ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

気持ちの良い汗かきました 筑波ふれあいの里から白滝

2019年12月13日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年12月13日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第25回(2019年第37回)、「筑波ふれあいの里から白滝」ウォーキングに参加した。

「筑波ふれあいの里から白滝」ウォーキングは、2009/10/02とその1年後の2010/09/17
歩いているので今回は、9年ぶり3回目となる。

第一集合場所の乙戸沼公園には9名が集まり、車2台でスタート地点の「筑波ふれあいの里」に向かった。
「筑波ふれあいの里」には、既に参加者が集まっていた。


この日の参加者は合計22名となった。
まあまあの人数である。


男性最高齢のKKさん(85)の音頭で準備体操(1)


準備体操(2)


準備体操(3)


準備体操(4)


準備体操(5)
『最後に深呼吸~っ』


10時12分、いつものようにTKさんを先頭に出発!
先ずは白滝神社を目指す。


後に続く女性陣の皆さん。


「筑波ふれあいの里」のキャンプ場を通ってみよう。


キャンプ場方面へ。
『キャンプ場を歩くのは初めてだよねっ』


キャンプ場方面へ進んで行くと、


左手に「筑波ふれあいの里」の「実習館」(宿泊施設)が見えた。
「実習館」は、ふれあいの里の中心施設で、20畳の和室2部屋・10畳の和室12部屋・大広間・
浴場を備え、最大80名が宿泊でき、窓からは関東平野が一望できます、と謳われている。
「筑波ふれあいの里」には、「実習館」の他にもコテージ・キャンプ場・BBQ施設・
そば打ち体験施設・染色体験施設などがある、そうだ。


筑波山周辺のあちこちで見ることができる万葉の歌碑が建てられていた。
筑波嶺に登りて歌会を為る日に作る歌
鷲の住む 筑波の山の 裳羽服津の その津の上に 率ひて 娘子壮士の 行き集ひ 
かがふ歌に 人妻に 我も交はらむ
我が妻に 人も言とへ この山を うしはく神の 昔より 禁めぬわざぞ 今日のみは 
めぐしもな見そ 事もとがむな

反歌
男神に 雲立ち上り しぐれ降り 濡れ通るとも 我れ帰らめや

『長い滑り台だね~っ』
長さ約100mのローラースライダーだ。
他にもジャングルジムなどの遊具施設があるそうだ。


突き当たりを右に曲がるとキャンプ場だ。


キャンプ場内を進む。


キャンプ場施設
木々の間に配された舞台作りの静かなテナントサイトは20サイト。
木製の椅子・テーブル付きとなっている。


テナントサイトの近くには炊事場も備えている。


右手に夫女之原(ぶじょがはら)を見ながら進むと、
(後方に聳えるのは筑波山)


道路に出た。


白滝神社を目指す。


緩やかな下りの道を進むと・・・


白滝林道への曲がり角が見えて来た。


道路標識には、白滝1Kmと表示されている。


白滝林道を白滝方面へ。


緩やかな上りの坂道の白滝林道を進む。


白滝林道は大きく右に曲がっている。


曲がり角正面に”宝心館”と刻まれた石柱が。
かつて”宝心館”という建物でもあったということなのだろうか?


曲がりくねった白滝林道を進む。
次第に勾配がきつくなってきた。


直線になった白滝林道を300mほど進むと・・・


白滝神社の入口が見えて来た。


10時56分、白滝神社入口に到着した。
「筑波ふれあいの里」を出発して45分ほどが経過していた。


ここで一休みして一息入れていこう。


恒例のお茶タイムだ。


『汗かいちゃったからお茶が美味しいねっ』


一息入れた後、白滝神社へ。


道祖神と思われる石像脇に紙パック入りの酒が供えられていた。
試しに手に持ったら、中身が入っていた。


正面に(下段の)白滝が見えた。
流れ落ちる水はけっこうな量である。
『今年は雨が多かったから水量も多いんだねっ』


左側のコンクリート橋を渡ると、


その先に白滝神社の説明板が。
東国の蛮族を討伐する東征の途中、大和武尊が筑波山の山懐、白滝不動の辺りにさしかかった折、
古松老杉が辺り一帯を覆う夜のような暗い道に迷ってしまう。
困り果てた尊一行は、下界に広がる道原、筑波山の山並みをただ呆然と眺めていると、
白滝不動尊の森のあたりから白い鳥が飛び立ち東の方へ飛んでいった。
それを見た尊は『あの鳥こそ道案内の鳥に違いない』と英気を取り戻し、白い鳥の向かう方へ
進んで行くと、見事に迷道を抜けることができた。
尊は『これでやっと道が開けた』と大層喜ばれ、その様子を見た白い鳥は大きく旋回して
白滝不動の方へ戻っていった。
こうして白滝の神のお導きにより、無事目的地に辿り着いた尊は大きな戦功をたてられたという。
古き頃は別名「白鳥神社」とも呼ばれていたそうである。
昭和二十七年八月十一日 宗教法人設立


説明板の先の長くて急な石段を上って行くと、


右手に豪快な流れの(上段の)白滝が見えた。
『けっこう見応えがあるわよね~っ』


白滝の流れを見ながら石段を登り切ると、


さらに石段が続いており、その先に社が見えた。
白滝神社である。


一枚岩のような岩場のてっぺんに白滝神社が祀られている。


11時6分、白滝神社拝殿前に到着


白滝神社にこの日の無事安全を祈念して参拝!


参拝後、白滝神社裏手の山道を上る。


山道はかなりの急勾配になっている。
『白滝神社って意外にきついんだねっ』


足場の悪い山道が続く。


倒木の間をすり抜けるようにして上る。


当会最高齢のHA子さん(89)は今日も相変わらず元気だ。


白滝神社から山道を上ること約8分、平らな草地に出た。
『けっこう汗かいちゃったわねっ』


しばらくすると全員が揃った。
ちょうど通りかかった地元の人から、この上の風返し峠方面から県道42号に出るのは難しいので、
左方面に行く方が良いとのアドバイスが。


地元の人のアドバイスに従って左方向へ。


名所桜山
山桜と思しき木が多い。


名所桜山の弥栄祈念碑
古来、吉野山と並ぶ桜の名所筑波山を盛にしようと、明治三十四年に筑波山神社が造成した
桜山の名所復活を願い、総代一同相議り昭和六十年秋より「おもい川」等の名桜一千本を
植樹した。
更に昭和六十三年一月三十日の筑波町、つくば市合併を記念し、同年四月十五日に
倉田弘初代市長を迎えつくば市・筑波観光協会・筑波農業協同組合・筑波さくらの会の
協力のもとに大山桜・黄大島桜・赤八重桜など五百本を植え、植樹祭りを行った。
年明けて改元のことあり、名所桜山の由来を録し平成の御世の弥栄を祈念して碑を建立す。
平成元年一月吉日
『へぇ~っ こんな所に桜の木が植えられているなんて知らなかったなぁ』
『桜の時期に一度来てみたいもんだねぇ』


名所桜山を後にして道路を進むと・・・


11時25分、県道42号の合流点に到着した。
バイクの若者たちが休憩していた。
『こんちわ~っ』 
『気をつけるんだよっ』


県道42号を下り、


「筑波ふれあいの里」を目指す。


道路脇の紅葉が美しい。
『もうちょっと赤いもみじが混じってればね~っ』 
『今年の見納めの紅葉だねっ』


筑波山麓の家並みが見える。
『神郡(かんごおり)辺りかしらっ?』


小田山(宝篋山)だ。


”からすうり”が鈴生りである。


『記念に一つ持って帰っちゃおうっと』


県道42号を「筑波ふれあいの里」を目指す。
足取りは軽い。


前方に「ホテル一望」が見えて来た。


車が来ないのを見計らって道路左側へ横断し、


「筑波ふれあいの里」へ。


日帰り入浴の「つくば湯」の前を通り、


急な坂道を下って行くと、


道端に変わった形のアート作品が展示してあった。
『何を表現してるのかしらねぇ?』


”ふりむき坂”とある。
『どっち向きに振り向くんだろうねっ?』


『こう振り向けば良いのかなっ?』


”ふりむき坂”の突き当たりを左へ曲がり、


「筑波ふれあいの里」を目指す。


緩やかな坂道をゴールの「筑波ふれあいの里」へ。


『さっき400mだったから、あと300mくらいかしらねっ?』


『あらぁ 可愛らしい柿だわね~っ』
『甘柿かしらっ?』


紅葉が美しい。
『これはまだ見れるねっ』


こちらの紅葉もきれいだ。


12時3分、ゴールの「筑波ふれあいの里」駐車場に到着。


この日は、午後から臨時役員会を予定しているので、整理運動は省略することに。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『気をつけてお帰り下さいね~っ』


実に9年ぶりの”筑波ふれあいの里から白滝”ウォーキングとなった。
距離・行程差もさほどではなく、気持ちの良い汗をかいたという感じである。
今回は、反時計周りだったが、時計周りのコースも面白いかもしれない。
途中、”名所桜山”があったのは、初めて知ったが、偶然だった。
”名所桜山”の桜を一度見てみたいものである。
次に訪れる機会があれば、桜の時期にしようと思う。

この日の万歩計は、8,500歩を計測していた。

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コメント
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