美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

絶滅まであと1分

2009-06-08 10:14:56 | Weblog
写真:決意を語るマイケルと実希さん

昨日は、「ポンゴ ホゴ プロジェクト 竹馬で日本縦断」
のキックオフパーティーが行われ出席させていただきました。

新婚旅行で訪れたインドネシアで若い二人、
マイケルと実希さんが気がついた事は、

猛烈なスピードで熱帯雨林が破壊されている事
その結果、オランウータンが追いやられて、絶滅の危機にある事でした。

帰国後、二人でいろいろ調べたり、考えて結果、事態の深刻さが解りました。

人間のエゴにより追い詰められているオランウータンの窮状を伝え、
何とか救いたい、

このままでは人類も大変な事になるという深い思いを伝えるために
考えたのが、「ポンゴ ホゴ プロジェクト」です。

ただ寄付をしてくださいというアピールだけでなくて、
「二人の人生の大切な時間1年間をかけて、竹馬で日本縦断という
 負荷を自分たちにもかけて、自分たちが知った事実をたくさんの
 人達に広く伝えたい!」

という人類とオランウータンのために人生をかけた
素晴らしいプロジェクトへの挑戦です。

マレー語でオランウータンとは、「森の人」という意味です。
よくゴリラやチンパンジーと共に、「人間に一番近い親戚」と言われます。

最も大型の哺乳類で、樹上にひとりでひっそりと暮らしているの
にもかかわらず、人間に絶滅させられそうになっているのです。

この大型猿人類は大変な危機に陥っています。

オランウータンは熱帯山地林や、低地フタバガキ林、熱帯泥湿地帯林、
またボルネオやスマトラの熱帯林などに住んでいます。

約9000頭がスマトラ北部、主に、ある国立公園周辺に生息しています。
1万から1万5000頭ほどがボルネオ島に取り残されています。

オランウータン保護の保護区の周囲の森林もどんどん減っており、
限界を超えて狭い地域に詰め込まれているような状態です。

オランウータンの生息地の約80%が、
この20年間で失われてしまいました。

野生生物保護協会は、密漁と生息地破壊を食い止めることが
できなければ、

世界最多を誇っていたここの野生のオランウータンは
あと10年で絶滅するだろうと予想しています。

1年に1000頭死ぬというペースから考えると、1993年に
1万2000頭もいたのに、現在では6000頭まで激減している
ことになります。

大型猿人類プロジェクトは、国連環境計画(UNEP)と猿人類連盟
における40以上の保護団体で構成される連合体との共同作業で
進められています。

大型猿人類を救おうという国際的なキャンペーンが絶滅を防ぐ
最後のチャンスともいわれています。

UNEPの事務局長のクラウス・テプファーは
「大型猿人類の絶滅まであと1分」と表現しています。

しかし、国際的な機関によるだけのキャンペーンでは
現場での対応が「とても心もとない」のが実態です。

その次には、人類の生存にとって厳しい地球環境になることを
予想すれば、自分たちの未来作りに一人一人が行動しないと

既存の機関や組織だけでは解決でき無いのは明らかです。

マイケルや実希さんの勇気ある行動が、多くの心ある皆さんに

地球環境とオランウータンの保護活動に大きなインパクトを
与えてくれ多くの人の行動に繋がるものと信じています。

70名を越えるキックオフパーティーの参加者の参加費もすべて、
「ポンゴ ホゴ プロジェクト」に寄付されました。

頭が下がる思いと自分たちも、もっともっと真剣に考え、
行動するべきだと思いを新たにしております。

人類の絶滅を救うために今こそ行動を!!
みんなで!!
お二人のホームページポンゴ ホゴ ホゴ プロジェクト
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