ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

千畳敷カールに行ってきました

2013年07月27日 | ウマさんのキャンピングカードライブ
2013年7月27日(土)


今回の日本100名城巡り(伊賀上野城・和歌山城・千早城・高取城・松坂城)も予定どおり済み、
四国八十八か所巡りの高野山奥の院へのお礼参りも終えたので、
帰路の途中に、千畳敷カールへ行こうということになった。
5月のGW(5日)に岩村城を訪問した帰りには、山頂に大量に雪が残っていたため、断念せざるを得なかった。
この時は結局八島湿原に向かった。そういう意味ではリベンジということになる。

前夜は駒ヶ根市の道の駅「花の里いいじま」に泊まり、この日朝、千畳敷バスターミナル(菅の台)へ。
駒ヶ岳ロープウェイには、一般車は規制されており、バスしか行けないためだ。
駐車料金は500円である。

駒ヶ岳ロープウェイの料金混みで3,800円を払ってバスに乗り込む。
朝早かったが、バスは補助席も全て埋まり、満席状態である。
およそ45分で、駒ヶ岳ロープウェイ山麓駅(しらび平:1662m)へ到着した。


駒ヶ岳ロープウェイにも長い列が。
これでもまだ少ない方だとか。


待つこと約10分、下りのゴンドラが見えてきた。


早速ゴンドラに乗り込む。
定員は約60名なので、全員は乗り込めない。積み残しも大勢いる。
通常は30分間隔だが、乗客数を見て20分間隔、10分間隔と臨時の運転をするそうだ。
この日は土曜日のため、そのうち臨時運転になることだろう。


8時50分出発!
秒速7mという速さだから目の前の景色はあっと言う間に通り過ぎて行く。


中間点を過ぎると、次第に山の頂上(山の名前は分からない)が見えてきた。
ところどころに雪渓が見える。


日本一の高低差約950mを7分半ほどで山頂駅(千畳敷駅:2612m)に到着した。
日本で一番高いロープウェイ駅だそうである。
気温は13℃ほどで、かなり涼しい、というよりちょっと寒い感じ。半袖では厳しい。
山頂駅の土産物売り場には既に大勢の客がいた。


目の前に千畳敷カールが広がる。
一番左側の一段高い山が宝剣岳(2931m)である。


動画で見てみよう。


宝剣岳を背に先ずは記念写真だ。


千畳敷カールには人の列が続いている。


望遠で見るとつづら折りの山道を大勢の人が登って行くのが見える。


乗越浄土にも10人ほどの人影が見える。


駒ヶ岳神社にお参りをしていこう。


雪渓が残っている。


雪渓の上を歩く。


お花畑から剣ヶ池の方を見る


望遠で見た剣ヶ池


ホテル千畳敷


千畳敷カール
宝剣岳に少し雲がかかり始めた。


コイワカガミ
コマクサに似ている。


黄色い花のミヤマキンバイ


水は流れてないが、沢と言った方が良いのかもしれない。
大雨が降った時にだけ流れるのだろう。


八丁坂分岐点に到着。


かみさんはここから剣ヶ池を周って千畳敷駅に引き返すことになった。
ここで引き返すのはもったいない。ここまで来たら乗越浄土を目指すしかない。
道はそれほど悪くはなさそうだし、みんな登っている。何とか登れるだろう。


かみさんと分かれて、乗越浄土(分岐点)を目指した。
時計は9時50分を指していた。


石段のような瓦礫の道を登る。


後ろを振り返ると次から次へと登ってくるのが見える。


先ほどまで晴れていたと思ったら、急に霧が出てきて、視界が悪くなってきた。


高度は山頂駅で既に2,600mを過ぎているので、2,800m近くは登っただろうか?
途中から少し登ると息が荒くなってくるようになった。
少し登って休憩して、また登る、という具合である。


下を見ると、何も見えなくなっていた。
天気の急変を実感した。


10時27分、乗越浄土に到着。約40分かかった計算になる。
従ってこの乗越浄土辺りは2,850mほどはあると推定される。


記念撮影
右が中岳(2925m)駒ヶ岳(2956m)、左が宝剣岳(2931m)になる。


宝剣山荘が薄っすらと見える。


かみさんを待たせているため、長居はできない。直ぐに下山開始だ。
まずいことに携帯を車の中に忘れてきたので、連絡がつかない。


先ほどより、天気は回復しつつある。
山頂にいた時だけ曇ったのか、ちょっとついてない。


下山は早いだろうと思ったら、これが大間違い。
登ってくる人とすれ違うため、道が細い個所では、待たなければならない。


まだまだ人の列は続いている。
登りと下りの人が半々の状態である。


少し下って待つ、これの繰り返しである。
あまり疲れは感じないが、目の前にゴールは見えているのに何とももどかしい。


ようやく八丁坂分岐点まで下ってきた。
後ろを振り返ると、霧はなくなっていた。
山の天気はきまぐれである。


水無渓谷


伊奈前岳(2883m)の稜線が美しく弧を描いている。


ミヤマキンバイの黄色い花が美しい。


コバイケイソウとホテル千畳敷


千畳敷カール


剣ヶ池から見た千畳敷カール


すっかり霧が晴れて、望遠で見ると乗越浄土に人影が見える。


時刻は11時30分、山頂駅周辺で弁当をと思ったが、帰りのロープウェイの混雑を考えて、
早めに下山することにした。


11時40分、千畳敷駅とお別れである。
この時間帯は10分間隔のフル稼働になっていた。


伊奈前岳の稜線を見る。
真っ青な空と白い雲のコントラストが美しい


ロープウェイで一番急と云われる個所を通過。
目の前に大きな岩が迫ってきて迫力満点である。
(上りの方が迫力があるが、残念ながら撮れなかった)


岩を伝って流れる滝も見える。


中間点を通過
あっと言う間に上りのゴンドラとすれ違う。
一瞬のことだったが、何とかカメラに収めることができた。


これはまた別の滝で、落差は50mほどはあるだろうか?


間もなくしらび平駅だ。


バスターミナルまで戻るバスもほぼ満員だった。
補助席に若干の空席がある程度だ。


バスに揺られること40分、バスターミナルに到着。
車で弁当を食べ、帰路についた。


前回(5月6日)駒ヶ根市の道の駅から駒ヶ岳山頂の雪を見て登頂を断念した悔しい思いがあったので、
この日、千畳敷カールへ登れたのは嬉しかった。
一時的に雲に覆われたが、天気も良く、絶景を楽しむことができた。
乗越浄土まで一緒に行けなかったのは残念ではあるが、かみさんは満足の様子だった。
秋の紅葉の時期にまた訪れてみたい。


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コメント
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