年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

目覚まし代わりの携帯の緊急地震速報

2024年06月03日 | 宅老のグチ
朝うとうとしていたら、携帯が騒いで、思わず立って、様子を見るが揺れない。チョット後で北陸の震源地という情報。またもや連続地震で小さな地震でも連続すれば新耐震基準の建物でも倒壊する恐れが増えるとしった。恐るべし日本の自然災害。
 落ち着いてNHKのニュ-スと天気予報。東京は昼間は晴れそう。ついでに虎と翼。GHQが出て来る。テロップで昭和22年と言う。叔父の遺品・遺書が消えた、消された時期と推測している時代でGHQがどのように思われていたかが知れる。多くの80代以上の人の記憶がある時代とおもう。GHQの最高司令官マッカーサーと昭和天皇の記念写真は強烈な印象がある。それは背の高さで日本人のコンプレックスを現実化した写真だった。戦前では天皇の写真は学校などで神格化され、写真の焼失、破損等の不祥事で多くの学校関係者が処分された。今は戦後に奉安殿は破壊されごく一部に残るだけとなった戦争遺産である。
 このマッカ―サーとの写真が戦後の日本で鬼畜米英と教えられた人々の反抗心を抑えたと思う。そこで戦争継続を見込んでいた米国農産物が余り、ソ連の東欧への圧力と中国の内乱拡大と日本の赤化を恐れ食料供給と切り札として日本に余剰農産物が来たようだ。印象に残るのが学校給食に牛乳・パンでコメ余りとなるまで日本の小学生はパンに馴染んだ。地方では学校給食が普及するまで弁当だったのでご飯の世界と記憶する。それでも今から思うと粗末な食生活で平均寿命が20年も伸びた原因を解明し、自分も納得いく論文はまだ知らない。ただ言えるのが沖縄が日本に返還されるまで、平均寿命が日本一だったのが今ではかなりランク落ちた県となってしまった。この話は築地市場の講演会で聞いた話で米軍の払い下げの激安のラード缶詰で沖縄ゴーヤチャンプ-を作ったため、血管に脂肪が貯まったという。講演を聞いたときは信じられないと思った。今でも沖縄の平均寿命が下位のランク県である。最近まで沖縄には鉄道が無く、ガソリンが安いので車社会となり歩行運動が減り、急速に体形が変化したようだ。
 1ドル360円の時代は米軍兵士には多くの日本人があこがれていたが200円を割り100円になるとハワイが憧れの地で無くなり、普通のリゾ-ト観光地となった。今1ドルが160円となり、アメリカの物価高とインフレでハワイの不動産を持っている日本人は管理費等の上昇が激しく、報道によると負動産化しつつあるという。栄枯盛衰が昔の速さより早い。十年一昔から5年一昔という気がする。最近ではコロナの3年一昔となったようにおもう。コロナ以前の日本と今の日本は違う。物価上昇で値上げが普通となり、就職困難も消え、転職業界のバブルが感じる。ホテルが稼働率競争から、空室でも安い部屋を埋めようとしていないことが時代の変化と感じる。
 栄枯盛衰の記憶のある高齢者はいまどう思っているのだろうか。初任給が急上昇し、長い間の勤務者との差が無くなりつつあるという。これは大卒の効果が消えると感じる。一生勉強の世界で、高齢者がスマホの扱いに参戦しないと、生きられない。近くのス-パ-でセルフのレジは本日ポイント5倍と店内放送をしていた。多分パ-ト時給競争で転職が増え、補充できず対策している気がする。間も無く近所の普通の夜間営業(10時過ぎ)のパ-トは時給2000円を超す。上野はもっと早い。
 
コメント
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