年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

家で国会図書館のデジタル本を読む

2023年07月11日 | 宅老のグチ
昨年の4月末に国会図書館カ-ドの再交付を受けて、初めてアクセスした。大正13年の日本缶詰協会の機関誌で今でも発行している缶詰時報が読める。さらに福神漬と検索をかけると、言葉が入っているぺ-ジが出て、印刷ができた。タダ缶詰時報の第一巻から第三巻までが国会図書館では所蔵されていないようだ。
 最初は国会図書館オンラインで利用できる図書館が限定されていて、都立中央図書館で利用した時は見るだけで、その時は缶詰時報が欠けていると見ていた。印刷するには検索しないといけないと感じていた。さらに利用時間制限が30分ということで様子を見ていたがコロナ期間でもオンラインの利用者は増えていると見えなかった。
家で国会図書館の所蔵書が読めると、地方との文化格差が消える。交通費・宿泊費と国会図書館内の本が出て来るまでの待ち時間等が消える。都立中央図書館では15分もあれば出て来るが三宅坂の国会図書館はやはり人も多く、蔵書も多いので最低の時間でも30分は出て来るのを待つ。研究者の図書館だろう。
 缶詰時報の第4巻を呼び出し、福神漬と検索をかけると4ぺ-ジ出てきた。内容を読むと市販された福神漬缶詰の抜き打ちテストで表示と中身があっていないことの原因とお詫び広告だった。今でもあって、大正時代にもすでにお詫び広告があることを知った。福神漬の信用問題は軍需が多く、陸軍御用達というのは一種のブランドだったと思われる。一般人は樽詰めの福神漬の様で昭和の初めの阪急百貨店の食堂で無料で提供されていた多分樽詰めだったと思われる。
コメント
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