年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

歌舞伎の見方のお勉強 三宅坂国立劇場で

2023年07月19日 | 宅老のグチ
 引っ越して1年になって、郵便局の転送の時間切れで、必要な転居届で漏れが無いかを確認していた所、図書館カ-ドの転居届で国会図書館カ-ドの届け出が洩れていた。オンラインで転居届が出せそうで良く内容を見ると次のように書いてあった。
本人確認書類を写した画像(JPEG形式またはPNG形式)のアップロードが必要
スマホ初心者には無理と思って、国立劇場の脇を通るたびに、国会図書館の窓口に行って更新したほうが良いと思っていた。間も無く国立劇場が解体になる。そうすれば当分更新のための付近を歩くこともない。
 どうしても国会図書館で読まなければならない文献がある。
 明治の公益問答新聞という。この文献はマイクロフィルム化(国会図書館ではマイクロフィッシュと出て来る)されていて、紙媒体では駒場の日本文学館で10程見ることが出来た。この駒場の文献では福島事件の佐藤清がまだ編集責任者で、新聞社主服部撫松(誠一郎)の編集方針と対立した自由民権運動の花香恭次郎の名前が消えていた。そこでいつ退社したかを調べるには国会図書館で見る必要がある。さらに河野広中関係文書も見てみたいと思う。でもそこまで窓口を広げると福神漬の逸話調査から離れる気がする。すでに高野長英の捕縛時の死去時の扱いで当時の南町奉行遠山景元(金さん)の歌舞伎を今年初めに見た。(遠山桜天保日記)
 この芝居のあらすじは図書館と築地の大谷図書館で事前に調べていたが明治の台本で筋が難しく、さらに平成の上演の台本を大谷図書館で読んだがまだ難しく、今の令和の観客に解りやすく直され、正月公演として華やかに終わった。それでも今回の上演台本を購入してやっと理解して今に至る。そこで歌舞伎教室を知り、ゆく事になった。
初代国立劇場さよなら公演
7月 歌舞伎鑑賞教室
演目:解説・歌舞伎のみかた/双蝶々曲輪日記―引窓
料金から高校生は激安価格で高齢化している歌舞伎を見る人を増やそうとする意図が見える。
 実際に上演を見て感じたのは、やはり時代感覚がずれていて、特に親子の情、出世のむなしさ等江戸時代と社会制度の細部を知らないと理解できないと感じる。またまた歌舞伎を見た経験が少ないとおもう。当分はTV歌舞伎で基礎知識増やすしかない。
 本当はテレビで見るより、劇場で見ることが伝統芸術の継続に役に立つと思うようになった。地方は交通費宿泊費のあるからネットで中継し文化センタ-等で見ることが出来ると良い気がする。
コメント
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