ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

大石邸跡地が近く 23番札所「佐白観音」

2009年03月18日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年3月18日(水)


この日は我が家でかみさんの友達の集まりがあるというので、おにぎりとお茶を持って一人で出かけた。
家にいると邪魔なので、追い出された格好である。
最初の目的地は、笠間の23番札所「佐白観音」(観世音寺)にした。

少し歩いた方が良いと思い、「笠間稲荷」から1.5Kmほど離れたスーパーの駐車場に車を停め、歩いた。
佐白観音」は、「笠間稲荷神社」からさらに約1Kmほど先だ。
平日のためか「笠間稲荷神社」は人影はまばらだ。


佐白山への途中、「忠臣蔵」で知られた浅野家の家老「大石蔵之助」の曽祖父と祖父が住んでいた大石邸屋敷の跡地があった。
いまは屋敷跡を示す石柱があるだけで、建物は何もない。


大石邸屋敷の跡地を過ぎると直ぐに、青い「観世音寺」の看板が見える。


丸太で仕切った階段を登り、”母のさくら”の先に「佐白観音」の本堂がある。
ほぼ12時ちょうどに着いた。この日は気温が上がり、春の陽気となり、かなり汗をかいた。


「佐白観音」の本堂。ガラス戸が閉まっており、何か白っぽい札が見える。
よく見ると”昼休み”の表示が・・・お~っと、12時から13時までは”昼休み”だったのだ。
時計を見ると12時をちょっと過ぎたばかりである。


裏手の佐白山は、4月中旬であれば盛大なツツジ祭りが開催されるので、時間をつぶすことができる。
しかし、今はツツジの時期には早過ぎるし、1時間もここで待てないので、先にお参りだけ済ませ、いったん車まで戻ることにした。

昼食後、13時ちょっと過ぎに再度納経のために行くと、今度はガラス戸は開いていた。
本堂に上がり、あらためて金箔に塗られた守り本尊の十一面千手観世音像に手を合わせた。


納経をしてもらおうと何度も声をかけるが、応答がない。
どこか外に出かけているのかと思い、しばらく待ったが誰も戻る気配がない。
部屋の奥の戸を何度かノックすると、やっと返事が返ってきた。
出て来られたのはご住職で、かなり高齢で80歳だとのこと。


この日は午前中に団体が2組あり、午後は予約がなかったのでお手伝いの人は帰してしまったとのこと。
疲れたので奥で休んでおられたそうだ。
365日休みがないのは大変だとこぼしておられた。同情することしきりである。

無事納経を済ませ、この日予定していた次の霊場である22番札所「佐竹寺」へ車を走らせせた。


2009坂東33観音霊場巡りの目次
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本最古の磨崖仏 19番札所... | トップ | 萱葺き屋根の本堂 22番札所... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2009坂東33観音霊場巡り」カテゴリの最新記事