lizardbrain

だらだらぼちぼち

ハーモニカ注意報な夜をまって(2)

2007年06月01日 22時36分35秒 | 音楽

もたもたとブログ化に手間取っているうちに、早いもので、あれから6日が経ってしまった。
当地への陽水初上陸のステージを目にした何人かの知人達と会う機会があり、あの夜の感想を聞いてみると、
良かった
という感想が圧倒的に多く、
また
あの耳障りな手拍子さえなければ、もっと良かったのになぁ、、、、、
という声も多い。



まあ、気を取り直し、余韻に浸っているところである。
余韻に浸るついでに、ちょっとした回り道をする事になった。
ちょいとばかり、調査してみたい事柄が2点生じたからだ。

まず、



前回も画像をアップしたが、これは、終演後にロビーに出現したセットリスト・ボードである。
だが、ブログ化するために、改めてじっくりと曲名をチェックしてみると、何故か、このセットリストからは1曲が欠落しているのだ。

このボードの9曲目の『飾りじゃないのよ涙は』と、10曲目の『Make Up Shadow』の間に、確か、もう1曲演奏されていたはずなのだ。
飾りじゃないのよ涙は』の次の曲から、それまでにバッキングしていたギターの他に、ドラムとベース、そしてもう一人のギターが合流して、5人編成のバックバンドが出来上がり、ロック編成の演奏に移行して行くという流れだったので、良く覚えている。
バックバンドの音圧が一気に上がったため、(それまでリバーブが利き過ぎの感がありながらも)明瞭に聴こえていた陽水のヴォーカルが、客入り後の音響バランスが崩れてしまったためか、バックの演奏に埋もれてしまって一気に聴き取りにくなったからだ。
だが、それは『Make Up Shadow』ではない。
Make Up Shadow』は、さらにその後に演奏された曲だからだ。

できる事ならば、セットリストから欠落したこの曲名を知りたくなった。

そして、もう一つ調査したくなった事というのは、キーボード奏者の名前。

それまで、なかなかバックバンドのメンバーを紹介してくれなかったのだが、最後の最後、アンコールの段になって、陽水は、ようやくバックバンドのメンバーを紹介してくれた。
その中で、キーボード奏者の事を、
キーボード、フジマ・ヨシキちゃ~ん
と紹介していた。
若い方のギタリストを除いた他のメンバーについては、ワタクシも耳にした事がある名前だったが、「フジマ・ヨシキ」という名のキーボード奏者に心当たりがないのに、顔には、なんとなく見覚えがあるような気がしてしょうがない。
顔だけ知っていて名前を知らない、というのも寝覚めが悪くなりそうなので、そちらも調べてみる事にした。

「井上陽水」「コンサート」をキーワードにしてブログ検索をかけてみた。
あららら、皆さん、大したものである。
既に、今回の一連の陽水ツアーを観戦した方々がエントリーしたサイトが数多見つかった。
が、(どうでもいいような)ワタクシの2つの疑問が決定的に解決されるまでにはいたらない。

そうこうしているうちに、その名も『今日も井上陽水』というサイトに出くわして、大感激とあいなる
なんという事だ
ここには、最近の陽水ツアーの各会場でのセットリストが、見事にずら~っとアップされているではないか
管理人氏のコメントから察するに、どうやら、各地の陽水ツアーにず~っと同行して観戦している方のようにしか考えられない。
このサイトにたどり着いたのはいつも雨降り、、、、、ではなくて、、、、、、
このサイトにたどり着いた5月27日の夜の時点では、ワタクシが観戦した27日の分はまだアップされていなかったが、それ以前のコンサートのリストが列記されている。

しかも、本文末尾からリンクされている、『井上陽水うたのことば』というサイトでは、陽水ソングの歌詞がずらーっと収録されている。
その上、素晴らしい事に、この『井上陽水うたのことば』というサイトは、JASRACの許諾を得ているらしい。

繰り返すが、ここにたどり着いた時点では、ワタクシが観戦した27日の分のセットリストはアップされていなかった。
だが、それ以前の別会場でのセットリストを参考にすれば、27日の終演後の開場に現れたセットリスト・ボードから欠落している1曲を探す事が出来るかもしれない。
何よりも、歌詞まで読めるのだから心強い。
あの夜は、確かに、一時的にバンドの音圧に陽水のヴォーカルが埋没してしまって歌詞が聴き取りにくかったが、曲の冒頭の方に出てきた言葉の一部だけは記憶している。
そのあたりだけは、なんとか聴き取る事が出来たのだ。
聴き取る事が出来た上に今でも憶えているのは、
ベルの音
と、
君の荷物
という2つのセンテンス。
今度は、これらをキーワードにして、井上陽水うたのことばの内部を捜索してみたら、、、、、、

あった、あった
これだ
27日の現場に掲げられたセットリストから欠落していた1曲が、見つかった
それは、『11;36 LOVE TRAIN』という曲だ。
しかも、5月17日の函館でのコンサートで、9曲目の『飾りじゃないのよ涙は』の後、バンド編成で10曲目に『11:36 LOVE TRAIN』を、そして11曲目に『Make-up Shadow』という、27日と同じ流れがある。

従って、5月27日の正確なセットリストは

東へ西へ
かんかん照り
なぜか上海
傘がない
人生が二度あれば
いっそセレナーデ
いつのまにか少女は
海へ来なさい
飾りじゃないのよ涙は
11;36 LOVE TRAIN
Make up Shadow
ワインレッドの心
リバーサイドホテル
5月の別れ
新しいラプソディー
クレイジーラブ
感謝知らずの女
長い猫
氷の世界
最後のニュース

☆アンコール☆
アジアの純真
渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
少年時代

となる。
先ほど確認したところ、『今日も井上陽水』では、ワタクシが観戦した5月27日と、それに続く28日大阪フェスでのセットリストがアップされている。
コメントによると、どうやら『今日も井上陽水』管理人氏は、27日のライヴは観戦していないようだ。
そりゃあそうだ、こんなイナカ町まで同行しては大変だ。
では、このサイトの情報量の多さと情報源は一体どこにあるのだろうか?

まだまだ、この日のライヴレポートは中盤に差し掛かったところで、一向に進む気配が無い、、、、、、

会場のセットリストから欠落した曲名がわかったところで区切りを付けて、キーボード奏者の名前については、続編に続けることにする。
(というか、そちら方の正解も、既に出ているのだが、、、、、)