前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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公務員の新3階建て年金議論、地元行事等

2012年06月08日 | Weblog
 朝一番の会議は、公務員年金・新3階建てに関する議論を行いました。現在被用者年金の一元化法案が国会の審議にかかっておりますが、その法律が施行された場合国会公務員、地方公務員等の職域加算分(いわゆる3階建てのサラリーマンの企業年金部分)をどのようにするか白熱した議論を続けています。消費税の引き上げを国民にお願いするに当たり、官民の格差を是正すべきという思想が根幹にあります。一方、年金制度は公務員の老後の人生設計にも大きく影響するため、情緒的な議論で制度が激変することも躊躇すべきであります。現在民間と公務員の退職金、3階部分の年金の現在価値の合計を比べた場合、約400万円公務員が多いという人事院の調査がありますが、この400万円の格差を解消することを確認しました。この一本線があるので、後は一括の退職金として支給するか、それとも退職金の一部を減らし、厚生年金の上乗せとして3階建てを充実するかといった制度設計の詳細の議論となってきました。この議論を始めて3ヶ月が経ちますが、やっとゴールが見えてきたような気がします。
 午後は、帰福して、九州北部税理士会福岡支部懇親会と北九州市で行われた「いずみひでお」福岡県議会議員のパーティに来賓として出席しました。北九州では、来年早々北九州市議会選挙があるため、多くの市議会議員も参加して有権者にアピールをしていました。国会議員の場合、毎週地元と国会を往復しますが、週末の地元行事の比重も大きく、特に地方自治体選挙、総選挙等と選挙が近づくにつれてその応援もあり、地元の比重が高まります。一方で、円高デフレ株価対策、社会保障・消費税法案審議等必要な政策議論は待ってくれませんので忙しさが増します。