ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

満開のポピーに囲まれて 下妻小貝川ふれあい公園

2017年05月19日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年5月19日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年度第6回(2017年第19回)、「下妻小貝川ふれあい公園」周辺を巡る
ウォーキングに参加した。
この日のコースは、2012年9月28日(金)以来となる。

この日の第一集合場所の乙戸沼公園には16名が集まった。


車5台に乗り合わせて「下妻小貝川ふれあい公園」へ。
直行した人は10名で、参加者は26名となった。
場所が比較的近くて参加し易い距離だが、この日は夏日の予想。
30名ほど集まるのではと予想したが、暑さが敬遠されたのかもしれない。


駐車場からネイチャーセンターへ移動する。
ネイチャーセンターの外壁に国蝶オオムラサキの幼虫の絵が描かれている。


Oさんの掛け声で準備体操だ。
『う~んと背中を反らして~ぇ』
『空が眩しい~っ』


締めくくりは深呼吸だ。
『腕を回して大きく息を吸い込んでぇ~』


小貝川両側の土手を時計回りで歩くことにして、10時10分、出発!
先導役はいつものようにOさんが務める。


土手の右手は「スポーツゾーン」となっており、ソフトボール球場や
サッカー場が整備されている。


強い日差しだが、土手の上は時折吹く風が心地良い。


国蝶のオオムラサキの観察小屋があった。
この小屋は、小貝川の自然観察ゾーンに生息する国蝶オオムラサキを
身近に観察するための施設である。
毎年6月中旬から7月下旬にオオムラサキが羽ばたく姿が見られる、とのこと。
この先の自然観察ゾーンの森でも観察出来る、そうだ。


今は終齢幼虫の時期で、まさにネイチャーセンターの外壁に描かれている
幼虫の姿をしている頃であり、さなぎになる前の段階である。
木の葉と同じ色をしているためか、幼虫は見えなかった。
(見つけられなかったと云う方が正しいのかも)


道は真っ直ぐだ。
右手は、自然観察ゾーンで、「オオムラサキの森」となっている。
案内図によると、森の中には自然観察路があり、
小さな水路も流れていることになっている。
一度オオムラサキが羽ばたく頃に森の中を歩いてみたい。


先頭グループ
会旗をNさんへバトンタッチしたOさん、
『気軽で良いよっ』


47Km地点を通過
利根川の分岐からの距離と思われる。


『気持ちの良い天気よねっ』
いつも一緒で仲睦まじい、入会2年目を迎えたYさん夫妻である。


土手の一角に横瀬夜雨詩碑があった。
『やれだいこ』
花なる人の 恋しとて 月に泣いたは 夢なるもの
破れ太鼓は たたけど鳴らぬ 落ちる泪を 知るや君

『やれだいこ』は、「筑波嶺詩人」として知られた横瀬夜雨の代表的な詩の一つで、
明治三十二年(1899)に発表され、のちに詩集「花守」に収められた。
人並みの健康に恵まれないわが身を破れた太鼓にたとえて、
悲痛な諦めの思いを託した詩は「お才」とともに夜雨民謡詩の絶唱とされている。
以下略(下妻市教育委員会)


近くの石碑にも詩が刻まれていた。


この先、日除け出来る場所がないため、ここで一休みだ。


土手を歩く。


前方にうっすらとだが筑波山が見えてきた。


左手には田んぼの稲の緑が広がる。


『あれは水門かなっ?』


10時39分、浅間排水樋管(せんげんはいすいひかん)を通過
樋管(ひかん)は、内水の排除を目的としている。


道が急に広くなった。
白線の左側はサイクリングロードになっている。


道いっぱいに広がって歩くのは本当に気持ちが良い。


ネイチャーセンターを出発して35分ちょっとで小貝大橋裾に到着。
小貝大橋を渡る歩道は県道131号の反対側にしかなく、横断歩道のない道路を
横断しなければならない。
しかし、県道131号は交通量が多く、車もスピードを出しているので
我々年配者が渡るのには危険が伴う。
よく見ると、左側にサイクリング用の道が県道131号を潜っている。


県道131号のトンネルを潜ると・・・


県道131号の反対側へ出た。
『これだったら、安全だよなっ』


これなら安全に小貝大橋を渡ることができる。


小貝大橋を渡る最中にもひっきりなしに車が行き来する。
『やっぱり県道を横断するのは怖いよねっ』


小貝大橋を渡る。


小貝川がゆったりと流れている。
最近の突然の大雨などによるものなのか、川はかなり濁っている。


小貝大橋を渡り切ったところで、反対側に折れる。
ここにも横断歩道がないので、安全のため、サイクリングロードへ。


土手を直接下ると、サイクリングロードが続いている。


県道131号の下を潜って反対側へ。
2度も県道下を潜らなければならないが、
安全のためには、これが一番と言える。


土手上の道(サイクリングロード)に合流した。


土手上の狭い道を進む。
たまに自転車が通るので、注意が必要だ。


左側には田植えが終わったばかりの田んぼが広がる。


振り返ると筑波山が霞んでいた。


ほんの一部だが中央線があり、少し広い場所があったので、
ここらで一休みしよう。


11時5分、ネイチャーセンターを出発して約1時間、2度目の休憩だ。
太陽を遮るものはなにもないのでじっとしていると暑い。


『お茶が美味いっ』


一息入れたところで、直ぐに出発だ。
日除けがないので、じっとしているより、歩いた方が良い。
祝橋・お花畑を目指す。


土手を進む。
会の旗は再びOさんの手に渡っていた。


11時12分、48Km地点を通過
この標識は川の両岸に設置されている。


アルファー・アビエイションの下妻ヘリポート・訓練所が見えてきた。
航空学校の訓練などに利用される、ヘリパイロットの養成・練習場である。
茨城の他、北海道(足寄)にもオペレーションセンターがある、とのこと。


訓練の外にもへリポート周辺の空の散歩が楽しめる、そうだが、
我々が通る時には1機も飛んでいなかった。


格納庫にはヘリが格納されているのが見える。


『ここは小貝川の河川敷だよねっ?』


河川敷にある田んぼは初めて見た。


祝橋・お花畑を目指して進む。


遠くに祝橋のアーチが見えてきた。


時折、サイクリング車が走る。


川の一里塚
この辺りに「川の一里塚」があったはずなのだが、
草ぼうぼうのため、そのまま通過。


11時38分、新堀排水樋管(にいぼりはいすいひかん)を通過


対岸の花畑一面にシャーレーポピーが咲いているのが見える。


小貝川に架かる祝橋のアーチが次第に大きく見えてきた。
『もう直ぐ祝橋だねっ』


小貝川に架かる国道125号の祝橋。
橋の真ん中にアーチがあるのが特徴だ。


後続グループを待つ先頭グループ
『頑張ってぇ~っ』


後続グループももう直ぐ祝橋に到着だ。


全員揃って祝橋を渡り、花畑を目指す。


穏やかな流れの小貝川上流を望む。


祝橋から花畑を望む。
奥の方に300万本のシャーレーポピーが咲き乱れている。
手前は、キンセンカ(約100万本)のようだ。


11時48分、「小貝川ふれあい公園」フラワーゾーンに到着。


花畑の種まきや除草などの管理は、ボランティアGによって行われているらしい。
微力ながら一人100円の協力金で応援しよう。


花畑には色とりどりのシャーレーポピーが咲き競っていた。
シャーレーポピーは5月中旬~5月下旬とのことなので、
まさに今が見頃ということになる。


300万本のシャーレーポピーだそうだ。
『300万本ってすごい数だよねっ』


筑波山を背にした花畑は、絵になる。


パノラマ写真


色とりどりのシャーレーポピーが美しい。


周りは一面ポピーである。
花に囲まれると気持ちが癒される。


花畑の中を歩いてシャーレーポピーを堪能した。


花畑の隣はパークゴルフ場になっているが、この日は人の姿は見えなかった。


日差しが強いので、弁当を食べる場所を求めて
ネイチャーセンターに向かっていたら・・・
林の中にベンチが見えた。


林の中のベンチは、バーベキュー用のものだったが、
木陰もあり、弁当を食べるのにはもってこいである。
『ここで弁当にしましょうっ!』


早速バーベキュー広場で弁当だ。


『良い場所が見つかって良かったわねっ』

『日差しも避けれるし、今日みたいな日は最高だよねっ』


弁当も終わり、ネイチャーセンターへ。
12時37分、ネイチャーセンターに到着した。
ネイチャーセンターの建物は、国蝶オオムラサキの顔を正面から見た様子を表している。
上から見るとオオムラサキが羽を広げている時の形をしている、そうだ。
『最初はバッタかと思ったよっ』


ネイチャーセンターには、オオムラサキに関する資料や


全国のオオムラサキの分布状況、


各地方のオオムラサキの標本などが展示されている。
(四国地方のオオムラサキ)


この他ネイチャーセンターには、ミニミニ水族館もあり、
小貝川に生息する魚や生き物、


身近な可愛らしい淡水魚などを観ることができる。


軽食・喫茶室もある。
この日は、中を見たのは本当に駆け足だったので、
一度ゆっくりと観てみたい。

この後、整理体操は省略して、帰路に就いた。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

夏日の中だったが、300万本にも上る満開のシャーレーポピーに囲まれて
気持ちが癒された。
この後、毎年6月中旬から7月下旬にオオムラサキが羽ばたく姿が見られる、
とのことなので、その頃もう一度訪れてみたいものである。

この日の万歩計は、10,000歩を少し超えていた。

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