年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

教育論の本から1

2014年07月31日 | 築地市場にて

近代史の中の教育 高橋敏著

どの様な検索からこの本を読むこととなったかは忘れたがこの本には千葉の天保水滸伝の時期の話が出てくる。さらに本の後半には学校教育を2年しか受けていないで作家となった長谷川伸の話が出てくる。

二つのことは何の関連もないように思えるが福神漬のエピソ-ドからは十分に関連がある。福神漬の語り部である鶯亭金升の日記には長谷川伸の序文がある。

 鶯亭の父、長井昌言の知行地が今の船橋、旭市にあり東千葉地区の情報が入っていると思われる。天保年間長井家は火付盗賊改で関東取締出役と情報交流があっても不思議ではない。

 著者の高橋敏には(大原幽学と飯岡助五郎)という本があって天保水滸伝をわかりやすく解説してある。この中での万歳村の勢力富五郎が嘉永2年の小金原のしし狩り警備を利用して自害に追い込まれた。

コメント
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