久しぶりに横浜にある新聞博物館を訪問した。以前在った新聞記事を検索するところが消えていた。入場券を払い、コピ-もできないという記事図書館があるという。ここで調べて付近の開国資料館の地下の図書室で調べるのがべったら市の資料調査であった。今は新聞業界がデジタルの波に追い込まれて不況業種となったようだ。
漬物のような食品は文芸書にも載ることも少なく、新聞記事が変化の様子を知る手段だった。デジタル時代で広い図書室が必要となるところは管理の問題で消える運命かもしれない。早く調べないと検索にぶつからない限り目的の資料を探せない。偶然の入る余地はデジタル検索のときは少ない。開架図書館で何気なく背表紙を見ていて、ひらめきで読むこともあった。
フェイクニュ-スを見破るには多くの疑問をぶつけるしかない。うその中にも真実が混じっている。今必死に石井研堂の缶詰始まりの文献調査をしている。誤りの多い文献と解りつつあるが真実も混じっていて分別が難しい。