ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

見頃は1週間後か 筑紫湖から筑波山梅林へ

2015年02月20日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2015年2月20日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第35回(2015年第6回)、「筑紫湖から筑波山梅林へ」歩くウォーキングに参加した。

第一集合場所の乙戸沼公園
14名が集まり、車4台に分乗して、第二集合場所の筑紫湖へ向かった。


9時55分、筑紫湖に到着。
三々五々直行した8名と合せ、この日の参加者は22名となった。
この時期としては、まあまあの人数だと思う。
筑紫湖湖畔に建てられた「霞ヶ浦用水農業水利事業」の看板に見入る皆さん。
霞ヶ浦の水を筑波山の下をトンネルを引いてこの筑紫湖に貯めている、とのこと。
『筑紫湖が霞ヶ浦の水を引いているなんて知らなかったぁ』


看板の前で準備体操だ。


最後に深呼吸をして、


10時13分、筑波山梅林目指して出発!


先頭はいつものOさん。
今年度も残すところあと5回、初の皆勤賞受賞は確実な情勢である。


酒寄地区へ向けて進む。


車両通行止めの看板が。
明日から始まる「筑波山梅まつり」に合せて、この先の梅林までの道路を通行規制する、というのだ。


酒寄地区を進む。
かなり急な坂道が続く。


立派な薬医門を構えた農家
『いやぁ 最初はお寺かと思ったよ』


酒寄地区はみかん農家が多い。
筑波山西麓の酒寄地区は、温州みかん栽培の北限である。
看板をよく見ると、みかん農家9軒のうち7軒が酒寄姓を名乗っている。
単に「酒寄農園」では区別がつかないため、久・秀・光・水・キ・みなみ・サ などの屋号で
呼んでいるようだ。


10時27分、みかん園の歓迎ゲートを通過


みかん農家の前を通過。
このみかん農家は何という屋号なのだろう?


『大分上って来たわねぇ』
『見晴しが素敵~っ』


眼前に桜川市真壁の田園風景が広がる。


農家の庭先に、よく手入れされた紅梅が蕾を開いていた。
『筑波山梅林もきっと咲いているよねっ』


坂道を上って行くと、次々にみかん園が現れる。
ここも酒寄みかん園(秀)だ。


途中、道路には雪が残っていて、凍っているところもある。
斜面に面した温暖な地とは言え、陽が当らない場所では雪も凍り、容易には融けない。


10時47分、上りが緩やかになったところで、ひとまず休憩だ。


『一足先に梅を観られるなんて楽しみだよねっ』
女性では2番目に高齢のS子さん(中央)
一昨年、入会1年目でいきなり皆勤賞を受賞しており、元気そのもの。
昨年傘寿を迎えたが、その若々しさは衰えることを知らないようだ。


筑波山梅林を目指す。
『ここから先は坂道はないみたいだし、楽だよねっ』


道路が凍っている。
『足元に注意しましょうっ!』


周りの木々が無くなって明るくなったが、視界はあまり良くない。
『これで、視界が良ければ最高なんだけどね~っ』


「梅林見返り縁台」(0.9Km)への分岐点を通過。
以前来た時にはこのような道案内はなかったように思う。
最近、新しく造られた道のようだ。


残り0.6Km先の筑波山梅林を目指す。


11時32分、梅林の西端に到着
前方に四阿(あずまや)の屋根が見える。


先ずは、四阿へ向かう。


紅梅が咲いている。
『満開はもうちょっと先みたいねっ』
『だけど やっぱりきれいっ』


11時35分、四阿に到着した。


四阿から梅林を望む。
前方の小高い山は、宝筺山(461m)だ。


四阿から梅林を通して筑波平野を望む。
今は紅梅が主で、白梅はまだつぼみの状態である。
3月初めから中旬にかけて見頃を迎えることだろう。


そろそろ昼時、園内でそれぞれ好きな場所で昼食を摂ることにした。
昼食後は、再度四阿に集まることにし、園内へ散らばっていった。


四阿の近くに広めのベンチがあったので、早速陣取って弁当を広げた。
この日は梅まつりの前日とあってか、観光客もまだ少ない。
他の観光客の邪魔になることもないだろう。


目の前には梅林が広がる絶好の場所である。


女性陣も少し小高い岩に囲まれた所で弁当を広げ始めた。


ベンチから四阿を望む。


ベンチ脇の紅梅が満開を迎えようとしていた。
この紅梅だけは、ちょうど見頃である。


昼食後、四阿へ向かう途中、「関東の富士見百景」なる標識が。
この梅林から富士山が見えるらしいが・・・


12時20分、空が曇って来て、遠くまで視界が効かない状況になってきた・・・
と思ったら、なんと小雪が舞い始めた。


この日傘を持って来てる人は殆どいない。
雨、ましてや雪なんて想定外である。
帰りを急ごう。


しかし、少し歩くと雪は止み、晴れ間が見えて来た。
本格的な雪にはなりそうにないみたいで、一安心である。


来年度には、筑紫湖から椎尾山薬王院を歩く計画があるので、
下見を兼ねて、薬王院に立ち寄ることにした。


帰りはずっと下りなので、足取りは軽い。


最後尾と少し離れたため、途中で隊列を整え、揃って進む。


酒寄(秀)みかん農園近く。


門に「高臥庵」と書かれた表札が懸かっていた。
『蕎麦屋じゃないっ?』 『個人の別荘なのかしら?』
門の中は重機による工事中で、建物は見えなかった。


13時17分、酒寄(秀)みかん農園に到着。
『ここからの見晴しは素晴らしいねぇ』


13時31分、小休止の後、薬王院を目指して出発!


桜川市真壁の田園風景を眺めながら進む。


送迎ゲートをくぐる。
『そのうちまた来るね~っ』


薬王院まで1Kmとある。
「関東ふれあいの道」で歩いた(2010/12/092011/11/10)道である。


ここの坂道は急である。
『どこまで続くのかしらねぇ』


右手に雪解け水が流れる沢を見ながら進むと、


『ここから先は一段と厳しいねぇ』
坂道の途中で立ち止まる人も。


写真で見るよりかなり急な坂道が続く。
車でも大変だと思われる。


坂道を歩くこと10分、ようやく薬王院への一般道に出ることが出来た。


仁王門手前の急な石段を上ると・・・


目の前に本堂? が現れた。
薬王院にこのような建物があるとは知らなかった。


本堂? の内部


本堂? を後にし、あらためて仁王門へ向かう。


仁王門には鉄板でできた草履が奉納されている。
高さ3.5mほどある。
人と比べるとその大きさが分かろうというものだ。


正面から見た仁王門
仁王門は元禄元年(1688)の完成。
仁王像は今は置かれていない。仁王像の後に風神像、雷神像が祀られている。


仁王門の裏、先の東日本大地震で傾いたと思われる石段を上ると・・・


本来の本堂の正面に出た。
椎尾山薬王院は天台宗の寺院で、ご本尊は薬師瑠璃光如来坐像。
延暦元年(782)最仙上人の開基、桓武天皇の勅願寺と称する古刹である。
本堂は何度か焼失しているが、現在のものは延宝八年(1680年)のもの。


鐘を撞くTさん。
椎尾山に鐘の音が響き渡る。
腹の奥まで揺さぶられるような重厚な音色がした。


茨城県重要文化財に指定されている三重塔を望む。


一通り下見を終えて、ゴールの筑紫湖を目指す。
『ちょっと歩き過ぎて疲れたけど変化があって良かったよねっ』
その一言が嬉しい。


カメラを向けると、余裕のVサインで応じてくれたH子さん。
『下りの坂道は大好きよっ』


10分ほどで、薬王院参道入口に到着。


14時36分、ゴールの筑紫湖駐車場に到着した。


整理運動はめいめいストレッチで、ということに。
『皆さんっ 今日は大変お疲れさまでしたぁ』


紅白の梅の花を愛でに筑波山梅林を訪れた。
白梅はまだ蕾の状態だったが、紅梅は間もなく満開を迎えそうな状態で、楽しむことが出来た。
翌21日からは「筑波山梅まつり」が始まるので、大勢の観光客が訪れることだろう。
新緑の頃にはまた薬王院を訪れる予定であり、その時は、また違った景色を愉しみたい。
今から楽しみである。

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コメント
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