ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

夏がベストか? 見沼代親水公園から舎人公園へ

2020年01月24日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2020年1月24日(金)

毎週金曜日、主として地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第29回(2020年第3回)、「見沼代親水公園から舎人公園」ウォーキングに参加した。

荒川沖駅7時59分発の電車を待っているところ。
この日の予想最高気温は14度ほど、あまり寒さは感じない。


9時7分、ほぼ定刻どおりJR日暮里駅に到着。


皆さんが体調を整えている間に改札口出口付近で待っているところ。


全員が揃い、JR日暮里駅を出て、日暮里・舎人ライナー駅へ向かう。


日暮里・舎人ライナーがちょうど到着したところで、大勢の人が降りて来た。
『いやぁ けっこう乗客が多いんだね~っ』
『ちょっとここで待ってようねっ』


『私、日暮里・舎人ライナーに乗るのって初めてなのよぉ』
皆さん、今日が初めてという人が多いようだ。
とは言うものの自身も2度目ではある。


全員先頭車両へ。席を数えたら、20席ちょうどだった。
『意外と車両は短いんだねっ』
この日の参加者は19名、先頭の車両を独占する形となった。


男性陣は先頭車両の一番前に陣取り、早速カメラを構える。


9時20分、見沼代親水公園駅行きが発車。
見沼代親水公園駅がこの日のスタート地点である。


日暮里駅を出ると左へほぼ直角に曲がり、西日暮里駅手前でやや右へ曲がると、後はそのまま真っ直ぐに走る。
『ビルの谷間を走るってのもなかなか良いもんだねぇ』


日暮里・舎人ライナーの駅間の距離は短い。
赤土小学校前駅を過ぎるとその距離は1,000mにも満たないような区間が多い。


荒川を渡る。


上りの電車とすれ違う。これで何度目だろう。
『日暮里・舎人ライナーって電車の間隔が短いんじゃないっ?』
『電車の本数が多いってことだよねっ』


終点の見沼代親水公園駅が見えて来た。


9時43分、見沼代親水公園駅に到着。
日暮里からおよそ20分余だった。
見沼代親水公園駅から先は電車止めがあり、行き止まりになっていた。


見沼代親水公園駅の改札口を出て西口へ。


見沼代親水公園駅西口


駅前にあった地図で現在地と最初に訪れる舎人氷川神社の位置を確認し、


9時53分、舎人氷川神社を目指して出発!
先頭はいつものようにTKさんである。


日暮里・舎人ライナーに沿って日暮里方面へ少し進むと・・・


右手に舎人氷川神社の鳥居があった。


参道を進んで拝殿へ。


舎人氷川神社の拝殿に参拝!
舎人氷川神社は、正治二年(1200)創建の古社、とのこと。


本殿には昇竜や唐獅子、八岐大蛇退治、天の岩戸開きなどの精巧な彫刻が施されている、
とのことだが・・・
本殿全体が金網に覆われていてほとんど見えないというのが実情であった。
『あれが昇竜なのかねぇ?』


舎人氷川神社を後にして、見沼代親水公園へ向かう。


数分で見沼代親水公園に到着した。


100mほど上流の舎人五丁目に建てられている東屋からスタートすることにした。
(見沼代親水公園の正式なスタート地点は舎人四丁目5番となっている)


見沼代親水公園の終点である古千谷本町四丁目を目指す。


水鳥がゆっくりとマイペースで泳いでいた。
『気持ち良さそうだねっ』


前方に日暮里・舎人ライナーの線路が見えた。
『線路が途切れてるねぇ』
『こういう風景も珍しいんじゃないっ?』


日暮里・舎人ライナーの線路下を潜り、横断歩道を渡る。


ちょうど真上が見沼代親水公園駅だ。


親水公園へは見沼代用水が供給されている。


見沼代親水公園
かつての江戸時代の見沼代用水東縁が区の農業を支えていたそうだが、
その役割を終えた用水は、昭和59年4月に憩いの場として親水公園が誕生した。
親水路の長さは、約1,700mとのこと。


親水路に沿って進む。
『春から夏は緑と水の風景がきっと気持ち良いんでしょうね~っ』


『地元(土浦市)にもこんな公園があると良いのにね~っ』
(多分、(勝手な推測だが)予算的には無理な相談だと思われる)


小さな社があった。


舎人諏訪神社だ。
『額には神社名が書かれてないねぇ』


さらに親水路を進む。


身体が温まってきた。
上着を脱いで腰に巻いて歩く人も。


10時31分、東屋があったので、ここで一休みしていこう。


KKさんはリュックを椅子代わりにしてご満悦の表情である。


親水路をさらに進む。


水路を掃除している人が。
『ご苦労さまですっ』
『時々掃除をしないと汚れちゃうんでしょうねっ?』
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飛び石状態に石が配置された水路を進む。
『いろいろと工夫されているので歩いていて退屈しないよねっ』


水鳥の様子(1)
気持ち良さそうに泳いでいる姿が可愛い。


水鳥の様子(2)
人を恐れることもなく実に堂々と眠っている。


『近づいても逃げようとしないんだよねっ』


10時44分、見沼代親水公園の終点に到着した。
約1.7Kmの親水路とあったが、最初の東屋から凡そ33分かかったことになる。


続いて真っ直ぐ”赤山街道”を進み、


東武バスの「はんの木橋」停留所を過ぎると、


道路が西保木間と竹の塚方面に分岐していた。


分岐点を西保木間方面へ。


淵の宮氷川神社を目指す。


10時57分、淵の宮氷川神社に到着した。


参道を進む。
神社境内のあちらこちらにいろんな神社が合祀されている。


この浅間神社もそのうちの一つだ。


淵の宮氷川神社の創建年代は不詳だが、淵江領では最古の氷川神社で、淵江領の総鎮守社であったといい、
その後伊興村・竹塚村・保木間村の鎮守社となったと云われる。
明治5年村社に列格した。


淵の宮氷川神社を後にして、伊興遺跡公園を目指す。


住宅街を進むが・・・路地を一つ間違えてしまい、伊興遺跡公園に辿り着くのに
かなり回り道をしてしまった。


道に迷うこと約10分の11時19分、ようやく伊興遺跡公園に到着した。
伊興遺跡公園は、古墳時代の祭祀遺跡で神事に使われた飾りや土器が発掘された。
伊興遺跡は、この公園と隣り合う氷川神社を北限とし、南へ660m・東西690mの広がりをもつ、
都内でも屈指の古墳時代遺跡である。
以前から多数の遺物が出土していることから、地元の人々や一部の考古学研究者の間では知られていたが、
昭和30年代に入り、國學院大學の故大場磐雄教授が学会へ紹介したことにより、世に知られることとなった。


方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)
古墳の前身をなす弥生時代に出現した墓である。
周囲を溝で区切りなだらかな墳墓もあったとされている。
稲作農耕の発展に伴い、ムラムラで力をつけた有力者の墓であり、数体の遺体を埋めた墓もあった。
やがてムラムラは統合されて国になり、強大な権力のもとに古墳が造られるようになった。
しかし、方形周溝墓そのものは古墳時代になっても造り続けられた。
有力者の間でも階級差が発生し、古墳を造り出すことの出来ない地位の低い有力者の墓と考えられている。
遺跡公園で見つかった方形周溝墓もこの頃に造られた。


伊興遺跡公園では竪穴式住居を復元・展示している。


中の様子が見られるようだ。


古墳時代(6世紀)の「竪穴式住居」内部の様子
土器や木製の容器を編んで作ったカゴには、お米をはじめ周辺で取れた食べ物が並んでいます。
川ではコイ・カラス貝など、海ではサバ・スズキなど、川と海の両方の魚や貝を捕ることができました。
川辺近くに広がる池や沼地では、蓮の実・レンコン・ヒシの実が、シカやイノシシがいる森からは、
クリ・キノコ・ヤマイモなどが採れました。
また、ヤマモモ・カキなどの果物の種も見つかっています。
(説明板より)


伊興遺跡展示館


公園内の展示館では、これまでの出土品のいくつかを集めて展示している。


展示品の一部


女性の皆さんはちょっと疲れた様子


伊興遺跡公園を後にして、舎人公園を目指す。


足立区立伊興東小学校の前を通り、


住宅街を通って、


舎人公園を目指す。


ライフの横を通り、


足立区立伊興中学校を左に見ながら、


なおも住宅地の中を進む。


そろそろお昼時、蕎麦屋の看板が気になりだす時間帯である。


11時50分、舎人公園の東端に到着した。


『ようやく舎人公園に着いたんだね~っ』


目の前の石段を上り、


さらに一段高いところの”あさひの広場”に出た。
『舎人公園って広いんだね~っ』
舎人公園駅を挟んで東西に広がるその面積は約69.5ha、東京ドーム15個分に相当する、そうだ。


『ここから見える景色なんだねっ』


『いやぁ なかなか素晴らしい眺めなんだけどねぇ 晴れてれば』
この日は東京スカイツリーも霞みがちであいにくの天気である。


多目的広場前を通り、大池方面へ。


前方に大池が見えてきた。


当初の計画では、大池を一周する予定だったが、時計は既に12時を回ってお腹も空いて来た。
広い舎人公園の冬景色を見て回るのにそれほど楽しみは感じられないといった様子なので・・・
ここは真っ直ぐ舎人公園駅を目指すことにしよう。


大池傍の噴水へ行って見ると・・・あららっ 噴水は止まった状態だった。


どうやら冬の期間は止めているようだ。
『せめて噴水だけでも見れたら良かったのにね~っ』
残念!


もう一つの噴水を経て舎人公園駅へ。


前方に舎人公園駅が見えて来た。


こちらの噴水も止まっていた。


ほぼ正面が舎人公園駅である。


12時17分、舎人公園駅に到着。


日暮里・舎人ライナーの線路(日暮里方面)


『あの辺を歩いて来たんだよねっ』
駅のホームから舎人公園を望む。


12時20分発の日暮里行きに乗り、


日暮里には20分足らずの12時38分に到着した。
『いやぁ 早いね~っ もう着いちゃったのっ?』


この日は日暮里駅でひとまず解散して、昼食場所を求めて日暮里駅前へ。


日暮里駅前にはいろんな店があるので、迷ってしまう。
途中で引き返し、結局最初に目に止まった「しゃぶしゃぶ ”団”」という店に入ることにした。
「しゃぶしゃぶ ”団”」はビルの8Fにあった。


先ずは生ビール(中ショッキ480円 税別)を注文


『かんぱ~いっ』  『お疲れさま~っ』


『いやぁ 最初の一杯はほんとに美味しいよな~っ』


この日は10人が同席することとなった。


皆さん、それぞれお好みのしゃぶしゃぶを注文。


自分はしゃぶしゃぶセット(牛・豚・鶏肉の3品と野菜、ご飯がッセットで1,000円 税別)を注文した。
意外と食べ応えがあった。


最後にソフトクリームも付いていたのにはビックリ。
『これで1,000円(税別)はちょっと得した気分だよねっ』


食後は、JR日暮里駅に向かい、


14時16分発の常磐線快速で家路に就いた。
時間が早かったので、日暮里駅からでも充分に座ることが出来た。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園駅から舎人公園駅までを歩いた。
日暮里・舎人ライナーに乗るのは2度目になる。
見沼代親水公園は、我々の年代にとってはちょうど良い散歩道であるが、
もう少しアップダウンがあればなお良いと思うが、いかがだろうか。

伊興遺跡公園への道を間違って、10分ほどロスしてしまったのは今回の反省点である。
方形周溝墓や竪穴式住居の復元などもあって、学ぶ所が多かった。

東京ドーム15個分という舎人公園の広大さには圧倒された。
ただ、冬の時期は期待していた噴水も止まっていたため、
緑の濃い春から夏あるいは秋に時期をずらすなどして
訪れるのが良いと思った。

この日の万歩計は、14,000歩を計測していた。

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