DVD『素晴らしき哉、人生』(原題「It's a Wonderful Life」、フランク・キャプラ監督、ジェームズ・スチュアート主演、1946年/アメリカ)を観た。
「ある若者が人生に絶望して自殺しようとしている。そこへ天子がやって来て一つの世界を見せてくれる。それは彼がこの世にいなかったらどんな状況になっていたか・・・」
心温まる世界だった。人と人が本当に触れ合って生きていた時代。お互いに信頼しあって信用と徳と温かさで動いていた時代。生活に困っている人がいれば恩着せがましくなくそっと必要なだけお金を用意してあげる・・・。自分のしたい旅行や冒険の機会をたびたび家族や家の仕事のために逃してしまうけれどもじっと我慢して日々を堅実に生きていく。決して豊かではないけれども人々のための仕事をしてつつましく暮らしていく。
自分がもしこの世に生まれていなかったらほんとうにどんな世界なんだろう。映画の中では自分の妻は生涯独身で過ごしていて、子供の時に氷の張った池の割れ目にはまって自分が救ったことで後には国の英雄になった弟はその事故で亡くなっている。ほんとうに人一人が生きていることはすごくまわりに影響をしているんだ。その人が生きているだけでその人がいなかった世界とはまったく異なる世界になっている。日々当たり前に生活している私達のこの“舞台”は実はものすごく価値あるもの、あるだけで涙を流していとおしむほどの世界だったのだ。そんなことを振り返らせてくれる映画。
霊的世界を知ることも重要だけれども人がこの世に生まれてくるのはこの世でしか学べないことを学ぶためなんだろう。それは協力し合って助け合って自分の力を皆に差し出すことなのかもしれない。自分の本分だけ、身の丈にあった行動をしてゆく、自分を表現しながら。ただ生きていればいい。向こうに帰るときが来るまで。その長さに関係なく。江原さんじゃないけど「人生に意味があるのではなく、生き続けるから意味がある」のですね。そう再確認できた130分。
感情が高ぶったまま文章を書いているからちょっと乱文だな。失礼しました。でもこれで500円なんだからいい時代になったと思う。
「ある若者が人生に絶望して自殺しようとしている。そこへ天子がやって来て一つの世界を見せてくれる。それは彼がこの世にいなかったらどんな状況になっていたか・・・」
心温まる世界だった。人と人が本当に触れ合って生きていた時代。お互いに信頼しあって信用と徳と温かさで動いていた時代。生活に困っている人がいれば恩着せがましくなくそっと必要なだけお金を用意してあげる・・・。自分のしたい旅行や冒険の機会をたびたび家族や家の仕事のために逃してしまうけれどもじっと我慢して日々を堅実に生きていく。決して豊かではないけれども人々のための仕事をしてつつましく暮らしていく。
自分がもしこの世に生まれていなかったらほんとうにどんな世界なんだろう。映画の中では自分の妻は生涯独身で過ごしていて、子供の時に氷の張った池の割れ目にはまって自分が救ったことで後には国の英雄になった弟はその事故で亡くなっている。ほんとうに人一人が生きていることはすごくまわりに影響をしているんだ。その人が生きているだけでその人がいなかった世界とはまったく異なる世界になっている。日々当たり前に生活している私達のこの“舞台”は実はものすごく価値あるもの、あるだけで涙を流していとおしむほどの世界だったのだ。そんなことを振り返らせてくれる映画。
霊的世界を知ることも重要だけれども人がこの世に生まれてくるのはこの世でしか学べないことを学ぶためなんだろう。それは協力し合って助け合って自分の力を皆に差し出すことなのかもしれない。自分の本分だけ、身の丈にあった行動をしてゆく、自分を表現しながら。ただ生きていればいい。向こうに帰るときが来るまで。その長さに関係なく。江原さんじゃないけど「人生に意味があるのではなく、生き続けるから意味がある」のですね。そう再確認できた130分。
感情が高ぶったまま文章を書いているからちょっと乱文だな。失礼しました。でもこれで500円なんだからいい時代になったと思う。