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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福神漬の缶詰業界団体の中での位置

2023年07月15日 | 福神漬
日本の缶詰業界の機関誌と言う(缶詰時報)は大正11年に創刊されていて今でも継続している。今は缶詰だけでなく、ビン詰め、レトルト食品の情報誌となっていて、100年の歴史がある。今は漬物業界の人も缶詰業界の人も福神漬が大正の発足時にはかなり重きを置いていた食品であったことを国会図書館オンラインで検索すると毎回のようにに、統計や缶詰品評会での福神漬が検索で出て来る。さらに広告もあって今は酒悦と防衛省向けの缶詰しかないが多様な福神漬缶詰の宣伝広告が見える。

 まだオンラインでの缶詰時報の調査では戦後には福神漬缶詰の記事が見当たらない。戦前でも戦争末期には日本缶詰史の編集記事の所に出ていて、まだ原因が判らない。
 2007年5月の連休明けの水曜日に日本缶詰協会はJR有楽町駅前の有楽町電気ビル北館12階にあった時、築地市場から自転車に乗って訪問した。5月の連休明け1週間過ぎると、青果物が安くなり暇になる。もう15年以上前の記憶で当時の缶詰協会の人から築地市場移転問題を聞かれた思い出ある。今でも缶詰協会の中で福神漬は戦前には重きがあるということで史料を送ってもらった。そろそろまとめる時期が来た気がする。 
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