年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

祭日連休は必要なのか

2023年07月16日 | 宅老のグチ
京都・鎌倉等の観光地は休日となると、観光客で生活が不便になる。コロナ明けで外国人観光客の増加でさらに促進されていている。
 仕事をしていて特売ほど業務を混乱させたことを知っている。多くのス-パ-の納品業者は通常の倍近く売り上げが伸びるので前準備に残業までして対応する。特売が終わった後に消費者の家に、ス―パ-の倉庫、店頭に残り通常販売価格に戻って売れ行きが落ちる。すると残業までした仕事がきえ残業した以上の賃金が消える。多くの地場の食品会社が特売で低価格で納品して疲弊し会社が消えた。ダイエ―等の大型量販店が低迷したの地場の納入弱小納入業者が消え、特売できる商品が決まった企業だけとなり、特売がマンネリ化したことから消費者に特売の魅力が消えた。コンビニエンスストアには特売が無い。
 祭日等の連休はこれに似ている。準備していても天変地異とか交通事故等に予定していた観光客が来ないこともある。
 もう時代が変わって国民には一定期間休める法律制定の時期が来ている気がする。正月の量販店の休日が増えているがこれは従業員の求人に効果がある気がする。比較的店舗が暇になる2月と8月に休みがあっても全体として仕事の意欲が増す気がする。人生は家を得るだけではない気がする
 最近大型遊園地で休日の混雑時に入場料を値上げするところが出ている。チケットの価格変動がしやすくなったと思われる。混みすぎてアトラクションの待ち時間が増え、すぐに入れるチケットも出来た。平日なら安く早く混んでいないことが知れてきて、顧客も従業員も満足度が増している気がする。
 混雑が予想される時期は高くしても許容される時代となった。年中同一価格は顧客も従業員に対しても不平等と理解するべきである。混んでいる時は高く、暇な時は安くだろう。
 ゴールデンウイークは顧客(観光客)満足度の低い週間と感じる。観光できず道路や駐車場の空き待ち渋滞で時間をつぶす。有給の取りやすい法制度の整備だろう。まだ祭日を増やそうとする議員がいるようだが時代遅れの発想法と思える。それよりはイベント支援だろう。平日でも祭りということで官公庁が休める仕組みが欲しい。日曜だけでないイベントは旅行を長期化させる。桜の開花は日曜だけ咲くことはない。前線の移動と天気予報で出かける。そのための情報入手が今のひとは必要なのだ。隠れ家情報。
コメント
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