昨日に引き続き佐藤愛子さんの著書を続けて買った。今日は思い立って井の頭公園に行くことにしたのでその道中で読める文庫が欲しかったから。
『あの世の話』文春文庫、『戦いやまず日は西に』集英社文庫をBOOKOFFで買ってから吉祥寺に向かった。佐藤愛子さんのエッセイは初めてだったけど面白い。ご自身の超常体験以外の日常感じたこと思ったことを綴ったエッセイはどれも読んでいて楽しかった。
井の頭公園ではたっぷりとカモたち(特にカイツブリね)を眺めて楽しんだあと、井の頭、吉祥寺の街を懐かしく歩いて帰宅した。(写真は47歳以上と思われる鶴の“イチコ”。昭和34年3月16日に井の頭動物園にやってきたという。私の生まれる前に!)
自由が丘に帰ってから青山ブックセンターによって『こんなふうに死にたい』(新潮文庫)というこれまた佐藤さんの本を買って帰る。そして昨日の『私の遺言』と併せて彼女の体験を重複して読んでいくといやがおうでも話や場面が立体的になってさらに面白くなっていった。
『こんなふうに死にたい』を読むまで官能小説家川上宗薫と彼女が親しかったことは知らなかった。その川上氏が死んだ直後に氏の枕頭に立った彼女が、幽体離脱した氏の視線を部屋の右後上から感じたと述べているところや、ラップ現象が多発したことなど興味深い。
巻末に河合隼雄氏が「アイデンティティの深化」と題して輪廻転生を繰り返して私たちが自己を深めていくことに触れている。そして美輪明宏氏が「霊を受け入れる柔和質直な心」と題して佐藤さんが体験した様々な超常現象が収まったのは彼女の素直で明るく優しい人となりが神仏の御心に叶った挙句の出来事だったのだろうとまとめていて、短い文章の中にも要点を指摘しているところはさすがだ。
『あの世の話』では江原啓之氏との問答形式で心霊についてのことがよく分かる。活字も大きめで簡単に読めるところがいい。
期せずして佐藤愛子さんの著作をまとめ読みしてしまった。『私の遺言』『こんなふうに死にたい』『あの世の話』を読むと、超常現象にはどのようなものがあるか、そしてそれを実際にどのようにして解決していったのか、その現象の裏にあるものは何か、本物の霊能者の態度とはどういうものかなどを理解する大きな助けになる。
見えない世界について正しい理解をしてもらえる良い教科書セットの一つかもしれない。
『あの世の話』文春文庫、『戦いやまず日は西に』集英社文庫をBOOKOFFで買ってから吉祥寺に向かった。佐藤愛子さんのエッセイは初めてだったけど面白い。ご自身の超常体験以外の日常感じたこと思ったことを綴ったエッセイはどれも読んでいて楽しかった。
井の頭公園ではたっぷりとカモたち(特にカイツブリね)を眺めて楽しんだあと、井の頭、吉祥寺の街を懐かしく歩いて帰宅した。(写真は47歳以上と思われる鶴の“イチコ”。昭和34年3月16日に井の頭動物園にやってきたという。私の生まれる前に!)
自由が丘に帰ってから青山ブックセンターによって『こんなふうに死にたい』(新潮文庫)というこれまた佐藤さんの本を買って帰る。そして昨日の『私の遺言』と併せて彼女の体験を重複して読んでいくといやがおうでも話や場面が立体的になってさらに面白くなっていった。
『こんなふうに死にたい』を読むまで官能小説家川上宗薫と彼女が親しかったことは知らなかった。その川上氏が死んだ直後に氏の枕頭に立った彼女が、幽体離脱した氏の視線を部屋の右後上から感じたと述べているところや、ラップ現象が多発したことなど興味深い。
巻末に河合隼雄氏が「アイデンティティの深化」と題して輪廻転生を繰り返して私たちが自己を深めていくことに触れている。そして美輪明宏氏が「霊を受け入れる柔和質直な心」と題して佐藤さんが体験した様々な超常現象が収まったのは彼女の素直で明るく優しい人となりが神仏の御心に叶った挙句の出来事だったのだろうとまとめていて、短い文章の中にも要点を指摘しているところはさすがだ。
『あの世の話』では江原啓之氏との問答形式で心霊についてのことがよく分かる。活字も大きめで簡単に読めるところがいい。
期せずして佐藤愛子さんの著作をまとめ読みしてしまった。『私の遺言』『こんなふうに死にたい』『あの世の話』を読むと、超常現象にはどのようなものがあるか、そしてそれを実際にどのようにして解決していったのか、その現象の裏にあるものは何か、本物の霊能者の態度とはどういうものかなどを理解する大きな助けになる。
見えない世界について正しい理解をしてもらえる良い教科書セットの一つかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます