lizardbrain

だらだらぼちぼち

頭痛の種

2007年06月15日 22時44分07秒 | 無駄話
1年ほど前にこのサイトを知って以来、
もしかするとワタクシの頭痛は片頭痛なのでは?
という疑惑が日に日に深まっていった。

問診表には「7~8年前から」と書いてはみたものの、実際のところ、いつごろから頭痛が始まったのかは良く覚えていない。
1ヶ月か2ヶ月に1度くらいの間隔で、朝、起きた時から左側頭部あたりがチリチリと痛い時がある。
頭痛が始まると、特に目から受ける刺激が辛くなって、活字はもちろん、TVやPCの画面を見る事が鬱陶しくなってしまい、不快な気分に襲われるのだが、日常生活はなんとかこなす事ができる。
寝込むほどの事ではないが、できる事であれば目を閉じて横になっていたい気分になる。
仕事を休まなければならないほどの痛みでもないが、だからといって頭痛は頭痛。
気分が良いわけがない。
いったん頭痛が始まると、この状態が3日間ほど続く。
そして、エキエセドリンやタイレノールなどの市販の頭痛薬を飲んでみるのだが、その薬はほとんど効かない。
ひたすら治まるのを待つしかなく、ほとんどの場合、3日ほどで治まってしまう。
治まらずにず~っと続く頭痛ならば、もっと早く病院へ行っている。

ワタクシは、以前から花粉症人間なので、この頭痛も花粉症によるものと思い込んでいた。
今時の花粉症は、杉やヒノキだけとは限らない。
イネやセイタカアワダチソウなど、花粉症を引き起こす原因となる植物の花粉が飛ぶ季節は、その種類によって時期が異なるため、言ってみれば年がら年中花粉症の危機にさらされているので、年がら年中、花粉症から来る頭痛に悩まされているのだと思い込んでいた。

それが、片頭痛という病気に悩まされている人が、意外にもたくさんいると言う事が、このサイトに書かれている。
いつ発生するかわからずに、何日かすると治まってしまうという状況が、どうやらワタクシの場合と共通しているようだ。

という事で、おそるおそる、総合病院で脳神経科の診察を受けてみる事にした。

若い担当医に自分の症状を一通り説明してみると、
「MRIで詳しく調べる脳ドックという検査方法がありますが、これは予約制です。どうしますか?」
と尋ねられたので、
「MRI検査が必要な症状なんでしょうか?」
と尋ね返すと
「いいえ、お話から伺う限り、今のところMRIまでは必要無いでしょう。」
とのお答え。

とりあえずCT検査をしてみましょう、との指示でCTスキャンを受けた。

出来上がったCT画像をながめていた担当医から、
「特に、脳梗塞などの異常は見当たらないようですね。」
との判定。
脳の異常とまでの心配はしていなかったのだが、とりあえずホッとした。
ここで、CT画像を見る担当医の表情が、とまどったように一瞬曇ったり、急にワタクシと視線を合わそうとしなくなるというシュチエーションを、少し恐れていたので。

それはそうと、生まれて初めて自分の頭の中をのぞいた感想を。

まず、思っていたよりも自分の脳ミソが小さく見えてしかたが無い。
元々、他の人に比べるとサイズが大き目のワタクシの頭蓋骨なのだが、それにしても、もう少し頭の中身の密度が濃いものだと信じていたので、これにはちょっとばかりガッカリ。
その上、大き目のサイズのワタクシの頭蓋骨の形が歪んでいる、、、、、、
人間の体は、誰しも、完全に左右対称に出来ているとは言えないはずだが、ワタクシの場合、特に非対称の度合いが大きく、明らかに左半分と右半分の形が違う。
これだけ特徴のある頭蓋骨の形状だと、もしも、ある日、どっかで白骨化したワタクシの頭蓋骨が発見される事件が発生したとしても、その形状から、ワタクシの目にはその頭蓋骨が自分の物である事はすぐにわかってしまう。
ただ、残念なのは、その時のワタクシはすでに生存していないわけだが、、、、、

それはともかく、あの日の担当医の言葉を続けると
「ですが、あなたのお話される症状からすると、片頭痛では無いように思います。」
「片頭痛の患者さんが感じる痛み方は、ズキズキというもので、その上、心臓の鼓動にあわせてドックンドックンと脈打つように痛むというふうに訴える方は多いのですが、あなたのようにチリチリという表現の痛み方というのは、あまり聞きません。」

片頭痛であれば、最近、日本でも承認されて投薬できるようになった良く効く痛み止めがあるそうだし、頻繁に片頭痛が起きるならば、予防薬というのもあるそうで、片頭痛と診断されれば、予防薬までは必要無くても、偏頭痛用の痛み止めを処方してもらえるつもりで受診したのだが、、、、、、、

他の人がズキズキあるいはドックンドックンと感じる頭の痛みと、ワタクシがチリチリと感じる痛み方とは、違うものなのだろうか?
良くわからない。
ワタクシには、自分の頭痛がズキズキドックンドックンとまでひどい痛み方とは感じられない。
ちょっとした表現方法の違いではないかと思うのだが、、、、、、、、
医学的に見た頭痛の原因が全て判明しているとも考えられないので、別の種類の頭痛なのかも知れない。


結局、片頭痛ではないと診断されたようで、片頭痛用ではない一般的な頭痛薬を処方されたようだ。
処方されたのは、ロキソニンという頭痛薬で、エキセドリンやタイレノールなど、これまでに飲んでも効かなかった市販薬とは成分が違うので、効果はあるかも知れないが。

結局、ワタクシの頭痛の原因は、判然としなかったわけだが、
いつもの頭痛がこの次に発生した時に、今回処方された痛み止めを飲んで治まってくれれば良い。
だが、この痛み止め薬で治まらないとしたらば、もう一度、片頭痛ではないか? と、担当医に迫った方がいいのだろうか?

頭痛が始まって、何が一番辛いのかというと、モニター画面を見続ける事が出来ないために、PCを触れない事だ。
そうなると、ネットを泳げないので退屈でしかたが無い。

とにかく、もう少し様子見の必要があるとの結論が出たようである