植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

生きることを活かす→生活

2006年01月31日 19時49分38秒 | オーラの泉、美輪明宏、江原啓之
 『美輪明宏 天声美語』(美輪明宏、講談社、2000年)より

 「生活というのは「生きることを活かす」と書くでしょう。では「生きることを活かす」とはどういうことかといえば、素晴らしい本を読んで、美しい音楽を聴いて、質の良い美術品に接し、小説や映画の主人公のように毎日を生き生きと生きていくことなのです」

 「音楽というのは、生活においてとても大切な役割を担っているでしょう。それと等しく、美しい言葉もいまや、生活必需品。青い空も自然の緑もすべて灰色になってしまった今だからこそ、ささくれだった人の心を癒し、豊かにしてくれるのは、形のない美しきものたちなのです」

 人里遠くはなれて山を往けば美しい自然が待っている。モルゲンロートの静謐な時間、深山幽谷の鮮烈さ、誰もいない空間の恐ろしいまでの静けさ、そのような中に浸れることは幸せだ。美しい光景はその中に佇んでいる。しばらく美しい自然と遠ざかってしまったな。またフラリと“生活”のために大自然の中に入っていきたい。
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