えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

国民の97%が幸せな国

2006年06月24日 22時51分23秒 | 幸せ
 昨日6月23日付け毎日新聞朝刊、「縦並び社会第4部海外の現場から8」。

 人口70万人の王国ブータン。国民の平均年収は日本の約50分の1だが、政府の調査によると国民の97%が「とても幸せ」「幸せ」と答えた。国是はGNP(国民総生産)ならぬGNH(国民総幸福)の追求。医療と教育は無料。
 そのブータンにも急激なグローバリズムと情報化の波が押し寄せ、格差が広がりつつある。
 99年にテレビとインターネットが解禁、子どもはおもちゃを欲しがり、マイカーを望む女性。農家が土地を売って都会に集まり、裕福な家の子女は海外で学ぶ。
 WTO(世界貿易機関)に加盟すれば、私立病院が出来、平等な医療システムも危うくなる。
 
 97%の数字に検証の余地ありとしても、驚異的。そしてその数字が「グローバリズムと情報化」で揺らごうとしている。

 人間の性(さが)と言えばいいのか、歴史の宿命と言えばいいのか。文明とか発展とはこういうことなのか。そして幸せとは。不可思議(思うべからず)だ。

元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(竹林館、岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、近鉄今里駅前・天狗書房、勝山通り・大山書店で絶賛発売中。 

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コメント (2)
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