ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

スタジアムに歓声 鹿島神宮から鹿島サッカースタジアム

2018年11月10日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2018年11月10日(土)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第23回(2018年第33回)、「鹿島神宮から鹿島サッカースタジアム」ウォーキングに参加した。

この日は、「ときわ路パス」を使い、鹿島臨海鉄道大洗・鹿島線の鹿島神宮駅から鹿島神宮を経て、
鹿島サッカースタジアムを訪れてみようというものである。
通常荒川沖から鹿島神宮は往復5,040円だが、「ときわ路パス」を使えば2,150円、
大人の休日倶楽部会員は、さらに500円割引で1,650円となる。
「ときわ路パス」は土日のみしか使えないことから、この日となった。

荒川沖駅7時5分発の水戸行きを待つ。


常磐線車内
土曜日なので空いている。


常磐線車内
何やら話に夢中


水戸駅で8時23分発の鹿島臨海鉄道に乗り換える。


鹿島臨海鉄道の車両には、『ガールズ&パンツァー』のキャラクターが描かれている。


鹿島臨海鉄道車内
この日は、ここまで19名の参加者を数えていた。

笠間から参加予定だったDD子さんから、次の列車で追いかけたいとの連絡が。
友部駅で常磐線に乗り遅れたが、『「ときわ路パス」を買ってしまっているので、 
何とかして後を追いたい』と言うのである。
次の列車は水戸9時34分発で、鹿島神宮には10時50分頃に到着するとのこと。
『それなら鹿島サッカースタジアム駅で落ち合いましょう』ということにしたのだが・・・

日本一長い駅名
ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえ
「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」は確かに長い。


ところが、列車は鹿島サッカースタジアム駅には止まらず、9時41分、鹿島神宮駅に到着した。
鹿島サッカースタジアム駅は臨時駅のため、J1鹿島アントラーズ主催の試合のない日は
停車しないのである。


鹿島神宮駅
DD子さんに携帯で連絡を取る。
列車は鹿島サッカースタジアム駅には止まらないので、鹿島神宮駅からタクシーで後を追ってもらい、
『鹿島サッカースタジアム付近で落ち合いましょう』ということにした。


駅前には鹿島神宮への案内看板が迎えてくれる。
矢印の方向へ進めば鹿島神宮に行けるということだ。


9時58分、鹿島神宮駅を出発!
先ずは鹿島神宮を目指すことに。
時間の都合上、鹿島城山公園、根本寺はパスすることにした。


矢印に従って、緩やかな神宮坂を上り、


鹿島神宮へ。


いつものように先頭はTKさんである。


レンガ敷の神宮坂


神宮坂を進み、


本町通りで左に曲がり、


鹿島神宮へ。


靇神社
鹿島神宮八龍神の一つで祭神龍は水を守り、火を防ぐ高靇神(たかおかみのかみ)、
闇靇神(くらおかみのかみ)である。


靇神社の社


このお社は靇神社です。
おまつりしているのは高靇神、闇靇神という龍神です。
鹿島神宮の水を守り 火を防ぐ神です。
御手洗池に二社、楼門の前後に四社、参道の両側に二社の八龍神と伝えられていますが、
参道の二社が合祀されてこの靇神社一社となり、明治以降は当町(大町区)の鎮守の社となっています。
御神徳
昔の消防ポンプを龍吐水(りゅうどすい)というように、龍神は火伏(ひぶせ)の神とあがめられ、
谷間を守る神でもあり、家内安全、商売繁盛、また子育て、子供の守り神と伝えられています。


『立派なアロエだよね~っ 鹿島は暖かいのかしらっ?』


鹿島立ち
卜伝と卜伝の妹(真尋)
(鹿島立ち:防人・武士が旅立つ際に道中の無事を鹿島神宮に祈願した事から、
旅行に出発する事・旅立ち・門出を意味する)


10時11分、鹿島神宮の大鳥居に到着


大鳥居を潜ると、参道の両側で菊の展示が行われていた。


菊(七本立て管物の部)


菊(組盆養花壇管物の部)


菊(盆栽の部)


『どの作品も素晴らしいわね~っ』
参道の菊の花に感心しながら進むと、


楼門だ


楼門の前にも特別作品の菊が展示されていた。


朱塗りの楼門を潜って進むと、


右側に拝殿があり、参拝!
鹿島神宮は皇紀元年(紀元前660年)の創建と伝えられ、東国三社の一つにも数えられている名社である。
社殿はその昔伊勢の神社のように20年ごとに造営が行われていたが、
現在の社殿は元和五年(1619)二代将軍徳川秀忠公により奉納された。


奥へ進むと


天然記念物「鹿島神宮の森」の案内板が。
20万坪におよぶ神宮の森は植物の宝庫で、800種を超える草木が繁茂し、
照葉樹林の北限としても貴重、とある。


奥参道が続いている。
「奥馬場」とも呼ばれ、毎年5月に流鏑馬神事が行われる。


奥宮
慶長十年(1605)将軍徳川家康公が本殿として奉納されたものを元和の造営の際に引き移したもの。


奥宮に参拝を済ませ、要石へ。


『神々しいわねっ』


要石の入口(五差路)に鯰の背中に立って地震を起こす鯰を押さえている像が。


要石に到着


要石
頭頂部だけがわずかに露出している霊石である。
鹿島神宮の大神が降臨した御座とも、地震を起こす大鯰の頭を押さえる鎮石とも云われる。
徳川光圀の「水戸黄門仁徳録」には、家来に掘らせてみたが、あまりにも巨大で
『七日七夜掘っても掘りきれず』との記述がある。
鹿島の七不思議の一つにも数えられている。


五差路まで戻り、右方向(国道350m)へ。


どちらも社叢の森、右の道を進む。
左の道は国道700m、サッカースタジアム2.5Kmとある。


国道124号を目指す。


『ところどころぬかるんでるから歩きにくいわねっ』
前夜雨が降った影響と思われる。


10時42分、国道124号下津入口交差点に出た。


国道124号に沿って進む。


前方に国道51号との交差点が見えて来た。


鹿嶋消防署南交差点を右に曲がり、国道51号を進む。


前方に鹿島サッカースタジアムが見えて来た。


国道51号を進む。


鹿島サッカースタジアムの約500mほど手前でDD子さんが待っていた。
鹿島神宮駅からタクシーで追いかけて来たのだ。
ちなみに運賃は980円だったそうである。


これでこの日の参加者は20名となった。
全員揃って鹿島サッカースタジアムへ。


神向寺阿波神社前を通過


サッカースタジアム手前の民間駐車場には、1台の車も見えない。
サッカーの試合がないためである。


鹿島サッカースタジアムへ。


JAしおさい 鹿嶋農産物直売所前を通過すると、


11時28分、鹿島サッカースタジアムのゲート5に到着した。
Jリーグ最多の優勝回数を誇る鹿島アントラーズのホームスタジアムである。


鹿島サッカースタジアム
サッカーボールのモニュメントが印象的だ。


スタジアムの見学は出来るとある。
『ここまで来たらスタジアムは見学したいよねっ』
入口はゲート2と案内されていたのでゲート2へ


ゲート4、続いてゲート3前を過ぎ、


ゲート2へ行ってみると、見学入口はゲート1に変わったとの案内が。
こうなったら引き返す訳にはいかない。
ゲート1へ行くしかない。


『本当に見学出来るのかなぁ』
半ば半信半疑でゲート1へ向かう。


11時37分、ゲート1に到着
ゲート1は、最初に到着したゲート5の真反対にあたり、スタジアムを半周したことになる。
入口は開いていたが、人は誰もいない。


『入口が開いてるってことは、入っても良いってことだよねっ?』
と解釈し、ゲート1を入って、


入口Aの階段を上って行くと・・・


目の前にスタジアム全容が現れた。
『うわ~ぁ スタジアムだぁ』 歓声が上がる。


スタジアム(左部)


スタジアム(中央部)


スタジアム(右部)


『初めて見たけどけっこう大きくて立派だよね~っ』


『諦めないでここまで来た甲斐があったよねっ』


『いやぁ スタジアムが見れてほんと良かったよな~っ』


鹿島サッカースタジアムの見学を満喫し、スタジアムを後にする。
ゲート1からゲート5は真反対になるため、どうせならスタジアムを一周しようということになり、
右回りでゲート5へ。


『パノラマウォーキングコースだって』
スタジアムの中を歩けるようだ。
一周630mで、”雨でも安心”とある。
『一度歩いてみたいわねっ』


鹿島サッカースタジアム前の国道51号交差点を渡り、「卜伝の郷運動公園」へ。


信号を渡ったところが「卜伝の郷運動公園」である。
『スタジアムも見えるし、ここで弁当にしましょうっ!』


ということで、
卜伝の郷運動公園で弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)
ちゃっかり露店のベンチに座って弁当を広げる人も。


弁当タイムが終り、12時38分、鹿島神宮へ向けて出発!


再び鹿島神宮を目指す。
DD子さんがまだ鹿島神宮へ参拝していないのと、一部見落とした箇所(御手洗池)や
鹿嶋市出身の剣聖塚原卜伝像を見ておきたいとの思いもある。


100円ショップのダイソー前を通過し、


国道51号を進む。


鹿嶋消防署南交差点を左に折れ、


国道124号を進む。


13時4分、鹿島神宮樹叢の看板が。
2つ目の信号右折とあるが、そこは来るときに歩いたので、今度はここから樹叢に入ることにしよう。


樹叢の道へ。


樹叢の道を進む。


五差路を右に曲がり、


奥宮前の茶店前を右に折れ、


急坂の道を下って行くと、


御手洗池が見えて来た


13時19分、御手洗池に到着
御手洗池は古くからの禊の場で、
誰が入っても水位が胸の高さを超えないという不思議な泉、だそうである。
一日400Kl以上の清水が湧出し持ち帰ることも出来る。


『水が透き通ってるわねっ』


『鯉が泳いでるっ』


御手洗池を後にして、急坂の道を上る。
『いやぁ きついね~っ』
この日一番堪えた坂道である。


茶店の前の奥参道脇に


芭蕉句碑が立っている。
貞亮四年(1687)の『鹿島詣』の旅で参宮した折に詠んだ句
此松の 実生せし代や 神の秋」を刻む。
句碑は明和三年(1766)の建立。


奥参道を楼門へ。


鹿園
鹿島神宮周辺の森にはかつては多くの鹿が生息していた。
その歴史を伝えるニホンジカが飼育されている。
現在の鹿は、鹿島から移された春日大社(奈良)の鹿の子孫を再び受け継いだもの、だそうである。


鹿園の傍にさざれ石が置かれていた。


参道を進む。


楼門を潜り、


13時41分、続けて大鳥居を潜る。


本町通りを鹿嶋神宮駅方面へ。


神宮坂を下ると、


塚原卜伝生誕之地の看板が。
朝方見過ごした看板である。


塚原卜伝の像
鹿嶋市出身の剣聖で、「生涯敗れることなし」と云われた塚原卜伝。
”塚原卜伝生誕五百年”を記念して建てられた。


塚原卜伝像に見入る皆さん。
『生涯負けたことがないってほんと凄いよねっ』


13時53分、鹿島神宮駅に到着


駅前には一軒の店もなかったが、良い具合に駅裏にコンビニがあった。


『お疲れさまでした~っ』


14時26分発の水戸行きに乗車


『今日は大変お疲れさまでしたぁ』


「ときわ路パス」を使い、鹿島神宮駅から鹿島神宮を経て、鹿島サッカースタジアムを往復した。
一人が鹿島臨海鉄道に乗り遅れるというハプニングがあったが、何とか無事合流できて事なきを得た。
サッカースタジアムに入るのは自分を含めて全員初めてだった。
サッカーの試合はTVでしか見たことがないということである。
スタジアムを目の前にし、思わず歓声が上がったのも無理からぬことではある。

この日、サッカーのアジアナンバー1のクラブを決めるACLで、J1鹿島アントラーズが初優勝し、
アジアナンバー1になった、という嬉しいニュースが入った。
鹿島地方へのウォーキングは今までほとんどなかったが、良いコースがあればまた企画したいと思った。

この日の万歩計は、19,000歩を計測していた。

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