが磐田に勝利し、29日に3位・川崎F、30日に2位・名古屋がともに引き分け以下に終わると2年連続6度目のリーグ優勝が決定する。磐田戦で8試合連続の先発出場が確実な本山は「重要な試合。あと2試合だし、絶対に勝ちたい」と気合を入れた。

 本山は過去、4度のリーグ優勝を経験。今季再び頂点に立つことができれば、元チームメートのMFビスマルク(鹿島と東京Vで獲得)とFW柳沢(すべて鹿島)の持つ最多記録5回に並ぶ。「自分たちはうまくボールを回していきたい。やることは変わらない。あとはやるだけ」。勝利の先に栄冠と名誉が待っている。

 ≪鹿島のV条件≫首位の鹿島は今節にも優勝決定の可能性がある。まずは29日に鹿島が磐田戦に○、3位川崎Fが神戸戦に△か●が条件。その上で、30日に2位名古屋が札幌戦に△か●の場合、当日は試合のない鹿島の連覇が決まる。それ以外の場合、優勝決定は最終節(12月6日)まで持ち越しとなる。

[ 2008年11月29日 ]

本山味わう5度目リーグV 史上最多タイ…鹿島

練習中、笑顔を見せる鹿島・本山
 2連覇へ大きく近づいた首位鹿島は29日、ホームで磐田と対戦する。28日は鹿嶋市内のグラウンドで約1時間の調整をしたが、選手会長MF本山雅志(29)が最多タイ記録となる自身5回目のリーグ制覇へ決意を表明。区切りの250試合目の出場となる試合で、優勝をたぐり寄せることを誓った。

 連覇への重圧がかかる一戦を前に、MF本山は一人落ち着いていた。「まずはこの試合で勝たないといけない。優勝というよりも、残り2試合をしっかり勝つこと。自分たちは勝ち切ることだけを考えればいい」。引き分け以上で連覇に王手がかかる磐田戦。20人近い報道陣に囲まれても、歴戦のつわものはみじんのスキをみせなかった。

 偉業達成が目前に迫っている。98年に入団後、98、00、01、07年と4回のリーグ(年間)優勝を経験した。チーム栄光の背番号10番を背負って勝ち取った07年。他3回はスーパーサブとして貢献した。今年リーグ制覇を果たせば、MFビスマルク(東京V―鹿島)、FW柳沢敦(京都)が持つ最多優勝経験回数の5回に並ぶ。

 「優勝を一つひとつ覚えてはいない。それよりも、(リーグ)優勝できなかった5年間(02~06年)の方が印象に残っている。悔しさがね。タイトルを取ったときの味もいっぱい経験したけど、取れなかった方が残る」。残り2試合、優勝のために何をすべきか。「他チームを意識しないこと。目の前の試合に勝つことに集中することだ」と呼びかけた。

 同じく5回目の優勝を迎える主将のMF小笠原は、左ひざ十字じん帯損傷でリハビリ中とあってスタンドで観戦。同期入団のGK曽ケ端とともに「小笠原の分まで」と誓っている。リーグ250試合出場となる節目の試合。「試合数よりも、ドラクエみたいに経験値を積み上げてきた」。苦あり楽ありの経験が、今こそ生きる。

 ◆今節、鹿島が優勝を決めるには 29日、鹿島(勝ち点57)が磐田に勝利し、3位川崎(同54)が神戸に引き分け以下で、30日に2位名古屋(同55)が札幌に引き分け以下の場合。2位以下と勝ち点差が4以上に広がるため、最終節(12月6日)で鹿島が敗れても、名古屋、川崎は勝ち点で届かない。

(2008年11月29日06時05分 スポーツ報知)

コツコツと勝利を積み重ねてきた先に優勝がある。
地道に勝利し優勝も繰り返した。
コツコツとプレイしてきた結果が250試合出場となる。
スーパプレイの影に無駄走りがある。
何もかも経験である。
最初はスライムベスとドラキーに悩まされながらも最後は竜王を倒すのである。
決して世界の半分を貰ってはならぬ。

頭脳明晰

2008年11月29日 | Weblog
今季の鹿島、選手層の厚さが強み
2008.11.29 05:03
 勝って連覇へ王手だ!! 鹿島は、29日の磐田戦(カシマ)に勝てば、リーグ優勝がグッと近づく。

 勝ち点5差に6チームがひしめく大混戦のなか、首位に立つ鹿島。MF小笠原、MF中田ら中心選手がケガで長期離脱するなど、確かに厳しいシーズンを送っている。それでも、選手層の厚さでカバーできたのが鹿島の強みだ。07年度の営業収入は、トップの浦和が約80億円に対し、鹿島は約40億円。決して潤沢な資金があるわけではないが、自己流の強化を進めてきた。「お金のないチームは、それなりに頭を使わないといけない」とクラブ幹部は話している。


貧乏と言うほどではないが、決して潤沢と言えぬ予算の中で常に優勝争いに絡み、今季に至っては連覇に大手をかけるにところまで来ておる。
これは誇りに思えるところであろう。
いかにお金を使わずに、いかに頭を使っておるのかといったところであろう。
使うべきところに使い無駄を省く。
ただの緊縮財政ではない。
正当な価値には対価を支払うだけでよいのである。
そして結果が付いてくると言うもの。
今季もそれを証明しようではないか。

篤人優勝請負人へ

2008年11月29日 | Weblog
鹿島内田連覇&ベストイレブン2冠獲りだ

雨が降る中、練習で巧みなボールコントロールを見せる鹿島DF内田
 鹿島DF内田篤人(20)が29日の磐田戦でリーグ連覇と最年少ベストイレブンDFの座を手繰り寄せる。優勝に王手のかかる今節は、12月のJリーグアウォーズで発表されるベストイレブンの投票締め切りの節でもある。内田が選ばれれば、99年中沢の22歳での受賞を塗り替え、DFとしては史上最年少。磐田戦で勝利を決定づける働きを見せて、2つの栄冠を狙う。

 リーグ連覇へ王手のかかった状況でも内田に気負いはなかった。鹿嶋市内で行われた前日の最終調整でも笑みは絶えなかった。「今は心に余裕がある。切羽詰まることはもうない」。まだプロ3年目だが、鹿島でも日本代表でも数々の修羅場をくぐり抜けたことで、平常心を保てていた。

 チーム12冠目となるリーグ優勝、そしてベストイレブン(11)の座も見えている。J1各クラブの監督、選手による投票は今節で締め切られる。昨年は最終節で初めて首位に立っての優勝。最終節前までの鹿島イレブンの印象は低く、優勝チームにもかかわらずベスト11はDF岩政の1人だけ。岩政が「複雑ですね」と壇上で漏らすなど、異例の事態だった。

 内田は今季リーグ戦23試合に出場。故障や五輪出場もあり9試合を欠場して「あまり活躍したという印象はない」と振り返る。だがオリベイラ監督は「個人名を挙げるのはあまり好きではないが、今年明らかに成長したのは内田だ。彼が伸びた部分は大きい」と高評価。レギュラーに定着した岡田ジャパンでの活躍も鮮烈で、票が大きく動く可能性は十分にある。20歳で受賞となれば99年のDF中沢(当時V川崎=現横浜)の22歳を抜いて史上最年少だ。経験が求められるDF部門では「偉業」といえる。

 内田の心の中では優勝が最優先。「最年少は知らなかった。でもベスト11は自然とついてくれればいい。マルキーニョスに得点王を取ってもらいたい気持ちの方が強い」と同僚の援護射撃も誓った。決戦を前に「磐田も残留争いをしているので簡単な試合にはならない。でもうちは勝つことを考えればいい」と意識を高めていた。
【広重竜太郎】
 [2008年11月29日9時34分 紙面から]

内田、鹿島連覇へ導く!勝って優勝王手だ!
2008.11.29 05:04

Vの使者を自任する内田は水しぶきをあげ、気迫のスライディング練習(撮影・吉澤良太)【フォト】
 勝って連覇へ王手だ!! 鹿島は、29日の磐田戦(カシマ)に勝てば、リーグ優勝がグッと近づく。日本代表DF内田篤人(20)は、今季のリーグ戦が不完全燃焼だけに、優勝に向け気合十分だ。2008年も残り2試合。若きサイドバックを中心に、前年王者がタイトルに前進する。

 気温11度。雨上がりの肌寒いグラウンドに、20歳の笑顔がキラリと輝いた。代表とチームで大忙しだった08年。充実の1年を過ごした内田が、心残りだったリーグ戦に、持てる全力を傾ける。

 「J(リーグ)では、いいパフォーマンスというより、いかに安定してやろうかと思っていた。今年に関しては、やったという感じがしない。もっとやれたはず…」

 08年から岡田ジャパンに定着。夏には北京五輪にも出場した。過密日程に加え、4月には腰の故障で約1カ月の離脱。チームに迷惑をかけているという思いが強い。

 今年、大きく飛躍した内田をオリベイラ監督は「代表のレギュラーになったことが証明している」と高く評価するが、本人は納得しない。前節23日の大分戦(九石ド)で価値ある決勝点を決めても「まだ1点しか取っていない。マルキーニョスなんて、何点取っているか」。得点王の貢献度と比較して、自分の1年を厳しく分析した。せめて最後に、優勝請負人になるつもりだ。

 磐田戦に向け、チームも準備万端だ。前日練習では、主力組はわずか30分で引き上げた。「風邪をひかないように」というオリベイラ監督の大号令で、午前10時30分に全体練習が終了。居残りでFK練習するMF中後、野沢にも指揮官は練習中止を命じた。王者の風格を漂わせ、軽めの調整で磐田戦に臨む。

 「とにかく、うちは勝てばいいだけ」と内田は力を込めた。勝つと条件しだいだが、30日にも優勝が決まる。本拠地最終戦には3万人が集まる見込みだ。大観衆の前で、まずはキッチリ勝利をつかむ。
(峯岸弘行)

二度の負傷離脱と北京五輪代表、フル代表と今季の篤人はチームへ貢献出ぬ時期が多く苦悩したと言えよう。
篤人不在のナビスコ杯と天皇杯は敗退した。
残るタイトルはリーグ戦のみ。
篤人は残りの二試合に賭けるものは大きかろう。
優勝請負人と呼ばれるよう気合いが入るのも頷ける。
まずは今日のジュビロ戦を完封して欲しいところである。