年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

茨城県筑西市(ちくせい)を都立中央図書館で調べる

2024年06月23日 | 宅老のグチ
叔父の陸軍飛行学校を調べていて、軍歴から栃木県宇都宮の飛行学校と長い間思っていた。しかし先日訪問した靖国神社偕行図書室で、特操一期生写真集で宇都宮でなく、茨城県下館の陸軍飛行学校の写真があった。そこでネットで調べると、まだ飛行場の痕跡が残っているようで、一回は行って見たいと思うようになって来た。埼玉県桶川市には旧陸軍飛行学校の木造隊舎が保存されていて、見学に行った。木造の隊舎で訓練をしていた様子が解かる。どの飛行学校でも航空機の離発着に必要なまっすぐで平らな敷地と物資の運搬に適したところが選ばれる。桶川の熊谷陸軍飛行学校は、河川敷の広い滑走路を確保できていたようだ。
 今から20年ほど前に全国の市町村が国の補助金で整理統合が促進されて、多くの新しい名前の市が生まれた。茨城と栃木の中間の市は駅名で下館という名前を知っているだけで、筑西市とネットで出てきた時は字面から筑波山の西側の市だろうと思うが頭の中で地図が出てこない。下館は有名ではないが鉄道ではJR水戸線・関東鉄道などを中心として鉄道の結節点だった。
 都立中央図書館の3階に地方史の開架の書庫があって、閉架の所と違って、本の背表紙を眺め、手に取り目次を眺め、良さそうな本を読むことにしている。しかし茨城県の地方史の所で筑西市史が見つからない。そこで3階の案内所で聞くとパソコンで探してもみつからず、一階の総合案内所で聞くように回された。そこで気が付いたのだが筑西市はまだ新しい市名ということだった。このことは今年のJR東日本のキュンパスで一日1万円でJR東日本の新幹線等々の鉄道の乗り放題で、奥州市水沢へ行き、高野長英記念館を訪問した。この計画をするとき、新宿の都庁の展望台見学後、一階でウロウロしていたら、全国各地の観光案内のパンフレットがあるところを見つけた。そこで岩手県水沢市を聞いたところ、パソコンを操作し、奥州市と言うことになった。平成の地名の大変更でまだ頭は昭和の地名が残る。
 中央図書館の司書さんの検索でおおよその図書から飛行学校の歴史が元の下館市史から見つけることが出来た。それによると先の戦争が激化して、下館の地が割と平坦と言うことと交通の便から選ばれたように見える。しかしこの飛行場には米軍の攻撃が頻繁にあって、女子学生が亡くなっている記述を読むと銃後だからと言って安全では無かった。まして今はドロ-ンという無人攻撃があって、広範囲に戦闘地帯となる。
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