宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/05/27
(続き)
ゑびす屋食堂でまったりしすぎた感もあり、都営線を蔵前で乗り換えて、門前仲町へは予定より遅れて到着です。先日の感動の魚三以来、いつ再訪しようかとずっと考えていた魚三に向かいました。雨の降る中、既に100名を超えようかという大行列ができていて、ボクの着いたのはちょうど開店時刻。大行列を作っていた人たちがどんどんお店に吸い込まれていきます。行列の最後尾から徐々にお店に近づき、一階のカウンターは既にぎゅうぎゅうのお客さん。二階へ上がると、こちらにも二つのコの字型カウンターが並んでいます。かろうじて空いている席に着席し、まずは瓶ビール(480円)をいただきます。



冷水に浸けられて冷やされた瓶ビールです。スーパードライ、旨いですねえ。2階席は1階とは若干システムが違う様子。お客さんがショーケースのところへ行って勝手に刺身をとってきてます。二つあるカウンターにそれぞれ女性の店員さんがいてお客さんの注文をさばくのですが、開店直後は注文が集中するのでお客さんが直接持ってこさせるのでしょうね。ボクはおとなしくおかあさんに鮪ブツ(230円)を注文してしばし待ちます。すると他のお客さんの注文と一緒に、お盆代わりの発泡スチロールにたくさんのお刺身を載せて持ってきてくれました。



お約束の鮪ブツ。やっぱりエッチです。心なしか、前回より若干量が少なめかな。ビールも空いてしまったので、お酒(180円)を頂くことにしました。



大きな徳利で燗を付けられたものを、コップにたっぷり、受け皿にこぼれるまで注いでくれます。ぬる燗な感じで旨いです。ホントは日本酒苦手なのですが、美味しくいただいちゃいました。店員のおかあさんがお客さんをいじり、そんなやりとりでお客さんどうしも自然と仲良くなってしまいます。常連さんで、店員のおかあさんと同級生という方がまたたくさん話題を提供してくれて盛り上がります。そして話題だけでなく、「これおいしいですよ」とおかずをおすそ分けしてくれました。



ひこいわしだそうです。確かに細身だけど味が濃い感じで美味しいですね。美味しかったです。ごちそうさまでした。鮪も平らげ、次にいただいたのはアラ煮(50円)です。



魚はアラのところが大好きなボクとしては、この50円というのは驚愕な値段ですね。おそらく儲けはないのでは。50円でも、ちょっとぱさっとした感じながら、味はもちろん旨いです。しかも量もたっぷりでこれだけでいいつまみになりますね。お酒もお代わりです。



お酒をお代わりした頃、さっきの常連さんがお会計。食べきれなかったからとおしんこをボクにくれました。鮪ブツとアラ煮しか頼まないボクを不憫に思ってくれたのでしょうか。恥ずかしながら、ありがたく頂戴いたしました。もう一杯お酒を飲めそうなくらいのおかずの量になってしまいましたが、さすがに3杯行っちゃうと真面目に逝ってしまうので、少しのお酒でたくさんのおかずという感じ。二杯目のお酒を飲み干し、おしんこを詰め込んでごちそうさまです。お会計は1,120円。それでもおかあさんはにこやかに送り出してくれました。



一階席はやっぱりぎっしり超満員でかなりの熱気です。雨の土曜日なのに、さすがの人気店ですね。



お店の前にも行列が。今度はいつ来ようかと考えながら門前仲町の駅に向かいました。
(つづく)


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