ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

強風もなんのその 霞ヶ浦大橋を歩く

2014年03月21日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年3月21日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第39回(2014年第9回)、「歩崎公園から霞ヶ浦大橋」を歩くウォーキングに参加した。

この日歩いたコース図
歩崎公園から霞ヶ浦の湖岸を歩き、霞ヶ浦大橋を渡って、対岸の道の駅「たまつくり」観光物産館で
買い物を楽しもうというものである。


第一集合場所の土浦市民会館駐車場に集まったのは12名。
今日は春分の日、春のお彼岸である。
皆さんお墓参りなどで歩いている暇はない、ということだろう。
『近場にしてはちょっと寂しいねぇ』と会長のぼやきも聞こえる。


車4台に分乗し、スタート地点の歩崎公園へ。
直行した4名と合せ、結局この日の参加者は16名となった。


いつもの準備体操


『今日は風が強いわねっ』
予報によると、関東地方では風速10m近くは吹くらしい。


9時49分、出発!
前方左手に見えるのは、かすみがうら水族館
霞ヶ浦の生物だけに限らず、日本国内の有名淡水生物から、海外のものまで、
多様な生物たちが、淡水世界の魅力を伝えてくれる、そうだ。


この日の先頭を務めるのは、いつも元気なOさん。
腰の具合も大分良くなったとのこと。


霞ヶ浦の湖面が太陽に反射してキラキラと光って美しい。
この辺りはまだ風はさほど強くない。


左手に歩崎観音の展望台が見える。
帰りに立寄ることにしている。


湖岸のコースは歩道と車道に分かれている。
後ろからの車を気にすることもないし、歩き易い。
話しに夢中になっていても安心だ。


歩崎観音を過ぎると広い田園風景が広がり、風を遮るものが何もない。


風が次第に強くなってきた。


少しでも風の影響が少ないと思える土手の下を歩く。


ほどなく、皆さん土手へ。
『土手の下と上では大して変わらないねっ』
土手が低いので、あまり風避けの効果がないし、草が生えていて歩き難い。


スタートしてちょうど30分、一休みしていこう。
工場が風避けになってくれる。


小さな港を通過
強風のため、漁はお休みのようだ。


霞ヶ浦大橋が近付くにつれ、北西の風が強くなってきた。
風速15m/sはあるのではないか。
帽子を飛ばされないように押さえている。


霞ヶ浦大橋だ。
対岸に”虹の塔”が見える。
橋の長さは約1Km、渡るか引き返すか迷ったが、進むことにした。


霞ヶ浦大橋を渡る。
強風で足元がよろける。
また大型トラックが猛スピードで通過すると一段と風圧を受ける。


強風のせいか、筑波山、足尾山、加波山、吾国山などの筑波連山がはっきりと見える。


”虹の塔”が次第に大きく見えるようになってきた。


かすみがうら市と行方市(なめがたし)の境界だ。
ちょうど橋の真ん中、残り約500mである。


この強風の中、我々以外に歩いている人などいないだろうと思ったら、自転車を押している老女がいた。
正面からの強風のため、なかなか前へ進まない様子だった。
『お婆さん、気を付けてねっ』


霞ヶ浦大橋を渡り始めて13分、対岸の観光物産館・虹の塔が近付いてきた。


橋を渡りきったところで土手を降り、


橋をくぐると、


道の駅「たまつくり」観光物産館だ。
時計は10時45分を差していた。
歩崎公園を出発してほぼ1時間が経過していた。


観光物産館から見た筑波山
湖面に立つ白波から風の強さが分かると思う。


観光物産館には大勢の人が買い物に来ていた。


強風のことは忘れてしばし買い物を楽しむ。
これが無ければこの日の参加者は半減していたことだろう。


買い物も終わり、引き返すことに。
『さっきお婆さんも自転車押して歩いてたもんなぁ』
他に手段はない、来た道を引き返すしかない。


帰りは強烈な向かい風である。
来た時よりも一段と強く感じる。


『いやぁ これは台風並みだぁ』
『まともに目を開けてられないよぉ』


15分ほどかけて橋を渡りきると、強かった風も少し弱く感じるようになった。
『いやぁ 一時はどうなることかと思ったわっ』
皆さん何事もなく、『一安心』と言ったところである。


東福寺を通過
線香の香りが漂ってきた。
『帰ったらお墓参りにいかなくちゃっ』


満開の梅が辺り一面に香る。


『桜が待ち遠しいけど、梅の香りも良いわねぇ』


11時39分、村の鎮守田伏鹿島神社に到着


大分お腹も空いてきたところだが、この日は弁当なしだ。
いただいたお茶菓子で一時を乗り切ろう。
『ご馳走さまぁ』


11時47分、田伏鹿島神社を後にして、


ゴールの歩崎公園を目指す。


木々や家のおかげで風も弱くなり、春の日差しが暖かく感じられる。


電柱に霞ヶ浦マラソンの距離表示があった。
23Km付近といえば、ちょうど中間地点、折り返しを過ぎた辺りだ。
一番きついところだろう。


歩崎観音様にお参りして行こう


歩崎観音仁王門
歩崎観音の山号は歩崎山。
正式には宝性院歩崎山長禅寺という。


観音堂
天平年間、聖武天皇の代に、行基菩薩が南都奈良において彫刻した十一面観音を旅の僧に与え、
この僧侶が当地に至り、山上に一堂宇を建立して安置したといわれる。
この観音像は、一説に一本の大木で三体の観音像を刻んだが、根本の材料で作られたものは下津村加茂の南円寺に、
中ほどの材料で作られたものがこの歩崎に、先の方で刻まれたものは崎浜の寺に納められ、
いずれも茨城の三観音として国宝級のものであるといわれる。(Wikipediaより)


境内の一隅に映画「米」の撮影記念碑が建てられていた。
碑の裏には監督今井正、脚本・原作八木保太郎、音楽芥川也寸志といった製作陣を始め、
出演者の望月優子・木村功・江原真二郎などの名前が刻まれているのが読み取れる。


歩崎観音展望台
『今日は遠くまでよく見えるよなぁ』


『キラキラ光っててきれいね~っ』


歩崎観音展望台を後にして、歩崎公園へ。
下りは急階段だ。
『気を付けてねっ』


階段を下ると、


直ぐ前がかすみがうら水族館である。
水族館の中庭を通って、


水族館の入口に到着。ゴールである。
時計は12時20分を差していた。


整理運動をして、
『皆さん、今日は大風の中大変お疲れ様でしたぁ』


帰りに名物の佃煮の昆布を求めて、郷土資料館前のGarden Park Shellへ。
一見、喫茶店のような造りであるが、


店の中は佃煮がずらり。
めいめい、いろんな佃煮を買い求めていた。
『うわぁ いろいろあって迷っちゃうわぁ』


かみさんの土産に買ったのは、甘口昆布(300円)と葉唐昆布(300円)
ご飯を美味しく食べてもらえるかな? それとも私の酒のつまみに?


この日は台風並みの強風のなか、歩崎公園から霞ヶ浦大橋を往復した。
風によろけながらも何とか無事に往復でき、記憶に残るであろう一日となった。
今まで雨や雪のなかのウォーキングは経験があるが、今日ほどの強風のなかのウォーキングは始めてだ。
これからもこのような状況の日があるかもしれないが、この日の経験を参考にしたい。


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コメント
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