2017年4月28日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年度第3回(2017年第16回)、「城ヶ島と歴史ある港町を巡る」
ウォーキングに参加した。
6時30分を過ぎた頃から三中公民館には参加者が次々に集まってきた。
6時50分、土浦市民会館⇒天川団地入口と巡って来た常南交通社の
新型の中型バスが、到着した。
早速乗り込んで、出発だ!
この日の参加者は33名、満席である。
毎度お馴染の三色おにぎり弁当で腹ごしらえ。
7時25分、守谷SAで最初の休憩を摂る。
常磐道から首都高に入ると、渋滞が待っていた。
渋滞は、中央環状線、
湾岸道横浜方面へと続いていた。
羽田空港辺りからスムースに流れ出したが、
この渋滞は何とかならないものだろうか。
大黒PAで2度目の休憩
横浜横須賀道路衣笠ICから三浦縦貫道路を走り、
10時10分、三崎港「うらり」に到着
土浦から3時間半以上かかった計算になるが、
これを大幅に短縮することは難しいと思われる。
遅れてやって来たお昼の弁当を受取り、
10時20分、Oさんを先頭に出発!
先ずは、城ヶ島大橋袂の諏訪神社を目指す。
「うらり」をひとまず後にする。
三崎港交番辺りにあった地図で城ヶ島大橋への道を確認する。
不案内な三崎の市街地を歩くより、港の風景を眺めながら歩こう、
ということで、
港に面した道を進むことにした。
向いに産直センター「うらり」が見える。
渡し船が着岸する場所である。
花暮岸壁から
仲崎、日ノ出辺りを進む。
右手に、城ヶ島大橋が見えた。
『あの橋を渡るんだねっ』
北条辺り
この辺は、三崎港の一番奥まった所になる。
北条から三崎港を見たところ。
『静かできれいな港だねっ』
港の遊歩道から、
細い路地を進んで行くと、
10時49分、諏訪神社に到着した。
この日の無事安全を祈願して行こう。
地元の人に諏訪神社の鳥居の横を上ると城ヶ島大橋が近い、
ということを教えてもらった。
狭くて急な石段を上ると、
城ヶ島大橋への道路に出た。
料金所を通り抜けると、
城ヶ島大橋である。
『風が気持ち良いわねっ』
『三崎港が一望だよっ』
城ヶ島大橋から見た三崎港
『青くてきれいだね~っ』
パノラマ写真
残念ながら、富士山は雲に隠れていて見えなかった。
『潮干狩りもできるのかしらっ』
浜辺では子供たちが遊んでいた。
城ヶ島大橋を渡って右手に折れ、道なりに進むと、
11時16分、城ヶ島公園に到着した。
公園内を進む。
『ほんと良い天気になって、お日様が眩しいわねっ』
公園で安房崎灯台への道を確認
『真っ直ぐ行けば良いみたいだねっ』
安房崎灯台を目指す。
安房崎灯台への途中、第2展望休憩所を過ぎた辺りに
見晴らしの良い場所があった。
『いやぁ これは素晴らしい景色だ』
『ほんとに 海は青いんだね~っ』
さらに進み、第1展望休憩所先のピクニック広場辺りまで来ると、
安房崎灯台が見えて来た。
細い坂径を下って海岸へ下り、安房崎灯台へ。
11時40分、安房崎灯台に到着
『いやぁ 海も良いもんだねぇ』
パノラマ写真
安房崎灯台をバックに記念撮影をして、
海岸沿いに城ヶ島公園へ戻ることにした。
岩場を進む。
『気を付けてっ』
険しい岩場が続く。
ようやく城ヶ島公園(第2展望休憩所)へ戻る階段があった。
『頑張って もう直ぐよっ』
先に到着した仲間からエールが送られる。
「うみのね広場」に到着。
時計は、12時20分になろうとしていた。
この広場と第2展望休憩所で弁当にしよう。
弁当を食べ始めると同時に上空にトンビが現れた。
『気を付けなくちゃ』
キョロキョロと空を見上げながらの弁当である。
こちらは、傘を差して防御体制は万全である。
抜かりのない準備は『さすがっ』
この日の弁当のおかず
これにご飯が付く。
トンビに気をとられていてあまり味は覚えていない。
第2展望休憩所の下で食べた女性陣は、トンビに狙われることは
なかったそうだ。
やはり屋根の下は安全なようだ。
昼食後、城ヶ島公園の正面ゲートへ向かう。
後ろに見えているのが第2展望休憩所である。
正面ゲートで体調を整え、13時5分、馬の背洞門を目指す。
ウミウのモニュメントのところを左に曲がると、
馬の背洞門、城ヶ島灯台へと遊歩道が続いている。
三浦半島八景「城ヶ島の落雁」
説明板には以下のように記されていた。
三浦半島八景は、神奈川県と三浦半島4市1町が協働して、
次の八つを平成13年11月に選定した。
大塔(鎌倉宮)の夜雨、灯台(燈明堂)の帰帆、大佛の秋月、長者ヶ崎の夕照
神武寺の晩鐘、猿島の晴嵐、城ヶ島の落雁、建長寺の暮雪
伝統的な「八景」は、以下の八つの景色を基本形に作られ、それぞれ
次のような情景を表すのではないかと云われている、とのこと。
夜雨:水辺の夜の雨 晩鐘:山寺の晩鐘
帰帆:港に帰る漁船 晴嵐:朝もやに煙る松林
秋月:水辺に映える秋の月 落雁:干潟に降り立つ雁の群れ
夕照:夕日に照らされた遠くの山 暮雪:夕暮れの雪景色
馬の背洞門まで100mとある。
海岸から戻る小学生の一団とすれ違った。
径が二つに分かれていた。
先頭Gは馬の背洞門は左側と判断し、左の径へ。
後に続く。
急な坂を下って行くと、広い海岸(赤羽根海岸)に出た。
しかしどこにも馬の背洞門らしき景色は見当たらない。
ここは馬の背洞門ではなさそう。
どうやら下りるところを間違ったようだ。
二手に分かれていた所まで引き返し、右の径を進むと・・・
馬の背洞門の上(馬の背)に出た。
『分岐点に標識を立てておいて欲しかったよねっ』
急な石段を下ると、
13時27分、馬の背洞門の正面に出た。
馬の背洞門は、海蝕洞穴で長い年月をかけて波浪、
風雨等に浸食されてこのような見事な形となったもの。
高さ8m、横6m、厚さ2mで、土地の人は「馬の背の洞門」のほか、
「めぐりの洞門」、「眼鏡の洞門」などと呼んでいる。
(三浦市)
洞穴から見える海の青さが印象的である。
馬の背洞門をバックに記念撮影
城ヶ島灯台へは、この海岸を進んでも行けるとのことなので、
海岸線を進むことにした。
しきりに岩の間に溜った海水の中を見ている。
何か生き物を見つけたのかな?
波打ち際の岩には海藻がびっしりと生えていた。
ヒジキのようだ。
砂浜には、採ったばかりのヒジキがいくつも積まれていた。
この後、解して砂の上で乾燥させるそうだ。
振り返って馬の背洞門を見たところ。
洞穴の向うに白い船が見える。
絵になる1枚ではないだろうか。
岩場を進む。
午前中に歩いた岩場よりは歩き易い。
岩場を進んで行くと、
『灯台が見えてきたよっ』
城ヶ島灯台である。
『良かった これで岩場は終わったのよねっ』
やはり岩場は歩き難いのだ。
『露天風呂って書いてあるよっ』
城ヶ島最南端の「港屋」は、宿泊可能なお座敷食堂で、
露天風呂・客室からの眺めや秋から春にかけての夕日は最高、だそうだ。
城ヶ島灯台を目指す。
城ヶ島灯台へ。
城ヶ島灯台
城ヶ島灯台の歴史は古く、慶安三年(1648)、当時三崎奉行であった
阿部次郎兵衛が徳川幕府の命によって、航行する船のために
島の東端安房崎に烽火(のろし)台を設けたのが始まりで、
延宝六年(1678)にこれを廃して、島の西側に灯明台を設けた。
明治3年(1870)、横須賀製鉄所首長フランス人ヴェルニーにより
西洋式灯台として設置点灯された。
このレンガ造円形、灯高基礎上5.76mの灯台は、大正12年(1923)
9月1日の関東大震災によって一瞬に建物の基礎から倒壊。
現在の灯台は、大正15年(1926)8月1日に改築された、とのこと。
真っ白な灯台と真っ青な空のコントラストが美しい。
城ヶ島灯台から太平洋を望む。
城ヶ島灯台を観終わって土産物街へ戻ると・・・
『お帰りなさいっ』 『お疲れさま~っ』
灯台への階段がきついからという理由?で、この店で
ソフトクリームを食べながら待っていたと言う。
『いやぁ 素晴らしかったよ~っ』
土産物店街を通り抜け、
14時8分、渡し船乗り場に到着
事前の情報では、渡し船は12人乗りで、船賃は300円ということだったが・・・
船は新しくなり、一度に40人が乗ることができる、そうだ。
船賃はこれまでの300円を500円にした、とのこと。
またここから城ヶ島大橋を歩いて戻るのは厳しい。
ここは500円払って乗るしかない。
『一度に全員が乗れるというのは悪くはないねっ』
6分後の出船までしばしの休息だ。
『今日は冷たいお茶が美味しいっ』
数分後、対岸の「うらり」目指して出航!
『あの橋を渡って来たんだよな~っ』
こうやって見ると感慨深いものがある。
渡し船は10分足らずで「うらり」前の岸壁に到着した。
時計は14時23分を差していた。
『やっぱり早いねっ』 『何だか物足りない感じっ』
30分ほど自由時間を設け、「うらり」他で土産物などの買い物を
楽しんでもらうことにした。
『みんな欲しくなっちゃうわねっ』
『どうしようかなぁ』と迷ってる様子。
自分は、保冷材など必要がない、まぐろの尻尾の部分のヒモノと
海藻の一種”あかもく”、それに鯨の佃煮を買った。
(締めて2,600円也)
14時55分、土産物買いも済ませたところで、帰路に就いた。
三浦縦貫道路を抜け、
衣笠ICから横浜横須賀道路を走り、
首都高湾岸道路へ。
途中、朝と同じく大黒PAで休憩を摂り、
順調に首都高湾岸道路を走っていたが・・・
羽田空港直下のトンネル辺りから、
渋滞に巻き込まれてしまった。
運転手さんによると、渋滞情報はどちらに回っても同じような状態だと。
湾岸線葛西JCTを通過すると・・・
左手にはっきりと東京スカイツリーが見えてきた。
今年度末には展望台に上る予定を組んでいるので、今から楽しみである。
『待ってろっ 東京スカイツリー!!』
常磐道柏ICを過ぎ、利根川に架かる橋が見えてきた。
利根川を渡ると茨城県だ。
17時52分、守谷SAに到着し、最後の休憩を摂る。
改装後の守谷SAのフードコート
広々として明るくなった感じである。
こちらは土産物店
まだ土産物を探し回っている人の姿も・・・
バス車内
後部座席は盛り上がっている様子。
常磐道から圏央道つくばJCTへ向い、
18時39分、無事三中公民館に到着
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
この後、バスは天川団地入口、土浦市民会館へと向かった。
今回、三浦半島先端の城ヶ島島内を歩いた。
自分としては、城ヶ島大橋を歩いて渡るのはもちろん、
城ヶ島へ渡るのは初めてであった。
海岸線を歩いたこともあるが、島内は想像していたより広く感じた。
快晴の天気になったことも手伝って、馬の背洞門の洞穴から見えた海が
ひと際青かったのが印象に残る。
島には2つの灯台があることを初めて知った。
また、三浦半島八景の「城ヶ島の落雁」とともに、
夜雨・晩鐘・帰帆・晴嵐・秋月・落雁・夕照・暮雪の「八景」が、
基本形の情景であることを学んだのは収穫だった。
次に訪れる機会があれば、城ヶ島最南端のお座敷食事処で、
のんびりと露天風呂に浸かりながら夕日を眺めてみたい。
この日の万歩計は、16,000歩を計測していた。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年度第3回(2017年第16回)、「城ヶ島と歴史ある港町を巡る」
ウォーキングに参加した。
6時30分を過ぎた頃から三中公民館には参加者が次々に集まってきた。
6時50分、土浦市民会館⇒天川団地入口と巡って来た常南交通社の
新型の中型バスが、到着した。
早速乗り込んで、出発だ!
この日の参加者は33名、満席である。
毎度お馴染の三色おにぎり弁当で腹ごしらえ。
7時25分、守谷SAで最初の休憩を摂る。
常磐道から首都高に入ると、渋滞が待っていた。
渋滞は、中央環状線、
湾岸道横浜方面へと続いていた。
羽田空港辺りからスムースに流れ出したが、
この渋滞は何とかならないものだろうか。
大黒PAで2度目の休憩
横浜横須賀道路衣笠ICから三浦縦貫道路を走り、
10時10分、三崎港「うらり」に到着
土浦から3時間半以上かかった計算になるが、
これを大幅に短縮することは難しいと思われる。
遅れてやって来たお昼の弁当を受取り、
10時20分、Oさんを先頭に出発!
先ずは、城ヶ島大橋袂の諏訪神社を目指す。
「うらり」をひとまず後にする。
三崎港交番辺りにあった地図で城ヶ島大橋への道を確認する。
不案内な三崎の市街地を歩くより、港の風景を眺めながら歩こう、
ということで、
港に面した道を進むことにした。
向いに産直センター「うらり」が見える。
渡し船が着岸する場所である。
花暮岸壁から
仲崎、日ノ出辺りを進む。
右手に、城ヶ島大橋が見えた。
『あの橋を渡るんだねっ』
北条辺り
この辺は、三崎港の一番奥まった所になる。
北条から三崎港を見たところ。
『静かできれいな港だねっ』
港の遊歩道から、
細い路地を進んで行くと、
10時49分、諏訪神社に到着した。
この日の無事安全を祈願して行こう。
地元の人に諏訪神社の鳥居の横を上ると城ヶ島大橋が近い、
ということを教えてもらった。
狭くて急な石段を上ると、
城ヶ島大橋への道路に出た。
料金所を通り抜けると、
城ヶ島大橋である。
『風が気持ち良いわねっ』
『三崎港が一望だよっ』
城ヶ島大橋から見た三崎港
『青くてきれいだね~っ』
パノラマ写真
残念ながら、富士山は雲に隠れていて見えなかった。
『潮干狩りもできるのかしらっ』
浜辺では子供たちが遊んでいた。
城ヶ島大橋を渡って右手に折れ、道なりに進むと、
11時16分、城ヶ島公園に到着した。
公園内を進む。
『ほんと良い天気になって、お日様が眩しいわねっ』
公園で安房崎灯台への道を確認
『真っ直ぐ行けば良いみたいだねっ』
安房崎灯台を目指す。
安房崎灯台への途中、第2展望休憩所を過ぎた辺りに
見晴らしの良い場所があった。
『いやぁ これは素晴らしい景色だ』
『ほんとに 海は青いんだね~っ』
さらに進み、第1展望休憩所先のピクニック広場辺りまで来ると、
安房崎灯台が見えて来た。
細い坂径を下って海岸へ下り、安房崎灯台へ。
11時40分、安房崎灯台に到着
『いやぁ 海も良いもんだねぇ』
パノラマ写真
安房崎灯台をバックに記念撮影をして、
海岸沿いに城ヶ島公園へ戻ることにした。
岩場を進む。
『気を付けてっ』
険しい岩場が続く。
ようやく城ヶ島公園(第2展望休憩所)へ戻る階段があった。
『頑張って もう直ぐよっ』
先に到着した仲間からエールが送られる。
「うみのね広場」に到着。
時計は、12時20分になろうとしていた。
この広場と第2展望休憩所で弁当にしよう。
弁当を食べ始めると同時に上空にトンビが現れた。
『気を付けなくちゃ』
キョロキョロと空を見上げながらの弁当である。
こちらは、傘を差して防御体制は万全である。
抜かりのない準備は『さすがっ』
この日の弁当のおかず
これにご飯が付く。
トンビに気をとられていてあまり味は覚えていない。
第2展望休憩所の下で食べた女性陣は、トンビに狙われることは
なかったそうだ。
やはり屋根の下は安全なようだ。
昼食後、城ヶ島公園の正面ゲートへ向かう。
後ろに見えているのが第2展望休憩所である。
正面ゲートで体調を整え、13時5分、馬の背洞門を目指す。
ウミウのモニュメントのところを左に曲がると、
馬の背洞門、城ヶ島灯台へと遊歩道が続いている。
三浦半島八景「城ヶ島の落雁」
説明板には以下のように記されていた。
三浦半島八景は、神奈川県と三浦半島4市1町が協働して、
次の八つを平成13年11月に選定した。
大塔(鎌倉宮)の夜雨、灯台(燈明堂)の帰帆、大佛の秋月、長者ヶ崎の夕照
神武寺の晩鐘、猿島の晴嵐、城ヶ島の落雁、建長寺の暮雪
伝統的な「八景」は、以下の八つの景色を基本形に作られ、それぞれ
次のような情景を表すのではないかと云われている、とのこと。
夜雨:水辺の夜の雨 晩鐘:山寺の晩鐘
帰帆:港に帰る漁船 晴嵐:朝もやに煙る松林
秋月:水辺に映える秋の月 落雁:干潟に降り立つ雁の群れ
夕照:夕日に照らされた遠くの山 暮雪:夕暮れの雪景色
馬の背洞門まで100mとある。
海岸から戻る小学生の一団とすれ違った。
径が二つに分かれていた。
先頭Gは馬の背洞門は左側と判断し、左の径へ。
後に続く。
急な坂を下って行くと、広い海岸(赤羽根海岸)に出た。
しかしどこにも馬の背洞門らしき景色は見当たらない。
ここは馬の背洞門ではなさそう。
どうやら下りるところを間違ったようだ。
二手に分かれていた所まで引き返し、右の径を進むと・・・
馬の背洞門の上(馬の背)に出た。
『分岐点に標識を立てておいて欲しかったよねっ』
急な石段を下ると、
13時27分、馬の背洞門の正面に出た。
馬の背洞門は、海蝕洞穴で長い年月をかけて波浪、
風雨等に浸食されてこのような見事な形となったもの。
高さ8m、横6m、厚さ2mで、土地の人は「馬の背の洞門」のほか、
「めぐりの洞門」、「眼鏡の洞門」などと呼んでいる。
(三浦市)
洞穴から見える海の青さが印象的である。
馬の背洞門をバックに記念撮影
城ヶ島灯台へは、この海岸を進んでも行けるとのことなので、
海岸線を進むことにした。
しきりに岩の間に溜った海水の中を見ている。
何か生き物を見つけたのかな?
波打ち際の岩には海藻がびっしりと生えていた。
ヒジキのようだ。
砂浜には、採ったばかりのヒジキがいくつも積まれていた。
この後、解して砂の上で乾燥させるそうだ。
振り返って馬の背洞門を見たところ。
洞穴の向うに白い船が見える。
絵になる1枚ではないだろうか。
岩場を進む。
午前中に歩いた岩場よりは歩き易い。
岩場を進んで行くと、
『灯台が見えてきたよっ』
城ヶ島灯台である。
『良かった これで岩場は終わったのよねっ』
やはり岩場は歩き難いのだ。
『露天風呂って書いてあるよっ』
城ヶ島最南端の「港屋」は、宿泊可能なお座敷食堂で、
露天風呂・客室からの眺めや秋から春にかけての夕日は最高、だそうだ。
城ヶ島灯台を目指す。
城ヶ島灯台へ。
城ヶ島灯台
城ヶ島灯台の歴史は古く、慶安三年(1648)、当時三崎奉行であった
阿部次郎兵衛が徳川幕府の命によって、航行する船のために
島の東端安房崎に烽火(のろし)台を設けたのが始まりで、
延宝六年(1678)にこれを廃して、島の西側に灯明台を設けた。
明治3年(1870)、横須賀製鉄所首長フランス人ヴェルニーにより
西洋式灯台として設置点灯された。
このレンガ造円形、灯高基礎上5.76mの灯台は、大正12年(1923)
9月1日の関東大震災によって一瞬に建物の基礎から倒壊。
現在の灯台は、大正15年(1926)8月1日に改築された、とのこと。
真っ白な灯台と真っ青な空のコントラストが美しい。
城ヶ島灯台から太平洋を望む。
城ヶ島灯台を観終わって土産物街へ戻ると・・・
『お帰りなさいっ』 『お疲れさま~っ』
灯台への階段がきついからという理由?で、この店で
ソフトクリームを食べながら待っていたと言う。
『いやぁ 素晴らしかったよ~っ』
土産物店街を通り抜け、
14時8分、渡し船乗り場に到着
事前の情報では、渡し船は12人乗りで、船賃は300円ということだったが・・・
船は新しくなり、一度に40人が乗ることができる、そうだ。
船賃はこれまでの300円を500円にした、とのこと。
またここから城ヶ島大橋を歩いて戻るのは厳しい。
ここは500円払って乗るしかない。
『一度に全員が乗れるというのは悪くはないねっ』
6分後の出船までしばしの休息だ。
『今日は冷たいお茶が美味しいっ』
数分後、対岸の「うらり」目指して出航!
『あの橋を渡って来たんだよな~っ』
こうやって見ると感慨深いものがある。
渡し船は10分足らずで「うらり」前の岸壁に到着した。
時計は14時23分を差していた。
『やっぱり早いねっ』 『何だか物足りない感じっ』
30分ほど自由時間を設け、「うらり」他で土産物などの買い物を
楽しんでもらうことにした。
『みんな欲しくなっちゃうわねっ』
『どうしようかなぁ』と迷ってる様子。
自分は、保冷材など必要がない、まぐろの尻尾の部分のヒモノと
海藻の一種”あかもく”、それに鯨の佃煮を買った。
(締めて2,600円也)
14時55分、土産物買いも済ませたところで、帰路に就いた。
三浦縦貫道路を抜け、
衣笠ICから横浜横須賀道路を走り、
首都高湾岸道路へ。
途中、朝と同じく大黒PAで休憩を摂り、
順調に首都高湾岸道路を走っていたが・・・
羽田空港直下のトンネル辺りから、
渋滞に巻き込まれてしまった。
運転手さんによると、渋滞情報はどちらに回っても同じような状態だと。
湾岸線葛西JCTを通過すると・・・
左手にはっきりと東京スカイツリーが見えてきた。
今年度末には展望台に上る予定を組んでいるので、今から楽しみである。
『待ってろっ 東京スカイツリー!!』
常磐道柏ICを過ぎ、利根川に架かる橋が見えてきた。
利根川を渡ると茨城県だ。
17時52分、守谷SAに到着し、最後の休憩を摂る。
改装後の守谷SAのフードコート
広々として明るくなった感じである。
こちらは土産物店
まだ土産物を探し回っている人の姿も・・・
バス車内
後部座席は盛り上がっている様子。
常磐道から圏央道つくばJCTへ向い、
18時39分、無事三中公民館に到着
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
この後、バスは天川団地入口、土浦市民会館へと向かった。
今回、三浦半島先端の城ヶ島島内を歩いた。
自分としては、城ヶ島大橋を歩いて渡るのはもちろん、
城ヶ島へ渡るのは初めてであった。
海岸線を歩いたこともあるが、島内は想像していたより広く感じた。
快晴の天気になったことも手伝って、馬の背洞門の洞穴から見えた海が
ひと際青かったのが印象に残る。
島には2つの灯台があることを初めて知った。
また、三浦半島八景の「城ヶ島の落雁」とともに、
夜雨・晩鐘・帰帆・晴嵐・秋月・落雁・夕照・暮雪の「八景」が、
基本形の情景であることを学んだのは収穫だった。
次に訪れる機会があれば、城ヶ島最南端のお座敷食事処で、
のんびりと露天風呂に浸かりながら夕日を眺めてみたい。
この日の万歩計は、16,000歩を計測していた。
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