えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

吉井秀一さん

2011年06月22日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 東日本のみなさん こんにちは

 先日の毎日松江会打ち合わせの際に知り驚きました。毎日新聞神戸支局時代のデスク吉井秀一さんが今年1月にご逝去されていました。この春、毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれたお別れの会には吉井さんを偲んで数百人の方が集まったそうです。

 私が最後に言葉を交わしたのは一年くらい前でしょうか。毎日新聞の先輩からがんの手術をなされたとお聞きし電話しました。留守電でお見舞いした後、すぐに返信がありました。
 「気つこてくれてありがとう。うれしいわ」
 「お元気ですか」
 「まあそこそこな」
 「元気になられたらまた行きましょう」 
 「おう、いつでも声かけて。酒呑まれへんけどな」
 「そうですか。はい」
 その時すでに、もう悪かったんでしょうか。その約束を果たさなかったことを悔みます。

 鬼のデスクと言うより豪放磊落な方。本当は繊細だけど装っていらっしゃったのかも知れませんが。2年間お世話になって、二度だけ怒られました。その一度。

 訂正記事を書かないといけないミスを犯しました。吉井デスク、
 「しゃあない。特ダネで取り返せ」
 しかし、その訂正記事の処理の最中にまたミスをし怒鳴られました。翌日、罰が悪るそうに出勤した私に、
 「まあしゃあない。始末書を書くんは支局長やから支局長だけには詫び入れとけよ」

 上司から部下への命令ではなく、「支局長が始末書を書く」ことさえ知らない後輩への先輩からのアドバイスでした。

 毎日新聞神戸支局では浅沼支局長、吉井デスクに見守られ楽しいひと時を過ごせました。ありがとうございます。

 吉井さんのご冥福を心からお祈りします。

 吉井秀一さん 64歳(よしい・ひでかず=日本高野連理事、元毎日新聞大阪開発社長、元毎日新聞大阪本社総合事業局長)1月19日、肝細胞がんのため死去。葬儀は近親者で済ませた。毎日新聞大阪本社神戸支局次長、西部本社福岡総局次長、大阪本社社会部副部長、和歌山支局長、運動部長、地方部長

 写真はスパイシーから拝借。http://spysee.jp/%E5%90%89%E4%BA%95%E7%A7%80%E4%B8%80/1115347/
 経歴は著名人の訃報関連ニュースなどから。http://fuhou.sblo.jp/article/42987084.html
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