2015年6月30日(火)
当会が所属して日頃お世話になっている土浦地区三中公民館主催のウォーキング行事が開催された。
場所は、先月(5月16日)下見をした笠間である。
協力・応援という形で「健康ウォーキング同好会」からは会長以下3名が同行した。
8時30分、三中公民館には土浦市教育委員会の大型バスが待機していた。
この日の一般参加者は18名。
我々3名と公民館側の2名を合せても23名。
大型バスの定員は41人なので、2人分を1人で座るまさに大名旅行である。
8時55分、定時前だが、全員揃ったため笠間に向かって出発!
三中公民館館長の挨拶と行程説明に続き、
「健康ウオーキング同好会」会長の挨拶
『皆さんっ 元気に歩きましょうっ!』
桜土浦ICから常磐道に乗り、
友部JCTで常磐道から北関東道へ。
9時53分、笠間駅に到着した。
この日のスタート地点は、笠間駅だ。
会長の掛け声で準備体操、
『さいごに深呼吸~っ』
10時3分、出発!
最初の目的地は「笠間工芸の丘」。
水戸線に沿った道路を進む。
三中公民館のアイドルH嬢と共に先頭を務めるOさんは、ご満悦の様子。
国道355号への一部が工事中で通行止めになっていた。
警備員に確認すると、歩行者は通れるとのこと。
国道355号へ
そのまま行けるのかと思ったら、工事現場手前で迂回させられた。
指示された細い路地を進むと、
直ぐに国道355号に出ることが出来た。
国道だけあって交通量は多い。
しばらく国道355号を進み、
信号に従って、国道の反対側へ渡り、宍戸方面へ。
笠間工芸の丘を目指す。
「陶の小径」の案内が。
陶芸の町笠間ならではのコースということだ。
国道355号沿いには窯元や陶芸教室などが数多く見られる。
こちらは奥田製陶所の登り窯
桧佐陶工房では予約なしでも”ろくろ体験”歓迎とある。
笠間焼共販センターを左折し、ここで国道355号と分かれる。
笠間陶苑前を過ぎ、住宅地を進むと、
正面に茨城県工業技術センター窯業指導所が見えて来る。
下見の時には、ここを真直ぐ進んでしまったので、今回はここを右折する。
窯業指導所の前を右に曲り、芸術の森公園南入口に向かう。
10時25分、芸術の森公園南入口に到着。
緩やかな坂道を進む。
笠間工芸の丘から南入口方面の眺望
『なかなか素晴らしい眺めよね~っ』
10時30分、茨城県陶芸美術館前に到着。
東日本で初めての陶芸専門の県立美術館である。
「ときめく」「識る」「楽しむ」3つのキーワードをもとに、陶芸のすばらしさに触れることができる。
地元の食材を笠間焼の器で楽しめるレストランも併設されている。
入館料:300円(企画展は別途)
センタープラザ
土産物などが販売されている。
また、笠間の人間国宝“松井康成”氏の常設展示室(無料)がある。
登り窯をバックに記念撮影を済ませ、
センタープラザへ。
内部は、笠間焼・陶芸用品・茨城の物産品などの土産物店になっている。
人間国宝“松井康成”師の常設展示室(無料)は、2階にある。
“松井康成”師は、色の異なる土を組み合わせて成型し、同時に模様を作り上げる「練上手」の技法により、
昭和生まれの陶芸家として初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)となった。
センタープラザでは、人間国宝の作品を間近でしかも無料で見ることが出来るのである。
センタープラザを後にして、工芸の丘北側の小高い丘に向かう。
丘の上には、笠間市出身の高野公男作詞、船村徹作曲の「別れの一本杉」の歌碑(右側)と、
船村徹の詩碑と高野公男の”絆の譜”碑(左側)が建てられている。
歌碑と詩碑の中間には、「別れの一本の杉」の杉の木が植えられている。
10時56分、笠間工芸の丘を後にして、
佐白山麓公園へ向かう。
緩やかな坂道を下り、
道標に従って、つつじ山方面へ。
「佐白山のとうふ屋」
この店の手作り豆腐は大そう人気があり、美味しいとの評判である。
下見の時は閉まっていたが、今日は営業している。
一度食べてみたい。そのうちあらためて立寄ることにしよう。
看板の文字に懐かしさを覚える”煙草”屋を通過し、
最初の路地を曲ると、正面に曹洞宗の寺院、五台山玄勝院が見えて来る。
曹洞宗五台山玄勝院
曹洞宗の御本尊は、「釈迦如来」だが、ここ玄勝院の御本尊は、「聖観世音菩薩」とのこと。
玄勝院前を左に曲ると、道端に色とりどりの紫陽花が咲いていた。
『素敵よね~っ』
緩やかな坂道を上ると、
11時17分、佐白山麓公園に到着した。
”史跡笠間城主下屋敷跡”の碑が立てられている。
佐白山麓公園は、鎌倉時代に笠間時朝によって築城された笠間城の下屋敷を公園にしたもので、
笠間の桜の名所としても知られている。
ここで小休止していこう。
お茶で水分補給したり、持参したお菓子を食べたり・・・
公園には時鐘楼や
忠臣蔵で有名な大石内蔵助の像などがあり、笠間の歴史を感じることができる。
笠間の街が一望できるつつじ公園を目指す。
公園奥の治功神社を右手に見ながら進むと、道は二手に分かれている。
右手は笠間城址への道である。
つつじ公園へは左方向で、ハイキングコースとなっている。
ハイキングコースに相応しい雰囲気の道が続く。
杉林を抜けると、舗装された道路に出た。
つつじ公園の入口ゲートをくぐり、つつじ山山頂を目指す。
この日一番の上り坂だ。
つつじ山の園路からの景観はなかなかのもの。
見えているのは吾国山だ。
『こっちは何と言う山だろうね?』
右手が笠間城址のある佐白山(205m)と思われる。
鬱蒼とした木々に覆われて山頂の佐志能神社は全く見えない。
11時43分、つつじ山山頂に到着。
山頂には何故か「座頭市」の碑がある。
理由は、勝新太郎演じる映画「座頭市」の主人公”市”は、
笠間生まれの下館育ちという設定なのだそうだ。
ベンチで一休み
『なかなか良い眺めだねぇ』
『風が気持ちが良いねっ』
笠間の市街地が一望できる。
展望台の脇に”身代わり観音像”がある。
笠間の市街地を優しく見下ろしている。
11時52分、つつじ公園を下る。
つつじ公園は4月中旬から5月上旬にかけて、25品種8000株の つつじが咲き誇り、
人々の目を楽しませてくれる、とのこと。
次の目的地観世音寺へ。
途中、筑波連山も望める。
さらに急階段を下り、
”父のさくら”の大木を通り過ぎると・・・
12時3分、観世音寺(佐白観音)に到着した。
佐白観音は、坂東三十三観音霊場の23番札所としても有名だ。
最初に訪れたのは、2009年3月18日に霊場巡りである。
それまでは、ここに佐白観音があることは全く知らなかった。
佐白観音の本堂前の石段下に”母のさくら”がある。
”父のさくら”に劣らない大木だ。
満開の時期に見てみたい。
佐白観音の参道を下りると、
舗装された道路に出た。
笠間日動美術館
敷地内にはフランス館、パレット館、企画展示館の3つの展示館がある。
企画展示館の3階にはオープンテラスのカフェも併設され、
春の桜や秋の紅葉など四季折々の美しい風景が楽しめる。
入館料:1,000円(65歳以上800円)
大石邸跡は、笠間日動美術館の直ぐ隣にある。
「忠臣蔵」で知られる大石内蔵助の祖父、笠間藩家老だった大石良欽(よしたか)の屋敷跡で、
笠間藩主であった浅野家の家老としてここに屋敷を構えていた。
あとは笠間稲荷神社を目指すのみである。
大石邸跡前の道の突き当りに酒類醸造所がある。
道路を横断して、酒類醸造所前を右折。
国道50号方面へ少し進んだところの路地を左折すると、
山城出世稲荷大明神がある。
笠間稲荷神社とは関係はないようだ。
山城出世稲荷大明神で(孫の)出世を祈願し、笠間稲荷神社へ向かう。
12時16分、笠間稲荷神社の裏手(本殿のある方)に到着。
拝殿前に茅の輪があった。
過去の罪や穢れを祓い清め、人間の本来の姿に立返り新しい生活の出発を祈る行事で、
毎年6月と12月の末日に斎行される。
今日は、6月30日、まさに”夏越大祓い”で茅の輪をくぐる日である。
せっかくだから茅の輪をくぐってお参りしよう。
左に一度、右に一度、そして最後にもう一回左に回って拝殿にお参りだ。
笠間稲荷神社拝殿
創建は白雉二年(651)で、1350余年の歴史を誇る、日本三大稲荷のひとつ。
拝殿裏の本殿は江戸末期の建築で周囲の彫刻は国の重要文化財に指定されている。
楼門(萬世泰平門)を通り抜け、
門前の仲見店を通り、
笠間稲荷門前通りへ。
高橋町交差点の常夜燈を見ながら左折し、
笠間市役所支所前を通過すると、
12時30分、この日のゴール味の店「はらだ」に到着。
笠間駅を10時3分にスタートしたので、約2時間半かかったことになる。
味の店「はらだ」
部屋に通されると、膳の準備はできていた。
メニューは下見の時と同じだ。
『いただきま~すっ』
昼食後は、40分ほどの自由時間が設けられ、再び笠間稲荷神社へ向かう人や直接バスへ向かう人も。
バスは笠間稲荷神社近くの駐車場で待機していた。
13時40分、バスは帰路に就いた。
公民館長より、出来たてでまだ熱いまんじゅうの差し入れが。
『甘いものは別腹ですから』
『ごちそうさま~っ』 『美味しいっ』
まんじゅうを食べてうとうととして目が覚めたら桜土浦ICだった。
14時38分、バスは無事三中公民館に到着した。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
公民館行事としての笠間ウォーキングということで、一番の心配のタネは雨だった。
しかし、運良く雨には降られず、無事何事もなく実施出来たことにほっと一安心である。
時間の都合等で「春風萬里荘」「笠間城址」には立寄らなかったが、興味のある方は
配布した地図を参考にして、別の機会にでも訪問していただければ幸いである。
ただ、笠間城址は立入禁止となっている箇所もあるようなので、充分に気を付けていただきたい。
日頃それほどウォーキングの経験は少ない、という方達が対象ということだったが、
皆さんしっかりと歩き切り、大いに自信になったようである。
公民館館長によれば、今後も別の講習会を計画したいという意向を持っているようであり、
その時は、また微力ながらお役に立てればと思っている。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
当会が所属して日頃お世話になっている土浦地区三中公民館主催のウォーキング行事が開催された。
場所は、先月(5月16日)下見をした笠間である。
協力・応援という形で「健康ウォーキング同好会」からは会長以下3名が同行した。
8時30分、三中公民館には土浦市教育委員会の大型バスが待機していた。
この日の一般参加者は18名。
我々3名と公民館側の2名を合せても23名。
大型バスの定員は41人なので、2人分を1人で座るまさに大名旅行である。
8時55分、定時前だが、全員揃ったため笠間に向かって出発!
三中公民館館長の挨拶と行程説明に続き、
「健康ウオーキング同好会」会長の挨拶
『皆さんっ 元気に歩きましょうっ!』
桜土浦ICから常磐道に乗り、
友部JCTで常磐道から北関東道へ。
9時53分、笠間駅に到着した。
この日のスタート地点は、笠間駅だ。
会長の掛け声で準備体操、
『さいごに深呼吸~っ』
10時3分、出発!
最初の目的地は「笠間工芸の丘」。
水戸線に沿った道路を進む。
三中公民館のアイドルH嬢と共に先頭を務めるOさんは、ご満悦の様子。
国道355号への一部が工事中で通行止めになっていた。
警備員に確認すると、歩行者は通れるとのこと。
国道355号へ
そのまま行けるのかと思ったら、工事現場手前で迂回させられた。
指示された細い路地を進むと、
直ぐに国道355号に出ることが出来た。
国道だけあって交通量は多い。
しばらく国道355号を進み、
信号に従って、国道の反対側へ渡り、宍戸方面へ。
笠間工芸の丘を目指す。
「陶の小径」の案内が。
陶芸の町笠間ならではのコースということだ。
国道355号沿いには窯元や陶芸教室などが数多く見られる。
こちらは奥田製陶所の登り窯
桧佐陶工房では予約なしでも”ろくろ体験”歓迎とある。
笠間焼共販センターを左折し、ここで国道355号と分かれる。
笠間陶苑前を過ぎ、住宅地を進むと、
正面に茨城県工業技術センター窯業指導所が見えて来る。
下見の時には、ここを真直ぐ進んでしまったので、今回はここを右折する。
窯業指導所の前を右に曲り、芸術の森公園南入口に向かう。
10時25分、芸術の森公園南入口に到着。
緩やかな坂道を進む。
笠間工芸の丘から南入口方面の眺望
『なかなか素晴らしい眺めよね~っ』
10時30分、茨城県陶芸美術館前に到着。
東日本で初めての陶芸専門の県立美術館である。
「ときめく」「識る」「楽しむ」3つのキーワードをもとに、陶芸のすばらしさに触れることができる。
地元の食材を笠間焼の器で楽しめるレストランも併設されている。
入館料:300円(企画展は別途)
センタープラザ
土産物などが販売されている。
また、笠間の人間国宝“松井康成”氏の常設展示室(無料)がある。
登り窯をバックに記念撮影を済ませ、
センタープラザへ。
内部は、笠間焼・陶芸用品・茨城の物産品などの土産物店になっている。
人間国宝“松井康成”師の常設展示室(無料)は、2階にある。
“松井康成”師は、色の異なる土を組み合わせて成型し、同時に模様を作り上げる「練上手」の技法により、
昭和生まれの陶芸家として初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)となった。
センタープラザでは、人間国宝の作品を間近でしかも無料で見ることが出来るのである。
センタープラザを後にして、工芸の丘北側の小高い丘に向かう。
丘の上には、笠間市出身の高野公男作詞、船村徹作曲の「別れの一本杉」の歌碑(右側)と、
船村徹の詩碑と高野公男の”絆の譜”碑(左側)が建てられている。
歌碑と詩碑の中間には、「別れの一本の杉」の杉の木が植えられている。
10時56分、笠間工芸の丘を後にして、
佐白山麓公園へ向かう。
緩やかな坂道を下り、
道標に従って、つつじ山方面へ。
「佐白山のとうふ屋」
この店の手作り豆腐は大そう人気があり、美味しいとの評判である。
下見の時は閉まっていたが、今日は営業している。
一度食べてみたい。そのうちあらためて立寄ることにしよう。
看板の文字に懐かしさを覚える”煙草”屋を通過し、
最初の路地を曲ると、正面に曹洞宗の寺院、五台山玄勝院が見えて来る。
曹洞宗五台山玄勝院
曹洞宗の御本尊は、「釈迦如来」だが、ここ玄勝院の御本尊は、「聖観世音菩薩」とのこと。
玄勝院前を左に曲ると、道端に色とりどりの紫陽花が咲いていた。
『素敵よね~っ』
緩やかな坂道を上ると、
11時17分、佐白山麓公園に到着した。
”史跡笠間城主下屋敷跡”の碑が立てられている。
佐白山麓公園は、鎌倉時代に笠間時朝によって築城された笠間城の下屋敷を公園にしたもので、
笠間の桜の名所としても知られている。
ここで小休止していこう。
お茶で水分補給したり、持参したお菓子を食べたり・・・
公園には時鐘楼や
忠臣蔵で有名な大石内蔵助の像などがあり、笠間の歴史を感じることができる。
笠間の街が一望できるつつじ公園を目指す。
公園奥の治功神社を右手に見ながら進むと、道は二手に分かれている。
右手は笠間城址への道である。
つつじ公園へは左方向で、ハイキングコースとなっている。
ハイキングコースに相応しい雰囲気の道が続く。
杉林を抜けると、舗装された道路に出た。
つつじ公園の入口ゲートをくぐり、つつじ山山頂を目指す。
この日一番の上り坂だ。
つつじ山の園路からの景観はなかなかのもの。
見えているのは吾国山だ。
『こっちは何と言う山だろうね?』
右手が笠間城址のある佐白山(205m)と思われる。
鬱蒼とした木々に覆われて山頂の佐志能神社は全く見えない。
11時43分、つつじ山山頂に到着。
山頂には何故か「座頭市」の碑がある。
理由は、勝新太郎演じる映画「座頭市」の主人公”市”は、
笠間生まれの下館育ちという設定なのだそうだ。
ベンチで一休み
『なかなか良い眺めだねぇ』
『風が気持ちが良いねっ』
笠間の市街地が一望できる。
展望台の脇に”身代わり観音像”がある。
笠間の市街地を優しく見下ろしている。
11時52分、つつじ公園を下る。
つつじ公園は4月中旬から5月上旬にかけて、25品種8000株の つつじが咲き誇り、
人々の目を楽しませてくれる、とのこと。
次の目的地観世音寺へ。
途中、筑波連山も望める。
さらに急階段を下り、
”父のさくら”の大木を通り過ぎると・・・
12時3分、観世音寺(佐白観音)に到着した。
佐白観音は、坂東三十三観音霊場の23番札所としても有名だ。
最初に訪れたのは、2009年3月18日に霊場巡りである。
それまでは、ここに佐白観音があることは全く知らなかった。
佐白観音の本堂前の石段下に”母のさくら”がある。
”父のさくら”に劣らない大木だ。
満開の時期に見てみたい。
佐白観音の参道を下りると、
舗装された道路に出た。
笠間日動美術館
敷地内にはフランス館、パレット館、企画展示館の3つの展示館がある。
企画展示館の3階にはオープンテラスのカフェも併設され、
春の桜や秋の紅葉など四季折々の美しい風景が楽しめる。
入館料:1,000円(65歳以上800円)
大石邸跡は、笠間日動美術館の直ぐ隣にある。
「忠臣蔵」で知られる大石内蔵助の祖父、笠間藩家老だった大石良欽(よしたか)の屋敷跡で、
笠間藩主であった浅野家の家老としてここに屋敷を構えていた。
あとは笠間稲荷神社を目指すのみである。
大石邸跡前の道の突き当りに酒類醸造所がある。
道路を横断して、酒類醸造所前を右折。
国道50号方面へ少し進んだところの路地を左折すると、
山城出世稲荷大明神がある。
笠間稲荷神社とは関係はないようだ。
山城出世稲荷大明神で(孫の)出世を祈願し、笠間稲荷神社へ向かう。
12時16分、笠間稲荷神社の裏手(本殿のある方)に到着。
拝殿前に茅の輪があった。
過去の罪や穢れを祓い清め、人間の本来の姿に立返り新しい生活の出発を祈る行事で、
毎年6月と12月の末日に斎行される。
今日は、6月30日、まさに”夏越大祓い”で茅の輪をくぐる日である。
せっかくだから茅の輪をくぐってお参りしよう。
左に一度、右に一度、そして最後にもう一回左に回って拝殿にお参りだ。
笠間稲荷神社拝殿
創建は白雉二年(651)で、1350余年の歴史を誇る、日本三大稲荷のひとつ。
拝殿裏の本殿は江戸末期の建築で周囲の彫刻は国の重要文化財に指定されている。
楼門(萬世泰平門)を通り抜け、
門前の仲見店を通り、
笠間稲荷門前通りへ。
高橋町交差点の常夜燈を見ながら左折し、
笠間市役所支所前を通過すると、
12時30分、この日のゴール味の店「はらだ」に到着。
笠間駅を10時3分にスタートしたので、約2時間半かかったことになる。
味の店「はらだ」
部屋に通されると、膳の準備はできていた。
メニューは下見の時と同じだ。
『いただきま~すっ』
昼食後は、40分ほどの自由時間が設けられ、再び笠間稲荷神社へ向かう人や直接バスへ向かう人も。
バスは笠間稲荷神社近くの駐車場で待機していた。
13時40分、バスは帰路に就いた。
公民館長より、出来たてでまだ熱いまんじゅうの差し入れが。
『甘いものは別腹ですから』
『ごちそうさま~っ』 『美味しいっ』
まんじゅうを食べてうとうととして目が覚めたら桜土浦ICだった。
14時38分、バスは無事三中公民館に到着した。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
公民館行事としての笠間ウォーキングということで、一番の心配のタネは雨だった。
しかし、運良く雨には降られず、無事何事もなく実施出来たことにほっと一安心である。
時間の都合等で「春風萬里荘」「笠間城址」には立寄らなかったが、興味のある方は
配布した地図を参考にして、別の機会にでも訪問していただければ幸いである。
ただ、笠間城址は立入禁止となっている箇所もあるようなので、充分に気を付けていただきたい。
日頃それほどウォーキングの経験は少ない、という方達が対象ということだったが、
皆さんしっかりと歩き切り、大いに自信になったようである。
公民館館長によれば、今後も別の講習会を計画したいという意向を持っているようであり、
その時は、また微力ながらお役に立てればと思っている。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。