ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

今年はまずまず 磯部桜川公園・平沢の山桜

2014年04月11日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年4月11日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第2回(2014年第12回)、「磯部桜川公園・平沢の山桜」を愛でるウォーキングに参加した。
この日のコース半分は昨年(2013年4月20日)に続いて2度目である。
昨年は、山桜は既に終わってしまっていたため、数本の八重桜で我慢するしかなかった。
『一度満開の山桜を観たい』の想いを込めて10日ほど早めた今年の再挑戦だが、果たしてどうだろうか?

この日のコース地図
水戸線羽黒駅をスタートして、国道50号線を渡り、先ずは磯部桜川公園を目指す。
磯部稲村神社を経由して、岩瀬東中学校横を通り、稲地区から福崎地区・平沢地区へと進む。
平沢地区の山桜眺望スポットで山桜を観て、途中昼食を挟み、中山地区を回り、磯部稲村神社に戻る。
最後は磯部稲村神社から月山寺に立ち寄り、羽黒駅に戻るという、全長約10Kmのコースである。


荒川沖駅
乙戸沼公園の桜まつりの垂れ幕には誰も関心がないようだ。


荒川沖駅から乗車した参加者は23名。
昨年より10名も多い。
この後、土浦駅から5名、神立駅から2名が合流し、30名となった。
平沢の山桜への期待の大きさが伺える。


水戸線車内は、専用車両と行った感じである。


9時20分、定刻に羽黒駅に到着


羽黒駅には車で直行したFさん夫妻が待っていた。
結局この日の参加者は32名となった。
忘年会や新年七福神巡り以外の通常例会で30名を超したことは今までなかったと記憶する。


羽黒駅前で準備体操をして、


9時35分、先ずは磯部桜川公園目指して出発!


先導役はOさんとTさんだ。
昨年までは金曜日に仕事があったため、満足に参加できなかった悔しさからか、
今年は仕事を土曜日に変更して、参加に意欲を見せるTさんである。


国道50号線を横断し、


桜川に架かる羽黒橋を通過。
この辺りは稲田に近いので石が豊富なのだろう、御影石で造られた擬宝珠が印象的である。


羽黒の住宅地を進む。


芝桜が美しい。
『きれいだねぇ』


遠くに磯部桜川公園が見えてきた。
桜の状態はなかなか良さそうだ。


看板を確認し、磯部桜川公園へ。
『去年は反対側から来たんだよねっ 見覚えがあるよっ』


四ツ榎稲荷神社を通過。


10時ちょうど、磯部桜川公園に到着


桜川公園を進むとひと際目立つ桜の木が目に飛び込んできた。
まさにこの日満開を迎えたと云った感じである。
記念撮影をしている人が順番待ちの状態だ。
『素晴らしいわぁ』


周りの山桜も満開状態だ。
『今日来て本当に良かったわねっ』


我々も満開の桜をバックに記念撮影と行こう!


公園の中を山桜を愛でながら一回り。
『いやぁ 山桜も良いもんだねぇ』


既に満開状態を過ぎたものもあるが、これから咲くと思われる木も見られる。
山桜は、染井吉野のように一度に全部の木がいっせいに咲くわけではないので、
長く楽しめる、という特徴がある。


『素敵だわぁ 山桜に囲まれて』


「天然記念物指定の碑」横を通り、磯部稲村神社へ。


10時23分、磯部稲村神社に到着。


天然記念物の11種の山桜の写真


磯部稲村神社では糸桜が特に名高い。
”これだけは何としても見ておかなくては”と自由時間の合間に観たが、
あいにく見落とした人も。


神社境内で高峯山の山桜の写真が展示されていた。
昨年(2013年4月20日)は、遅すぎたため、全くみることが出来なかったが、
このような景色が見れるのならもう一度、ということで企画した次第である。


磯部稲村神社で一休みして、


今年は是非とも先ほどの写真のような景色を観てみたい、と平沢地区を目指すことにした。


磯部稲村神社の外周を歩き、


県道257号線を横切って進むと、視界が開けた。
左手に見えるのが高峯山だ。
中腹にはぼんやりとだが山桜が咲いているのが見える。


田園風景の中を進む。
『いやぁ 天気が良いから気持ちが良いねぇ』


県道257号線から1Kmほど行ったところを左折し農道を進む。
回りが田んぼの中を高峯山を目指す。


回りの田んぼには麦が植わっている。
後方に見えるのはヒメハルゼミで有名な仏頂山と思われる。


鯉のぼりがはためいている。のどかな風景である。
桜が終われば直ぐに端午の節句である。


農道と県道289号線の交差点で一休み。


平沢地区
真直ぐに伸びている農道の先が高峯山だ。


平沢地区


農道を右に曲った先に平沢公民館があった。
「里山の山桜」駐車場の看板が。


公民館前を左折し、高峯山方面へ進むと、弁天池があった。
磯部稲村神社で手に入れた案内図に、近くに山桜の絶景撮影ポイントがあると紹介されていたので、
絶景撮影ポイントへ向かった。


弁天池から5分ほどで、絶景撮影ポイントに到着した。
農道の道端には数台の車が停まっていて、見物客が訪れていた。
もう少しピンクや赤が混じるときれいなのだが・・・
(手前のピンク色は畦道に植えられた芝桜)
『だけど素敵よねぇ』
『来て良かったわっ』


絶景ポイントに納得し、いったん弁天池まで引き返す。


弁当を食べれるような場所を求めて、弁天池からあらためて平沢地区へ向かう。
こちらもなかなかの景色である。


大きな家の庭先に高峯山棚田米の直売場があった。
他にも漬物や草餅、大豆、野菜(トマト・ねぎ)などが売られていた。
女主人に弁当を食べる場所を探していることを伝えると、この先に展望所があると言う。
40分ほどのところだそうだ。
これ以上は進む元気も気力もないため、相談したところ、庭を使って良いとのこと。
トイレも利用させてもらい、その上庭先を自由に使って良いとは、何とも嬉しい限りである。


お言葉に甘えて庭先で弁当タイムにさせてもらった。


農機具倉庫の前で広げる弁当は格別な味がする?


庭先を借りたお礼にとばかり、皆さん、米、大豆、草餅を片っ端から買い求めていた。


女主人も予期せぬ売れ行きに思わず顔がほころぶ。
『売り切れっちまうだよっ』


弁当も終わり、平沢地区を後にする。


のどかな田園風景が広がる。
正面には雨引山、加波山が見える。


たばこの苗が植えられていた。
4年前(2010年5月13日)「関東ふれあいの道」で歩いた時のことを想い出した。


この辺りも里山の桜の眺望スポットだ。
『ここからの景色も素晴らしいねぇ』


御即位式記念 八大龍王神と刻まれた碑が建てられていた。
八大龍王は、天竜八部衆に所属する竜族の八王。法華経(序品)に登場し、仏法を守護する。
霊鷲山にて十六羅漢を始め、諸天、諸菩薩と共に、水中の主である八大竜王も幾千万億の眷属の竜達とともに
釈迦の教えに耳を傾けた。
釈迦は「妙法蓮華経」の第二十五 観世音菩薩普門品に遺されているように「観音菩薩の御働き」を説いた。
その結果、「覚り」を超える「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい、原語Anuttara samyaksaMbodhi)、
無上正等正覚(むじょうしょうとうしょうがく)」を得て、護法の神となられるに至った。
(Wikipediaより)
近くに八大龍王大明神の額の鳥居も見えたが、道を見つけることができず、素通りしてしまった。


下坪地区へ


香取神社を通過


県道267号を磯部稲村神社を目指して進む。


岩瀬東中学校の校庭外周


岩瀬東中学校の校庭


再び磯部稲村神社へ
『また戻ってきちゃったみたいねっ』


磯部稲村神社で一休み。
『疲れちゃったわねっ』


午前中、糸桜を観れなかった人もいたため、もう一度糸桜を観て帰ることにした、という次第。


『なるほどっ これが糸桜なのねっ』


全員糸桜を観た後は、最後の訪問地月山寺へ。


月山寺が見えてきた。


月山寺の山門
天台宗の寺院で、山号は曜光山。


月山寺は特に庭が美しい。


千手堂
『あまり見かけない形の観音堂だねっ』


千手堂前に咲いていた桜
『この桜が今日の中で一番見事だねっ』


最後にこの碑一番の桜に満足して月山寺を後にした。


後は羽黒駅を目指すだけだ。


国道50号を渡るとゴールは目の前である。


14時20分、羽黒駅に到着。
万歩計は優に20,000歩を越えていた。
思ったより以上に距離を歩いた計算になる。


皆さん少々お疲れ気味ということで、整理運動は省略となった。
国道50号沿いのコンビニで買った函ビールで喉を潤す。


水戸線ホームへ。
電車は14時47分発友部行だ。


『今日は思った以上に歩いたねぇ』

『今日は大変お疲れ様でしたぁ』

昨年に続いて2度目の桜川の山桜だったが、ほぼ満開状態の桜を観ることができて、満足している。
企画した側としては、”一安心”、といったところである。
しかし、磯部稲村神社で見せられた写真のような高峯山の山桜には、お目にかかれなかった。
3年連続の企画はあまり気が進まないが、個人的には、あの写真のような景色を一度見てみたいと思う。
皆さんの強い要望があれば話は別である。


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コメント (2)
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