ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

素晴らしいの一言 高柴山ヤマツツジの大群落

2016年05月20日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年5月20日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第8回(2016年第19回)、「高柴山ハイキング(小野町)」に参加した。

高柴山は、福島県小野町の北部に位置し、田村市船引町・大越町との町境にあり、
ヤマツツジの群落で知られる標高884mの山である。
昨年、常南交通社の初企画の文字に誘われて、参加した時(2015年6月8日)は、
既に花は終わっていて、一輪のヤマツツジも見ることができず残念な思いをした。
このことから、リベンジという意味合いで今回、当会で企画したものである。
Webで紹介されているような山頂一帯を覆うヤマツツジを見ることを目標に、この日を設定した。
小野町による高柴山の山開きは、5月22日(日)に予定されていて、それよりも2日早いが、
果してヤマツツジの大群落を見ることができるのだろうか?

6時38分、三中公民館に大型バスがやって来た。


定刻の7時ちょうどに三中公民館を出発したバスは、天川団地・土浦市民会館を経由して、
定刻の7時20分より5分ほど遅れて出発!
この日の参加者は33名である。


土浦北ICから常磐道へ。


いつもの朝食弁当を食べ終わり、お茶を飲んで寛いでいる頃、


8時ちょうど、最初の休憩地友部SAに到着。


バスは、再び常磐道を走り、


9時18分、磐越道へ。


9時32分、次の休憩所差塩(さいそ)PAに到着
トイレ以外は何もないPAだ。


バスは、磐越道小野ICを降りて一般道を走ること約15分、


10時13分、高柴山臨時駐車場に到着した。
三中公民館を出発してほぼ3時間である。


既に昼食の弁当が届いていた。


各自弁当を受取り、


会長の号令による準備体操だ。


『深呼吸をして~っ』


10時21分、出発!


緑溢れる木漏れ日のなか高柴山山頂を目指す。
この日の予想最高気温は21度、暑くもなく寒くもない、最高のハイキング日和だ、


この日の先頭は、Tさんが務める。


高柴山登山口入口分岐点に奥(いり)之観音像が建てられていた。
案内によると、
ここは、奥之観音と呼ばれ、文化十四年(1817)頃に高柴山に放牧した農耕馬の
息災を祈念して建立されたが、観音像は紛失している。
この度このところに、東日本大震災・原発事故からの復興と当地域の繁栄を願い、
東京の篤志家が、聖観自在菩薩立像を奉納建立したものである。(平成26年12月吉日)


10時28分、うどん・そば店前を通過


廃材?を利用した新しいログハウスが建造中だった。


緩やかな坂道を進む、


緩やかな坂道を進む


634m、東京スカイツリーと同じ高さを通過。
山頂まで1,650mとある。


浮金登山口への分岐点を右へ。


臨時駐車場を出発して26分余の10時47分、浮金登山口に到着


ここで一休みしていこう。


『意外と早く着いたねぇ』
『先週の印旛沼一周に比べたらけっこう楽だよねっ』
皆さん、余裕の表情だが、印旛沼一周で、鍛えられたということだろうか?


高柴山を目指す。
登山道の始まりである。


少しばかり道がきつくなってきた。


つづら折りの山道が続く。


山頂まで1Kmのところに50段ほどの階段があった。
右側には、階段を迂回するための緩やかな道があるが・・・


『ウォーキングの会員なんだから階段を上らなきゃっ』
自分より一回りも上のS子さんの強い意志には頭が下がる。


階段を過ぎてところどころにヤマツツジが見られるようになって来た。


5分ほど進むと、


太鼓石の説明板があった。
それによると、
八幡太郎義家が奥州阿部貞任を攻めた際に、人馬とも疲れたので、この大石を打鳴らしたところ、
忽ち大きな太鼓の音と変わり、士気大いにあがり、敵を追い進軍したと云われる、とある。


太鼓石まで150mと近いので、一度見ておこう。


3分ほどで太鼓石に到着した。
『いくら叩いても太鼓の音なんかしないねっ』
まあ、当然と言えば当然である。


11時14分、太鼓石から戻り、再び高柴山山頂を目指す。
高柴山山頂まで残り600mだ。


『道が軟らかいんで歩き易いねっ』


道は直線的だったり、S字だったりで、自分に合った道を歩けるのが良い。


右手に突然視界が開けた。


『いやぁ なかなか良い眺めだねぇ』
遠くまで連なる山々が美しい。


後ろには物見石がある。
昨年物見石の傍まで上ってみたが、木々が邪魔をして見晴らしは良くなかったので、
今回はパスすることにした。
物見石から山頂までは残り500mである。


高柴山山頂を目指す。


下山中の人たちとすれ違いざまに山頂の様子を訊ねると、
『今が満開だよっ』の返事に『本当ですかっ?』 何となく心が弾む。


周りの緑の中にヤマツツジが目に付くようになってきた。
昨年は見られなかった景色である。


右に左にヤマツツジを見ながら進むと、


11時24分、御神水分岐点に到着した。


時間はあるのでヤマツツジを早く観たい気持ちを抑えて御神水へ。
御神水まで50mだ。


行儀良く並んで、


御神水を一口
『これはほんとに美味いっ』


御神水分岐点から山頂までは260m、もう直ぐだ。
すると、これまでの緑一色の景色が一変した。


何と周りはヤマツツジの朱で覆いつくされていた。
『うわ~っ 凄い凄いっ』


ヤマツツジの大群落が目の前に広がっていた。
『うわ~っ なんて素晴らしいんでしょっ もう最高っ』


ヤマツツジの大群落の中、展望台を目指す。


『いやぁ こればほんとに素晴らしいねぇ』


これほどのヤマツツジとは想像していなかった。


ヤマツツジに囲まれた展望台が見えてきた。
先頭グループは既に景色を堪能中である。


11時39分、展望台に到着し、早速上がってみた。


展望台からの眺め(1)


展望台からの眺め(2)


展望台からの眺め(3)


展望台からの眺め(4)
左後方に磐梯山、右後方は安達太良山とのこと。


ここは、ヤマツツジをバックに記念撮影をしておこう。
ということで、記念撮影に相応しい場所を求めて山ツツジの中へ。


『ここが良さそうだねっ』
この大群落は、明治末から昭和にかけて山頂で農耕馬が放牧されたためできたもので、
放牧の邪魔になる樹木は伐採され、草は馬に食べられたが、花や葉に毒性のあるヤマツツジは、
過度に食べられないので残り、優占したと考えられている、そうである。


全員揃っての記念撮影を済ませた。


あとはヤマツツジに囲まれて弁当だ。


草むらに腰を下して最高の遠足気分である。


この日の弁当
生姜を混ぜ込んだご飯に鮭・カツ・ホタテ・がんもなどなど色とりどり。
なかなか美味しかった。


『ちょこっと探したらこんなに採れちゃった』
明日の夕飯のおかずをしっかりと確保して満面笑みのI子さん。


高柴山神社にお参りして、


12時46分、下山開始!


ヤマツツジの群落に別れを惜しみながら臨時駐車場を目指す。


『下りは楽だし早いわねっ』


12時57分、太鼓石説明板を通過


13時5分、浮金登山口駐車場に到着。


『もうバスが待ってる駐車場に着いちゃったの?』
いくらなんでもバスの待つ駐車場には、まだ着きません。


登山口駐車場で後続を待つ間一休み。


13時13分、登山口入口分岐点を通過


ゴールの臨時駐車場を目指す。


ゴールの臨時駐車場を目指す。


ゴールが近くなってペースが一段上がった感じだ。


うどん・そば店手前の新築ログハウス前を通過


13時25分、うどん・そば店前を通過


13時29分、バスが待つ臨時駐車場入口に到着。
山頂を出発して45分、かなりのハイペースであった。


13時33分、臨時駐車場に到着し、トイレは差塩PAまで我慢してもらことにして、
休む間もなく整理体操である。
臨時駐車場の簡易トイレは出来れば利用を避けたいという女性陣の要望でもある。


『肩を強く入れて~っ』


『大きく深呼吸をして~っ』
整理体操はここまで。直ぐに出発だ。


途中、差塩PAで休憩を採り、
いわき湯本温泉「さはこの湯」には、14時46分に到着
予定の入浴時間は1時間をみている。


ゆっくりと汗を流した後、バスを待つ。
「さはこの湯」前は狭いため、バスは5分ほどの別の駐車場に停めざるを得ないのだ。
バスが到着するまで「さはこの湯」の庭石に腰を下して一休み。


15時45分、約束の時間ぴったしにバスはやって来た。


『今日のヤマツツジは本当に素晴らしかったよね~っ』
バス車内は、満足な笑顔に溢れていた。


土浦市民会館、天川団地入口で次々に会員の皆さんが下りて行く。
『お疲れさまでしたぁ』


18時23分、三中公民館に無事到着。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


福島県小野町の高柴山のヤマツツジの大群落を一目見たいと企画したのが、昨年9月頃のこと。
高柴山の山開き(5月22日)より2日早いと知ったのはこの5月になってからである。
しかし、想像以上のヤマツツジの大群落を目の当たりに出来たのは、本当に運が良かった、と思っている。
前後1週間、どちらにずれていても、天候も含めて、この日の開花状況には及ばなかったのではないだろうか。
それほど、この日は”どんぴしゃり”の状態だったように思う。
強く心に残る一日となった。

この日の万歩計は、13,000歩を計測していた。

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