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宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/10/17
(続き)
まこと屋を出て、次のお店はまこと屋のはす向かいにある「さきと」です。太田和彦さんが「西の横綱」と讃えるこのお店。18時口開けなので、この日の2軒目として予定していたのでした。



19時ちょうどにお店に入ると、12席ほどのL字型のカウンターにはお客さんがいっぱい。恐らく先程までお客さんがいらっしゃっただろう、入り口そばの空いている2席に座ります。お店にはたくさんの日本酒メニューが貼られています。日本酒へ行っちゃおうか迷いますが、よく分からないのでやっぱり焼酎にすることにしました。「にごり芋」(550円)をロックでいただきます。



なみなみと1杯、注いだ1升瓶をカウンターの目の前に置いてくれます。お通しはお魚のアラを焚いたもの。大好物です。店主とその奥様と思しきお2人で切り盛りされているこのお店。食べたかった胡麻サバ(900円)を注文すると、「半人前にしておきますか?」と聞いてくれます。ありがたいですねえ。



5切れほど。厚めに切られたぶりんぶりんのサバが、もちもちっとした食感でたまらない絶品。間違いなく旨いです。



カウンターは店主の仕事場といった感じで、その後ろにはたくさんのメニューが書かれた紙が貼られています。ボクの座る横には焼酎の1升瓶がたくさん。1杯目の焼酎も空いて、次はメニューの中から「金霧島」(550円)を見つけ、こんどはお湯割りで注文します。



霧島ゴールドラベルですね。後で調べてみると、いわゆる金霧島というのは冬蟲夏草酒というものらしいです。ボクの隣に、出張帰りという旦那様と一緒に夕ご飯を食べに来たとおっしゃるご夫婦が。いろんな話で盛り上がり、胡麻サバを食べ終えますがもう1杯もらうことにします。おかずも「ホタルイカ沖漬け」(380円)を追加。



「魔界への誘い」(550円)をお湯割りで。ホタルイカも旨いです。お隣のご夫婦の結婚記念日がボクと同じ、ということが分かってさらに盛り上がり、結局20:40まで。1時間40分の滞在で、お会計は3,000円弱でした。



福岡の名店がはす向かいに存在する通り。まこと家の女性店員さんや、さきとでご一緒したご夫婦のおかげで、ひとり呑みでも心温まるフレンドリーな2店を堪能し、この日も〆のラーメンを食べに長浜へ向かったのでした。
(つづく)

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2008/10/17
福岡の仕事を終えたのが17時頃。宿に戻り、博多駅から天神まで歩くことにします。柳橋を渡ったところにある市場を通り過ぎたのが17:23。



寄っていきたい雰囲気まんまんなのですが、目指す「まこと家」の口開けは17:30。時間がないので先を急ぎます。渡辺通りを急ぎ足で歩き、思ったより時間がかかって天神を通過。以前来たときより大きくなっていた岩田屋の横を抜け、大名小学校の前を通って舞鶴2丁目の信号を渡って、お店に着いたのが17:47。結構時間がかかってしまいました。



ガラガラと引き戸を開けると、「いらっしゃいませ!」と可愛らしい女性店員さんが迎えてくれました。靴を脱いで、促されるまま入り口そばのカウンター席に着席します。何でも、ボクの座ったカウンター席の2席分を除いて、カウンターもテーブル席も予約で一杯だったそうです。ラッキーでした。瓶ビールをお願いすると、カウンターの中にいらっしゃる店員さんから「うちは生ビールが旨いですよ」と。素直に従います。初めてのこのお店、高級そうな雰囲気でちょっと緊張です。



生ビール、確かに旨いです。お通しはあん肝など、紅葉おろしとぽん酢の味付けですね。こちらは藤崎にある名店「磯貝」の系列のお店。磯貝には2002年に1度だけ行ったことがあり、地魚のお刺身に感動したのでした。お刺身は何をいただこうか迷っていると、「盛り合わせがオススメですよ」と先程の店員さん。好物の鯵と鯖を入れてもらうようにお願いします。5分ほどして出てきたのがこちら。



横長のお皿に、左から〆さば、やりいか、まぐろ中とろあぶり、地あじ、くじらのうね。2きれずつ5品が綺麗に盛りつけられてます。どれも絶品。鯖は浅締めでイイ感じ。中とろのあぶりは大とろと言っていいくらいとろっとろです。1人前1,575円ですが、このクオリティでこのお値段なら納得でしょう。生ビールも呑み干し、お次は焼酎をいただきます。



黒白波のロック、420円です。なみなみと入ってこのお値段。博多ではこれが当たり前なんですよ、と先程の女性店員さんが話しかけてくれます。とってもフレンドリーな接客で、ひとり呑みのボクにいろいろと気遣ってくれます。黒霧島は東京でもコンビニで買えますが、黒白波は見たこと無いですねえ、なんて話で盛り上がります。酒の肴を追加、「たらのチャンジャ」(450円)をいただきます。



キュウリをお皿のように細工してあります。「その中にチャンジャを入れて、お召し上がり下さい」とカウンターの店員さん。いい仕事してますね。これまた焼酎が進みます。女性店員さんに「芋っぽいものがいいですねえ」とオススメしていただいたのが「黒若潮」(420円)でした。



なるほど、芋っぽくて美味しいです。気づくと店内は満席状態。予約の団体さんもいらっしゃって、お店も賑やかになってきました。酔いも回ってきたし、女性店員さんやカウンターの店員さんの温かい接客で緊張もすっかりほぐれ居心地がよくなってきました。1時間10分の滞在でごちそうさま、お会計は3,500円ほどでした。



女性店員さんから名刺をいただき、「また是非いらしてくださいね」とにこやかに送り出していただいてお店を出ます。ちょっとボクには高級なお店ですが、たまにはこんな贅沢もいいでしょう。とっても温かい気持ちになって、次のお店に移動したのでした。
(つづく)

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2008/10/16
(続き)
つきよしを出て、博多の街を歩いているとGくん、何でも馴染みのお店があるとかでひとりフラフラと離脱します。あやしいなあと思いつつも、いろいろあるのでしょう。ボクはひとり、天神の屋台「小金ちゃん」を探しますが見つからず、それではと長浜のほうを目指して歩きます。2002年5月頃、仕事で福岡に1ヶ月間行ったり来たりした時に、元祖長浜屋のラーメンを食べてその安さに驚いたのでした。天神から少し迷いながらも30分ちょっとでお店に到着。昔行った本店は更地になっていて、支店のみの営業になってます。



入り口の横にある食券を買って、お店に入ります。店内はほぼ満席の大盛況。入れ替わりで2人がけのテーブル席に腰掛け、店員さんに食券を渡します。先にラーメン(400円)、続いてビール(中、400円)が出てきました。



お店に入るときに麺の硬さをコールすればカスタマイズできますが、何も言わなかったのでノーマルの硬さでした。あっさりした味は昔食べた味と同じですね。美味しいです。



回転のいい店内、お客さんが入ってくるなり「カタ!」と叫びながら食券を渡しています。さっとラーメンを食べてさっと出て行く、ひとりあたりの滞在時間は5分ほどでしょうか。ボクはビールをやっつけるのに苦戦して、10分の滞在でごちそうさま。以前食べたときは替え玉、替え肉ともに50円だった記憶が。その時は替え玉と替え肉両方いきましたが、この日はお腹がいっぱいで、替え玉はムリでした。



再び天神まで。今度は迷わず20分ほどで歩いて戻ってきました。屋台に入ろうか迷ったものの、さすがに満腹で断念。100円バスに乗って博多の宿に戻ったのでした。
(おわり)

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2008/10/16
(続き)
ホルモンみすみを出て、春吉バス停から100円バスに乗り込みます。この100円バス、博多と天神を結んで途中をぐるりと市内を走るのですが、100円という手軽さがいいですね。次に目指すお店は、当初この日の1軒目と思っていた「うどんとちょい飲み つきよし」というお店です。こちらはふじもとさんの一押しのお店。天神の街並みを通り過ぎ、博多座前で下車。ホテルオークラのある信号で昭和通りを渡り、洲崎町というところにあります。



地図に導かれて順調にお店に到着。18時開店のこのお店、到着したのは18:04で口開け直後です。暖簾をくぐると、10人ちょっとの逆L字カウンターと、奥に小上がりがあるようですね。先客は既にカウンターに3組ほど。ボクは入り口側の端に座り、壁に貼られたメニューを眺めます。飲み物は、芋焼酎をボトル(600円)でもらってお湯割りに。そして最初のアテには「めかぶ」(180円)をもらいます。



600円で結構量がありますね。九州流にお湯を先にグラスに注いでから、焼酎を注入します。他のお客さんが注文された「たいあらだき」(380円)は、カウンターに置かれた4皿限定のようですね。無くならないうちに、ボクももらうことにします。



これがまた身がたっぷりで、食べ応えがあります。魚好きにはたまりません。それに380円は激安です。嬉しくなりながら、鯛のアラをつつきます。そしてこの頃、同僚のGくんが迷いながらもお店に到着。2人になって、Gくんは生ビール(500円)で乾杯です。刺身ももらいましょう、ということで3点盛り(680円)をもらいます。



ごまサバは残念ながら無いそうで、「天然たい」のごまを入れてもらいました。これがまた絶品。甘い醤油だれとゴマがイイ感じです。ごまサバのかわりに、「さばみりん」(380円だったかな)をもらうことに。



これまた食べ応え十分なひとしな。甘めの味付けですね。お店は満席状態です。



それにしてもかなりの人気店のようで、Gくんが来た時点で満席状態。その前にも4人連れの方が断られたり、電話でも店員さんがお断りしてたりと、入れないお客さんが続出。早い時間なら予約が出来るそうなので、予約をしておいたほうが賢明ですね。ボクらは入ることができてラッキーでした。1時間半ほど経過して、おかずもあらかた食べ尽くし、〆のうどんをいただきましょうか、ということに。ふじもとさんオススメの「ごぼ天」(550円)を注文します。



結構お腹いっぱい状態ですが、つるつるっと入っちゃいますね。あっさり出汁に、ゴボ天の油ギッシュな感じが旨いです。ぺろりと完食してごちそうさま。お会計は2人で5,200円でした。



東中島橋を渡り、博多のネオンを眺めます。さすがふじもとさん一押しのお店、安くて美味しいつきよしに満足して、博多の街を歩いたのでした。
(つづく)

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2008/10/16
普段は出張の少ない今の仕事。強引にネタを作らないと出張は出来ないのですが、滅多にないチャンスがやってきて福岡出張に行くことになりました。出張の決まった1週間前くらいから、福岡にお詳しいはまださんやふじもとさんからいろいろと情報をお聞きし、どのお店に行こうかリストアップします。これがまた楽しい作業。お店リストも完成しいよいよ当日、飛行機に乗り込みます。カウンターで確認すると窓側の席に変更出来ました。この日は空気も澄んでいて、窓からの眺めが素晴らしい。



富士山がくっきりと見えました。遠くには伊豆半島と駿河湾が。ボクの田舎、富士市はあの辺りだなあと思いながら窓にかぶりつきます。伊勢湾、大阪湾もくっきり見えて、当たり前ですが地図のまんま。小さい頃地図好きで、枕元にはいつも地図があったボクにはたまりません。そんな楽しい移動のあと、福岡空港について先に現地入りしている同僚に連絡をすると、その日予定していた打合せが翌日に延期になったと。いやはや、時間が空いてしまいました。予定変更、宿にチェックインして荷物を置き、予定していなかったお店を目指します。博多駅から100円バスに乗って、春吉で下車。



ホルモンみすみです。G.A.さんの「至高のはらわた」にも紹介されていて、メニューはホルモンしかないというお店で気になっていたのでした。開店時刻は17時で、到着は少し遅れて17:06。ガラガラと引き戸を開けてお店に入ると、先客が1名、カウンターの右隅で佇んでます。8席ほどのL字型カウンターには2つ、串を煮込む鉄板が置いてあって、ボクは左側の鉄板の前に着席します。店主は開店準備でお忙しいご様子、5分ほど待ってビール(大、530円)をもらい、お店の様子や店主が用意する串煮込みの鉄板を眺めながらゆるゆるとビールを呑みます。待つこと10分ほど、煮込みがやってきました。



注文するまでもなく、ネギ(100円)とホルモン(1本190円)が3本、自動的にやってくるというシステムのようです。ネギをたっぷりかけてひとくち食べてみると、あっさり過ぎずこってり過ぎないもつ煮込みといった感じ。スープがこれまた旨いです。2本ほど食べ終えると、店主が右側の鉄板でぐつぐつと煮込んだ串を、ボクの前の鉄板に移してお玉の柄をボクの前に向けておいてくれます。「汁もとって下さいね」と寡黙ながら愛想の良さそうな店主です。



目の前の鉄板から串を勝手にとって、ネギをかけてスープもかけていただきます。2人ずれのお客さんの会話だけがBGMで、常連さんらしい最初にいらっしゃったお客さんは、店主とはひとことも話をされません。なんだかあうんの呼吸のような、そんな感じの店主と常連さんの様子を眺めつつ、5本目の串を食べ終えスープを飲み干しごちそうさま。



ちょうど30分の滞在。ビール1本にホルモン5本で、お会計は1,580円でした。ホルモンはちょっとお値段が高いかなと思いますが、ここでしか味わえない独特の串煮込みでした。



春吉のバス停に戻ると、東京では既に暗いはずの17:40の空はまだ明るいです。西に来たんだなあと実感しつつ、思ったよりお腹も満たされて100円バスに乗り込んだのでした。
(つづく)

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2008/10/14
(続き)
早めに終了の宇ち多゛を出て、次に向かったのは二毛作です。この日は何となくラフロイグソーダが呑みたかったのでした。二の字のカウンターに3人並んで着席、店主のNさんにラフロイグソーダを注文します。



薄張りグラスが嬉しいですね。すっきりした感じですが、やっぱりウィスキーはウィスキー。普段あんまり呑まないのですが、たまに呑むと美味しいです。アテには、のりおでん(200円)をいただきましょう。



Nさん、3人にそれぞれ分けて出してくれました。ありがたいお気遣い。恐縮です。そしてちょうどこの頃、えいめんさんがいらっしゃって注文したのはさんまの塩焼き。これがまた旨そう。さんまに惹かれつつも、我々はトマトおでん(400円)もいただくことに。



これはさすがに分ける訳はなく、みんなでつつきます。ラフロイグソーダを呑み干し、お次はボウモアをソーダで割ってもらいました。



アイラモルトの双璧と勝手に思っているラフロイグとボウモア。ボウモアのほうがより癖が強いというか、独特の香りがありますね。ソーダ割りにして呑むのは初めてですが、これはこれでよりドライな感じがします。最後にカレー(500円)を注文。



〆にカレー。3人でシェアしますが、これがまた旨いです。Iさん、Mさんにも大好評でぺろりと完食。お腹も満たされ、酔いも程よく回ってイイキモチ。1時間ちょっとの滞在で、お会計は3人で4,200円でした。いつもならもう1軒というところでしたが、この日は大人しくこれにて終了で帰りましょうということに。程よい酔い加減で、21時には京成電車に乗って帰宅したのでした。
(おわり)

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2008/10/14
火曜日のこの日、いろいろ仕事も残っているものの何だか宇ち多゛に行きたい気分。すると隣に座る元感激王Iさんから、「今日どうですか?」と振りが入ります。おっと、考えていることは一緒のようですね。バタバタしているなか、18時の直前に上司に「所用で」と定時に帰ることを告げ強行突破。左隣のMさんも誘って立石号を目指します。いつも通りの時間に到着。表側は結構並んでます。



タイミングが悪かったようで、10分ちょっとで3番の大鏡下が1つだけ空きました。ボクが先に入って、梅とガツアブラお酢をいただきます。



超ドライな梅。この日は煮込みも終わっちゃったようで、焼くのもいつもの4種類。シロ・ガツ・レバ・アブラのみです。程なくIさん、Mさんも入店でき、3人で大鏡下に並んでいろいろ注文します。



アブラ多いのタレ。Mさんはいつものようにサイダー。ボクの梅割りを入れて、サイダーハイで呑ってます。



2つ目の梅。これまたドライ。うんと辛めって感じです。



レバ塩うんと若焼きが、よく焼きになって出てきました。まあこういうこともたまにはいいでしょう。レバはきっちり焼くと、全く別物といった味わいです。



普段あまりいただかないガツたれ。たれの旨さが強調されますね。これはこれでアリです。この日は19:15頃には既にアブラ終了。それではシロ系に入りましょう。



まずはシロ塩。旨いです。梅も3つ目に突入。



梅はほんの数滴。受け皿の焼酎をMさんのサイダーに投入して、梅を啜ります。



シロたれを頼んだら、1本だけ残っていたカシラを混ぜてもらえました。ラッキー。ありがたくいただきます。それにしてもこの日は相当混んでいたようで、19:30頃には焼くものが少なくなり、焼き台の火を落とし始めたようです。最後にシロたれをリピート。



弱火でじっくり焼いた感じのシロたれ。炭の香ばしさが強調される旨さです。最後に梅を半分いただきます。



ほぼすり切り1杯のこの日の半分。あんちゃん、大サービスです。19:45頃にはお客さんもまばらになり、我々も19:50にごちそうさまをしました。この日は梅3つ半で大満足。嬉しいこともたくさんあった、突発宇ち入りだったのでした。
(つづく)

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2008/10/12
この日の前日、ボクがはまださん伊野さん達と門仲、森下と呑み歩いている間、実はふじもとさん宅でのホームパーティが開催されていて、21:00頃には合流する予定だったのですが、山利喜で閉店時間までたっぷりと呑んでしまい、ふじもとさん宅への到着は23:00過ぎ。にっきーさんたちが帰られるところで、入れ替わりでふじもとさん宅にお邪魔し、なおとんさん手みやげの鳥房半身揚げの残りで、歩く酒場データベースKさんご夫妻手みやげの森伊蔵を呑みつつ、既に出来上がっていたのでバタンキュー。そしてこの日の9時頃までぐっすり寝させていただき、ふじもとさんとけだるい朝のひとときを過ごしながらも、せっかく西武線まで来たからと界隈の昼酒OKなお店に思いを巡らせます。ふとひらめいたのが御天。「御天は昼からやってますよね」ということでふたりで向かいます。途中、最近ホットな鉄板焼き居酒屋、こいくちやを発見。



当然やってません。そしててくてく歩いて下井草まで。銀行に寄ったりして、御天への到着は12:26でした。素面でこのお店にやってくるのはこの日が初めて。明るい昼間で、お店の外観はこんなだったんだとつくづく眺めます。



ちょうどお昼ご飯どき。カウンターには数名、ランチとしてとんこつラーメンを食べていらっしゃる方がいますね。そこで我々は店員さんにビールを注文。なんだか優越感を感じてしまいます。アテにはまずせん菜炒めから。



ボリュームたっぷりです。昨日の深酒で二日酔い状態、プレミアムモルツは完全に迎え酒状態です。2杯も呑めばさっきまでの二日酔いでけだるい感じが、嘘のように気持ちよくなってきます。ヤバイですね。



ビールを2人で2本空けたあと、シークワーサーサワーにシフト。甘いのと甘くないのがあるようで、当然2人とも甘くないのを注文です。これがまたイイ感じで爽やか。美味しいです。この頃、ももたまなさんも到着。3人になって乾杯です。



タラモサラダ。これもボリュームたっぷりで食べ応えありです。シークワーサーサワーをおかわり。



昼酒バンザイな感じになってきました。呑めるラーメン屋さんって多いので、昼に呑む場所に困ったときはいいかもしれませんね、なんて完全に呑んだくれの会話になってます。



ブロッコリもたっぷり。ちゃんと茎の部分をスライスして茹でてあるので、美味しく食べられます。そして満を持して〆のラーメンです。



ゴマをたっぷり。紅しょうがは少し。後半、高菜を投入するとピリ辛味になります。もちろん替え玉もいっちゃいます。



粉落とし。茹でるというより、さっとお湯にくぐらす程度です。バリかたより硬いですね。すっかりお腹いっぱい。昼真っからヘビーに呑んでしまいました。すっかりふじもとさんにお世話になってしまった、そんなダメダメな週末だったのでした。

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2008/10/11
(続き)
だるまで2時間弱盛り上がり、清澄通りに出ててくてくと歩き始めます。だるまで次のお店をどうするかと相談の結果、森下の山利喜に行ってみようということに。ボクは山利喜は初めて。太田和彦さんが挙げる3大煮込みのひとつの名店。行きたいと思ってはいたものの、これまで縁がなく、是非行きましょう、ということになったのでした。



長谷川平蔵も行き来しただろう川を渡り、途中どじょう鍋の名店伊せ喜の佇まいを見て、森下の交差点に着いたのが30分後の19:30頃。ところが先にお店に向かってくれたKさんとはぐれてしまい、しばしお店を探して交差点付近をうろうろし、ようやくお店を見つけました。



山利喜もりもり店。もともと本館・新館とありますが、本館は現在立て替え工事中で、こちらで仮営業中とのことです。19:30のお店は満席状態。しばらく待っているうちにも次々とお客さんがいらっしゃって、諦めて引き返す方たちもたくさんいらっしゃいます。さすが人気店ですね。20分ほど待って、ようやくカウンターに座ることができました。酎ハイ(380円)をもらって乾杯です。



お通し(250円)は和風ですが、煮込み、ゆでとん意外は洋風なおかずが多く、まるでビストロというのははまださんが書いていらっしゃる通り。素敵な料理が続きます。



「自家製 田舎風テリーヌ」(560円)。美味しいです。



「ガツ刺し生姜醤油」(500円)。ボイルしたガツですが、ネギやおろし生姜だけでなく、分葱もぱらっとかかっていてお洒落ですね。しばらくしてカウンターの他のお客さんが帰られて、ゆったりとカウンターを我々5人で占有させていただきます。



「煮込み玉子入り(ガーリックトースト2枚付)」(700円)。いよいよ3大煮込みの1つをいただけます。これで個人的には大はし、岸田屋に続いて3大煮込みコンプリート。ここまで辿り着くのに、下町酒場に通うようになってから5年以上もかかりました。お味のほうは、コッテリとした牛のシロの部分で脂身たっぷり。なるほど、特徴的で他にはない味ですね。美味しいです。



「イワシと野菜とトマトのマリネ」(600円)なんかもいただきます。洋風ですね。



「ゆでとん」(3本450円)はテーブルに備え付けの「醤油ベースの特製たれ」と「ピリ辛ソース」、ゆでとんと一緒に出てくる「柚子胡椒」をお好みで、とメニューに書かれてます。個人的には柚子胡椒がヒットでした。酎ハイも空いて、やっぱりワインをいただくことにします。



いろいろありますが、1杯600円~1,300円。ボクはワインの味はよく分からないので、600円ので十分です。



結構たっぷり注いでくれました。予想より大盛りでもらったりするこういう時は、貧乏性なボクは嬉しくなっちゃいます。小さな幸せですね。村上春樹の書いていた「小確幸」を思い出します。19:50頃になり、テーブル席も空いたのでそちらに移らせていただきました。



「マッシュルームいりオムレツ」(600円)。洋風ですね。




「クレットチーズとじゃがいものガレット」(500円)。これまた洋風。




「和牛ローストビーフ(西洋わさび付)」(600円)。ワインにぴったりです。他に「鴨のそぼろとレタスの生春巻き」(1本400円)なんかもいただいて、ワインもしこたまいただいて楽しい2時間。お会計は5人で21,880円でした。ちなみにこの「もりもり店」というお名前、以前ここで営業していたもんじゃ焼きやさんのお名前をとったそうです。本館が再開するのが来年の11月だそうなので、それまでの営業だそうです。新しい本館も、どのように古い雰囲気を残しているか楽しみですね。
(おわり)

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2008/10/11
この日の数日前に、はまださんから「伊野さんと立石に行きましょう」とお話をいただきます。それでは気合いを入れて、口開け宇ち多゛から始めましょうかと思っていたら、伊野さんは土曜日用事を終えて合流出来るのが都心で16:30頃とのこと。それだと立石に17:00くらいにになってしまい、宇ち多゛は完全に閉まってます。路線変更して、はまださんがオススメの大坂屋でスタート、門仲界隈にいたしましょうということにして集合は16時。はやる心を抑えつつ、銀座から歩いて門仲まで向かうことにします。



歩行者天国の銀座中央通り。時刻は15時前なのに、日差しは既に傾き気味。秋ですねえ。鍛冶橋通りを歩いて永代通りに合流。永代橋を渡ったのが銀座から歩きはじめて20分後くらいです。



隅田川を走る観光船か海上バスのたてる並みあとを見つつ、橋を渡ります。はまださんも早めに到着されたようで、15:50頃に落ち合って魚三の行列の様子を見に行くことに。



100人ほどでしょうか。大行列です。すっかり永代通りの16時前の風物詩となってますね。富岡八幡宮を経由して、16時ちょうどに大坂屋へ到着、程なく下町在住で下町酒場通のKさんも合流されて大坂屋の開店を待ちます。



ところが開くはずの大坂屋はいっこうにシャッターが降りたまま。はまださんによると、土曜日は気まぐれで貼り紙もなく休むことがたまにあるとのこと。伊野さんも早めに到着されて、4人でねばり強く待ちますが、20分ほどしたところで「これは今日はダメですね」と見切りを付けます。玉子スープを是非いただきたかったのに、残念と思いつつ再度路線変更で向かったのは近くのだるまです。



はまださんは17時開店と思っていらっしゃったというだるま。なんでも16時開店だったようです。口開けのお客さんとなって、4人並んでカウンターに座ります。飲み物の注文は4人ともチューハイ(400円)です。



1発、2発とカウントするだるまのチューハイ。すっきりドライな焼酎炭酸割りを、テーブルに置いてあるシロップで好みに味を付けます。最初はちょろっとレモンを垂らして乾杯。土曜の16時過ぎからのむチューハイは、幸せの味がします。



最初にもらったのは「牛もつ煮込み」(600円)と、「サラダ盛合せ」(600円)。



それに「串カツ」(600円)です。どれもボリュームたっぷり。サラダはポテサラ、マカサラ、レタスにトマトとまさに盛りあわせです。チューハイも2発目をいただきましょう。



この頃、ボクは初対面のEさんが合流。5人になって改めて乾杯。おかずも追加しましょう、ということで「煮こごり」(450円)をもらいます。



ハード系な煮こごりですね。これはこれで美味しいです。そしてはまださんが「これはいただいておかないと」と追加したのが「鳥つくね焼」(600円)、鳥あみ焼(800円)です。



つくねは、まるでハンバーグのよう。甘辛のたれに辛子を付けていただくと、これがまた旨い。チューハイが進みます。



鳥あみ焼きは、前回来たときにお店の入り口にある焼き台で店主が焼いていて、旨そうだなあと眺めていたものでした。食べてみて、やっぱり思った通り旨かったです。



気がついたら店内は満席状態。入店出来ないお客さんが出てくるほどです。2時間近く盛り上がり、チューハイは何杯、いや何発いただいたか。おそらく4発ほどでごちそうさま。



ひと言で言うと元気のある下町酒場ですが、だるまはだるまで独特の雰囲気がありますね。楽しく美味しいひとときでした。入り口で元気にお客さんを迎える店主に手を振りながら、ゴキゲンモードでお店をあとにしたのでした。
(つづく)

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2008/10/10
(続き)
宇ち多゛で梅3つ、二毛作で3杯呑んでかなりゴキゲンモード。おっとこまえHさん、歩く酒場データベースKさん、ひよっこSさんの3人で3軒目に向かったのが秀です。



お店の中を覗くと、この日も賑やか大盛況な店内の様子。それでもラッキーなことにカウンターが空いていました。



4人並んで、注文はみなさん秀特製ハイボール(300円)です。



秀のマスターとママさんが研究して、昔美味しいと思った焼酎ハイボールの味を再現したという特製ハイボール。そう伺うと、なんだか絶妙なバランスのような感じがしてきますね。美味しいです。



アテには「マカロニサラダ」(280円)と「クラゲポン酢」(380円)をもらいます。遅い時間にお邪魔したにもかかわらず、結局ボール2杯で閉店時刻近くまでお邪魔しちゃいました。



かなりイイ感じで酔っぱらって、さすがにこの日はこれにて終了。へべれけになりながらも、大人しく立石駅から帰途についたのでした。
(おわり)

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2008/10/10
(続き)
宇ち多゛を出て、歩く酒場データベースKさん、おっとこまえHさん、ひよっこSさんの3人と次に向かったのは二毛作です。宇ち多゛から歩いて20秒。宇ち多゛と同じ臙脂の暖簾をくぐって、幸運にも空いていた二の字の手前側に並んで着席します。



最初にいただいたのはジンソーダ(600円)。普通はトニックウォーターで割ってジントニック、またはライムを搾ってジンライムのところを、ライムも入れずにただ炭酸で割っただけのジンソーダ。ドライで、ジン本来のほのかな甘みを感じられます。20分ほどで呑み干し、もう1杯いただきます。



こちらの薄張りグラス。これも何となく味に影響がするような、とっても美味しくいただけますね。話も盛り上がり、もう1杯ずつもらっちゃいましょうかということで、次はかち割りワイン(400円)をもらうことに。



結局1時間20分もお邪魔しちゃいました。イケメン店主のHさん、オリラジ似のNさんにごちそうさまをしたのが21:25頃。3杯ももらっちゃって、かなりゴキゲンモードに。



仲見世商店街を抜けて、立石駅に向かいますがその途中、やっぱりもう1軒いっちゃいますかということで線路を渡ったのでした。
(つづく)

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2008/10/10
金曜日。この日はおっとこまえHさん、歩く酒場データベースKさんと宇ち入りしましょうという日。いつもの立石号に乗るべく、新橋駅でHさんと落ち合います。Hさんとは久しぶり。電車に乗っていると、途中からひよっこSさんが乗り込んできました。引っ越しして遠くなってしまったSさんも、久しぶりの立石号でのバッタリですね。さらに途中からKさんと合流し、4人で立石に到着します。5分ほどで大鏡下に空きができ、あんちゃんから「1人入ってて」と声がかかります。



梅をもらって、コブクロは硬いのを2本もらいます。この日もこの時間でコブクロとは、ラッキーです。そして五月雨的に4人並んで座ることができました。最後のカシラ塩をいただきます。



割とよく焼きなカシラ塩。ハツ生お酢ももらいましょう。



ハツの生は、焼くハツと部位が微妙に違うらしい、というW/Kさんから伺ったお話で盛り上がります。それじゃあ、焼くのももらいましょうというとで、ハツ素焼きお酢をもらいます。



ぷりっとした食感のハツ素焼きお酢。生のほうがあっさりさっぱり、焼いた方は若干こってり感がでるような感じでしょうか。レバ生もいただきたいですね、ということでお酢を入れるか入れないか、それとも塩?などと迷いますが、結局オーソドックスにお酢でお願いします。



レバ生お酢もぷりんぷりん。美味しいです。梅もおかわり、2つ目です。



大鏡下の席。いわゆる3番。裸電球の光がいい具合に差し込んで、梅割りグラスで拡散して綺麗です。たくさん頼んだおかずのお皿もあらかた綺麗になり、おかずを追加。まずはおしんこお酢とガツ塩です。



肉厚なガツ塩。旨いです。そしてアブラ多いのお酢ももらいましょう。



アブラも旨いですねえ。1人だと3皿、多くても4皿が限界ですが、この日はいろんなものがいただけて幸せです。さらにシロたれもいただきました。梅も3つ目です。



途中行列もなくなり、ちらほらと空席ができるなど比較的まったりしてますね。20時近くになって、梅も呑み干しお会計。この日は梅3つで大満足。



お片づけモードの店内、今日は少し残業になりそうな宇ち多゛スタッフのみなさんにごちそうさまをして、お店を出たのでした。
(つづく)

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2008/10/04
(続き)
富士屋本店を出て、この日のメインとして予定していたKongに向かいます。



ところが、20:30頃の店内はお客さんでいっぱい。5人の我々は入れません。ということで来た道を引き返し、次の候補はジョイタイムです。



こちらはここっとさんがKongに通う前によく行っていたというお店。とにかく安いのです。



階段を降りてお店に入ると、ちょうどいい具合に入り口側のテーブル席が空いていました。そちらにお邪魔して、まずは生中(280円)やグレフルサワー(280円)、グラスワイン(280円)をもらって乾杯です。



ビールは一番搾りの生。それで280円というのはかなり安いですね。おかずもじゃんじゃん頼んじゃいます。



左から「シャウエッセン盛り合わせ」(320円)、「チキンシーザーサラダ」(430円)、「カニクリームコロッケ」(1個110円×3)、「生ハムサラダ」(320円)。



この日も枝豆があとからやってきました。そして奥にあるのは「チキン&ポテト」(350円)。他に「野菜スープ」(180円)や「ドリア」(520円)も注文してビールもおかわりです。



ビールを2杯呑んで、次は「ボトルワイン赤」(980円)に切り替えます。



750mlで980円。サイゼリヤは500mlで370円。いかにサイゼリヤのワインが安いか、ということですね。時間切れのここっとさんご夫妻は途中で帰られ、4人でもう1本ワインをもらい、結局22:40にごちそうさま。お会計は6,530円。安すぎです。



学生時代のような感覚に戻った、そんな気持ちで246を渡って電車に乗り込んだのでした。
(おわり)

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2008/10/04
この日の数日前に誕生日を迎えたここっとさん。その誕生祝いとして、みんなで呑みましょうということに。はまださん古典酒場のトークショーへ出席されてから、ということで集合時間は19:00。Jリーグの中継を見終わって、夕方家を出て集合場所の富士屋本店へ向かいます。



ほぼ19時ちょうどにお店に着くと、既ににっきーさんが到着済み。ハムキャベツで1杯やってらっしゃいました。ボクもビールをもらって、「肉しゅうまい(5個)」(350円)をもらいます。



焼売を、厨房真ん中にあるフライヤーで揚げて完成。なかなか食べ応えのある1品です。そうこうしているうちに、ボクがテレビで見ていた試合を味の素スタジアムで観戦されてきた呑んだフルさんが到着。しばしサッカーの話で盛り上がりつつ、ここっとさんご夫妻、はまださんも続いて到着されて全員揃いました。飲み物はホッピーにシフトです。



ホッピーは1本200円。これに、寶焼酎25度の360ml瓶が600円です。どちらも常温で、グラスに氷たっぷりいれてくれます。



ソト2、ナカ1本でホッピーが5杯くらいできますので、1杯はおおよそ200円くらいですね。やはり大人数だと安いです。そして食べ物もいろいろ追加。



「ハンペンチーズ揚」(250円)。



「シャケカマ焼」(400円)。



すぐそこにあって、正体が分からなかった豚キムチ。レンジでチンして出してくれます。たしか350円。



飲み物はレモンサワーに切り替えます。結構呑んで1時間半ほどでごちそうさま。ワイワイと楽しく盛り上がりながら次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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