今回の目的地は茨城県、大子町の袋田の滝です。
袋田の滝が全面凍結したとニュースを見て滝の見物とシャモ料理を食べに(こっちが本命)出掛けようと思います。
数年前、MTBで行った時は、帰りはほとんど泣きべそ状態で帰って来ましたが、あの頃の私とは違います。(たぶん)
前日に降った雪で畑は真っ白でした。路面は大丈夫そうなので細心の注意をしながら7:30に出発します。
宇都宮市と高根沢町の境の橋のたもとの電光掲示板です。寒いです。
この日は、最低気温は-3.9℃とあまり寒くなかったのですが、最高気温は快晴だったにもかかわらず3.7℃寒い一日でした。
この後、国道4号線から馬頭グリーンラインで北東に向かいます。
馬頭グリーンラインは交通量が少なく道幅も広く路面も良いのですが、アップダウンの連続です。
しかも、下り終わったら信号が有る事が多いので何かの罰ゲームのようです。
貧脚を鍛える為の試練だと思って我慢します。
男子トイレの標識の上にツバメの巣が有り、アフロヘアーになっています。
さすが美術館!こんな所もアートでした。
馬頭市街地を抜けたらちょっと寄り道をします。
女性の××に似ていると言われる奇岩、御前岩です。似ているかどうかは、判断に任せます。
子宝や安産に御利益が有るそうです。
これを見た徳川光圀(水戸黄門様ですね)が、こんな物が街道から見えるのはけしからん!と言う訳で植えさせたのがこの腰巻竹だそうです。イメージ通り堅物だったのですね。
寄り道が終わったらハンドルを東に進め袋田の滝を目指します。
風はほぼ向かい風でしたが、県境を超えたら追い風プラス下りなので快調に距離を稼ぎます。でも帰りが心配。
ちょっと見物しましょう。
う~ん、昭和どころか明治の香りが漂って来そうな渋い校舎です。
いつの間にか蒸気機関車が展示してありました。
街はスルーして滝を目指す予定でしたが、
この日は、「大子百円街」と言うイベントをやっており、デリカショップ久慈屋でこんな魅力的な文字が!
補給食に頂きました。100円です。普段は120円位だと思います。炊きこんである油揚げが美味かった。
後、3km位で目的地の袋田の滝です。
滝を見るには、約270mのトンネルをくぐらなければなりません。これは通行料です。
町営のせいか第二観曝台のエレベーター代も含まれているので安いと思いますよ。
第二観曝台からの袋田の滝です。残念ながら全面凍結ではありませんでした。
二月初旬には、ロッククライミングが出来るほどガチガチに凍っていたそうです。
地中から染み出た水分が氷柱になっています。暖を取りましょう。
ふもとの売店で気になっていた、シャモのテールを頂きましょう。
プニプニした食感が美味かったです。しかしシャモらしい野性味溢れる味は感じませんでした。
ここは観光地なので呼び込みが煩いのですが、やってない店は素朴でのんびりして親切です。
さて、滝見物が終わったら一番の目的、シャモを食べに大子駅前まで戻ります。
奥久慈しゃもの店の看板付です。この店も百円街参加店ですねえ。
中は、カウンター、5席、座敷に4人掛けの卓袱台二つの小さな店です。
よくある串カツは、ほとんど脂身で筋張ってて固いのですが、さすがとんかつ屋さんの串カツ!良い肉を使っていて実に美味しかったです。
しかし、注文が殺到していててんてこ舞いでした。目の前にあったので注文しましたが、実際は予約客の分もさばけないほど忙しそうでした。
注文したメインの料理は、シャモの石焼親子丼(1000円)です。
石焼なのでかき混ぜてから食べます。最後におこげのペリペリが楽しめます。
しかし、熱々なので口の中の火傷要注意です。
親子丼の他に味噌汁、お新香、刺身こんにゃく、デザートの剥き栗が付きます。
ありきたりの表現ですが、歯ごたえがあり、噛むとジュワーと旨みが出て来ます。
内容を考えると1000円は安いと思います。量も結構有ったし。
味は、美味しかったけどちょっと濃かったかな、100円の串カツも食べたので食べ過ぎでした。
カロリーを消費する為帰路に着きましょう。
しかし、県境を超えたら風が巻いているので、向かい風、追い風色々楽しめました。
でも横風は嫌ですね。とにかく危険です。
本日の走行距離、143km
獲得標高、1100m
向かい風も十分堪能出来ました。