えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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先立たれ夫の意志を継いで反原発を貫いていても「ゴケラク」

2012年03月10日 14時46分18秒 | 災害
 東日本のみなさん こんにちは

 映画「祝いの島」を観てきました。

 山口県上関町・祝島。瀬戸内海有数の漁場に囲まれた自然豊かな島ですが、過疎化が進み人口は約500人、内70%が65歳以上の高齢者です。その対岸4キロに原子力発電所建設の話が持ち上がって30年近く経ちます。約9割の島民がずっと反対運動を続けてきました。
反原発映画と言うよりは、自然豊かな小島のおじいちゃん、おばあちゃん息子・娘、孫、またその子へと連綿と続いてきた住民の生活を追った人間ドキュメンタリーです。島の小学生は今たった3人。原発騒動が舞い込み、千年以上続いてきた島の未来はこれからどう開けていくのでしょうか・・・。

 舞台挨拶した纐纈(はなぶさ)あや監督、とてもお綺麗な方で松たか子さんによく似ていらっしゃいました。監督によると、二年前に完成した当初、上映してくれるところはあまりありませんでしたが、福島第一原発の事故以来たくさん上映してもらえるようになった。複雑な思いで、各地で上映会を続けていると。
  
 この映画に登場する80歳を超えていらっしゃったでしょうかおばあちゃん。先立った夫の遺志を継いで原発建設反対運動を続けていらっしゃいます。月一回の墓参りには家族、親類、友人らのお墓も参るので半日かかると。農業をしながらの1人暮らし。カメラを向けられると「後家楽(ごけらく)、後家楽(ごけらく)」と、満面に笑みを湛えました。

 
コメント
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