社会人になりたてのころ、上司が言った。
「楽しいことなんもないやろ。飯食う時ぐらいちゃうか」
実際、飯を食うのさえ楽しくありませんでした。気晴らしになったのは「寝る」こと。寝て「楽しい夢を見る」のが楽しみでした。
この春就職した娘、そこそこたいへんなようで、「寝ると朝になるから寝たない」と言います。
ついつい自分の若かったころのことを引っ張り出して、おせっかいをやいてしまいます。
彼女なら自分で乗り切るでしょうに。
「楽しいことなんもないやろ。飯食う時ぐらいちゃうか」
実際、飯を食うのさえ楽しくありませんでした。気晴らしになったのは「寝る」こと。寝て「楽しい夢を見る」のが楽しみでした。
この春就職した娘、そこそこたいへんなようで、「寝ると朝になるから寝たない」と言います。
ついつい自分の若かったころのことを引っ張り出して、おせっかいをやいてしまいます。
彼女なら自分で乗り切るでしょうに。