前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

統一地方選後半戦始まる

2011年04月17日 | Weblog
 今日から統一地方選後半戦が始まりました。今日は朝から久留米市議会選挙や大牟田市議会議員選挙の民主党公認、推薦の各候補者の出陣式に出席したり、候補者事務所に激励のために訪問しました。これから1週間の厳しい選挙戦が行われ、来週の日曜日に投開票が行われます。各候補者の健闘を祈ります。

年金基金問題

2011年04月16日 | Weblog
 地元で福岡県タクシー協会と年金基金に関して意見交換をしました。年金基金問題の背景や政府に対する要望をヒアリングすることができ、非常に有益な会合となりました。
 現在608の年金基金が存在しますが、タクシー、トラック、石油販売、建設、繊維産業など業界毎に作られている総合年金基金が制度疲労を起こしています。年金基金制度がスタートした当初の高度成長下の高利回りの資産運用と少数の退職者を多くの現役が支えるという年金構造が前提になっております。そのため90年台以降の日本経済の低成長と低金利、株価低迷という運用環境の変化や少子高齢化や上記の産業の中小企業の厳しい経営環境という外的要因や内的要因の変化に多くの年金基金は適応できないでいます。
 今年1月以降年金基金問題を調べておりますが、来週財政金融委員会で質問の機会があればこの問題を取り上げる予定です。自民党時代に厚生労働省は、この問題を先延ばし、責任逃れをしていた結果かなり深刻な問題になってきているという実感です。おそらく兆円単位の穴が開いており、業界の自己責任だけを主張すれば多くの中小企業の経営圧迫要因になります。この問題は、中小企業政策の観点やタクシー、トラック、石油販売、建設、繊維等の業界の保護と国民生活の利便性の維持という観点から国交省、経産省などの協力を得て厚労省や財務省が本気で解決すべき問題と主張します。

金融商品取引法法案修正

2011年04月15日 | Weblog
 金融商品取引法改正法が、今週参議院先議で参議院財政金融委員会に付託されました。今回の法案改正には、6本の柱があります。株式のライツオファリングの法整備、コミットメントラインの中堅企業への拡大、資産流動化の規制弾力化、英文開示の範囲拡大、未公開株詐欺への対応があります。こららの点は、金融市場の円滑化、震災復旧復興対応、個人投資家保護などの観点から早急に可決させるべき多数の政党で合意があります。しかし6本の柱の最後の点である公認会計士の制度見直しに関して、企業財務会計士の創設など関係者間で調整と合意形成のためにもう少し時間を要する項目があるとの指摘が野党からありました。
 私は参議院財政金融委員会筆頭理事として、政府より提出の法案が最良であるという判断に立ちつつも、公認会計士の制度見直しという項目は、公認会計士の身分や企業の会計制度、経理財務の実務にも大きく影響するという観点から拙速に議論を終結するよりも引き続き超党派の国会議員で議論を継続して、より良いものを作っていくべきだと考えました。そこで今回提出された金融商品取引法改正法から、公認会計士の制度見直しを分離して残りの部分を早急に審議して可決させるべきとの方向で調整を行なっております。
 今週の後半は、この作業に忙殺されましたが、一定の方向を確認できるまでになりました。関係者の皆さんのご理解と協力に感謝します。また分離された公認会計士の制度見直しに関しては、引き続き国会内外で議論して閣法か議員立法かを問わず成案を得て、深刻な問題になりつつある待機合格者の救済と資本市場のインフラとして会計専門家の活用を図って行きたいと思います。

統一地方選挙結果の影響

2011年04月13日 | Weblog
 統一地方選挙結果が、永田町に微妙に影響してきました。震災後与野党一致団結して震災対応を最優先して国会運営を行ってきましたが、今週から委員会運営等で小さな対立が増えてきました。参議院では、与野党で合意していた幾つかの委員会運営が野党第一党の申し入れて反故になりました。私の属する財政金融委員会でも、金融商品取引法の趣旨説明とそれに続く法案審議等が今週行われないことになりました。金融商品取引法と地方自治や地方選挙とは全く関係はありませんが、それでも選挙の勝敗が国会運営に微妙に影響するのが永田町です。
 より一般化すれば、国政選挙は勿論、すべての民主党の候補者の選挙で、それに勝利することが政府与党として政府の運営を円滑化する最良の方法です。その意味では、政治家にとり選挙を通じて知りえる民意は重要な判断材料と言えます。

財金・総務・税制PT合同会議

2011年04月12日 | Weblog
 今日は、財政金融・総務・税制改正PT合同会議が開催され、震災復旧・復興に関連した税制改正の取りまとめのための議論を行いました。前回までの会議の結果を反映した役員会案を提示して議論を深めました。更には、震災関連の寄付金税制の拡張とガソリン税のトリガー条項に関する見直し案等の議論を深めました。被災者の生活に直結するもの、震災から復旧に大きく寄与するものなど多く含まれており、与党らしい真剣な議論が行われました。
 

復興ビジョン・ヒアリング

2011年04月11日 | Weblog
 統一地方選挙の結果を受けた当選お祝いの事務所回りを早朝までしていたので、寝不足による睡魔と闘いながらの一日でした。午後に上京して、民主党災害対策復興ビジョン・チームでの省庁ヒアリングを行いました。総務省、金融庁、農水省、国交省、経産省からそれぞれ第一次補正予算に関連した対策をヒアリングし、与党のとりまとめの参考にしました。
 今日は、東日本大震災の発生から1ヶ月が経ちましたが、政局に大きな変化が生じました。昨日の統一地方選挙の前半戦の結果も大きく影響していますが、野党の政治姿勢に大きな変化が見えてきました。これまで与野党一致団結して震災対策を行うといった姿勢から、政府与党との対決姿勢が前面に出てきたように複数の事象から見受けられます。このことは、これからの一次補正予算や関連税制法案の審議にも大きく影響が出てきそうです。

統一地方選の結果

2011年04月10日 | Weblog
 福岡県議会議員選挙、福岡市議会議員選挙の開票が行われましたが、民主党にとっては全般的には厳しい内容でした。しかし福岡県議会においては、改選前の16議席から20議席と善戦しました。一方福岡市議会においては、新人6人中5人が落選し、現職も3人が落選する厳しい結果となりました。
 うれしいニュースとしては、県議会選挙久留米市選挙区において私の元秘書中村せいじさんが定数5のところを新人ながら上位から3番という好成績で当選を果たしました。久留米市選挙区において初めての民主党公認候補の当選となりました。来週から行われる久留米市議会議員選挙においても、私の秘書であった古賀敏久君の民主党候補として久留米市議会で始めての当選を果たすべく全力で取り組んで行きたいと思います。

民主党復興ビジョン・チーム

2011年04月05日 | Weblog
 民主党災害対策本部復興ビジョン・チームの初会合があり、直島座長以下役員が集まりました。私は、財政金融部門を代表して副座長という立場で参画することになります。このチームは、東日本大震災からの震災地をどのように復興させていくか中長期的な青写真を練っていく予定です。これから毎週二回の会合を行い、ゴールデンウイーク開けには取りまとめを発表する予定です。

統一自治体選挙出陣式

2011年04月01日 | Weblog
 昨日の夜地元に戻り、今日は早朝より福岡県議会候補の出陣式に出席しました。九州新幹線で博多から新鳥栖まで移動し、駅で待っていた秘書の車で高速道路に乗って久留米市田主丸町の会場に行き、その後久留米市の二会場での出陣式に出席しました。
 午後は、新幹線で博多駅に戻り、別の秘書の車で福岡市内の市議会候補、県議会候補の事務所を激励のために回りました。午後5時に数名の候補者が無投票での当選が確定しました。夜は、新幹線で博多、新大牟田間を移動して、大牟田市内で行なわれた集会に応援弁士として出席しました。
 今日一日振り返れば、新幹線と車を駆使してできる限りの集会に顔を出しました。九州新幹線の開通で博多と大牟田、久留米間が格段に便利になりました。また博多、小倉間も新幹線で往復すれば、一日の内に何度も福岡、北九州、久留米、大牟田間を移動することができます。非常に便利になった一方で、福岡県内全域をカバーする参議院議員にとり統一自治体選挙や衆議院選挙の時には益々過密なスケジュールとなることになります。