植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

第四回 癌を癒す心の使い方勉強会 メモ

2013年02月07日 21時18分35秒 | 癌を癒す心の勉強会&ヨガヒプノセラピー

2013-2-5 10:00-12:00 読書空間みかもにて。参加者12名

講師:白鳥澄江さん

「がんを体に作る人には特徴がある。それは心の力がすごく強い人。力には肉体の力、精神の力とかいろいろあるけど、悪性新生物と言われるようながんを体の中に作ってしまう人の心はとっても強いと言えると思う。

 強いクリエイティブな力、ものごとを創造する力を持っている。それががんという形で表現されているだけ。だったらその表現方法をがん以外のものに変えることもできるんじゃないかな。その力をどう使うか、というのが今日のお話のテーマ。

 

『心と生命エネルギーと健康の関係』という図を描きました。この図は癌に特化した心理療法のサイモントン療法に基づいて描いたものです。サイモントン博士は文章で表したけどそれをフローチャートにしてみました。(白鳥澄江さんオリジナル)

 

 題の“生命エネルギー(気)”というのは肉体に関わるエネルギーです。“心のエネルギー”ではないです。

 

不健康なサイクル

病気→本来の自分らしくない状態→喜びを感じない→生命エネルギー(気)の低下→免疫力低下→病気

左の「不健康なサイクル」の中の「本来の自分らしくない状態」から話をしてみましょう。例えばがんを治すために一生懸命、努力して玄米菜食をしているとします。どうしても玄米がおいしく食べれない、という状態。そういう状態というのは本来の自分らしい状態ではないでしょう?だから玄米が嫌いな人がこういう生活を長くしていると喜びを感じない生活をしていることになります。

 

 そうすると生命エネルギー(気)が低下し、そしてその状態が続くと「免疫力の低下」となります。そしてそれが「病気」になる…。このように“悪循環”してしまうのが「不健康なサイクル」です。

 

 頑張らなきゃってぐっと詰まってやっている時って自分らしくないよね?喜びを感じないよね?

 

 心の状態って一日の間にも変動がある。今日は何か玄米がおいしいなって感じるかもしれない。一日の中で暗く苦しい時間がみっちりすべてあるわけではないよね?お風呂入って気持ち良くなれば気持ちも楽になるよね。

 

 心は常に動いています。図の左の不健康なサイクルに入っている時もあるけど、私達の心の色は一定ではないんです。私達はいつも不健康なサイクルを回っているわけではありません。

 

 では「本来の自分らしい状態」ってどんな状態だろう?それは「納得できる状態」かな。

 病気って本当に辛いことばかりだろうか?もしかしたらギフトとしてもらっている人がいるかもしれない。

 すごく働き詰めで大変な時、インフルエンザに罹って強制的に出社停止になって欠勤せざるを得なくなった時って会社に行けないのは不幸だけど、疲れた身体を休める日がもらえたと考えれば幸せだしラッキーと言えるよね。

 たとえば仲間たちと喫茶店に行ったとき、ほかのみんなはコーヒーを頼んだから本当は自分は紅茶を頼みたいのに気を遣って自分もコーヒーにしてしまう…、こういうのって「本来の自分らしく」はないよね。

 家族関係でも本来の自分の気持ちを家族に伝えられていない人って本当に多いよ。カウンセリングしてて思う。

 じゃあ、本来の自分って何?

 それを話す前に。「人生の目的は幸福を体験することで、幸福になることではない」です。

 「幸せでいること」と「幸せになること」は大きな違いだよ。幸せという未来の目標があるということで今を頑張るというのは、今はそこに到達できていない、だから幸せではない、ということだよね。

 

 人生の目的は幸せになることではなくて、幸せでいること

 この世界に幸不幸というものはない。癌になったから不幸と捉えればそうだろうけれども、得られるものもあるのでは?これまでの生き方を変えるチャンスかもしれない。

 

 癌を作っている人は強い心のエネルギーを行動や生き方に振り向けられずに身体にそれを向けてしまったためでは?そんな強いエネルギーを持っているんだからそれを他に向けてみませんか?

 もしかしたら自分の心が喜ぶ生き方、行動をしてなかったかもしれないね。ささいな行動の変化がそれを変えていきます。

 

 つまり、癌ってある意味、自己表現の一つなんだよね。癌を作るという自己表現をしているに過ぎない。であれば癌を作るという自己表現でなくて自分らしい生き方をするという自己表現をしてもいいのでは?そうすると癌を作るエネルギーが他に回って振り向けられて癌が小さくなる、消えるということが起きてくる。

 癌細胞って基本的には弱い細胞って言われています。通常の細胞よりはね。

 

 これはうちの旦那さんが言っていたんだけど「癌という漢字は『品物を山ほどつくる力がある』という風にも取れるね」と。そう、がん患者さんは山ほど今生の人生でやること、できることがあるのでは?

 

 ここで参加者の方から質問。

Q.抗がん剤など自分にとってつらい治療をすることはどう捉えればいいのでしょう?「これをやれば絶対治る」とは思えないんだけど、抗がん剤治療を頑張らないと治らないと言われて・・・

 

A.納得できるかどうか、本来の自分らしいかどうか、ですね。治療の選び方は生き方を選ぶ、ということ。こうしなければいけないというのは一切ないです。ドクターであっても他人の人生の、生き方の責任はとれない。自分の人生の責任は自分しか取れない。自分が決めていいんです。だからその治療を自分が心から信じられるかということでしょうね。今、この瞬間の納得があれば。

 

Q.この先生は信用できるというのは?一見先生に頼っているようだけどその先生を信じたという点で自分が納得していればいいですか?

A.そうです。納得していることが大事です。その先生を選んだことが自分が納得していれば。

 

(続く)

 


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