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中村医師のエッセイから考えるアフガニスタンの女性差別

2023年04月29日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 みなさん こんにちは

 故・中村哲医師 の遺志を受け継ぎ、パキスタンとアフガニスタンで医療・灌漑活動を進めているペシャワール会の会報NO.155が先日届きました。1990年に中村医師がしたためエッセイが掲載されていました。
 その中で戦争未亡人への援助をする欧米NGOが襲撃されたことについて、NGO側に悪意はなかったとしながらも、本当に現地住民の立場を理解していただろうかと問いかけます。イスラム社会において女性の問題は極めてデリケートとで(中略)、公衆の面前で男女が抱き合っても平気な西欧人たちが、「未亡人の世話」をするのは、イスラムの風習をかたくなに守り続けるアフガン人にどう映るだろうかと疑問を呈します。そしていかに不合理に見えてもそこにはそこの文化的アイデンティティがあるとし(中略)、性急に自分たちの価値を押し付けるのは間違と指摘していました。
 そして、数十年かかろうと彼らが求める干渉なき平和、村おこし、国土再建を進めていくと。

 今、タリバン政権下のアフガニスタンでは、女性差別政策が続けられています。私はそんな差別政策を続けるタリバンに嫌悪を抱き、速やかに「改善」するよう求める立場です。しかしながら、それぞれの民族にはそれぞれの文化や風習がある中、こちらの「正義」を押し付けることへの躊躇もあります。そんなことを中村医師はどう考えていたのか。このエッセイは私に示唆を与えてくれました。

  以上は、中村医師のエッセーを私が取捨選択してまとめたもので、中村医師の本意から外れているかもしれません。詳細は冒頭写真と以下をご覧ください。
 
 
 

 昨年10月に中村医師とも親交の深かったジャーナリストの西谷文和さんの講演があり、筋違いだけれど、このことについて尋ねたことがありました。その様子は以下をご覧ください。 

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2 コメント

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Unknown (Shintani)
2023-04-30 08:00:48
すごですね。紛争地域やお国事情で過酷な国に自ら乗り込んでがんばられる方々。尊敬します。今私は自身が何をどうすることもできないと言う「自信のなさ」から政治的な姿勢を示すことができない。その前に自分の体調がある、情けなさを感じます。知り合いにも一人、頑張っている人がいます。頭が上がりません。
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RE:Unknown (Shintani)さん (司元)
2023-04-30 08:49:33
コメントありがとうございます。私も一緒です。先ほどもテレビ・サンデーモーニングで外務省を辞めてまでスーダンに残り医療活動を続けてこられた川原尚行医師のことを伝えていました。ほんと頭が下がるし、自分は何やってんだろうと思います。活動をちょっぴり援助したり、広めたり、できることをやっていこうと。 
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